2018/12/30 - 2018/12/30
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Tokyo 634さん
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※タイトル写真は、新型の小田急ロマンスカーGSEです。VSEではありません。
ご覧いただきありがとうございます。
年末に帰省した際に、念願のVSEに乗車して来ました。
VSE乗車だけではなく、所々寄り道もして来たので、ものすごく時間がかかりました。
それでは、どうぞー!
--------乗りつぶし備忘録---------
今回完乗した路線。
1.大雄山線 小田原→大雄山 (全線)
2.箱根登山鉄道線 小田原→箱根湯本
3.小田急小田原線 小田原→新宿 (全線)
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おはようございます。
ここは、静岡県富士市の吉原駅。
いつもスタートする富士駅の1つ隣の東海道線の駅です。
今回はここから東京を目指します。吉原駅 駅
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朝焼けに染まる富士山が素敵です・・・
旅立ちにふさわしい天気ですね~ -
乗車するのはいつもの211系。
熱海行ですが、終点まで乗らず、途中の沼津で降ります。 -
沼津駅です。沼津は漁港の街として有名で、海鮮類がとても美味しいですよ~
最近では某アニメの聖地として、うまくファンの方を取り込もうと町興しをしています。
沼津駅には東海道線と御殿場線が乗り入れていますが、御殿場線に乗り換える為に沼津駅で降りたわけではありません。 -
東海道線の普通上野行きに乗ります。
沼津駅はJR東海の管内ですが、朝夕を中心にJR東日本のエリアから直通する列車が設定されています。
沼津から横浜や東京に乗り換えなしで行ける他、上野東京ラインの開業で、高崎や宇都宮までも行けるようになりました。
長距離移動にはとても便利で、いつも使っています。 -
JR東海の管内にJR東日本の車両が乗り入れるのは何だか不思議な感じがします。
いつも3両や5両の電車しか走らない所に10両編成の電車がやって来るので、JR東日本の車両がとても長く感じますね(笑)
上野東京ラインのE231系に乗ればそのまま東京に行けるわけですが、今回は小田原で降りてしまいます。 -
熱海駅です。
普段はこの駅でJR東日本と東海の系統分離がなされ、両区間を乗り続ける場合は乗り換えが必要になります。
また、Toica管内から交通系ICカードを使って熱海以東に行くことはできないので注意が必要です。熱海駅 駅
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海がほど近い根府川駅です。
この駅は景色が綺麗なのですが、駅は無人駅で駅員はいません...
人がいないのんびりとした時間を過ごせる駅で都心からもそんなに離れていないのでオススメです。 -
小田原に着きました。
小田原で下車し、ちょっと寄り道をします。
小田原には友達の家があるので、小田原駅には何度も来ています。小田原駅 駅
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小田原駅にはJR東日本の東海道線、JR東海の東海道新幹線の他、小田急小田原線、箱根登山鉄道線、大雄山線が乗り入れています。
大雄山線という名前に聞きなれない方も多いと思います。
今回はこの大雄山線を全線乗り通してみます。大雄山線がどのような路線か見てみたいですね。
大雄山線の改札はJRなど他の会社線の改札があるメインの通りから脇に逸れた場所にこじんまりとあります。
大雄山線に乗車する際は、改札を見つけるのに少し手間取るかもしれません。
でも、SuicaなどのICカードは使えます。 -
車両は青色を基調としています。
大雄山線を運営する箱根登山鉄道は、三島ー修善寺を走る駿豆線も運営している為、両方とも列車の感じが似ています。
ただ、駿豆線はJRからの直通特急があったりするので、大雄山線の方がマイナーな路線だと思います。 -
小田原駅を出発すると列車は急カーブを曲がり、大雄山方面に進路を変えます。
カーブの途中でJRの線路をくぐり、しばらくしてから、小田急小田原線をくぐります。
大雄山線は単線で、12分間隔で運転されています。交換設備(行き違い設備)がある駅があまり多くなく、12分間隔での運転が線路容量限界なのだそう。
車両検査などで回送列車を走らなければならない時は、営業列車を区間運休するなどの措置を取っています。 -
富士フイルム前駅に着きました。
社名が駅名になっている駅は珍しいですね。
近くには駅名通り、富士フイルムの工場があるので、工場関係者の方々がこの駅で多く降りて行きました。 -
