2013/09/20 - 2013/09/23
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chibi-monさん
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■もう10年も前のものでさっぱり参考にならないかもしれませんが、どこも行けないこの期間に、まだ書いていなかった残りの旅行記を記録することにしました。(2023年8月記)
■2013年9月、都合により夏休みが9月になってしまった2013年。自分の中では「スコットランド絶景旅行」と勝手なタイトル付けつつ8泊10日のスコットランド旅行へ出発しました。前年の2012年9月初めに、エジンバラ、スターリング城、アバディーン、グラスゴーなど訪問済みのため、今回はハイランド地方を中心に。前年、9月3日までに旅行したときは、天気も良くて、シーズンオフ感は全く無かったのですが・・・。しかし今回、9月中旬に行ったら、スコットランドはもうオフ・シーズンでした(泣)
スコットランドには、遅くとも9月第1週目くらいまで、出来れば8月までに行かれることをお勧めします・笑(突然に季節が夏から秋へ変わりますね)
■雨が多かったですが、観光ポイントに来ると、不思議とそれなりに青空が出たのは良かったような気が(泣)ーと思います。10年も前のものであまり参考にならないかもしれませんが、旅行記を上げているかたが少ない日帰りツアーにも参加しましたので、少しでもご参考になれば幸いです。
【スケジュール】
9/14(土)(その1)成田ーロンドン・ヒースローーエジンバラ(エジンバラ空港泊)
※ヴァージンアトランティック利用
9/15(日)(その1)エジンバラから電車でインバネスへ(インバネス泊)
9/16(月・祝日)(その2)
Scenic Applecross 日帰りツアーに参加しました。(インバネス泊)
9/17(火)(その3) John o' Groats 日帰りツアー(インバネス泊)
9/18(水) (その4)Isle of Skye 日帰りツアー(インバネス泊)
9/19(木)(その4)パース、ピトロクリー Pitlochry(インバネス泊)
★9/20(金)(その5)Loch Ness 日帰りツアー(パース泊・Station Hotel)
★9/21(土)(その5)セント・アンドリュース(エジンバラ空港泊)
★9/22(日)(その5)エジンバラーロンドン・ヒースローー成田
★9/23(月・祝日)成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■2013年9月20日(金)
9:50am インヴァネス滞在最終日。
B&Bに荷物を預かっていただき、
ネス湖「passion」1日ツアーというバスツアーに参加。
合計4つの1day バスツアーに参加したけど、このツアーだけはインヴァネスの観光案内所前からではなく、バスセンターからの出発でした。 -
10:00am出発。
ネス湖「passion」1日ツアー
「インバネスを後にし、神秘的なネス湖のほとりに沿って巡り、絵のように美しいドラムナドロヒト村に到着します。ネス湖の怪物ネッシーの物語を伝えるネス湖エキシビション センターを訪れてください。コリモニー ケルンを訪れて、青銅器時代にタイムスリップしましょう。その後、印象的なアーカート城を訪れ(アーカート城- 2 時間をかけて壮大なアーカート城を探索)、ネス湖の最も深い湖の上を通るクルーズでツアーを終了します」
ツアーURL:
https://www.scottishtours.co.uk/scotlandtours/loch-ness-passion/ -
11:00am Loch Ness Clan& manに立ち寄り。ここからも乗って来られたかたがいらしたようです。
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参加者全員が揃いいよいよ本当に出発。バスからの眺めです。
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途中、バスを降りて…幹線道路からネス湖を眺めました。このドライバーさんは女性だったような。ネス湖をバックに写真を撮ってもらいました。
