シニア夫婦のスペイン旅行－最終　マドリード編２

2018/11/25 - 2018/12/07

シニア夫婦ののんびり旅行です。秋にヨーロッパ、春にアジアというのが、ここ３年でパターン化してきました。
もう最終日が近いです、何事もなく無事に帰れそうです。
ツアーは効率も良いし手配もしてくれるのですが、自由気ままにしたいので個人手配で旅しています。
安いビジネスクラスやプレエコのチケットを見つけて、老体をいたわりつつの旅です。
グルメは縁がなく、地元の人が行くような気軽なお店で食事、言葉は分からなくても指差しで何とかなるもんです。
時には失敗もありますが、それも旅の醍醐味と思っています。
スペインはともに初めて、マドリードの情熱的なフラメンコやプラド美術館、タパスを食べるのが楽しみでやってきました。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はプラド美術館に地下鉄で行きました。
予約はしないで当日のチケットを購入、列に人は並んでいたが直ぐに入場できました。
入場料は、シニアだったので2名で１５ユーロ。
パスポートを見せて年齢確認をしてました、セキュリティチェックを経て入場。
とにかく広い、展示物が多い。
撮影可能な場所や展示室もありますが、多くないです。
館内にはカフェがあるので疲れて小休止したり。

プラド美術館 博物館・美術館・ギャラリー

休憩も入れると4時間近くはプラド美術館にいた感じ、疲れます。
美術館を出ると目の前には、サン ヘロニモエル レアル教会があります。

ゴシック様式の美しい教会。
14時近いので、ホテルまで戻りながらホテルそばのＫＦＣでフライドポテト、バーガー、チキン3個で昼食をとる。これで充分過ぎる位のボリュームでした
ホテルに戻り冷蔵庫のビールを飲んだら眠くなってきたので、少し昼寝。

サン ヘロニモ エル レアル教会 寺院・教会

1時間ほどの昼寝から起きて、フラメンコを見にホテルの近くのトーレス・ベルハメスまで行きました。
昨日、様子を見に行った際に予約は無くても18時に来ればＯＫと言われた。
しかし18時に行くが開いていない。同じような人が数名待っているので一緒に待つ事に。
30分遅れで開店、入り口で人数を伝えてテーブルに案内してもらう。
タパスのコースで、1人５０ユーロ。飲み物付き。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

舞台の下手（？？）のテーブル、
前には欧米の老夫婦、鑑賞の邪魔にならないように席に座ってくれる、マナーが良いですね(´・?・｀)
ショーは19時開始、ウェイターが飲み物を聞きに来てくれる。
タパスも小皿ではなくて一つの皿に盛ってくる。
狭いので仕方がないか。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

舞台の正面には、大陸からの団体客がいる。
席としては一番良い席なのでしょうね。
店内はアルハンブラ宮殿を思い出す幾何学文様で装飾されています。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

19時になったら開始です、最初はベテランらしき女性のフラメンコ。
この方、いわゆる前座の様で・・・10分足らずで終わるとチームが入場してきました。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

チーム（？）は女性2名、男性1名で出て来た。
こちらが本命のようだ、最初は一人づつのフランメンコを見せてくれる。
舞台を靴で激しく踏みつける音が響く。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

楽器はギターとボーカル（？）。
高い声で歌っていく、手の叩き方に特徴がある、パンッといい音がする。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

もう一人の女性、こちらの方がベテランか。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

この女性の出番が多い、やはり人気のある踊り子なんだろうか。
切れの良い踊り方で素人目にも上手だなとおもう。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

フラメンコなんて・・・てな気持ちで来たが、情熱的なパフォーマンスに圧倒される。やっぱり本場のフラメンコは違う、激しくて旋律が切ない。
観客は観光客ばかりでなく、地元の人も少しいた。
半分は大陸からの団体客、踊りの合間にお喋りがうるさくて何回も「シー」と注意されていた。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

やっと男性の出番。
フラメンコはやはり女性の踊りが良い、情熱的な感じが良く出ている。
早い時間のショーだったので8時半に終了しました。
開始はルーズだったけど終了はきっちりしてました。

トーレス ベルメハス 劇場・ホール・ショー

明日の午前便で香港経由で帰国するので、今日（12月5日）は実質最終日、
地下鉄の駅に向かいながら、１ユーロでコーヒーを買う。
目を覚まして駅に向かう。
MEXICANAと、書いてあるのでメキシコのコーヒーなんでしょうね。

娘から頼まれたチョコレートの「カカオ　サンパカ」に行く。
地下鉄のアロンソマルティネス駅から歩いて直ぐでした.
商店街というよりもダウンタウン（オフィス街）みたいなところにあった。
色々な種類のチョコレートがあって選べない。
1個、１ユーロ位。

