クアラルンプール旅行記(ブログ) 一覧に戻る
―DAY1―  6月17日<br /><br />行き先未定で航空券を探していた。<br /><br />地元で行われたテニス・シングルスの公式戦は歯がゆい結果で終わり、<br />勝ち残っていればやってくるはずの次戦予定はポッカリ空白に。<br />仕事の山も越えていたので、空いた日程と心の隙間を埋める格安航空券を探し求めていた。<br /><br />格安航空券、アジア圏での「底値」相場を語るなら、<br />韓国なら2万円以下、香港なら3万以下、シンガ、バンコクの遠方なら4万程度、<br />これはモチロンFSC利用でのオハナシ。<br /><br />LCCの「プロモーション・チケット」や「セールス」となるとこのワクにはまらけど、<br />直前予約となるとLCCにメリットはナシ、FSCに軍配が上がる。<br />同価格なら誰だって荷物超過の心配なく、のんきに飲み物を飲めるFSCに乗りたいよね。<br /><br />それと安いチケットを探したいならまずはその国のフラッグ・シップ(旗艦)=自国便は外すこと。<br /><br />シンガならシンガポール航空(SQ)、バンコクならタイ航空(TG)がこれに当たり、<br />価格は格安航空券の底値から3~5割増しが当たり前。<br />日本発着の場合、ANAやJALがこれに当たるので必然、安いデモノは少ないと思っていいデス。<br />ビジネス・ユーザー向けにいい到着時間をおさえていて、価格設定が高くても払うのは会社なのでね。<br /><br />ハッキリ書いちゃうと「やっすいチケットなんて売らなくてもいいのですよ」というのが航空会社の姿勢。<br /><br />ツアーや格安航空券の客を10人乗せるなら、ビジネスクラス(C席)1人運んだ方が利益率は高いからね。<br />「空気運ぶよりマシ」状態で市場に吐き出されるわけですね、「格安航空券」の類は。<br />なので翼より後ろの席に座ることになったらあきらめてください、オマケの席です、ソコは。<br /><br />「4万円出してタイ」をぶらつくか、はたまた「4万円でシンガ」に里帰りするか、<br />画面をニラミつつ、旅行系サイトを踏み散らかしていると「羽田発4万円」というチケットが目についた。<br /><br />中身は中国国際航空(CA)=エア・チャイナの羽田便、北京乗り継ぎはメンドくさかったが、<br />4万円という価格とCAがスターアライアンス・メンバーであることに気を惹かれた。<br /><br />前述と同じ理由で、ビジネス・ユーザーが多い羽田出発は成田発より必然、値が張るわけですね、<br />都内からの利便性の高さから、成田への交通費を差し引いてもまだ羽田発は高い。<br /><br />重ねて収益に結びつかない格安航空券は「マイル加算率0%」なんてモノが多いのです、<br />ツアーでマイルがつかないのはこのパターン。<br />ところがCAのこのチケットはマイル加算がある、50%加算だがつかないよりはありがたい。<br />かつてユナイテッド航空(UA)やデルタ航空(DL)などは格安チケットでも100%マイルが貯まったので、<br />東海岸往復+アジア往復でもすれば、日本の国内線に換えられるぐらいのマイルが貯まったんですよね。<br /><br />「羽田発ならいいんじゃない」とか「北京乗り継ぎがメンドウ」とかツブヤキながら、<br />旅行会社ごとの価格を見ると3万円台で売っているところがあったので、こいつをクリック&決済完了、<br />こうして366日ぶりのシンガ行きが決定、チケット代金はこんな感じ。<br /><br />航空券代金     :19,000円<br />空港施設使用料  :2,670円<br />海外諸税      :5,870円<br />燃油サーチャージ :3,800円<br />-------------------------------<br />合計      :31,340円<br /><br />シンガ往復で3万円なら上出来、FSCでバゲージも預けられ、マイルも貯まるわけですし。<br /><br />旅を重ねていると「そんなに安いチケットはどこで買うの?」「その値段は片道?」、何回いわれたことか。<br />昨今の航空券に限っていえば、安いものを探す方法はネット一本、店頭販売に安いものナシと言い切っていい。<br />航空会社と旅行会社のサイトをただただ検索するだけ、みなさんスマホ持ちで手軽なはず。<br />ネット販売の普及で最近はウラワザらしいものはなくなりましたしね、難解ではありませんぜ。<br /><br />ちなみに海外航空券においては「片道」は格安航空券の往復とさして値段が変わりませんので、<br />上記質問はナンセンス、留学や駐在者以外は買わないと思われ。<br />ツアーなどでパスポート失くしたり、病気になって帰国日をズラことになると本来の格安航空券は破棄、<br />あらためて買う帰りの片道チケットは確実にツアー代金より高くなりますので、ご注意を。<br /><br />安いチケットを探したいというアナタ、バナーにもあるスカイスキャナーや楽天トラベル、<br />トラベルコ、Yahooなど旅行系サイトで検索し、次のデータを収集していくと安いデモノを掘り起こせるかも。<br /><br />#1 その時期、その月、その曜日の相場を知る。<br /><br />#2 航空会社、便名をチェック(直行便か、マイル貯まるか、時間帯など)。<br /><br />#3 同じ便名でもサイト、旅行会社により価格差があるので、他で検索して比べてみる。<br />   通常、表示の金額は「航空券代金」のみ、そこに「空港使用料」が5千円ほど、<br />   代理店手数料が2~5千円がプラスされるので、かならず「総額」で見ることが大事デス。<br /><br />という感じで行き先の「相場感」を把握、今回は#3の適用で3,98万が3,1万になったんですね。<br /><br />それらに合わせて「ハイシーズン」「連休を外す」こと、<br />この時季は航空会社も旅行会社もまさに「ふっけかけ時」=稼ぎ時なので安くする必要がないのでね。<br />逆を言えば、その時期の前後は値段が落ちるのがマーケットの実情、<br />GWや正月に行きたいなら、連休前に出発とか連休後に帰国とかの工夫をすれば、デモノが見つかります。<br /><br />あとはもうメンドくさがらず、ひたすら検索、なんのためのスマホじゃあ、わたしゃPCだけですぜ。<br /><br />2016/06/17 08:30/11:20 CA184 HND/PEK<br />2016/06/17 15:35/21:40 CA969 PEK/SIN<br />2016/06/27 00:15/05:50 CA970 SIN/PEK<br />2016/06/27 08:20/12:30 CA181 PEK/HND<br /><br />北京乗り継ぎの際には「Priority Pass」でCAの「ファーストクラス・ラウンジ」が使えるので不安ナシ。<br />行きは4時間、帰りは3時間の北京乗り継ぎ、ラウンジで暮らせなければこんなチケット買いませぬ、<br />乗り継ぎ便はただただ疲れるのと時間のロスですので、短期休暇の方にはオススメしませんよお。<br /><br />始発の赤い電車は「羽田空港直通」というシロモノ、座っているだけで空港まで運んでくれる、<br />京急蒲田で向きは変わるけど。<br /><br />ということで3万円のチケットでシンガポール里帰りへの道のり、故郷じゃないけど里帰り。<br /><br /><br />つづきはブログで!<br />シンガポール&KL紀行<br />https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2017-02-01

