【三峯神社･秩父神社･宝登山神社】元気がみなぎる秩父三社巡り（日帰りバスツアー）

2019/02/09 - 2019/02/09

一年の節目となる「節分」後から、心身ともにヨレヨレに。

バスツアーに行くより、家で寝ていたい…と出発前は後悔していましたが、秩父三社でパワーをいただき、すっかり元気が戻りました！

今回も「四季の旅」バスツアーです。
https://www.shikiclub.co.jp/shikitabi/

エリア 秩父(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

新宿を7時に出発して、山道をクネクネと上り、最初の目的地へ10時半に到着。

実は、旅の2日前から胃腸炎になり、1日前には紛失騒ぎが有り（無事に見つかりました！）心身ともにヨレヨレ。
さらに軽くバス酔いして、絶不調…先が思いやられます。

三峯神社 寺・神社・教会

秩父三社ひとつめは、関東一のパワースポットと言われる「三峯神社」

毎月1日に配布される「白い氣守り」が人気過ぎて、大渋滞が発生し、神社まで辿り着けない人が続出。配布中止になった現在も、神社に選ばれないとなかなか辿り着けないという噂も…

この日も朝から雪の予報で危惧されていましたが、何とか無事に到着しました。
珍しい「三ツ鳥居」をくぐり、先へ進みます。

三峯神社 寺・神社・教会

「随身門」が見えて来ました。

ここから集合時間の13時まで自由行動も可能で、「御眷属拝借（ごけんぞくはいしゃく）」の祈祷をされる方は時間が掛かりますので、先に行かれていました。

三峯神社 寺・神社・教会

「御眷属拝借（ごけんぞくはいしゃく）」とは、三峯神社のお使いである大口真神（オオカミ様）をご祈祷によって御神札に収めたもの。

一年間拝借する約束ですので、一年経ちましたら再度訪れ、御眷属様にお戻りいただく必要が有ります。

鳥居や門の前にも、狛犬ではなくオオカミが鎮座しています。

三峯神社 寺・神社・教会

「青銅鳥居」の先に、拝殿が見えて来ました。

いつもは石段が人で埋まるほどで、この日の少なさは奇跡だそう。

まずは、左手の手水舎で浄めましょう。

三峯神社 寺・神社・教会

「二瀬ダム」の水が凍るほど寒い日なので、手水舎は閉められ「祓い串」が置かれていました。

埼玉県とはいえ、標高1102mですからね。

それにしても、色鮮やかで美しい手水舎…見とれました。

三峯神社 寺・神社・教会

拝殿の美しさも負けていません。
極彩色。

参拝後は解散して、13時頃まで自由行動になります。

三峯神社 寺・神社・教会

拝殿の後ろには、「伊弉諾尊（いざなぎのみこと）・伊弉册尊（いざなみのみこと）」をお祀りする本殿が見られます。

三峯神社 寺・神社・教会

2012年の辰年に突如出現した、不思議な「敷石の龍神」

くっきりと赤い目をした龍神様が見えます。

三峯神社 寺・神社・教会

左手に進む森の中にも、ふたつのご利益スポットが有りますので、お忘れなく。

三峯神社 寺・神社・教会

ひとつめのご利益スポット「縁結びの木」

備え付けの紙に、縁を結びたい相手の名前を書いて納めると成就するそう。

特に思い浮かぶ名前が有りませんので、良縁祈願をして「恋みくじ」を引きました。

三峯神社 寺・神社・教会

「縁結びの木」と呼ばれるのはモミの木と檜が寄り添っている姿から。

屋根の下から覗き込むと見られます。

三峯神社 寺・神社・教会

もうひとつのご利益スポット「お仮屋神社」

三峯神社の御眷属（ごけんぞく）「大口真神（おおぐちまかみ）」をお祀りする社。

三峯神社 寺・神社・教会

「大口真神（おおぐちまかみ）」とは…そう、お犬様（オオカミ）です。

こちらは、三峯神社のなかでも一番パワーが強い場所ともいわれています。

三峯神社 寺・神社・教会

そして、添乗員さんに「必ず行って欲しい」と言われていました、神社の奥の木々に囲まれた一角。

結界のように石が並べられた先へ一歩踏み出した途端、爽やかな風が頬をつたいました。

三峯神社 寺・神社・教会

強いパワーを感じるというより、いつまでもここに居たいという居心地の良さ。

バス酔いどころか、胃の痛みも、沈んだ気持ちも、スーッと楽になりました。

添乗員さんに聞かなければ足を踏み入れなかった、超穴場スポット。
くれぐれも、足元にはお気をつけください。

三峯神社 寺・神社・教会

宿坊「興雲閣」には、三峰名物の土産店、椎茸丼がいただける食堂…
そして、日帰り温泉に入ることが出来ます！

長風呂の私は、残り1時間半の自由時間では足りなさそうでしたので、今回は断念。

大滝温泉　三峯神社　興雲閣 宿・ホテル

お隣に在ります、アンティーク茶亭で一休みすることに。

約280年前に建てられた、神仏混合の頃は「三峯山本堂」だった歴史的建造物です。

三峯神社 小教院 グルメ・レストラン

素敵な彫り物が施された内装、他客が気にならないよう配置されたテーブル。

三峯神社 小教院 グルメ・レストラン

秩父の美味しいお水で入れたコーヒー（540円）
スッキリした飲み口でした。

一息ついたところで、縁結びの木のおみくじを開封。
結果は「中吉」
「徒に心身共に傷つけないで…」というお言葉に、涙腺が緩みました。

三峯神社 小教院 グルメ・レストラン

やはり気になる温泉。

麓の「大滝温泉」から運び上げた「三峯神の湯」は、神の名に相応しいトロトロの肌触りの、ナトリウムたっぷりの泉質（ツアーガイドより）

また伺うご縁が有りそうですので、次回の楽しみに取っておきましょう。

大滝温泉　三峯神社　興雲閣 宿・ホテル

拝殿前にそびえる2本の樹齢800年の「重忠杉(しげただすぎ)」

深呼吸をして神木に触れてお祈りすることで、神木から「氣」をいただきます。

神木を入れたお守りが「氣守」です。

三峯神社 寺・神社・教会

開山以来の祖霊をまつる「祖霊社」

三峯神社 寺・神社・教会

国土形成の神である「国常立尊（くにとこたちのみこと）」が奉られた「国常立神社」

三峯神社 寺・神社・教会

「伊勢神宮」
先月に続き、参拝出来ましたことを感謝いたします。

三峯神社 寺・神社・教会

「摂末社」は全部で23社あり、諏訪神社や大山神社など、いずれも三峯神社にゆかりの深い神様を奉ったものです。

以前訪れた神社や、今後訪れたい神社をお参りしました。

三峯神社 寺・神社・教会

逆光になってしまいましたが青空も見えてきて、まるで「日本武尊（やまとたけるのみこと）」が「よく来たな！」と声を掛けてくださっているような。

三峯神社 寺・神社・教会

こちらの石段を上っていきますと…

三峯神社 寺・神社・教会

見えてきましたのは遥拝殿。

三峯神社 寺・神社・教会

こちらから、「三峯神社奥宮」を遥拝します。

奥宮まで登るには1時間半ほど掛かりますし、今の時期は開山されていません。

三峯神社 寺・神社・教会

正面に見える、らくだの背のような形をした山が、山頂に奥宮のある「妙法ヶ岳」です。

三峯神社 寺・神社・教会

参拝が終わりましたら、突如腹ペコに。

「興雲閣」の椎茸丼か、「大島屋」のわらじカツ丼か、蕎麦なら「山麓亭」
あいにく「山麓亭」は休業していましたので、「大島屋」でお腹を満たすことにしましょう。

三峯山 大島屋 グルメ・レストラン

昨日までお粥を食べていて、胃が本調子ではないので、優しそうな「とろろ蕎麦（850円）」を。

添乗員さんから「ここの蕎麦はイマイチ」と聞いていましたが、なんのなんの、美味しいお蕎麦でしたよ！

次回は胃の調子を万全にして「わらじカツ丼」をいただきます。

三峯山 大島屋 グルメ・レストラン

渋い店構えでしたが、店内はシャレています。
テラス席では小鳥と一緒に食事することも。

三峯山 大島屋 グルメ・レストラン

ちょっと悩み事ができましたので、周辺を散策。

よ～し、迷ったらやってしまおう！

「大島屋」の店先で売られていた「みそポテト」を食べようか、悩んでいたのです。
「みそポテト」とは、ふかしたジャガイモを天ぷらにして、味噌だれをかけた秩父名物のB級グルメ。

揚げ物に胃が耐えられるかな…って。
下らない悩みですみません。

三峯山 大島屋 グルメ・レストラン

「みそポテト 5個入り（400円）」

爽やかな2人組みのお兄さんから購入して、外のベンチで食べていいか聞きましたら「寒いので店内でどうぞ」と。
セルフサービスの温かいお茶とともにパクリ。

思ったより油っこくなく、ホクホクのジャガイモに甘めの味噌ダレがよく絡んで、あっという間に5個平らげました。

心もお腹も温まり、「大島屋」さんをご贔屓にしちゃおうっと。

三峯山 大島屋 グルメ・レストラン

再びバスに乗り、次の社まで1時間。
すっかり調子を取り戻し、バス酔いも忘れました。

秩父神社 寺・神社・教会

「秩父神社」は古くから秩父地方の総社として崇敬を集め、平安初期の典籍『国造本紀』によると十世の子孫である知知夫彦命が祖神を祀ったことにはじまるとされています（ツアーガイドより）

秩父神社 寺・神社・教会

建築様式は、本殿・幣殿・拝殿の三棟からなる権現造りで、極彩色に彩られた数多の彫刻郡に覆われた豪華な造りとなっており、埼玉県の重要文化財に指定されています（パンフレットより）

秩父神社 寺・神社・教会

「子宝・子育ての虎」

「日光東照宮」の三猿や眠り猫で有名な、名工「左甚五郎」作です。

秩父神社 寺・神社・教会

同じく「つなぎの龍」

他にも、ご祭神をお守りする「北辰の梟」や、よく見て・よく聞いて・よく話す「お元気三猿」など、見どころたくさん。

秩父神社 寺・神社・教会

「水占みくじ」を引いてみましょう。

秩父神社 寺・神社・教会

「水占」みくじのお誘い
この小川は、当社のご神体山「武甲山」を水源とする伏流水を流しています。武甲山に鎮まる当社ご祭神のご神徳に浴して良運を授かりますよう、この流水に浸す「水占い」のおみくじをお勧めいたします。

秩父神社 寺・神社・教会

「三峯神社」よりひとつ下がって「末吉」…
でも、ひとつひとつは意外と良いことが書かれています。
秩父のおみくじは優しいですね。

「栄養不足に注意」元気になったので、またモリモリ食べます！

秩父神社 寺・神社・教会

バス停車所に利用した「秩父地場産センター」では、秩父名産のお土産を購入することが出来ます。

秩父神社の参拝を含めて自由時間が1時間ですので、もちろん強制では有りません。

じばさん商店 お土産屋・直売所・特産品

添乗員さんおすすめの3品を購入。

「ちちぶ餅（1個130円）」は、持ち帰りに気を使う柔らかさ。
餡子にうるさい私（出来たて「赤福」は大好物ですが、お土産の「赤福」は 嘔吐きます）、大合格！
餡子が主張し過ぎず甘さ控えめ、ふわふわもちもちの儚さでした。
売り切れることも多いそうで、添乗員さんが「自分が食べたくて」事前に電話で確認していました。

「ちちぶ菜漬（300ｇ 380円）」は、別名「しゃくしな漬」
高菜漬けに少し似ていますが、塩気は控えめ、旨みと酸味がよく調和して、シャキシャキと、いくらでも食べられちゃいます。
近くには「しゃくしな漬」を使った炒め物などがいただけるお店も在りました。

そして、秩父といえば「秩父源流水（500ml 130円）」
コーヒーを入れてみましたが、全く味が違う！雑味がなくなり円やかになりました。

バスに30分ほど乗り、最後に訪れましたのは「宝登山神社」

火災や盗難よけなどのご利益で知られており、「宝の山に登る」という縁起のよさから、約100万人の参拝者が訪れます。2011年には世界的に著名な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に掲載され一つ星の評価を受けました（ツアーガイドより）

宝登山神社 寺・神社・教会

自由参拝は30分。
こちらも本殿の彫刻は極彩色でした。眩いです。

三社とも、一眼レフカメラで熱心に撮影する男性が見られました。
…後で気付きましたが、同じツアー客でした。
人の顔を覚えるのが苦手なんですよね。

参拝後、階段を後ろ向きで下りてくる不思議な男性も、最後に気付きましたが同じツアー客でした。
地元民の参拝作法なのかなって、思っていました。

宝登山神社 寺・神社・教会

添乗員さんに「ここだけは見て！」と言われた「日本武尊みそぎの泉」

日本武尊が宝登山に登る前に身を清めたとされています。
硬貨を投げ入れてしまう人がいるせいか、水が濁っていました。

宝登山神社 寺・神社・教会

こちらでもおみくじを引こうと思いましたが、雪がちらつき始め、バタバタと片づけが始まりましたので、今は引くべきときでは無いのかも。

こちらも、また訪れたときの楽しみに取っておきましょう。

宝登山神社 寺・神社・教会

境内の諸社には、学問の神様菅原道真公をお祀りした「天満天神社」、御神水を受けられる「水神社」など6社ありましたが、時間の関係上ひとつだけ参拝。

宝登山神社 寺・神社・教会

「倉稲魂命（うかのみたまのみこと）」を祀る「宝玉稲荷神社」
失くし物をしたときにお参りすると出てくると言われています。

私の失くし物は無事に見つかったのですが、お礼と再発防止のお願いをしました。

宝登山神社 寺・神社・教会

御朱印は三社ともいただけます。

「宝登山神社」は書き置きになる予定でしたが、旅があまりにスムーズで御朱印帳にいただくことが出来ました。

帰りのバスも渋滞無くスルスルと進み、18事半に新宿到着予定でしたが、SAに寄ることもなく17時半過ぎに到着しました！

節分、立春、旧正月の3日間は運気が変わるターニングポイントと言われています。

その節目に心身ともにまいっていましたが、このタイミングで相性の良い「三峯神社」を参拝できましたことは、大きな意味があると思いました。

神様との距離が近い年女の1年間は始まったばかり。
運気を味方につけて、良い年にします！

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

宝登山神社 寺・神社・教会