小田原駅から20分ほどで終点の大雄山駅に到着しました。
大雄山駅からは再び折り返さず、歩いて別の場所へ向かいます。大雄山駅 駅
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大雄山駅の駅舎です。
大雄山駅付近は南足柄市の中心街で、周りは多くのお店が立ち並んでいました。
駅は関東の駅百選にも選ばれているそう。 -
大雄山駅前を通る神奈川県道78号線に沿って、徒歩で松田方面へ向かいます。
松田方面へは、電車で行くとなると一度小田原駅に引き返さないと行けないので、余分に交通費がかかってしまいます。
松田方面へは思ったほど距離が無かったので、歩いてしまいます。 -
トンネルも抜けて・・・・
てくてく歩きます。住宅街も途切れ、畑も多くなっていきました。 -
畑も多くなっている所にポツンとスターバックスがありました。
こんな所にあるのかと最初は驚きました(笑)
もちろん、未訪問だったので、訪問しました。
今回訪れたのはスターバックス南足柄店。閑静な場所にあり、ゆったりとした時間が流れていました。
こちらでコーヒーを購入し、少し休憩。 -
スターバックスでの小休憩を終え、再び歩きます。
南足柄市から開成町に入りました。
開成町は東日本&神奈川県で最も小さい自治体だそうです。 -
しばらくすると、橋が現れます。
この橋は酒匂川と小田急小田原線を越える足柄大橋です。
酒匂川の川幅が広く、渡るのに結構、時間がかかります。 -
足柄大橋から周りを見渡してみました。
現在向かっているのは、小田急小田原線の酒匂川橋梁です。
そこで、小田急の撮影を少ししてからVSEに乗ります。 -
東日本で1番小さな自治体、開成町をすぐに越え、大井町に入りました。
大井町といっても東京の...ではありません。
大井町に入ってすぐに松田町に入ってしまいます。
この辺りは自治体密集地ですね(笑)
大井町&松田町付近には東名の大井松田インター、小田急小田原線新松田駅、JR御殿場線松田駅があり、交通の要衝にもなっています。 -
小田急線の酒匂川橋梁のほとりまで来ました。
ここで、小田急線の撮影を少しします。 -
小田急の最新型ロマンスカーGSEをパシャり。
GSEには登場して間もない時期に乗車済みです。
その時の旅行記はこちらから↓
http://4travel.jp/travelogue/11428902 -
本来であれば富士山がくっきりと見えるのですが、今日は雲に覆われていて、少ししか顔を出してくれませんでした。
納得のいく写真が撮れなかったので、今度リベンジします....
余談ですが、今年の富士山の積雪が例年になく少ないです。
冬の時期になると、山の上の方は全て真っ白になるのですが、今年はそうなる日が少ないように感じます。
暖冬の影響でしょうか・・・ -
酒匂川橋梁から歩いてものの5分くらいで新松田駅に到着。
大雄山駅から酒匂川橋梁までは歩いて40分ほど掛かったので、撮影に行く際は、新松田駅を利用するのが無難ですね。 -
新松田駅から小田原方面に引き返します。
ですが、今回は小田原からの乗車ではなく、ロマンスカーの起点駅、箱根湯本駅まで一度向かってから折り返します。新松田駅 駅
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新松田からの乗車は小田急の急行列車。
特急券の必要のない種別で、小田原ー新宿を結ぶ優等列車です。
因みに、快速急行が最速達列車ですが、新松田駅は、急行も快速急行も停車します。
基本的に、快速急行が急行を抜かすことは無いので、先に来た方を利用するのが良いと思います。 -
小田原駅に4時間ぶりに戻って来ました。
箱根登山鉄道線と小田急小田原線は直通運転していますが、それは特急列車のみなので、普通列車で移動する場合は乗り換えが必要です。小田原駅 駅
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各駅停車 箱根湯本行に乗車。
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乗車列車は、小田急で使われているものと同じ形式ですが、箱根登山鉄道線用に、朱色でカラーリングされています。
有名観光地・箱根へ行くと思われる観光客が大勢乗車していて、車内は昼間でしたが混雑していました。
特にスーツケースを持った人が多く、温泉旅館などで宿泊するのでしょう。
温泉で癒されながら過ごせるなんて至福の時ですね(笑) -
箱根板橋駅で列車交換をしました。
対向列車も同じ形式の様です。
箱根登山鉄道線は全線単線なので行き違いが必須となります。
特急列車も駅に運転停車(ドアの開かない停車)して、行き違いをしています。箱根板橋駅 駅
