2019/02/23 - 2019/02/25
1453位(同エリア3730件中)
fatiさん
家族4人で新幹線の宿泊パックを使い、ゆったりスケジュールで京都に行ってみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
いつもはJR東海ツアーズさんのパックを使わせてもらってるのですが、狙っていたホテルがぼやぼやしていたら満室になってしまいました。
色々探して、JTBさんの新幹線パックでは空いていたのでそちらを予約。んー、2泊・のぞみ往復で一人当たり約4万円。朝食付きなので良しとしますか。
さて、東京発は12:00とゆっくりです。 -
去年のイタリア旅行の帰りに食べてかなり美味しかった、今半の牛肉弁当を今回も購入です。
地下のグランスタ、中央付近にあります。肉は薄っぺらいですが黒毛和牛とのこと。玉ねぎと豆腐は薄味になっていて、メリハリはさすが老舗。
これで1,200円位ですので、駅弁としては高くないと思います。 -
2時間ちょっとで京都駅に到着。晴れていますが、肌寒い。2月ですもんね。
しばらくぶりの京都駅です。いつの間にかホームドアが設置されていました。京都駅 駅
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駅構内には生け花が。さすがのセンス。
京都駅 駅
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今回のお宿は、「ハトヤ瑞鳳閣」さんです。
駅から徒歩5分くらいでした。寒くても楽勝ですね。
伊東に行くなら・・・と言ってしまいそうですが、あちらのハトヤさんとは特に関係ないそうです。
こちらの宿を選んだポイントは、なんと温泉がある!こと、4人で泊まれる部屋があることです。
和モダン的な建物でとってもキレイでかっこいいですが、ここが創業の地で何年か前に建て替えしたらしいです。
エントランスは東側と、北側の2か所あります。京湯元 ハトヤ瑞鳳閣 宿・ホテル
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部屋はこんな感じ。とても品が良いです。
窓側のほうに4畳半くらいの畳敷きがあって、そこに布団を敷けば4人寝ることができます。入ったら既に布団が敷いてありました。
私は布団のほうに寝ましたが、「ムアツふとん」的なマットレスで、うすっぺらなのにとても寝心地が良かったです。
部屋の浴室も洗い場のあるタイプだったり、トイレも別の小部屋になっていたりと、色々と細かい設計になっていて、日本のホテルは緻密ですねえ。
テレビが32インチ位で、イマドキの感覚からするとちょっと小さいですね。でもBSもちゃんと映りました。京湯元 ハトヤ瑞鳳閣 宿・ホテル
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ハトヤのゆるキャラ?「はとピョン」です。
オリジナルの落雁がサービスされていました。京湯元 ハトヤ瑞鳳閣 宿・ホテル
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東向きの部屋で、7階です。客室階としては最上階でした。この上は大浴場になっています。
早速8階の大浴場に行ってみました。夜は12時まで、朝は6:30から9時まで入れます。夜と朝の部で、男女入れ替え制です。
午後4時位ですのでガラガラでした。
こんな時間に観光もしないで、温泉に入っているというのが、ガツガツしてなくて良いです。
大浴場も素晴らしくキレイです。それに思ったより広い。浴槽もたっぷり。洗い場も一度に15人位座れます。
露天風呂もありますが、こちらは4人も入ると一杯ですね。目の高さ位まで柵があるので、空しか見えません。
でも、京都駅の近くで本当の温泉で、しかも露天というのはとても贅沢です。京湯元 ハトヤ瑞鳳閣 宿・ホテル
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さて観光はしてません。部屋で一休みして、6時から夕食。
グーグルマップで探しておいた、「こりょうり たか屋」さんです。
駅から徒歩5分で、こんなしゃれた和食屋さんがあるとは! -
店内はカウンターのみ。9席しかありません。
数年前にオープンしたらしくまだそれほどは常連さんがいないのか、1か月前の予約もスムーズに取れました。
夜は予約が無いと、ちょっと無理っぽいです。 -
お酒を頼んだら、どうぞ好きなおちょこで飲んでくださいと、こんなに沢山!楽しい!
カウンター席で緊張するかと思ったら、すっかりリラックスです。
夜のメニューは懐石のみで、4,500円と6,500円の2種類から選べます。
あらかじめ4,500円を女性陣3名、私は6,500円ので予約しておきました。 -
カブが絶妙のやわらかさ。酢味噌もなんとも。
菜っ葉はシャキシャキ、車エビはほくほく。
塗りの器も素晴らしいです。 -
ご主人が皿を置いたとたん、天然の鯛がプルプル震えました!歯ごたえと柔らかさを兼ね備え。
マグロも油もぜんぜんしつこくなくて、口の中でスッと溶けます。
醤油でも、スダチをかけて塩でもいただけます。
温泉旅館の刺身とは違いすぎる! -
続いて椀物です。
サーブ前にご主人がなにやら霧吹きで器に・・・
「お客様が最初に・・・」という意味だそうです。うーん深すぎる。 -
この魚は、七輪であぶってらっしゃいました。ネギにも焦げ目が。
品の良いようでいて、お出汁はしっかりとコクがあってパンチのある味です。
これは一体・・・ -
海苔をまいたサバの押し寿司です。
サバはこってり、どっしり。お酢のツーンとする感じもなくて、もっと沢山食べたい!!!