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この中型のバスで。ほぼ満席でした。
バスツアーでおとといまで一緒だったイギリス人ご夫婦やロシア人女性たちとはもう会えませんでした。偶然にも3つの日帰りバスツアーにご一緒できて知り合えた方たち…。一人で旅しているよりも記憶(思い出)が濃くなったように思います。 -
11:40am 次にバスを降りたのは、こちら。
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どこなのか聞きとれていない(汗)、皆さんにひたすらついて歩いて行く自分。
この時が一番お天気が良く気持ち良かったです。 -
羊の群れが。
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Corrimony Chambered Cairn(コリモニー・チェンバード・ケルン)と言う場所でした。
ケルン(Cairm)とは:
記念塚・道程標・墓標などとして積み上げた石塚のこと。 -
Corrimony Chambered Cairn(コリモニー チェンバード ケルン)。
主にアイルランドの北部および西部、およびスコットランド南西部で見られる一種の回廊墓。 -
4,000 年前に遡る古代の墓。
(自動翻訳で載せています…ちょっと変な訳ですが)
コリモニーチェンバード ケルンは、ハイランド (スコットランド)のアーカート城から約 20 キロ西にあるコリモニーの町のそばにあるケルンです。
この墓は紀元前 2000 年、つまり青銅器時代のものです。コリモニーチェンバードケルンが属するタイプの墓はクラバケルンと呼ばれ、インヴァネス周辺地域でのみ見つかっています。 -
墓は12 個の石の環状列石で囲まれているそうです。
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(自動翻訳で載せています)
墓は楕円形の厚い石壁。直径は最も広い部分で 15 メートル、最も狭い部分で 14 メートルです。
壁は縁石と呼ばれる 2 つの大きな石の輪で形成されており、これらの石の間のスペースは小さな石で埋められています。
墓の外周には最も高い縁石があります。壁の高さは21 世紀現在でも約 2.5 メートルあります。 -
スコットランド牛もいて、ハイランドらしい風景です。
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12:15pm 次に立ち寄ったのは、Loch Ness Centre
ネッシーの目撃写真や資料、映像などが展示されています。
(以下、2023年8月現在)
「ネッシーは今からおよそ90年前に撮影された写真をきっかけに、イギリス北部スコットランドのネス湖に住む、恐竜のような長い首を持つ伝説の生物として世界的に有名となりましたが、その存在は謎に包まれたままです。
ネッシーをめぐっては、これまでに1100を超える目撃情報が寄せられているということですが、2019年には専門家グループが湖の水を採取して調査した結果、ネッシーが「巨大なうなぎである可能性は排除できない」と指摘しています」ネス湖 エキシビジョン センター 博物館・美術館・ギャラリー
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ぬいぐるみのお土産だらけだわ。
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池があってこんなものもあります。
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ネッシーに関する上映などがありましたが、英語力が・・・・なので飽きました・笑
(映像には、翻訳を日本語に変えるボタンがあったそうですが気付きませんでしたー汗) -
私のようにネッシーなんて巨大うなぎじゃないの?と懐疑的的な、ロマンのかけらも無い(爆)持て余し気味のかたもちらほら(注:この方たちも本当にネッシーに興味が無いのかは分かりません・汗)
(追記 2023/8/25現在)
なんとまた調査すると言うNEWSが飛び込んできました!
調査というより....ファンタジーな愛好家たちのイベントの匂いが(爆) 調査に使用する機器が更に進歩しているのが望みですね!