2016年6月 シンガポール&KL紀行

23いいね!

2016/06/17 - 2016/06/27

1656位(同エリア5593件中)

旅行記グループ シンガポール里帰り

0

119

delfin

delfinさん

―DAY1―  6月17日

行き先未定で航空券を探していた。

地元で行われたテニス・シングルスの公式戦は歯がゆい結果で終わり、
勝ち残っていればやってくるはずの次戦予定はポッカリ空白に。
仕事の山も越えていたので、空いた日程と心の隙間を埋める格安航空券を探し求めていた。

格安航空券、アジア圏での「底値」相場を語るなら、
韓国なら2万円以下、香港なら3万以下、シンガ、バンコクの遠方なら4万程度、
これはモチロンFSC利用でのオハナシ。

LCCの「プロモーション・チケット」や「セールス」となるとこのワクにはまらけど、
直前予約となるとLCCにメリットはナシ、FSCに軍配が上がる。
同価格なら誰だって荷物超過の心配なく、のんきに飲み物を飲めるFSCに乗りたいよね。

それと安いチケットを探したいならまずはその国のフラッグ・シップ(旗艦)=自国便は外すこと。

シンガならシンガポール航空(SQ)、バンコクならタイ航空(TG)がこれに当たり、
価格は格安航空券の底値から3~5割増しが当たり前。
日本発着の場合、ANAやJALがこれに当たるので必然、安いデモノは少ないと思っていいデス。
ビジネス・ユーザー向けにいい到着時間をおさえていて、価格設定が高くても払うのは会社なのでね。

ハッキリ書いちゃうと「やっすいチケットなんて売らなくてもいいのですよ」というのが航空会社の姿勢。

ツアーや格安航空券の客を10人乗せるなら、ビジネスクラス(C席)1人運んだ方が利益率は高いからね。
「空気運ぶよりマシ」状態で市場に吐き出されるわけですね、「格安航空券」の類は。
なので翼より後ろの席に座ることになったらあきらめてください、オマケの席です、ソコは。

「4万円出してタイ」をぶらつくか、はたまた「4万円でシンガ」に里帰りするか、
画面をニラミつつ、旅行系サイトを踏み散らかしていると「羽田発4万円」というチケットが目についた。

中身は中国国際航空(CA)=エア・チャイナの羽田便、北京乗り継ぎはメンドくさかったが、
4万円という価格とCAがスターアライアンス・メンバーであることに気を惹かれた。

前述と同じ理由で、ビジネス・ユーザーが多い羽田出発は成田発より必然、値が張るわけですね、
都内からの利便性の高さから、成田への交通費を差し引いてもまだ羽田発は高い。

