【北関東紀行】埼玉・行田市と鴻巣市巡り～オートレストランと塩あんびん編～

2015/03/08 - 2015/03/08

埼玉の北側はほぼ北関東の文化圏です。
郡馬と埼玉をつなぐ行田市にはゼリーフライやいがまんじゅう以外にも強烈なB級グルメが存在し、古墳以外にも歴史を感じるB級スポットがある模様…
それらを調査するにあたって東京都の隣の件とは思えぬ文化を旅してきました。

エリア 行田・羽生・加須(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

今回は行田駅下車からの徒歩で鴻巣駅まで南下するルートを取ろうと思います。行田は遠かった…

駅を出て少し歩くと如何にも地域密着型のお弁当屋さんを発見

じゃぱん亭 行田門井店 グルメ・レストラン

お目当ては行田名物・ゼリーフライ。前回行田に行ったときには見つけるのにとても苦労しましたが今回はあっさりと見つかります。いわゆるおからコロッケ。ソースが効いていて美味い

国道沿いに鴻巣まで11キロくらいの道のりを歩きます。長い旅路になりそうです

車と並んでひたすら歩いていると…前方に何か見えてきました

でました、もはや田舎にしか存在しない特別天然記念物、オートレストランです！
駐車場が広いので閑散としているように見えますが実際は結構車が並んでて、中も割と人が多かったです。
そのためチキンな自分は中の写真を撮ったり、中で食事をとったりはできず、少しだけ中を散策して退散したのでした…

オートレストラン 鉄剣タロー グルメ・レストラン

まあそこは気ままな一人旅(？)なので戦利品は文字通り食べ歩くこととします。先ずはハンバーガー自販機で入手したチーズバーガー。「特製」の文字がそそります。右下に「写真例」と書いてあってあくまでも実物の商品はこの限りではないことを行間に示していくスタイル。というか「写真例」ではなくて「商品例」とかのが正しいのでは？

側面にはなかなかトリッキーな猫型キャラの姿が。髭の生えている位置が割とクレイジーです

合成保存料は一切使用していないところが頼もしい

オープンです。中はとても温められてホカホカです。ホカホカ過ぎて、バンズがふやけているところがあります。その一方で硬いところもあります。ここらへんは自動販売機の限界でしょうか

かなり記憶がおぼろげなのですが、子供のころ通っていたプールにもハンバーガーが出る自動販売機があってそこで食べたバーガーの味を思い出すような、懐かしい安定の味がします。シンプルイズベストなバーガーです

もう一つ。これはトーストです。こちらはアルミホイルに入った状態で自動販売機から出てきます

結構焦げ付いてます。意外と温めてるんですかね

中はシンプルにハム、バター、マヨネーズ、マスタード。普通においしかったです。というかこの組み合わせで不味くなるわけがない

道を歩いているとこのように行田市をアピールする看板があります。この感じ、非常に趣があっていいですね

行田市をアピールするものが奈良の漬物とはこれ如何に（奈良漬＝奈良というわけでもなさそうですが）

そういえば行田駅近くの風月堂でいがまんじゅう(北埼玉名物)を探したときにもう一つ北埼玉名物を発見しました。塩あんびん餅。砂糖を一切使用しない大福です

近くの公園でいただきます

見た目は普通の大福です。信じられないだろ？全く甘くないんだ…（甘じょっぱいとかじゃなくて、ただただしょっぱい）
ひたすらに脳が混乱するしこれはスイーツではないのでカテゴリはなんだんだ？主食？とりあえず、自分は結構好きでした。何ならまた食べたい

のどかな公園だったので花でも愛でることにします。しかしながら花を持ってく人がいるらしく注意喚起の看板が。埼玉、なかなかに治安悪いのだろうか

鳥かごに入った鳥さん発見

そうこうしているうちに鴻巣市に突入。○○の街と主張するスタイルは鴻巣も同様みたいです

お隣の行田は奈良漬の街を自称していましたが鴻巣市も奈良漬を鴻巣の味としています。これは、戦ですね…

鴻巣駅に到着です。オートレストランを経由して15キロ以上もの道のりを歩いてきました。しかしやはり北埼玉は不思議がいっぱいで飽きが来ません。このようなエクストリーム散歩をまたやりたいものです

最後に北埼玉名物のいがまんじゅうを買ったので家に帰ってから食べました。この食べ物、いつ見ても赤飯とまんじゅうという、好き×好きな夢の組み合わせでこんな贅沢して良いの？感があります