「ネス湖を管理する観光施設「ネス湖センター」と独立ボランティア調査チームが共同で、2023年8月26日から27日にかけて約50年ぶりにその謎に迫るため大規な捜索作戦を行う。
英BBCは約200人のボランティアが陸の見晴らしの良い場所から捜索に参加」
「また世界中に住むライブストリームの監視ボランティア300人ほどが遠隔で参加し、湖周辺4カ所に設置されたウエブカメラの映像を凝視し、水面に何か見えたら報告するのが任務だという」(。。。。え?w)
「今回これまで使用したことのない測量機器を導入し、赤外線カメラ搭載のドローンによる上空からの撮影や水中聴音機を使って水中の音の探索なども行うという」 -
13:25pm その次は、いよいよアーカード城(Urquhart Castle)へ。
アーカート城 城・宮殿
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レストランやお土産物を売っている建物を抜けるとこの風景が現れました。
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スコットランドハイランド地方のネス湖そばにあります。中世初期の要塞の上に、13世紀から16世紀にかけて建造されたが、現在は廃墟となっています。
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これから乗るネス湖クルーズと同じ船でしょうか。
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13世紀に創設され、14世紀にはスコットランド独立戦争の舞台となった。 その後は王城となったが、マクドナルド一族のアール=ロスには何度も襲撃された。 1509年、城はクラン・グラントに下付されたが、マクドナルドとの争いは続いた。
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その後も城は幾度か急襲を受けて増強されたが、17世紀の中ごろには放置された。 アーカート城は1692年、ジャコバイト軍の手に落ちるのを阻止するため、部分的に爆破され、荒廃した。
20世紀に州の管理下に置かれ、市民に公開されるようになった。 現在は、スコットランドでも最も観光客の多い城となっています。
向こうに見えるのは、投石器(The Trebuchet)。
この投石器は中世にオリジナルが残っていないため、現代に再現されたものです。 -
投石器についてのサイン。
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廃墟となっているお城の中は、気持ちの良い散策路になっています。
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13:40pm
壊れた門楼の一部だそうです。
アーカート城は、1692年、ジャコバイト軍の手に落ちるのを阻止するため、部分的に爆破された。破壊された石組の大きな残骸が、現在も門楼跡に残されています。
…ジェームズ2世が1688年の名誉革命で王位を追われたとき、リュドヴィック・グラントはウィリアム3世の側につき、200人の兵士を城に配備した。
追放されたジェームズ2世を支持するジャコバイト軍500人が城を包囲した時も、1690年5月にクロムデールの戦いでジャコバイト軍本体が敗北するまで、よく持ちこたえた。
守備隊はジャコパイトが中世の要塞を攻撃するのを防ぐために、1692年に意図的に門楼を破壊しました。その後こ?の城を放置しました。 -
The Gatehouse(ゲートハウス:門番小屋)の跡。
かつての強大な構築物。攻撃者は、現代の橋の両側にかつて柱が取り付けられていた跳ね橋が渡された岩を掘った溝を通らなければなりませんでした。しかし、入り口の通路は、石造の深い溝または「溝」に沿って上から下げられた鉄の窓ガラスによってブロックされていました。
もし侵入者があった場合には、木製の天井にある「殺人穴」を通して、石やその他の発射物が、桟橋を通過しようとする人の頭上に投下される仕組みだったそう。 -
門番小屋についての案内図。
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「独房」の跡。
狭くて窓の無い場所。片隅にトイレだけがあったそう。
ここへ投獄されたのは一般的な刑罰という事ではなく、ほとんどは裁判を待っている囚人だったそうです。 -
「独房」跡についての案内
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独房の跡
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「厩舎」の跡。
「厩舎」は門番小屋に近く理想的な場所でした。馬またば馬車で貴族や荷物を運びました。アーカード城の領主や淑女らが旅に出るときは家財道具、更にはベッドも運んだそうです。屈強で有名なハイランド馬を使っていました。 -
「厩舎」の跡。
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「厩舎」の跡についての案内サイン。
サインの右に載っている道具は、1300年代から1400年代に馬を誘導するために使用した拍車だそう。 -
水門The Water Gateの跡。
1689年から1690年にかけて包囲された守護隊は、ここに物資を忍ばせて持ちこたえたと言われています。 -
The Service Close跡。
