長期勤続ご褒美休暇で初中南米＆スペイン語圏のメキシコ世界遺産巡り　④約6時間のバス移動でたどり着いたグアナファトは、ハードル上げ過ぎた？

2018/11/16 - 2018/11/24

メキシコ三日目。
この日から帰国までは、毎日バス移動→宿泊との繰り返しと「水曜どうでしょう」的な旅になります。アラフィフにはキツイぞ！ホント。

最初に向かう先はグアナファト。
一番遠い所まで段々と近づいてくる感じにしようと、メキシコシティから今回の目的地の中で一番遠いグアナファトを最初の訪問地にしました。
「グアナフアト歴史地区とその銀鉱群」として世界遺産登録されています。

で、〇球の歩き〇にはグアナファトまでの所要時間4.5hなどと書いておりましたが、実際はメキシコシティ10:20発で、着いたのが16時過ぎと6時間近くかかり、いきなりダメージ蓄積。

そんな感じで訪れたグアナファトですが、最近では眼下に広がる鮮やかな色合いの街並みがインスタ映え（あまりこの言葉使いたくない）するなどと言われ、私の中でも相当な期待をしてハードルを上げていたわけですが、実際訪れてみると・・・まぁ以降は旅行記で各自ご判断を。
久々写真100枚越えと、多少ディスってる割にはヘビーな内容となっておりますが、ご覧頂ければと思います。

今回のスケジュール
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11/16　[1日目]成田→ダラス・フォートワース→メキシコシティ（泊）
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11437476
11/17　[2日目]メキシコシティ（泊）
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11446692　[前半　テオティワカン]
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11453993　[後半　UNAM]
11/18　[3日目]メキシコシティ→グアナファト（泊）
11/19　[4日目]グアナファト→サンミゲル・デ・アジェンデ（泊）
11/20　[5日目]サンミゲル・デ・アジェンデ→ケレタロ（泊）
11/21　[6日目]ケレタロ→プエブラ（泊）
11/22　[7日目]プエブラ→メキシコシティ（泊）
11/23-24 [8,9日目]メキシコシティ→ダラス・フォートワース→成田
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エリア グアナファト(メキシコ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: アメリカン航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

メキシコ3日目の朝でございます。
部屋からの景観はごらんの通り今三つ位。
前日、夕方からホテルで休息取っていたので体力充分。高地に体も慣れて、これからのバス旅に向け準備万端といった所です。

TVじゃ前日行われたサッカーのフレンドリーマッチ、アルゼンチンvsメキシコ（アルゼンチンホーム）のレビューをずっとやってました。
何言ってるかはよくわかりませんが、雰囲気的には批判的な論調だった感じ。
ちなみに結果はアルゼンチン2－0メキシコ。

この後、しっかり朝食取ってチェックアウトし、ホテルからはUberで北バスターミナル移動。初Uberでしたが、既にGrab体験済だったので全く問題無し。ホテルの部屋を出る時に予約したら、エレベーター降りてチェックアウト手続きしている間にもう着いてた。早！
セントロのホテルから北ターミナルまではMX$65。400円ちょっとって感じですな。

写真は飛んで、今回乗るバスのシート。古めですがビジネスクラス程度の座席で快適でした。これなら長旅も大丈夫そう。隣もいないし。

実はこの間ちょっとありまして、バスターミナル着いて時間に余裕があったので、軽く構内の写真撮ってたら、警備員が3人ほど寄って来て写真消せとのお達し。
あれ？昨日は何にも言われなかったがなぁ～。まぁ余計な事はするまいと写真消したところを見せて無事釈放。
女性警備員からは「ニーハオ」とのお言葉。大陸じゃねぇよ！（近藤春奈）

まぁ軽いハプニングはありましたが、バスの時間が来て無事乗車です。ビニール袋は乗車時に配布される軽食（サンドウィッチ）と飲み物。

北バスターミナル バス系

バス会社はETN社、座席は2階建てバスの1階部でした。
右のドアはトイレ。特に汚いという事も無く普通です。（当然ですが女性用は知りません）

北バスターミナル バス系

ほぼほぼ定刻に出発。
次にメキシコシティ戻ってくるのは4日後です。

北バスターミナル バス系

直行便では無く、途中幾つかのターミナルで乗降があるっぽい感じ。
ここはメキシコシティ郊外のどこか。（細かい場所は分からず）

料金所ですね。
真ん中にある、恐らく高速道路会社のロゴであろうものの色が、きちんとメキシコ国旗カラーで彩られています。

途中の風景ですが、この辺りはメキシコっぽさは見られず。

ケレタロのバスターミナルに停車。結構大きい感じ。
明後日にはここ来るから雰囲気覚えておかないとな。

再びグアナファトへ向けてバスは走る。
メキシコシティ出てから約4時間。時間的にはそろそろといった感じなんだが、Google Map見るとまだまだかかりそう。

ようやく着いたか～と思ったが、まだ途中グアナファト手前の街（恐らくイラプアトだと思われる）。この時15時、まじか～！5時間コースだな。

そしてバスは引き続きグアナファトへ。
広々とした草原の中に工場がポツポツといった感じの風景。
確かトヨタ系だったと思うが日本企業の工場もこの辺りにありました。

雰囲気のある街が見えてきましたが、あの街ではありません。もうすぐ時間は16時。いつ着くんだ？

16:05グアナファトのバスターミナルに到着、所要時間5時間45分でした。
あ～しんど。

Central de Autobuses de Guanajuato バス系

メキシコのバスターミナルは市街地から離れた場所にあるのが多く（というか自分の訪れた場所は全て）ここからホテルに行くまでがもう一仕事。

スーツケースあるし、タクシー使えば良かったんだけど、このレトロな感じのバスに乗りたかったので、地元民の顰蹙を買いながら、満員のセントロ行きバスに乗り込む（当然座れず）。

Central de Autobuses de Guanajuato バス系

バスに乗れたはいいが、こんな所で降ろされる（全員）。
元々銀鉱山であったグアナファトは、その坑道や地下水路をそのまま道路として利用し、それがこの街の名物であるわけだが、初グアナファトなのに、いきなりこんな所で降ろされて、スーツケースゴロゴロ転がしながらここ進むのは辛すぎ。位置感覚が分からないのもあって二重苦。

当然、エレベーターなんてバリアフリー的なものは無く、階段登って地上に出るが、地上は地上でこれまた大量の観光客によって歩道は覆いつくされており、歩きずらいったらありゃしない。しかも石畳で段差も多くスーツケースの車輪がガンガン削られる事態に。

そんなこんなでへとへとになりながら、何とかフアレス劇場の裏までたどり着き、ホテルに電話を掛けたわけだが、こちらの言ってる英語が通じない！ホテルからのメールが英文で書いてあったから、英語通じるかと思いきや何か今一つコミュニケーションがとれん！あ～しんど！

それでも、何とか迎えの若者が来て、スーツケース持ってホテルへと案内してもらう。

バスターミナルから結局1時間、もう17時過ぎてるよ。そんな感じでようやく本日の宿に到着。
泊まったのはホテリート カーサ ディオニシオ。とにかく景色が良いとの4トラ情報（キートンさん、川岸町子さん旅行記）を参考に決めました。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

荷物を置いて早速その売りである景色を眺めてみる。
まずはバシリカ（黄色い建物）を中心に。ん～、悪くないんだけど、ちょっと影が邪魔してるね。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

続いて視線を左の方に移してみると、よりカラフルな壁を持った家々が山の斜面にぎっしり建てられています。ん～悪くないね。でもやっぱり影がね。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

屋上に上がれるみたいなので、そっちから見れば少し変わった感じで見られるかな。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

ホテル屋上にはご覧のテラス。明日の朝はここで朝食です。
さて、ここからの眺めはいかに？

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

こっちも大分日陰になっちゃったな。
カラフルさはこちらの方が上なんだけどね。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

そして中心街もこんな感じ・・・微妙。景色は夜景と朝に期待した方がいいな。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

なので街歩きに出かけます。
ホテルはこんな感じで坂の途中に民家に溶け込んでしまってるので、地図だけで探すのは多分相当厳しい。素直にホテルに連絡した方が身のためです。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

中心街行く途中の坂道ですが、いい雰囲気出してます。

中心街、フアレス劇場の裏側。
只今の時刻18時過ぎで、まだまだこの明るさ。

まずはそのフアレス劇場へ。
建国の父で空港の名前にもなっているベニート・フアレスの名を冠した劇場で、メキシコを代表する壮麗な大劇場と歩き方に書かれており、確かにそれっぽい雰囲気はあります。