お皿がちょっとワイルドで、良く合ってます。 -
サワラのフライだそうです。
外はパリッと、中はふわっと。新鮮なので中心部はレアにできるそうです。
タルタルソースと、出汁入りのツユお好きなほうで。
ご主人のお話をよく聞いていないひとがいて、タルタルを単独で食べて「これおいしい!」と。 ←違う違う。 -
こちらも6,500円のコース。山形牛と野菜たち。
ちなみに4,500円のコースでも、〆のご飯を頼まなければ、こちらも食べることができます。
とても小さいですが、しっかりしたお味の肉です。 -
出ました!シメのご飯です。土鍋で炊いて。
店じゅうに幸せの香りが立ち込めました。 -
なんと焼きサバが添えられています。皮が香ばしくて、食べても全然生臭くないです。
お米は長野のものだそうです。さっぱりした味ですね。土鍋で炊くとコメの粒がしっかりしている気がします。
いやー、たか屋さん、大正解。京都に行くたびに予約させていただきます! -
ホテルへの帰り道です。京都タワーがライトアップされています。
熱帯のキノコみたいな色ですね。 -
ハトヤさんの外観です。ちなみに部屋の窓は、どんなにがんばっても開けることはできませんでした。
空調で一定温度にするのが難しくて、その辺りは改善してくれるとありがたいかもです。
大きな通りに面しているわりには、とても静かでした。でも、救急車のサイレンが一晩に何度も聞こえました。消防署が近くにあるのかな。 -
もう翌朝になってしまいました。朝食は7時から。ラストオーダーは9時半です。
和食だけかなと思っていたら、ちょっとしたブッフェコーナーがあって、パン3種類、サラダ、シリアルとヨーグルト、3種類のジュース、それにコーヒーと、それだけでちょっとしたホテルの朝食になってしまうではないですか!
朝食無しで予約しても、1800円で食べられるそうです。これはなかなかオススメです! -
和食のほうも薄味で、でも出汁はしっかり効いていて申し分ありません。お粥も選べるし、おかわりも可能。
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温泉に浸かった湯豆腐です。お肌ツヤツヤの美人豆腐になったかも。
ちなみに2日目は豆乳で煮てありました。他のおかずも微妙に変えてあって、飽きないよう工夫されています。連泊でもOK。 -
では、やっと観光に出発です。もう午前11時ですが。朝風呂も浴びられたし、ゆっくりできました。
大人4人なので、せっかくだし観光タクシーを予約しておきました。
ネットで見つけた「聖観光タクシー」さんにお願いして見ました。
個人タクシーの集まりらしく、5時間で1万8千円です。南方面で、伏見と宇治にしてみました。
ネットには、クルマはクラウンクラスのようにあったのですが、ラッキーにもワンボックスにしていただけました。後ろの席が3人だとキツイかなと心配していましたが。 -
寺田屋さんです。寺田屋騒動と、坂本龍馬襲撃があった所だそうです。歴史は興味がないので、よくわかりません。というか偉い人とか政治とかに興味が無いです。
ちなみに尊敬する昔の人は、伊能忠敬先生と平賀源内先生です。どうでもいいですね。
こちらの案内はタクシーの運転手さんは入れないので、自分たちで見ただけでした。 -
もっと小さな建物かと思っていたら、部屋がいくつもありました。しかも畳が大きい!いわゆる「京間」というやつですかね。
坂本龍馬さんって、なんだか五木ひろしさんにちょっと似てますね。どうでも良いですね。 -
鉄砲玉が当たった跡だそうです。柱を貫通しないなんて、随分と非力な銃ですね。
ちなみにこの建物自体、当時のままかどうかはっきりしないらしいです。 -
ひょうたんの形をした台座に載っていますね。風流と銃、というミスマッチな組み合わせですね。
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坂本龍馬を助けた女中さんが、その直前に入っていたお風呂です。エピソードはともかく、こんなお風呂いいですね! 現代のホテルの部屋にこんなのがあったら素敵かもしれません。
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歴史に興味がないのになぜここに来る? でも、当時の宿って雰囲気いいですね!お寺を見るよりいいかも。
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次に向かうは、同じ伏見にある「大倉記念館」。日本酒の「月桂冠」ブランドの発祥の地だそうです。
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とても広い敷地ですね。こんな広場は何に使っていたのでしょう?