1300年代には、この辺りで服を作ったり修繕したりする姿が見られた事でしょう。
木材を家具へ加工する音を聞いたり、エールビールが醸造される香りを嗅ぐ事ができたでしょう・・・ なんて案内板がありました。
この辺りは、主要な建物から離れた場所で、醸造所、パン工場、乳製品工場、洗濯場、作業場、動物小屋があったと考えられいるそうです。
また、この付近で発掘された動物の骨の半分は牛で、牛は富を示す一つだったそうです。 -
アーカード城の食料所蔵のため、1500年代に、トウモロコシの乾燥室へ改装した場所の跡地。
城を見下ろす高台にある4つの集落がアーカード城へ食料を供給していました。考古学者は地元産のオーツ麦や大麦の跡も発掘しているそうで。実際、食料供給地となった高地では農作物の栽培よりも牛の牧畜のほうが適していましたが、肉を食べるのは特別な日や、裕福な人だけに限られたそうです。 -
The Great Hall(大広間)の跡:
領主や特定の客人を招いて富と地位を誇示した場所だそうです。
1200年代後半に大広間は建設され、1300年代初頭、その左側に領主とその家族のための私室が増築されたと考えられているそうです。
The Grand Towarの跡(写真右の塔):
塔は1509年にジェームズ4世がフルーシェ(地名)のジョン・グランドに城を与えてからしばらくして建設されました。
グラントには城と共に広大な土地が与えられたたが、この地域の秩序の回復と荒廃した城の修復をしなければなりませんでした。
また、戦争時には王へ15人の騎手を提供しなければなりませんでした。
1513年、ジョン・グランドはフロッデンの戦いでジェームズ4世と共に戦死してしまいました。その後の混乱の中で、マクドナルド家はアーカード城を攻め、3年間占拠しました。
・・・・と案内板に書かれていましたが、所有者が目まぐるしく変化した複雑なこの城の歴史の一部分が書かれているだけでして、外国人には急にはさっぱり理解できません。
日本のお城も城主がコロコロ変わってますが・・・・どこも同じですね。 -
The Great Hallについての想像図。
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チャペル跡。
この上のほうにある岩の辺りは、かつて在った礼拝堂(チャペル)の基礎ではないかと考えられています。領主とその家族は、ココに司祭から聖体拝領(又は聖餐式)を受けるためのミサを行うプライベートな場所が必要だったと考えられています。
この丘の上に転がる石造りは1200年代後半のものと見られていますが、
(アーカート城は、北ピクト人の王ブライディ1世の要塞であったという仮説がありますが)、570年に聖コルンバがアーカードのブライディ1世のもとへ訪問する以前から、既にココは礼拝の場であったと考えられているそうです。
ところが、わずか2世紀後の1400年代には大砲台を建設するため平地にされたようです。 -
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The Grand Towarの想像図。
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この城のハイライトはココ、大広間とタワーとPrivate Chamberの跡地ということでしょうか?
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Private Chamberの案内板
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Doocotの跡
厳しい冬の間に新鮮な肉と卵を供給するために1500年代ん位建てられたもの。蜂の巣のような形だった。 -
Doocotの図
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14:40pm そろそろランチを取らなくてはとレストランに戻りました。このツアーはランチは銘々で。お土産を物色する時間は無くなっていました。
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カウンターで購入できる式。時間が足らずチョット焦っています。
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クルーズの開始のため15時過ぎには船着き場に行かないといけないため、ランチはこれだけに。朝にB&Bでフルスコティッシュブレックファーストをいただいているせいでお腹がすいてないのもありますが・笑。
お城の跡地が結構広くて、歩き回りながらじっくり見ていて時間が足らなくなりました。 -
15:30pm 最後のネス湖クルーズの乗船時間です。
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船の中はこんな感じ、結構狭いデス。
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そのため、ずっと甲板から眺めていました。船は、ネス湖から狭い川へ入って行きます。インバネス中心部へと戻って行く形になりますね。
....訂正: 船はネス川の方ではなく、平行して流れるカレドニア運河のほうへ入っていました。 -
月曜日アップルクロスに連れていってくれたガイド兼ドライバーさんが!この後、手を振ってくれました。意外と世間が狭いデス(ここは人が少ないせいかw)