重ねて収益に結びつかない格安航空券は「マイル加算率0%」なんてモノが多いのです、
ツアーでマイルがつかないのはこのパターン。
ところがCAのこのチケットはマイル加算がある、50%加算だがつかないよりはありがたい。
かつてユナイテッド航空(UA)やデルタ航空(DL)などは格安チケットでも100%マイルが貯まったので、
東海岸往復+アジア往復でもすれば、日本の国内線に換えられるぐらいのマイルが貯まったんですよね。

「羽田発ならいいんじゃない」とか「北京乗り継ぎがメンドウ」とかツブヤキながら、
旅行会社ごとの価格を見ると3万円台で売っているところがあったので、こいつをクリック&決済完了、
こうして366日ぶりのシンガ行きが決定、チケット代金はこんな感じ。

航空券代金     :19,000円
空港施設使用料  :2,670円
海外諸税      :5,870円
燃油サーチャージ :3,800円
-------------------------------
合計      :31,340円

シンガ往復で3万円なら上出来、FSCでバゲージも預けられ、マイルも貯まるわけですし。

旅を重ねていると「そんなに安いチケットはどこで買うの?」「その値段は片道?」、何回いわれたことか。
昨今の航空券に限っていえば、安いものを探す方法はネット一本、店頭販売に安いものナシと言い切っていい。
航空会社と旅行会社のサイトをただただ検索するだけ、みなさんスマホ持ちで手軽なはず。
ネット販売の普及で最近はウラワザらしいものはなくなりましたしね、難解ではありませんぜ。

ちなみに海外航空券においては「片道」は格安航空券の往復とさして値段が変わりませんので、
上記質問はナンセンス、留学や駐在者以外は買わないと思われ。
ツアーなどでパスポート失くしたり、病気になって帰国日をズラことになると本来の格安航空券は破棄、
あらためて買う帰りの片道チケットは確実にツアー代金より高くなりますので、ご注意を。

安いチケットを探したいというアナタ、バナーにもあるスカイスキャナーや楽天トラベル、
トラベルコ、Yahooなど旅行系サイトで検索し、次のデータを収集していくと安いデモノを掘り起こせるかも。

#1 その時期、その月、その曜日の相場を知る。

#2 航空会社、便名をチェック(直行便か、マイル貯まるか、時間帯など)。

#3 同じ便名でもサイト、旅行会社により価格差があるので、他で検索して比べてみる。
   通常、表示の金額は「航空券代金」のみ、そこに「空港使用料」が5千円ほど、
   代理店手数料が2~5千円がプラスされるので、かならず「総額」で見ることが大事デス。

という感じで行き先の「相場感」を把握、今回は#3の適用で3,98万が3,1万になったんですね。

それらに合わせて「ハイシーズン」「連休を外す」こと、
この時季は航空会社も旅行会社もまさに「ふっけかけ時」=稼ぎ時なので安くする必要がないのでね。
逆を言えば、その時期の前後は値段が落ちるのがマーケットの実情、
GWや正月に行きたいなら、連休前に出発とか連休後に帰国とかの工夫をすれば、デモノが見つかります。

あとはもうメンドくさがらず、ひたすら検索、なんのためのスマホじゃあ、わたしゃPCだけですぜ。

2016/06/17 08:30/11:20 CA184 HND/PEK
2016/06/17 15:35/21:40 CA969 PEK/SIN
2016/06/27 00:15/05:50 CA970 SIN/PEK
2016/06/27 08:20/12:30 CA181 PEK/HND

北京乗り継ぎの際には「Priority Pass」でCAの「ファーストクラス・ラウンジ」が使えるので不安ナシ。
行きは4時間、帰りは3時間の北京乗り継ぎ、ラウンジで暮らせなければこんなチケット買いませぬ、
乗り継ぎ便はただただ疲れるのと時間のロスですので、短期休暇の方にはオススメしませんよお。

始発の赤い電車は「羽田空港直通」というシロモノ、座っているだけで空港まで運んでくれる、
京急蒲田で向きは変わるけど。

ということで3万円のチケットでシンガポール里帰りへの道のり、故郷じゃないけど里帰り。


つづきはブログで!
シンガポール&KL紀行
https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2017-02-01

旅行の満足度
3.5
観光
2.0
ホテル
3.5
グルメ
4.5
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
中国国際航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • HND

    HND

  • PEK

    PEK

  • PEK

    PEK

  • PEK

    PEK

  • PEK

    PEK

  • PEK

    PEK

  • PEK

    PEK

  • PEK

    PEK

  • ボーダー

    ボーダー

  • ボーダー

    ボーダー

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • ラマダン・マーケット

    ラマダン・マーケット

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

  • コナウト・マーケット<br />Pasar Malam Taman Connaught

    コナウト・マーケット
    Pasar Malam Taman Connaught

23いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

マレーシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
マレーシア最安 85円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

マレーシアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP