シニア夫婦のスペイン旅行－２　バルセロナ編

2018/11/25 - 2018/12/07

６５歳で仕事を引退して３年、夫婦でのんびりと海外旅行に行き出した。
ポルトガル、イタリア、フランス、アジア等に足を伸ばして、今回は妻の強い希望でスペイン旅行を計画した。
旅行はいつも個人手配、自由気まま、疲れたらホテルで休憩したりと老身をいたわりつつ旅してます。
何といってもサグラダファミアリアを見たい！　妻の一言でスペイン行きを計画。
サグラダファミリア、ピカソ美術館、モンジュイックの丘、ガウディの作品を見て回る。
食事はタパスが美味しい、小皿料理なのでお腹と相談しながら頼めるのが良い。
イカやタコを食べるので日本人の口にも合いますし、ワインが美味しい。
治安の心配、特にスリや置き引きには気を使いました。思ったより治安は良い感じでした。
地下鉄や人混みでは、周囲やバッグに気を使っていたのが良かったのかもしれません。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

バルセロナ空港には定刻到着（月曜日朝７時１５分）。
イミグレは係員が少ないので混んで列が出来ている。
夫婦なので二人でイミグレに行ったら「こんにちは」、愛想がいいです。
すぐに通過、列が出来ていたのはアジア系の人が長い時間質問されていて、イミグレの３つの窓口の１つが全く使えなかったためでした。
タクシーを使わずに空港バス（エアロブス、Aerobus）を使いました。
乗り場は案内表示のBUSを頼りに行くと見つかります。
ブルーのバスです。カタルーニャ広場まで行きます。
途中で数か所停車してました。
列に並ぶと係員がチケットのチェックにくるので、持っていなければこの時に買います。
一人、5.9ユーロです。カードでも買えます、携帯型のカード決済器を持ってました。
荷物は自分で入れる、乗車人数は数えているので必ず座れます。
8時半ころの出発でしたがカタルーニャ広場まで３０分くらいかかりました。

カタルーニャ広場からホテルまでは５分くらいですが、最初は方向を確認しながらで１０分かかりました。
ホテルはH10 Universitat Hotelでウニベルシタット通りに面していて、地下鉄の駅にも近くて便利でした。
１４時からのチェックインなので、まだ５時間弱ありますので荷物を預けて市内探索に出かけます。

H10 ウニベルシタット ホテル ホテル

その前に地図の確認も兼ねてホテルの隣にあるカフェに入りました。
全く英語が通じない（喋れるけど喋らない？）、ガーン。
これからどうしよう・・・不安。
何とか飲み物とパンを注文してテーブルに座れました。

地元の人はカウンターでピンチョスやパンを食べながら楽しそうです。

カフェを出てグラシア通りを１０分ほど歩くとカサ・バトリュの前に来ました。
チケット売り場の前には短い行列が出来ています。
今日は外から見学するだけです。
初めてのガウディ作品です。チケットは24.5ですがシニアだと21.5です。

また5分も歩かない内に、またもガウディの建築に出会いました。
カサ・ミラです、有名ですね。
建築当初は醜悪な建物と言われたらしいですが。
屋上には有名なオブジェがありますね。

大きな建物で、そばに行くと見上げるような感じです。
今日はある場所と外観を確認するだけです。
チケット売り場は並んでいないので当日でも大丈夫のようです。

屋根の上部では修理なのか掃除なのか、人がいました。
何か小人が遊んでいるようにも見えます。

疲れてきたし、そろそろホテルの部屋も準備出来ているだろうとホテルに向かいました。
その戻る途中で通りの車が通行禁止なって、パトカー、装甲車、軍人、武装警官の姿が多くなってきた。
テロ？！と不安に思ったらデモ隊が通るので交通整理していたのです。
何のデモかはわかりません。

これは通りすがりのTXAPELA（チャペラ）というレストランの看板、メニューが載っています。
日本の回転寿司みたい。勿論回転してませんし、テーブルがちゃんとあります。
リーズナブルなカジュアルなお店です、今回は行く機会がありませんでした。
カタルーニャ広場のすぐそばにあります。

チャペラ 地元の料理

ホテルに帰る途中でトイレに行きたくなりました。
こんな時に頼りになるのはマクドナルドです。
コーヒーを買ってトイレの鍵か暗証番号を入手するのが手っ取り早い。
暗証番号はレシートに書かれていることが多いです。
しかし、入ったマクドナルドは鍵はないよ、と言われたので、有り難く無償で使用させてもらいました。後でマックには行ったので許してね。
綺麗に掃除されていましたが、便器の位置が高い！！
私の身長は１６０ｃｍです(ﾉ_-｡)