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カレドニア運河沿いは犬の散歩のかたが結構います。
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いい散歩コースですねー(冬は寒いかな?)。
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アーカード城到着前のバスの中で説明があったようなのですが、聞きとれていませんでした。この先に別のバスが待っていてそれに乗車してインバネスの中心部へ戻ると・汗。
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ここで全員降りたのでついていきます。気付かずに、向こうの橋を渡ってどんどん行ってしまって。誰も付いてこないので、おかしいなと振り返ったら、橋の手前に2階建てのバスが止まっていて皆さん乗り込んでいました。気付いて良かった(汗)。あやうく置いていかれるところでした。
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17:25pm このバスに乗ってインヴァネス中心部に戻りました。30分も乗っていなかったように思います。
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歩いてB&Bへ戻りました。このインヴァネスの風景も最後なのでじっくり眺めました。4-5泊もしているとすっかりなじんで去りがたいです。B&Bのオーナーさんに「また来ます」と別れを告げインヴァネス駅へ。
「また来ます」と言ったのですが…もう滞在したB&Bは無くなってしまったようです。日本で息子さんがクリエーターとして働いているとおっしゃっていたオーナーさん、お元気かしら(Google map上に閉業と出ます…オーナーが変わったのか?同じ場所ですが違う名前のB&Bになったようです)。 -
電車で再びパースへ移動。駅前のホテルに1泊します。
この10年前のこの当時はStation Hotelと言う名前だったのですが。鉄道駅に隣接しているようなホテルでした。ネス湖ツアー後の移動なので、遅いチェックインになるとみて駅前にしたのですが。
現在検索すると、Radisson Blu Hotel, Perth…と出てきます。Radisson Blu Hotel, Perth ホテル
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最初に当てがわれたお部屋が電灯が壊れてて付かなくて・・・・。部屋を変えてもらいました。少し広い部屋になった。
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■2013年9月21日(土)
窓からパース駅が見える部屋です。スコットランド観光最終日です。 -
コリン・ファースも宿泊したことがあるようで。ロビーに飾ってありました。
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ロビーです。歴史のある建物のようでした。
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朝食会場もしっとりとした雰囲気。それにしても、朝食に来てるの私だけ…w
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朝食も美味しかった。こ?の朝食を見てきちんとしたホテルだなあーと思った。
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紅茶もたっぷり持ってきてくださった。
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駅のそばにバスステーションがあり、そこからダンディーへ。
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ダンディーをぶらぶら。2012年にアバディーンへ行っていて、その時に一度来ており2度目です。ここって、観るところはなさそうだけどw、通りに面白い彫刻がある街なんですよね。
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ダンディーのバスステーションで乗り換え。
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セント・アンドリュースへ向かいます。30分くらいで着いちゃうみたい。
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セント・アンドリュースのバスターミナルです。
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セント・アンドリュースのバスターミナル
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歩いて中心部へ。マーケットストリート(だと思う)。セント ・アンドリュースはイギリスのキャサリン妃とウィリアム王子が出会った場所としてイギリスでは有名な街なので来てみようかな…と、今回の訪問地の最後の地に選びました。また、セント ・ アンドリュースはゴルフ発祥の地なので、ゴルフ場も観たいなーと(後で考えが甘かったと知る・汗)。
