2012/05/06 - 2012/05/06
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hiro-ismさん
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マーライオン巡りを続けつつ、シンガポールにも存在するユーラシア大陸最南端へ。
シンガポールは正確には島なのでユーラシア大陸ではない。
しかしシンガポールに言わせると「マレーシアから橋で繋がっているのだからシンガポールもユーラシア大陸だ」とのこと。
その強引な理屈でシンガポールにもユーラシア大陸最南端の地がある。
その場所があるのはセントーサ島、奇しくも10年前に訪れていた島だった。
本文中の金額は旅行当時の両替レート。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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MRTとモノレールを乗り継いでセントーサ島へ。
ユニバーサルスタジオやカジノなどもある一大リゾート島。 -
ハーバーフロントというMRTの駅から直行モノレールで入島料込み3S$(≒195円)。
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当然のように日本語表記も。
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モノレール。
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モノレール内は日曜日の家族連れやカップルがリゾート島に向かう平和な空気が漂う。
そんな中で1人いる私は異質な存在か。
日本だと遊園地に1人、みたいなシチュエーションなんだろうが海外だとそれほど気にならない不思議。 -
モノレールの終点であるビーチ・ステーションで降りる。
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好天の中、赤道直下のシンガポールは朝から暑い。
おまけにセントーサ島はビーチリゾートでもあるので雰囲気も相まって暑さ倍増。 -
パラワンビーチという砂浜近辺を歩きつつ、ユーラシア大陸最南端を目指す。
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吊り橋を渡った先の小島がシンガポール版ユーラシア大陸最南端。
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しかし島国シンガポールの中の更に島であるセントーサ島にありながら「ユーラシア大陸最南端」とは無理がありすぎる。
しかも「大陸」最南端と銘打っているのはセントーサ島の中にある更に小島。
しかもしかもその小島ですら地図を見るかぎり最南端では無い。
マレーシアの最南端も海の上にある桟橋って時点で突っ込みどころはあったが、シンガポールはその遥か上を行く。
でもまぁ折角来ているのだし、その辺のネタ具合も含めてアジア的な旅の醍醐味。 -
マレーシアのそれのようにコレ!という何があるわけでもなく、小島の入口にある「SOUTHERN MOST POINT OF CONTINENTAL ASIA」と書かれた看板。
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マレーシアの方がいかにも的なオブジェを作っていた分だけ最南端アピールは強かった。
そういえば「ユーラシア大陸」最南端を目指す旅という目的だったが現地では「ユーラシア」という言葉は出てこなかった。
シンガポールでは「SOUTHERN MOST POINT OF CONTINENTAL ASIA」だったし、マレーシアでは「SOUTHERN MOST TIP OF MAINLAND ASIA」という表記だった。
いずれもアジアとは謳うものの、ユーラシアとは謳っていない。
ユーラシア大陸という表現は日本独自のものではないと思うのだが、ユーラシアという言葉を使わないのに何か意味はあるのだろうか。
未だにヨーロッパに対して植民地時代の劣等感を抱いているから?と思うのは考えすぎだろうか。 -
後は「Sentosa」と島名が刻まれたオブジェがあるくらい。
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先述の通り突っ込みどころ満載のシンガポール版最南端とはいえ、元がリゾート島なので観光客はそれなり。
観光客の数だけはシンガポールに軍配。 -
リゾート地だけに景色も良いが、ユーラシア大陸最南端は多少の苦労をして行ってこそ意味があるものだと思う。
誰でも簡単に行けるリゾート島のオマケみたいな所へ行って「ユーラシア大陸最南端へ行ってきた」とは言って欲しくない、なんて偉そうに思ってみた。 -
あまりに暑かったので売店でビールを購入、タイガービール小瓶4S$(≒260円)。
リゾート島なので朝からビール飲んでいても違和感が無いところが良い。