トイレの鏡にはこんな字が書かれていました。
月曜日を怖がるな・・・何のこっちゃ・・

部屋は2階、スペインでは1階と表示されます、ベランダ付き（でも狭いので外には出れません）。
清潔で気持ちの良い部屋です。
ベランダの真下がバス停になっていましたが騒音は気になりませんでした。
窓が2重になっていました。

H10 ウニベルシタット ホテル ホテル

ホテルは4つ星だったせいか、ミネラルウォーターは２本毎日補充してくれました。
ネスプレッソが置いてあってカプセルは、普通のとディカフェが２つづつ、これも毎日補充してくれました。
ティーバッグもあるので助かりました。
勿論、冷蔵庫にはミニバーがあります。

H10 ウニベルシタット ホテル ホテル

窓を開けるとウニベルシタット通りがすぐ見えます。
手間の黄色いのはバスです。
ホテルの前がバス停なんですが、騒音対策は2重窓で完璧でした。

H10 ウニベルシタット ホテル ホテル

ホテルのハンガーは盗難防止のためか変わった形状ですので洗濯物を干すのに不便です。
いつもはS字フックを持参するのですが、今回は100均で買った、折りたためるS字フックを持参しました。便利ですね。無印良品にも同様のものが販売されています。

H10 ウニベルシタット ホテル ホテル

ホテルで休んでから、夕方でイルミネーションの綺麗な街を散策がてら夕食のお店を探します。
美味しいと聞いたお店に来ました。
ビニトゥスというタパスのお店です。
予約無し行きましたが、時間が早いせいか（１８時半）幸いにも席がありました。

ビニトゥス 地元の料理

カラマリ、生ハムとフライドポテト。
生ハムが美味しい！本当に美味しい、日本ではなかなか食べられませんが。
カラマリは新鮮なイカで甘みがあり柔らかで美味しかった。

ビニトゥス 地元の料理

スパニッシュオムレツです、これは旨い。
固さも丁度よくて、中の具もジャガイモ、玉ねぎと素朴な感じです。
たまごの味がしっかりとしているせいかケチャップ不要でした。
結構塩味が利いています。
３品注文して、ワインを２杯、ソフトドリンクで３８ユーロ（２名です）。

ビニトゥス 地元の料理

我々にはカウンターはハードルが高いのでテーブル席に座りました。
カウンターには地元の人でしょうか、慣れた感じで座って食事を楽しんでいます。
こういうお店、日本にないですかね。
滞在中に２回行きました、最初の時は英語で話したせいかアジア人の多いテーブル（韓国と中国）に案内されました。
２回目はスペイン語で、挨拶と「２人です」と言ったせいか案内されたテーブルは現地の人ばかり。
おかげで、現地人のテーブルのあれが良い！、と店員さんに小声でお願いしたり出来ました。とても美味しく頂きました。
やはり簡単な言葉でも現地の言葉を覚えるのは良いですね。

ビニトゥス 地元の料理

ホテルに帰ったらドット疲れが・・・
バッグの大事なものを確認してからシャワーを浴びて、歯を磨いたらベッドに直行です。
１日目にしては濃密でした。
地下鉄の回数券を買いました。
１００均のパスケース、チェーンで持ち歩いています。
カードはしっかりと秘密の場所に格納してあります。

H10 ウニベルシタット ホテル ホテル

今回も昨年のパリで使った英国の格安キャリアのThreeです。
私が３GB、妻が１GBを各々のスマホに実装します。
二人ともDSDSなので、元のSIMはそのままです。
離れた時にはLINEで電話が出来るので便利でした。
１０日間でしたが、容量もスピードも接続も問題ありませんでした。
日本で購入していくので、出発前に設定確認が出来、現地に着いたらすぐに使えますので便利です。
１GBは1,060円、３GBは1,930円でした。

いつもの4千円で買ったデジタル時計のバンドが切れたので旅行の少し前に購入しました。
勿論ワールド時計が付いていますし、方位、高度、温度、気圧などが分かります。
針は現地時間で、デジタル部分はホームタウン（日本時間）を表示します。
ｐ１：０３HTは、午後１時３分、ホームタウン＝東京の意味です。
本当は登山用にと思って購入したのですが、旅行中は方角や自宅の時刻などが分かり、とても便利でした。
CASIO製でも、さすがにこれは4千円では買えませんでした。

この旅行記へのコメント （1）

• viento-vientoさん 2018/12/23 20:11:52

  楽しそうですね！

  夫婦水入らずのご旅行、楽しそうですね。来年2月に初めてバルセロナを家族で訪れる予定で、とっても参考になりました。
  ちなみに、トイレの鏡に書かれた言葉の意味は、「月曜日を恐れるな。月曜日も君を恐れているのだから。。。」(ちょっと意訳)です。ご参考まで。