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そして、ウィリアム王子とキャサリン妃が出会ったのが、イギリスのスコットランドにあるセント・アンドルーズ大学(University of St Andrews)です。セント ・アンドリュースは学生街なので、大学の校舎や関連する建物があります。
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セント・アンドルーズ大学(University of St Andrews)は、1413年創立のスコットランド最初の大学とか。
ちょっとぶらぶらしてみましたが、取り立てて入れそうなところも無かったので、このくらいで。 -
次はセント・アンドリュース聖堂。
セント・アンドリュース大聖堂はかつてスコットランドにおけるカトリックの中心的な教会だったが、宗教改革で破壊され、廃墟となった。 -
一時はスコットランド最大の建物だった。
司教ロバートによってカノンズ小修道院として建てられたのが前身。14世紀初めロバート1世支配下の1318年に完成。
聖堂と修道院の建物群は、1559年の宗教改革後に略奪にあい、廃墟と化したそう。
現在のスコットランドに中世美術が残っていないのは宗教改革時による破壊のため。
勿体無い事をー。 -
廃墟となった聖堂に隣接して建つのがセント・ルールズ・タワー。
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聖堂の一部として12世紀初頭に建てられたとみられているそう。チケット売り場で専用のコイン(トークン)をもらって。
それを入れるとゲートがオープンになりタワーに登れるわよって言われてたのだけど。人寂しいの様子だったので止めておきました。 -
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写真左に写っていますが、セント・アンドリュース・ピアを歩いてみました。
セント・アンドルーズ大学には新年度の恒例の行事があって、この「ピアウォーク」だそうです。古くからの伝統で、学生が深みのある赤いガウンをを羽織り桟橋を一周するそうです。 -
海岸通りを歩くと、宮崎の青島のような光景(宮崎には今年=2023年に初めて行ったのですが)。この時は、日本にも同じような光景の場所があるなんて気づいていませんでしたが。
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次にセント・アンドリュース城へ。ここも廃墟となった城です。
海に浸食された岩だらけの岬の上にある。ロジャー司教は13世紀初め、司教の住居として強固に要塞化した最初の石造りの城を立てた。イングランドから侵攻した軍にしばしば占領され、1336年にスコットランド摂政を務めていたアンドリュー・マレーによって再度取り返えされ、彼は二度と敵の手に城が落ちぬよう破壊を命じた。 -
トレイル司教の代に南と西の堀がめぐらされ、その中にどっしりとした建物が再建された。ジェームズ1世は幼年時代をウォードロー司教のもとでこの城で暮らし、1445年にジェームズ3世はこの城で誕生した。
その後、この城はスコットランドの宗教改革前夜の中心地となりました。
ビートン枢機卿は、1546年に醜聞の罪でスコットランド各地で巡回説教を行っていたたプロテスタント改革者のジョージ・ウィシャート(彼の弟子が宗教改革者ジョン・ノックス)を火炙りにしました。
しかし、同年ビートン枢機卿は城工事中の石工に扮し城内に忍び込んだウィシャートの友人らに殺害され、その遺体は城の正面の窓から吊るされたそうです。 -
ここは、なかなか血なまぐさいスコットランドの宗教改革に関係がある城でもあるんですね…もはや想像するしかない廃墟の状況ですが。
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硬い岩から作られた牢獄は、中世のイギリスで恐れられていた牢獄の一つ。宗教改革支持者のジョージ ウィシャートなどが入れられていた。
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この頃は、フォートラに旅行記をあげるなんて夢にも思っていないので(オーバーですが)、詳しい写真が無い…w
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スコットランドの歴史的には、ジャコバイト運動の話が中心となるアーカード城と同じくらい、いえそれ以上にこちらの方が重要な場所の様だけど、アーカード城より観光地化されていない。
より古い時代のため、残っている廃墟の状況にも依るのかなとも思うけど、アーカード城のほうはネッシーのおかげの相乗効果もありそうです。 -
最後にこちらへ。世界最古のゴルフコース「OLD COURSE 」
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奥の歴史を感じる茶色の建物はアパート(マンション的な?)らしいです。以前はセント・アンドリュース大学の学生寮だったのだとか(現在は一般向けらしいです)。
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この辺りは一般の人が大勢ミニゴルフを楽しんでいました。
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前述の考えが甘かった訳が・・・。ここにくればゴルフ場(オールドコースをw)を見せてもらえると思っていた事・苦笑。
