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東急世田谷線沿線にはたくさんの歴史遺産や寺社仏閣が点在しています。1日乗り放題切符を購入して、いくつかのスポットに行ってきました。訪れたのは吉田松陰を祀る松陰神社、井伊家の菩提寺・豪徳寺、吉良氏の居館があった世田谷城跡、落ち着きある浄光寺、広大な境内に石柱や緑が植えられた実相院、目青不動尊が祀られる最勝寺などです。世田谷線を乗り降りしながら、のんびりと散策を楽しみました。

東急世田谷線沿線散歩

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2019/02/17 - 2019/02/17

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旅行記グループ 世田谷区の旅行記

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ぷーちゃんさん

東急世田谷線沿線にはたくさんの歴史遺産や寺社仏閣が点在しています。1日乗り放題切符を購入して、いくつかのスポットに行ってきました。訪れたのは吉田松陰を祀る松陰神社、井伊家の菩提寺・豪徳寺、吉良氏の居館があった世田谷城跡、落ち着きある浄光寺、広大な境内に石柱や緑が植えられた実相院、目青不動尊が祀られる最勝寺などです。世田谷線を乗り降りしながら、のんびりと散策を楽しみました。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩

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  • 渋谷駅で世田谷線と東急全線が1日乗り放題のワンデーオープンチケット(660円)を購入し散策開始。<br />ちなみに世田谷線の運賃は均一150円です。

    渋谷駅で世田谷線と東急全線が1日乗り放題のワンデーオープンチケット(660円)を購入し散策開始。
    ちなみに世田谷線の運賃は均一150円です。

  • 三軒茶屋から松陰神社前まで乗車。<br />駅から5分ほどのところに建つ松陰神社へ向かいました。

    三軒茶屋から松陰神社前まで乗車。
    駅から5分ほどのところに建つ松陰神社へ向かいました。

  • 神社奥に眠る幕末の思想家・吉田松陰の墓。<br />境内には吉田松陰の像や、門下生だった伊藤博文や桂太郎、乃木希典などが奉納した大きな石燈籠も建っています。

    神社奥に眠る幕末の思想家・吉田松陰の墓。
    境内には吉田松陰の像や、門下生だった伊藤博文や桂太郎、乃木希典などが奉納した大きな石燈籠も建っています。

  • 教育者でもある吉田松陰にあやかりたいということから、合格祈願の絵馬が数多く掛かっていました。<br />写真はおみくじ掛けに結ばれたおみくじです。<br />不思議な色のおみくじでした。<br />

    教育者でもある吉田松陰にあやかりたいということから、合格祈願の絵馬が数多く掛かっていました。
    写真はおみくじ掛けに結ばれたおみくじです。
    不思議な色のおみくじでした。

  • 松陰神社隣に広がる若林公園。<br />児童遊園には児童遊具と健康器具が設置され、広場には大木が茂っていました。<br />ベンチもあり、心落ち着く公園です。

    松陰神社隣に広がる若林公園。
    児童遊園には児童遊具と健康器具が設置され、広場には大木が茂っていました。
    ベンチもあり、心落ち着く公園です。

  • 公園の一角には、首相や陸軍大臣などを歴任した桂太郎の墓が建っています。吉田松陰を敬愛し、松陰神社に隣接した地に葬るようにという遺言に従って、現在の地に眠っています。

    公園の一角には、首相や陸軍大臣などを歴任した桂太郎の墓が建っています。吉田松陰を敬愛し、松陰神社に隣接した地に葬るようにという遺言に従って、現在の地に眠っています。

  • 豪徳寺参道。<br />松並木が大変美しい参道です。<br />江戸時代、彦根藩の所領地だったことから、藩主・井伊家の江戸菩提寺になりました。

    豪徳寺参道。
    松並木が大変美しい参道です。
    江戸時代、彦根藩の所領地だったことから、藩主・井伊家の江戸菩提寺になりました。

  • 境内には十二支の彫り物に招き猫が飾られた三重塔や、1679年に制作された梵鐘、招き猫伝説が残る招福殿などの見どころがあります。

    境内には十二支の彫り物に招き猫が飾られた三重塔や、1679年に制作された梵鐘、招き猫伝説が残る招福殿などの見どころがあります。

  • 彦根藩藩主・直孝が鷹狩りの際に、住職の愛猫・たまの招きで落雷を免れたという伝説が残っていることから、祈願に訪れ、招き猫を奉納する人が多く見られました。<br />最近は外国人の参拝客も多いそうです。

    彦根藩藩主・直孝が鷹狩りの際に、住職の愛猫・たまの招きで落雷を免れたという伝説が残っていることから、祈願に訪れ、招き猫を奉納する人が多く見られました。
    最近は外国人の参拝客も多いそうです。