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小田原からぐんぐんと高度を上げて、終点の箱根湯本駅に到着しました。
箱根湯本駅は、箱根の玄関口であります。
箱根湯本から強羅方面は乗り換えですが、今回は時間が無いため、箱根湯本ー強羅はパス。
また、機会があれば乗りに来たいものです。 -
箱根湯本駅のホームを覆うドーム状の屋根はとても特徴的ですね~~
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駅前はとても栄えていて、いかにも観光地という感じで、多くの商店が軒を連ねています。
箱根湯本駅の目の前の通りは、1/2・3の箱根駅伝で選手が通ります。
箱根湯本駅の入り口付近での見物は、禁止されているそうです。 -
訪れたのは箱根駅伝の3日前だったので、大学を応援する垂れ幕がかかっていました。
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どうやら、乗車予定のロマンスカーが入線していた様です。
発車まで時間が無いのでホームに戻ります。 -
今回乗車するのは「はこね16号」新宿行。
これで、終点の新宿まで向かいます。担当車両は前から乗りたかったVSEです。 -
側面には「ODAKYU-SUPER EXPRESS 50000 ROMANCECAR VSE」の表記がありました。
今回乗車するVSEこと50000形は白を基調とした塗装に、小田急ロマンスカー伝統の朱色のラインが入っているのが特徴です。 -
ホームの先端に来てみました。
このVSEは展望車両があり、前面展望&後面展望が楽しめます。
しかし、小田急ロマンスカー1番の人気車両であるVSEの展望車両となるとプラチナチケットで取ることが難しいです。
もちろん、今回は取ることはできなかったので、普通の席に座ります。
展望車両に乗って前面展望を楽しんでみたいものです・・・
ちなみに、私は小田急ロマンスカーの最前列に何度か乗車したことがあります。
それは、かつて新宿ー沼津を結んでいた「あさぎり」に充当されていたRSEです。
RSEはVSEの様な運転席が2階にある完全な展望席ではありませんが、ハイデッカー車両なので、高い位置から景色を楽しめました。
現在は廃止されてしまったのでもう乗る事は出来ません。「あさぎり」という名称も消えてしまいました... -
ホーム先端から小田原方面の線路をパシャり。
よく見ると線路が3本あります。
これは、三線軌条という方式で、線路幅の違う車両が同じ線路を通る際に使われる方法です。
箱根登山鉄道では、箱根湯本駅ー入生田駅間が三線軌条になっていて、線路幅の狭い方(狭軌・1067mm)を、小田原方面からの普通・ロマンスカーが、広い方(標準軌・1435mm)を強羅方面の列車が車両基地への回送で利用しています。
この三線軌条方式は、他にも使われている所があり、新幹線と在来線が共用する区間(例:青函トンネル、奥羽本線)が有名です。
三線軌条の分岐器も特徴的ですよね~ -
さて、ドアが開いたので中へ入ります。
座席はこんな感じです。朱色を基調とし、景色が見やすいように少し窓側を向いています。
座席で景色を楽しんでもらおうという観光特急ならではの仕掛けですね。また、車内は間接照明が使われており、とても落ち着いた雰囲気です。
さて、今回乗車のVSEについて少しご紹介を・・・
??VSEとは
小田急電鉄の50000形特急電車。2005年から登場した小田急ロマンスカーの看板車両です。''Vault Super Express" (略して「VSE」)という愛称が付けられ、旧型のHiseを置き換えました。
VSEは小田急ロマンスカー伝統の展望車両と連接台車を採用した上、間接照明が多用するなど、当時の技術を最大限に詰め込んでいるので、観光客に人気の特急列車となっています。
現在、2編成が、箱根への観光特急として、小田急ロマンスカーの顔として日々走っています。 -
箱根湯本駅を発車しました。新宿まで約90分なので、のんびりと車窓を眺めながら、過ごします。
箱根湯本駅発車時点では空席が多かった印象でした。しかし、案内板には座席がほぼ埋まっているとの表示だったので、どこかで埋まるのかなぁと思っていたら、次の小田原で大量の乗車が・・・
小田原を出るとほとんどの座席が埋まる状況に。さすが、ロマンスカーという感じですね。 -
小田原を出てしばらくすると先ほど撮影をしていた酒匂川橋梁を通過。
この写真は、先ほど撮影していた場所とは反対側を写しています。 -
本厚木駅に停車。ここでも少しの乗車があり、空席はほとんど0に。
本厚木駅は、特急も停車する小田急小田原線の主要駅です。
本厚木駅の隣駅、厚木駅はJRとの乗り換え駅ですが、特急列車や優等列車が停車しません。
本厚木駅周辺の方が栄えています。本厚木駅は、特急が停車するだけの需要があるという事ですね。本厚木駅 駅
