スイス　ベルナーオーバーランド＆レマン湖畔の旅②　

2017/07/21 - 2017/07/30

～Schynige Platte高山植物園 、First展望台～

2018年、会社の夏休みを利用して、スイスに行ってきました。今回の旅の主題は、ベルナーオーバーランドのハイキング、レマン湖畔のLavaux地区と対岸の仏領Yvoir散策＆ゴールデンパス鉄道の旅。天気に恵まれ（Yvoirは小雨でしたが）、夫婦で楽しんできました。皆さんの旅行記を読んで、参考にさせて頂いた御礼も兼ねて、少し時間は経ちましたが投稿させて頂きます。なお、旅行全体の旅程はその①に示しています。

その②＜旅程＞
7/23　Wengen(WAB)Lauterbrunnen(BOB)Wilderswil (SPB)Schynige Platte （SPB）
Wilderswil (BOB)Grindelwald（FB）First（ハイキング）(FB)Grindelwald(WAB)Wengen（泊）

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ

出発前の週間天気予報では、この日は晴れとのことでしたが、天気の回復が遅れ、朝から曇りがち。Wengenには４泊するので、展望台は天気のいい日にとっておいて、午前は、花を見に行くこととし、Schynige Platte高山植物園に行くことにしました。WengenAlp鉄道(WAB)＆Berner Oberland鉄道(BOB)でLauterbrunnen経由Wilderswilへ。写真はWABの車窓からStaubbach滝と教会のショット。

Wilderswil到着時、Schynige Platte 鉄道(SPB)を見ると既にかなりの人が乗車しており、一本待ちも覚悟しました。乗れない場合は40分待ちですので、少し焦りながら、ホームへ向かい、無事に乗車出来ました。

SPBは急勾配（標高差1400m）をSchynige Platte まで50分強かけて登って行きます。途中、湖が眼下に広がったり、牧場の牛などが出迎えてくれて、車窓は飽きないです。

Schynige Platte山頂駅。高山植物園と言うよりは、高山植物が植えてあるハイキングコースと言った方が適切かも知れません。

列車が駅に到着する時間に、山頂ホテル（駅から100m位のところにある）の玄関前でホルンの生演奏で迎えてくれます。ホルンの試し吹きもやらせてくれます。

花の名前も掲示されているので、ハイキングで出会うだろうく花の参考になると思います。

各花の写真を看板と一緒に撮ろうかと思いましたが、たくさんの種類の花があるのと、ネットでも調べられるので、散策を優先しました。

エーデルワイスも咲いていました。（「エーデルワイスはこっち→」といった看板があります。）その後のハイキングで、また見れるかな？と思いましたが、この花には、結局ここでしか出会えませんでした。

やはり7月は花の季節ですね。エーデルワイス以外にも様々な花が咲いています。

雲が多く展望は残念でしたが、曇りでも可憐な花と遠くに聞こえるカウベル等、まずはスイスに来たなぁ～。それなりに満足出来ます。

午後天気が回復してきたので、BOBでGrindelwaldからFirstへ。GrindelwaldはWengenに比べ山が迫っているとのと賑やかさは違いますね。

駅前のバスに乗り3分ほどでFirst山麓駅に到着。ゴンドラで上り、終点のFirstのクリフウォーキング＆展望台。山頂からのジップラインもあり、Firstは以前に比べかなり観光地化され、ちょっと残念。レストランだけの展望台の方がシンプルで良かった気がします。

FirstからGrosses Scheideggヘ向かうハイキングコース。斜面には色とりどりの花が迎えてくれ、良いシーズンに来たと嬉しくなりました。黄色い花ラヌンクルス･アクリス等が咲き誇り、草原を華やかに色づけています。

途中、野生の狐に遭遇。あまり人間を恐れません。この後、財布を落としたのに気づき慌ててFirstに引き返し、乗り場で尋ねると、Grindelwaldに届いているとのことで、下りのゴンドラに乗車。本日のハイキングは、First周辺往復で打ち止め。

中途半端な時間に下山したため、Grindelwaldの街を散策し。電車から景色を眺めようとWABで帰ることにしました。
天気も回復し、ベルナーオーバーランドの山々が顔を出してくれました

メンリッヘンの山頂は雲がかかっていましたが、Grindelwald 駅からKleine Scheidegg経由でWengenへ。

途中、Grinderuwaldの村を見下ろしながら、Eiger北壁沿いに登って行きます。

今回、JungfrauPassを購入したため、風光明媚なWABが乗り放題で、ちょっと「鉄」が入っているので、列車に乗って車窓を眺めるだけでも満足です。

Kleine Scheidegg到着

雲の切れ間からJungfrau山頂が今回の旅で初お目見えです。

8時前（夕方？）にはすっかり快晴。ホテルAlpenroseのベランダから、Jungfrauは見えませんがBreithorn　(3780m：直訳すると大山)が迎えてくれています。Breithornは、Zermatt側（Valais Alps）の方が有名かも知れませんが、こちらの山容も負けず劣らずと思います。いい形をしていると思いますし、ホテルのベランダから眺められるので愛着がわきました。区別のため、Lauterbrunner　Breithornとも言われるそうです。日本にも○○大山といった山名は、いろんなところにありますよね。

宿の入り口からは、Jungfrauが眺められるので、少し散歩。山容の美しさに暫し「ぼーっ」と眺めてました。

山頂から月が顔を出してくれたのと、Silberhornの純白な山容も良いアクセントだと思います。