カカオ サンパカ （マドリード店） 専門店

結局、１6個のセットのものが何種類か展示されているので、その中から選んで買う事にしました。
これはナッツ系のセット、４種類で４個づつ入っている。
他に2個、違う種類のボックスを購入しました。
勿論、１個づつ好みで選んでボックスに入れてもらうのも可能。

カカオ サンパカ （マドリード店） 専門店

ランチを取りにサン・ミゲル市場に行きました。
マヨ―ル広場の近くです。
外観はこんな感じで市場というよりはショッピングモールのようです。

サン ミゲル市場 市場

丁度ランチタイムだったせいか混んでいます。
まずは何があるかをと、お店を見て回ります。

サン ミゲル市場 市場

これはロール巻き（？）
野菜系と肉系があるみたいです。

サン ミゲル市場 市場

コロッケですね、まん丸ですけど。
1.5ユーロで安いと思うけど、日本円だと200円位です（1ユール135円で換算してます）
でも美味しそうなので2個買いました。
この後も3種類買って席を確保してくれている妻のところに行きます。
そして、また飲みものを買いに・・・慌ただしいですね。
日本だとフードコートのようなイメージです。
席の確保が大変です。

サン ミゲル市場 市場

マヨ―ル通りからマヨール広場に入る時のアーケードです。

マヨール広場 広場・公園

カサ・デ・パナデリアと呼ばれる建物が見えます。

マヨール広場 広場・公園

広場にはこんな感じでお店が沢山出ています。
かつて（１５世紀）は、トレド、アトーチャへの道路がいくつも交差して市がたって賑やかだった名残でしょうか。

マヨール広場 広場・公園

お店はクリスマス用品など店が多かったです。
夜の方が美しいと聞いたので夜にまた出直します。

マヨール広場 広場・公園

マヨ―ル広場を出たら通りの向こうにスペインの伝統的なお菓子「トゥロン」のお店がありましら。
Vicensというお店で、店員が試食もさせてくれます。
すごくあまいかと思ったらそうでもない、柔らかくてヌガーのようでアーモンド味です。
「トゥロン」はアーモンド、砂糖、卵白で作られた、スペインの伝統的なクリスマスのお菓子だそうです。

これを自宅用に購入、お土産用は箱に入っているものを別に購入しました。
で売っていました。

柔らかくてヌガーのようです。
歯に挟まるようなことはないので安心して食べられます。

マヨ―ル広場の見学が終わって夕食のお店を探していると、１階が生ハム売り場で混んでいるお店があります。
２階がレストランで広いです、ここで食事をする事にしました。
メニューを見たらとてもお安いです、生ハムを頼んだら美味しい。
ワインを頼んだらボトルで来た５ユーロなのでグラスだと思ったのに・・・
グラスでの提供は無いと言われた。他に魚のフライ、ポテト、カラマリ等を注文。
ワインは殆ど残った、会計したらウェイトレスに持って帰ればと言われました。
それ程のワインでもないので隣のテーブルの夫婦にあげたら喜ばれました。
生ハム博物館という場所と後で知りました。

暗くなってからマヨ―ル広場に戻ると、広場の中央のクリスマスツリーが点灯されていました。

マヨール広場 広場・公園

カサ・デ・パナデリアにも明かりが入って美しいです。

マヨール広場 広場・公園

マヨール広場の大道芸人です。
乗るまでの前振りがメッチャ長いです。
こっちの人は気にならないらしく笑って見てました。

マヨール広場 広場・公園

騎馬警官が出ていました。
みんな平気で寄っていって話しかけています。
スペインの警官はフレンドリーです。

マヨール広場 広場・公園

ホテルから近い、地下鉄Callao（カリャオ）駅のそばのデパートの上階はフードコートになっています。
Okasanは日本食の店ですが、うどんや丼物がありました。
迷ったら、このデパートで食べれば何とかなります。
地下はスーパーマーケットでお土産はここで買う事が出来ます。
流石にオリーブオイルはいっぱいありました。高級そうでも瓶ではなく缶入りものがあったのでお土産用に買いました。
スーツケースの中で割れないので助かりますね。

ホテルに帰る通りには光のアーケードが出来ていました。
今日は水曜日ですが夜遅くまで人が沢山出ています。
スペインの人は夜型ですね。
さぁ、今夜はパッキングです！

今日は帰国の日です。
ホテルに最上階に行って街をのぞんで出発です。
タクシーはホテルの前で（フロントのおじちゃんが）拾ってくれて、空港まで定額制で３０ユーロです。
２０分くらいで着きました。
これで帰国です、ホッとするのと名残惜しいのと・・・いつも同じ思いになります。