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本厚木駅付近では高架化されている箇所もありました。
高架だと眺めがいいですね~ -
さて、突然のおやつタイムです(笑)
今回は、いつものコーヒーと、明治のTHE チョコレート。
このチョコレート、少しお高めですが、色々な種類があり、パッケージも可愛いのでついつい手が出ちゃいます(笑) -
しばらくすると複々線区間に入ります。
複々線区間はロマンスカーが本領を発揮する箇所でもあり、結構、スピードを出します。
最近では、下北沢駅付近の地下化&複々線化が完了して列車がスムーズに走るようになりました。
小田急の複々線化についてもっと詳しく・・・
https://www.odakyu.jp/company/railroad/four-track/
(小田急電鉄 HP) -
複々線区間に入ると遠くに新宿のビル群が見えてきます。
ここまでくればあともう少しで終点の新宿です。 -
終点の新宿に到着。あっという間の90分でした。
小田急の新宿駅は上下2層構造になっていて、特急などの優等列車は地上ホーム、各駅停車などは地下ホームに発着します。新宿駅 駅
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快適な旅をありがとう! VSE!
また乗ってみたい車両の1つになりました。今度は展望車両を狙います(笑)
保谷へ帰るため、JRに乗り換えます。 -
JRの新宿駅にやってきました。
これから保谷まで帰るわけですが、おとなしく、山手線&西武線を使って帰るのではなく、またもや寄り道をします(笑)
中央総武緩行線で中野へ。 -
中野駅に着きました。
中野にきた理由は後ほど説明します。中野駅 (東京都) 駅
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まずは、中野駅付近の未訪問スターバックスへ。
今回初訪問となるのはスターバックス中野通り店。中野駅から1番近いスターバックスです。 -
中野駅に来た理由はこれ。
指定席券売機でえきねっと予約の発券をするためです。
指定席券売機なら新宿にもあるのでわざわざ来る必要なかったのではないかと思うところですが、この券売機、JR東日本では絶滅危惧種の券売機なんです。
中野駅の指定席券売機はMV30と呼ばれる熱転写式の券売機です。
この券売機は都内だと中野と池袋にしかありません。本来は、池袋で発券する予定だったのですが、池袋のMV30は、年末年始閉鎖されてしまうので、中野しかなかったのです。
しかし、この券売機も置き換えされてしまうようです。現在主流の感熱式の券売機に置き換わってしまいます。
何故、こんなにも熱転写にこだわるのかというと、熱転写の切符は下車印などの吸着がよく、劣化しにくいので長期保存に向いているからです。
熱転写の券売機で無事発券を終え、今度こそ保谷へ向かいます。 -
中野駅のお隣、東中野駅へ緩行線で・・・
東中野駅 駅
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東中野駅で都営大江戸線に乗り換えます。
都営大江戸線は、リニア式の地下鉄で、都内を6の字を描いて走ります。
車両を小さめに作る事で、トンネルの断面を小さくし、コストダウンを図っています。 -
練馬駅到着。西武池袋線で保谷に帰ります。
練馬駅は西武池袋線と都営大江戸線の接続駅ですが、乗り換えるのに結構時間がかかります。
また、東武東上線に東武練馬駅がありますが、東武練馬駅と西武の練馬駅では、結構離れているので、注意が必要です。練馬駅 駅
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練馬から西武池袋線で保谷までやって来ました~
これにて無事上京完了です。帰省旅、お疲れ様でした(笑)保谷駅 駅
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今回は、上京という名の帰省旅で、前から乗りたかったロマンスカーVSEに乗車しました。
ロマンスカーにはたくさんの種類があるので、色々な形式に乗り比べできるのがいいですね。
今回乗車したVSEは、小田急電鉄の看板車両ということもあり、とても凝った造りでした。
上京の際は小田急ロマンスカーを使う事が多くなりそうです・・・
ご覧いただきありがとうございました。次回もお楽しみに・・・
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「次回予告」
休日おでかけパスで行く、都内近郊乗りつぶし旅
休日おでかけパスを使った旅をお届けしようと思っています。
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