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確かめてはいませんが、建物の中にまで一般人(ゴルフの予約客ではない通りすがりの)が入れたかどうかは・・・・不明です。
OLD COURSEのほんの入り口の雰囲気だけ味わって戻りました。セント アンドリューズ リンクス オールド コース ゴルフ場
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セント・アンドリュースから再びバスでダンディーへ。ダンディーからパースへ戻り、ホテルで荷物を受け取って、パース駅からエジンバラ行きの電車に乗ります。
窓から海を眺めていると、エジンバラの家並みが見えだす前でしたが、途中、海に突き出た岩の上にアザラシが休んでいるのが見えてびっくり。一瞬の車窓なので写真は撮れませんでした。スコットランド、凄いわー -
エジンバラ駅。
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夕食に大好きなこのパンを。
このパン屋さんはイギリス中にあるけど、ほうれん草とモッツァレラチーズにクランベリージャムがサンドされているタイプが好きなんですが。スコットランドでしか見たことがないです。クランベリージャムって日本では無いんですよね、イギリスに行くと楽しみです。 -
エジンバラ駅からシャトルバスでエジンバラ空港へ。
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最後の宿は、1泊目と同じヒルトン・エジンバラエアポートホテル。
もう暗くなっていました。この手前の芝生に薄茶色の野うさぎが数匹いたんですよ。かわいかった。スコットランド、凄いわーw -
1泊目はツインタイプでしたが、今度は違いましたね。
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バスタブもありました。このホテルは朝食も美味しい。
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朝食が美味しく、果物を沢山いただきました。
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この頃はポンドに対しても円高で助かりましたが…(遠い目w)。
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2015年2月に成田―ロンドン線を廃止したヴァージンアトランティックで。
エジンバラーロンドンー成田線で帰国となりました。 -
ヴァージン特製フルーツジュース&ウォッカのカクテル
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復路の食事1回目:
和風ヌードルサラダ
ステーキとマッシュルームコブラ―
ポテト、ニンジン -
復路のスウィートタイム:
Gü Indulgent Foods Limitedのレモンデザート
紅茶またはココア
このレモンデザートは美味しかったです!! -
最後に感想です。
一人旅でしたが、スコットランドの・・・特にハイランドは公共交通手段が無く、インヴァネス発着の日帰りのバスツアーに合計4日参加しました。
アップルクロス、ジョン・オ・グローツ、スカイ島、ネス湖&アーカード城・・・・どれもスコットランドの歴史・文化と荒涼とした自然を感じられる良いツアーでしたが、この中で特に参加して良かったのは前半の2つアップルクロス、ジョン・オ・グローツです。「…遠くまで来たなあ」と感じられるものでした。この2つのツアーはまたいつの日か機会があったら….(今度は真夏にw)
お天気:
9月のスコットランド(と言いますかイギリスは全土ですが)は、すでにオフシーズンに入っています。一日の中で天気が目まぐるしく変わる日が多かったですが、ここぞという時(観光名所など)に晴れて、なんとか満足感を得ました。
終日冷たい雨が降っていたのは、インヴァネスの1日目(到着日)とパースを訪れた日だけでしたので、まあまあ、季節の選択を間違ったにしてはまずまず良かったとかなと。
本当は、イギリスに行くなら、9月の第1周目までかなーと思いました。
今回の旅の特徴として、
バスツアーばかり参加していたので、今回は人と接することが多い旅となりました。もちろん二人以上で旅行していたら同伴者と始終接しているので、そんなこと当たり前かと思いますが…。この場合は、そういうことではなく(笑)
母国語が違う様々な国の知らない人たちと接した旅だったということになります。これは、なかなか出来ない経験だったと思います。こういうのって、一人旅だから飛び込めるという醍醐味でもあります(二人以上でいたら、同伴者に頼ってしまったり、自分達だけで完結してしまう様な部分がありますから)。
家族経営のようなB&Bの宿泊が中心となったのも良かったです。オーナーのかたと思わず長話できたり。
途中、せっかく一人で気ままに旅したくてココまで来ているのに、なんでバスツアーばかり選んじゃったんだろう…と後悔する気持ちも見え隠れしたのですが、今振り返ると、こ?の葛藤の分、思い出が多い旅になったと思っています。
今度は日帰りでなく連日で周るツアーに参加してみたい…そのためには語学がもっと必要かなあ。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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