フアレス劇場 建造物

こちらが入口で入場料MX$35。
で入場料と合わせ『CAMERA$30』と書かれていたので、それも払おうとしたのだが、受付のおっちゃん「そんなもんいらんよ」的な感じで、受け取らずに入れて貰えました。おっちゃんカッコイイ！

フアレス劇場 建造物

ホール入る前の所（名前が分からん）には、石柱がこれでもかと建てられていました。強度面ではいいと思うんだけど邪魔じゃね？

フアレス劇場 建造物

そしてホール内、これは中々素晴らしいです。
ちょうど観光客向けにガイドが説明中でしたので、私も聞く事に・・・とスペイン語なので全く分からず。

フアレス劇場 建造物

ですので聞くのを諦めて、館内周ります。
考えてみれば、映画とかではしょっちゅう見てますが、実際にオペラやクラシック用の劇場観るの、初めてかもしれない。

フアレス劇場 建造物

1903年に完成と100年以上が経過していますが、歴史的な部分をを維持しつつ、今でも週末には上演されるなど、現役で使われているみたいです。

フアレス劇場 建造物

ホール天井には星形のシャンデリア、壁から天井にかけて全面が色鮮やかに装飾されていて、古さを全く感じない美しさでした。

フアレス劇場 建造物

30分程劇場内見学して外へ出ると、劇場前の道では大道芸中でこの人だかり。
というか、奥の方見ると、とんでもない数の観光客が通りを埋め尽くしてます。
この日は日曜日、何かあるんかな？

街歩き続けます。
フアレス劇場横にはこの行列。さてなんだべ？

先頭はこちら。この列、ピピラの丘へ向かうフニクラのチケット買う為に並んでいる人達でした。この時間だと展望台からの夜景見るためでしょう。
これだけの列に並んで行く価値あるかなぁ～。まぁ歩いても登れるらしいので、ちょっと様子見。

フニクラ (ケーブルカー) その他の交通機関

メインの通りを歩いてみます。
それにしても30分前はあんなに明るかったのに、あっという間に灯が必要な位に暗くなってきました。まさに秋の日は釣瓶落としという所でしょう。メキシコですが。

街の東にある、ライトアップされたサンフランシスコ教会。
歩き方の地図にはここまで書かれています。

サンフランシスコ教会 寺院・教会

この先の道はごらんの通り誰も通ってません。
右の壁の所には、落書きされていますが"AL PIPILA"の文字と矢印が。
この道行けば登れるって事か。

で、その道なんですが・・・こりゃキツイな。
歩き方には「夜間の徒歩散策は絶対避けよう」と書いてあるし、これは素直に従った方がいいな。

という事で、夜景はホテルの部屋から見る事にして、再びフアレス劇場前へ。さっきより人増えてるな～。

というか何だこの人混みは！
とてもじゃないけど落ち着いて街散策できるような状況じゃねぇぞ。
ひょっとして悪い日に来ちゃった感じ？

どっか落ち着こうと店入ろうとするも、どこも空きなんてありゃしない。スタバなんて絶対無理だよね。
この辺りで街散策は明日の朝にして、どこかで何か買ってホテルの部屋でまったりしようと決断。

とは言え街の中心、ラパス広場とバシリカの位置だけは知っておいた方がよいかと思い、この黒山の人混みを掻き分け移動します。

なんとかたどり着いたラパス広場はこのありさま、カーニバル＆フェスティバル状態。屋台が広場を埋め尽くして、そこに観光客・地元民が入り乱れております。この中に一人で入り込むのに十分なラテン気質は私持ち合わせていませんので、大人しく写真を撮る事に専念します。

ラパス広場 広場・公園

バシリカの中はミサの真っ最中。
広場があれだけ騒がしい最中でも、ここは厳かな雰囲気でした。

Parroquia de Basilica Colegiata de Nuestra Senora de Guanajuato 寺院・教会

黄色い壁が特徴的なバシリカ教会。
グアナファトの中心にあり、この街の象徴と言ってもいい建物です。なぜか歩き方には説明無いですが・・・。
教会内は結構新しい感じでしたが、建てられたのは1798年と200年以上経っています。広場が人で一杯でこの角度でしか撮影できず。もう一度明日訪問だな。