  • 寺の奥に造られている井伊家墓所。<br />とても広いです。

    寺の奥に造られている井伊家墓所。
    とても広いです。

  • 幕末の大老・井伊直弼の墓。<br />墓所内には豪徳寺開基・2代目藩主・直孝をはじめ、藩主の正室など多くの墓が並んでいました。

    幕末の大老・井伊直弼の墓。
    墓所内には豪徳寺開基・2代目藩主・直孝をはじめ、藩主の正室など多くの墓が並んでいました。

  • 春の訪れを告げる紅梅も満開でした。

    春の訪れを告げる紅梅も満開でした。

  • 山門手前には白梅も咲いていました。

    山門手前には白梅も咲いていました。

  • 豪徳寺から150mほど離れたところに残る世田谷城跡。<br />現在は小高い丘に木々が植えられた公園になっていますが、14世紀後半から16世紀後半にかけては、現在の世田谷周辺を治めていた吉良氏の住居があったようです。現在も堀や土塁、石垣、郭などが残っています。

    豪徳寺から150mほど離れたところに残る世田谷城跡。
    現在は小高い丘に木々が植えられた公園になっていますが、14世紀後半から16世紀後半にかけては、現在の世田谷周辺を治めていた吉良氏の住居があったようです。現在も堀や土塁、石垣、郭などが残っています。

  • 14世紀後半から16世紀後半にかけて現在の世田谷地域を支配していた吉良氏の菩提寺・勝光寺。静かな住宅地の中に建っていて、モウソウチクがたくさん植えられた立派な竹林があります。<br />吉良氏の墓所には40近くの墓石が残っています。

    14世紀後半から16世紀後半にかけて現在の世田谷地域を支配していた吉良氏の菩提寺・勝光寺。静かな住宅地の中に建っていて、モウソウチクがたくさん植えられた立派な竹林があります。
    吉良氏の墓所には40近くの墓石が残っています。

  • 吉良氏の墓所には40近くの墓石が残っています。

    吉良氏の墓所には40近くの墓石が残っています。

  • 世田谷線・宮の坂駅から上町駅に移動。<br />ボロ市通りに残る代官屋敷横の路地を入ったところに建つ世田谷区郷土資料館。<br />世田谷区の歴史を知り、貴重な文化財を見ることができました。<br />

    世田谷線・宮の坂駅から上町駅に移動。
    ボロ市通りに残る代官屋敷横の路地を入ったところに建つ世田谷区郷土資料館。
    世田谷区の歴史を知り、貴重な文化財を見ることができました。

  • 資料館から30mほどのところに建つ浄光寺。<br />大きなイチョウや3mほどの常夜灯、広い境内に造られた石庭などの見どころがあります。

    資料館から30mほどのところに建つ浄光寺。
    大きなイチョウや3mほどの常夜灯、広い境内に造られた石庭などの見どころがあります。

  • 徳川家康が江戸入府後、世田谷城主だった吉良氏が千葉から世田谷に戻ったところ、城は廃城となり、実相院に閑居。<br />

    徳川家康が江戸入府後、世田谷城主だった吉良氏が千葉から世田谷に戻ったところ、城は廃城となり、実相院に閑居。

  • 家光から朱印地を賜ったこともあり、境内は広大で、大きな石の庭園や石柱を並べた庭園など、境内すべてが緑に覆われている、素晴らしく整えられた寺です。<br />京都にあったら、間違いなく観光寺院になると思われる寺です。<br />もちろん無料で参拝できるので、世田谷線沿線を訪れた時はぜひ訪問してほしい寺です。

    家光から朱印地を賜ったこともあり、境内は広大で、大きな石の庭園や石柱を並べた庭園など、境内すべてが緑に覆われている、素晴らしく整えられた寺です。
    京都にあったら、間違いなく観光寺院になると思われる寺です。
    もちろん無料で参拝できるので、世田谷線沿線を訪れた時はぜひ訪問してほしい寺です。

  • このような庭園が境内の数か所に造られています。

    このような庭園が境内の数か所に造られています。

  • 上町駅から西太子堂駅に移動。<br />駅から3分ほど、東京五色不動の一つ・目青不動が祀られている最勝寺(教学院)を参拝しました。<br />三軒茶屋駅から歩いても2分ほどのところに建っています。<br />

    上町駅から西太子堂駅に移動。
    駅から3分ほど、東京五色不動の一つ・目青不動が祀られている最勝寺(教学院)を参拝しました。
    三軒茶屋駅から歩いても2分ほどのところに建っています。

  • 三軒茶屋に戻り最後に訪れたのは、世田谷通りと246号線が分かれる角に立つ大山道の道標。薄黒く文字も読みにくくなった歴史を感じる石碑です。江戸時代に盛んになった大山詣りの案内のために建てられた道標の一つです。道標には左相州通、右富士通、此方・二子通などの文字が刻まれています。江戸時代、この道標を頼りに多くの人が大山詣りをしたと思うと感慨深かったです。

    三軒茶屋に戻り最後に訪れたのは、世田谷通りと246号線が分かれる角に立つ大山道の道標。薄黒く文字も読みにくくなった歴史を感じる石碑です。江戸時代に盛んになった大山詣りの案内のために建てられた道標の一つです。道標には左相州通、右富士通、此方・二子通などの文字が刻まれています。江戸時代、この道標を頼りに多くの人が大山詣りをしたと思うと感慨深かったです。

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