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江戸時代に日本酒造りに使われていた道具たちです。とても重そうで、職人さんは大変でしたね。
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蒸したコメをゴザに広げて麹をまぶして・・・
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デカい樽だ!木の良い香りが酒に移って良かったのかもしれません。
2月の京都は寒いと思って室内メインの見どころにしておいたのですが、今日は季節外れの春のような天気です。こんなことなら大原とかにすれば良かった。 -
入館料は大人400円ですが、記念品としてお酒がもらえます。記念館内のショップで300円で売っていましたので、実質100円で入れたことになります。
試飲ができるコーナーもあるので、ほぼ無料に近いです。
でもこれ、純米吟醸ですよ。あとで飲んだら伏見らしく甘めのコクがある味でした。 -
ショップでは結構な数の日本酒が販売されていました。お酒はまあ、どこでも買えると思ったので、梅酒にしてみました。
これ、梅酒と言っても焼酎に梅を漬けたものじゃなくて、梅そのものを発酵させて造ったそうです。めずらしいですよね? -
お昼はドライバーさんにお任せにしました。1000円もあればお腹いっぱいになるところが近くにあるよ!とのことでしたので、そこにお願いすることに。
空港とかにあるようなカフェテリア方式で好きなものを選べるチェーン店「ザめしや」という所です。この写真で700円位だからいいですね!
・・・って観光に来てこうゆう所で食べる人は少ないかも。店内は地元の人ばかりっぽかったです。 -
味噌煮込みうどんは600円しないです。観光地価格の3分の1くらい?
カフェテリア方式のチェーン店って関東ではあまり見ない気がします。従業員の人もラクだし、全国的に流行るかも。 -
さて本日のメイン、平等院に来ました。昨日よりとても暖かいです。風もないという最高のコンディションですね。
平等院 寺・神社・教会
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おー!とても静かだし、近くに山も川もあって、さすが源氏物語の舞台になった場所ですね。優雅で風流な気持ちになります。
あれ?なぜかドライバーさんは入場料なしで一緒に付いてきてくれました。バッヂをしているとスルーできるようです。なんだかドライバーさんも張り切って説明してくれています。平等院 寺・神社・教会
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貴族の別荘だったところに仏像を置いて、不死を願ったそうです。とても欲張りですね。現代ならビルゲイツさんみたいな人なんでしょうか?
両端にある建物は、実際には繋がっていないんですよ。とのドライバーさんの説明。あ、ホントだ。
このあと、現代的なギャラリーがあって、本堂内部の壁画を再現したのとか、雲に乗った菩薩様(半数だけ本堂に残してある)など、とても美しく展示してあります。
この日は特別?に本堂内部も見ることができました。有名な方が作った菩薩像のやわからなラインが凄かった。補修中とのことでアルミの足場が組まれていたのが少々残念でした。平等院 寺・神社・教会
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平等院の敷地の川側は、こんな遊歩道になってます。宇治川も見えるし、意外と観光の人も少ないし良いです。
宇治は、半日くらいかけてゆっくり見て回っても良かったかもしれません。 -
2月というのに梅が満開です!これから京都も観光シーズンに入りますね。中国の春節も過ぎていたので、一番すいているときに来たかもしれません。
観光タクシー、いいですね。1~2人で行くのだと割高ですが。個人タクシーのI さん、ありがとうございました。地元の人にお話しを伺えるというのも良いです。 -
ホテルには午後4時頃帰って、また温泉に入ってゆっくり、ゆっくりです。中国の若者集団がホテルのロビーにいました。「タイチャンハオ(大家好)!」と話しかけてみたら、反応していた?ようです。
さて夕食に出かけます。これまたグーグルマップで探して席を予約しておいた、西本願寺のすぐ北にある「六堀」という洋食屋さんです。
思っていたより随分とイマドキでセンスの良い内装です。 -
日曜の夕方6時だというのに、店内は他にお客さん1組だけ。観光地に来たとは思えません。
でも30分位したら数組いらして、帰り際に1階に下りたら小さいテーブルに何組もいらっしゃいました。人気店なんでしょうか。
京都って伝統を大事にするようでいて、こんな都会的なお店も多いですよね。そういう所、ちょっとパリに似てます。 -
わーなんですかこれは!豚骨ラーメンかと思いました。スープスパゲッティのはずですが。
魚介系のダシが効いていて、結構パンチがあります。白菜の入ったパスタというのは面白い。 -
なんでも、西本願寺のお坊さんが考えたレシピによるカレーらしいです。600円でトンカツをトッピングしてもらいました。ドイツっぽいキャベツの漬物が載っています。
トンカツはサクサク、量もすごくてお腹パンパンです。
「大人のお子様ランチ」というのがあって、色んなメニューを少しずつというのがあって魅力的だったのですが、きっと食べきれなかったと思います。 -
さて翌日、もう東京駅に到着しました。京都をお昼位に出たので、随分早いですね。女性陣は別ルートで帰宅なのでここでお別れ。
私ひとり新幹線の乗り継ぎまで時間があったので、東京駅前の郵便局複合ビル「KITTE」で時間をつぶすことにしました。
なんですぐ新幹線乗らないかって?「えきねっと」で35%引きの対象になる列車は、夕方発なんですね。(ケチですね) -
6階の庭園に来てみました。うおーなんだここは?東京駅のレールと列車が丸見えではないですか。無料でこんなところに入れるとは。
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座るところもあるし、人もそんなにいないし、穴場かもしれません。トイレもとてもきれいでした。日本はすごいなあ。
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昔の局長室だそうです。飲食禁止ですが、ちょっとした休憩に使えます。
最後までゆったりペースの小旅行でした。
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