Parroquia de Basilica Colegiata de Nuestra Senora de Guanajuato 寺院・教会

カーニバル＆フェスティバル状態は盛り上がる一方。移動遊園地的な遊具まである状態で、落ち着いて街散策をするのは不可能に近いので、明日の朝にかけます（何を？）

ラパス広場 広場・公園

途中にあったコンビニで食料・飲料を購入しホテルへ。
フアレス劇場の横からライトアップされたピピラ記念像の姿が見えました。今頃黒山の人だかりだろうな。あたしゃホテルから楽しむとしますよ。

ホテルへの坂道、人気は無かったですが、そこそこ明るいので危険性は無かったです。

で、これがホテルの部屋から撮ったグアナファトの夜景。
まぁ、こんなもんかなという感じ。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

街の反対側はこのような感じ。
中央にある建物（イダルゴ市場）の辺りが妙に明るすぎて、個人的には今一つかな。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

ちなみにシャッタースピード早くして撮ったらこんな感じに。中々夜景撮るのは難しいっすね。この日はこのまま部屋で食事取って、シャワー浴びて早目に就寝。
明日早起きしてピピラの丘登ってみます。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

グアナファトの朝でござります。只今の時刻は7時半の少し手前といった所。
街はまだ影に覆われていて、それ程いい景色という訳では無いですが、とりあえず朝食前の一運動という事でピピラの丘に向かいましょう。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

ホテル前の壁には宗教画が多数描かれておりました。
というか、壁の色にこの緑色普通使わんだろ、さすがラテン。

昨日の喧騒が嘘のように静かなグアナファトの街。まぁこの辺り普通に住宅街ですからね。

右にあるのは水道ですかね。歴史を感じます。

Google Map見ながら大体の感覚で道辿っていったら、途中にこのような案内が。安易に看板立てずに壁に直接書いちゃう所が洒落てます。

ここにもありました。これで迷わず行けそうです。

ちょっときつめのこの坂を上がった所にどうやらあるっぽい感じ。朝食前の散歩にしては少しハードだったか。

ありました。ピピラの丘に立つピピラ記念像です。
ピピラは、メキシコ独立戦争の英雄の1人の名前を取ったもので、手にしている松明で敵に火を放ったとの武勇伝あり。

ピピラ記念像 (ピピラの丘) 自然･景勝地

で、早速撮ってみました。グアナファトといえばの風景。
これを見るために、わざわざ地球の反対から来たと言ってもいいのですが、いざ目の当たりにすると、Webで見たのと同じだなというのが素直な感想。

ピピラ記念像 (ピピラの丘) 自然･景勝地

SNSへのUP用にiPhoneにて撮影。
Webで見た場所に来られた！という達成感はありますが、今一つ感動が浅い自分がいました。ハードル上げ過ぎたんかな～。

バシリカ教会を外した、街の東側の方の風景。
まぁこんな感じです。

朝8時過ぎのピピラ展望台。
人はそこそこいるが、まぁ昨日の人混み考えたら、この程度なら全然いい方じゃないのかなぁ。
ちなみに、ハートの風船持ってる女性とそれを撮っている男性は日本人でした。白Tシャツって芸能人のSNSじゃないんだからさ～（僻み）。

ピピラ記念像 (ピピラの丘) 自然･景勝地

こういう所まで来ましたので、ジオラマ風に撮ってみます（こういう風景のお約束）。

ピピラ記念像 (ピピラの丘) 自然･景勝地

もう一枚、手前フアレス劇場も入れて。
こんな感じで写真を撮りつつ、風景を眺めグアナファトへ来た事を噛みしめます。

ピピラ記念像 (ピピラの丘) 自然･景勝地

ピピラ展望台はこんな感じ。
手前では、昨夜ここでバカ騒ぎしたのであろう観光客の出したゴミを掃除中。偉いぞ青年！

ピピラ記念像 (ピピラの丘) 自然･景勝地

風景に関してはともかく、朝早く来たのは正解だったな。フニクラが確か8:30位から動くみたいなので、その前に来ることをお勧めします。

ピピラ記念像 (ピピラの丘) 自然･景勝地

とりあえず見たいものが見られたので下山です。真ん中にチラッと見えてる赤いのがフニクラ。ホテル戻る前に、一通り街中を散策するかな。

下山道にはウォールアートで陽気な雰囲気出してますが、確かに暗い時にここ通るのは相当勇気いる感じ。

街角に咲くブーゲンビリア・・・ですよね（花オンチ）。

ここにも水道あり。こうやって切り取ると１つの風景画みたいですね。

何事も無く、無事に昨日見たサンフランシスコ教会の前まで下りてきました（明るいうちは危険性無し）。

昨日の喧騒が嘘のような静かな朝です。これならゆっくり街歩きできそう。

造幣局の建物を利用したというホテル、オステリア・デル・フライレの入口には左から日本、メキシコ、スペインの国旗が掲げられています。
スペインは分かるが、なぜ日本？

フアレス劇場の前も静かなもんです。昨日騒いでいた連中は、まだ寝てるんでしょうか？（ちなみにこの日は週の始まり月曜日）

フアレス劇場 建造物

フアレス劇場の隣、サンディエゴ教会入口に目を奪われていると、その手前に何やら怪しい彫像が。これ人間？

サンディエゴ教会 寺院・教会

怪しい彫像を後ろから。妙にマッスル鍛えられた感じでおしり何かキュッとしています。結局なんの彫像かわからず。
奥の緑はラウニオン公園。木々が綺麗に角刈りにされています。

その角刈りの髪の毛ではなく木の下には、ベンチが並び、奥には昔懐かしお立ち台？のようなものがあります。

ウニオン庭園 広場・公園

昨日、食べ物飲み物を買い込んだコンビニ。メキシコでは一番メジャー（と思われる）OXXO。最初オッホって読むんかと思ったら「オクソ」でした。
どの街行ってもあります。中身的には日本にあるコンビニと同じような感じだけど、アルコール類は無かったかな。

本来のロゴは黄色と赤という派手めですが、ここは街の景観を損ねないよう壁と同じような色合いしてます。

昨日は建物直下からしか撮れなかったバシリカ教会。
ピピラ展望台からの風景見てもわかる通り、街の中心たる建物でした。

Parroquia de Basilica Colegiata de Nuestra Senora de Guanajuato 寺院・教会

手前にあった彫像と合わせて。
ちょうど逆光となるため、私の技術ではこれが限界です。

Parroquia de Basilica Colegiata de Nuestra Senora de Guanajuato 寺院・教会

少し歩いた所にある、形状が特徴的なこの建物はグアナファト大学の校舎。元々イエズス会の学校として創設され、色々あって今に至るという感じ。
ちょうど坂になっているので、その形状を活かして造られているらしい。

グアナファト大学 建造物

街の西端まで歩いてみます。ここにも水道あり。
まだ9時前でしたが、私と同じように写真を撮りながら歩く観光客もチラホラ。

これも恐らく坑道をそのまま道路に活かしたもので、地図見ると結構な長さのトンネルみたいですが、向こうの方から人が歩いて来ているように、ちゃんとした生活道路になっています。

グアナファトの街も石畳。

ふと横を見ると、白っぽいイダルゴ市場の奥にこちらもカラフルな家が斜面に建ち並んでいます。統一感が無いんだけど綺麗に見えるのが不思議。

この広場がアロンディガ広場。歩き方の地図だと一番西端に当たる場所となってます。真ん中にあるポールには国旗が掲揚されるような感じなのですが、月曜日は休み？

メキシコの街歩いているとよく見かける、形状が特徴的なこの木。先ほどラウニオン広場で見たのもこの木だと思うのですが、いったい何の木なんでしょう？

アロンディガ広場に面している古びた建物がアロンディガ・デ・グラナディータス。現在は州立博物館となっていますが、元々独立戦争の舞台となった場所で、この建物が政府軍の要塞になったとの事。

アロンディガ デ グラナディータス／州立博物館 文化・芸術・歴史

この辺りが街の外れっぽい感じなので、中心街に戻ります。
ここからバスターミナル行きのバスが出るようですが、ホテルから荷物持ってここ来るまでが一苦労なので、タクシーかな。

古都グアナフアトとその銀鉱群 旧市街・古い町並み

元々駅舎として建てられたものを市場として利用しているイダルゴ市場。ちょっとだけ覗いてみましたが。

イダルゴ市場 市場

飲食店数店を除いて、ほとんどの店が開いてなかったので、建物内の雰囲気だけ味わいます。

イダルゴ市場 市場

狭い路地（ベニート・フアレス通り）ですが、案外バスもガンガン走っちゃってます。

少し歩くと、狭い路地のこの人の数。何があるんでしょうか。

頭上をカラフルな飾りで覆われて、いかにもインスタに上げてくれ的な通りを進みます。

たどり着いた先にはこの行列。何？何？

列の先頭は撮影会。こちら口づけの小道（Callejon del Beso）という撮影スポット。
狭くてバルコニー越しにキスができる所から名づけられたという場所。
それにしてもここまで並ぶか？全く興味が無いので「行った」という跡だけ残しておくとする。

バシリカ教会まで戻って来ました。
これで大体グアナファトの街を周った感じです。月曜日は博物館系が開いてないので、ここで出来る事はこれ位かな。

バシリカ教会前、ラパス広場の植え込みの所に世界遺産のプレートありました。
"GUANAJUATO　PATRIMONIO　CULTURAL DE LA HUMANIDAD" Google訳だと
『グアナファト　人類の文化遺産』との事。

ラパス広場 広場・公園

最後、バシリカ教会内の厳かな雰囲気を体感して、ホテルに戻ります。
なんだかんだで1時間半も散策してしまった。

Parroquia de Basilica Colegiata de Nuestra Senora de Guanajuato 寺院・教会

ホテルに戻って朝食はテラスにて。
食事を待っている間はしばし撮影タイム。
空が青すぎるよ。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

この風景も見納めなので、しっかりと瞼に焼き付けておくとします。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

トーストと卵（スクランブルエッグ）とフルーツ、そしてコーヒーとオレンジジュース。風景込と考えればまぁ満足できます。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

なぜか一輪だけ綺麗に咲いてる真っ赤な薔薇。撮影用に植えてあるとか・・・無いな。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

朝食を済ませて、ホテルをチェックアウトします。
ちょっとハードル上げ過ぎた感はありますが、普通にいい街でした。

Uberが近くにいなかったので、チェックアウト時にタクシーの事聞くと、フアレス劇場裏の道で取ってとの事。案外クールね。まぁいいでしょう。

ホテリート カーサ ディオニシオ ホテル

帰りはスーツケース持ってフアレス劇場裏まで歩き。
ちょうどタクシーが一台客を降ろした所だったので、バスターミナルまで幾ら？と聞くと"Cincuenta"、つまりMX$50で想定通りだったので乗る事に。

写真はタクシー内から地下道を写したかったのだが、ブレブレですいませんという感じ。

ようやく長い旅行記が終わりました。
次はサンミゲル・デ・アジェンデを目指します（世界の車窓から風に）。

この旅行記へのコメント （2）

• fuzzさん 2019/06/27 11:38:47

  海外の空は青い！

  winningさん、こんにちは。
  
  長期勤続ご褒美旅にお邪魔してます。
  写真を撮ってたら消せと言われ・・・
  消せとまでは言われた事はありませんが、ロシアは結構厳しかったです。
  
  あ、winningさんもロシアへ行かれましたよね。
  私はスーパーで厳しく言われて、その日しょげました。
  
  ニーハオ、この言葉を海外で言われるとなぜか屈辱感が。
  ヘイトスピーチをするわけではございませんけれども、なぜか屈辱感。
  
  全く違う人種の国に行くと、中国人も韓国人も日本人も同じに見えるのでしょうね。
  私達がインド人かスリランカか分からない様に。
  白人も同じに見えますもんね。ドイツ人とロシア人はちょっと違って見えますけど。
  
  しかし、海外に行くと日本に比べて空が青いって感じます。
  先週フォートラの県人会をしたのですが、私の旅行記の写真を編集してるでしょうと言われました。グアムの空が青くてきれいなのが不自然に感じた様です。
  日本や台湾、香港の空に比べると本当に青くて綺麗ですね～。
  
  ファレス劇場の入場料をいらないと言って入れてくれた紳士。
  私もそんな大人になりたいな。
  
  fuzz

  winningさん からの返信 2019/06/30 17:09:58

  RE: 海外の空は青い！

  fuzzさん
  メッセージありがとうございます。
  
  メキシコのバスターミナルで撮影NGになったのは、理由はようわかりませんが、まぁそれ程厳しなく、ラテンぽく緩い感じだったのでまだましでした。
  後、中国・北京で地下鉄のセキュリティチェックの様子撮ったら、女性警備員から写真消せと言われました。まぁ消せ言われたら素直に従う事ですね。
  
  確かに海外の空は青い様な気がします。それもアジアよりもヨーロッパの方が何となくそんな雰囲気有りますね。メキシコの空もホント青かったです。最近は日本の空も青いですね。
  
  ラテンの国で暮らすと、気持ちがおおらかになるのでしょうか。
  一度、のんびり暮らして、リフレッシュしたいものです。