旅の目的を達成し、暑い中でビーチ眺めながらビールって最高すぎるシチュエーション。
飲んだそばからすぐに汗になっているのではと思うくらい暑い。 -
セントーサ島の目的はもう1つ、10年前にも来ているが改めてココのマーライオンへ。
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園内の無料巡回バスに乗り、マーライオンのいるインビア駅へ。
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全長40メートル近い巨大なマーライオンは相変わらず。
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巨大マーライオンは中にも入れるのだが、10年前に入っていたのでそれはパス。
冷やかしで入場料だけ調べると8S$(≒520円)、10年前の旅日記を見ると3S$(≒当時のレートで213円)となっていた。
倍以上の値上がり、これがインフレか?と思ったらセントーサ島の入場料は10年前だと6S$(≒当時426円)。
今はモノレールの入島料込み3S$(≒195円)。
島へ入る料金は安くして島の中で金を取ろうという商売戦略なのかもしれない。 -
10年前はセントーサ島にユニバーサルスタジオもカジノも無かった気がする。
もっと閑散としていてこれから発展しようとしているリゾート島という雰囲気だった。
それが今ではシンガポールを代表する1大観光施設、10年一昔とはよくいったものだ。 -
商売戦略の最たるものが島の中にあるカジノ。
冷やかしに行ってみたが場所柄かマカオやソウルのカジノよりもオープンな華やいだ雰囲気。 -
館内は写真撮影禁止だったが、ルーレットやブラックジャックなどの最低レートは10S$(≒650円)からのようだった。
ギャンブルをする習慣はないし、1人でやっても面白く無さそうなので冷やかすだけで終了。 -
最南端と巨大マーライオンを済ますとセントーサ島でやるべきことは達成。
次に目指すはセントーサ島からケーブルカーで行けるマウント・フェーバーという山。
ココに5頭目、最後の公式マーライオンがいることが確認されている。 -
マウント・フェーバーまでのケーブルカーが往復で26S$(≒1,690円)。
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まだ午前中ということもあり、空いているケーブルカー。
6人乗りくらいのケーブルカーを1人独占。 -
好天の下、セントーサ島やシンガポール市街が綺麗に見渡せる。
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風が吹くと意外に揺れて結構恐かったりする。
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分かり易いリゾート地。
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ハーバーフロント駅を経由。
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マウントフェーバーまで10分強。
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そこから5分ほど道なりに歩いて坂を登る。
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そして到着するマーライオン。
人は数人しかおらず、それも私と入れ違いにいなくなった。
マウントフェーバーのマーライオンを独占、今回の旅はこんなんばっかりだ。 -
これで公式マーライオン全5頭を制覇。
・マイナーマーライオン(シンガポール政府観光局)
・元祖マーライオン(マーライオンパーク)
・小マーライオン(マーライオンパーク、今回は見られなかったが5年前に見ているのでカウント)
・大マーライオン(セントーサ島)
・山頂マーライオン(マウントフェーバー) -
元祖は有名すぎ、小は小さすぎ、大は大きすぎ、マイナーはマイナーすぎる。
5頭の中ではサイズや容姿や知名度や発見までの難易度を総合すると山頂マーライオンが最もバランス良く出来ている。
コイツを私が認定するナンバーワンのマーライオンとしよう。 -
周囲はこんな感じ。
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山頂だけに景色も良し。
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ケーブルカー乗り場に展望レストランが付属していた。
ビール飲もうと思ったら18S$(≒1,170円)弱と観光地値段。
下界の倍くらいの値段だけど折角ココまで来たし、公式マーライオン全制覇記念に1杯。 -
復路では終点のセントーサ島までは行かず、途中のハーバーフロント駅で降りる。
ハーバーフロント駅はケーブルカーやMRTやモノレールの駅などと一緒に大きな駅ビルになっている。 -
次に向かうのは非公式マーライオン。
郊外の中国庭園にある亀博物館という所に非公式マーライオンがいるというネットの情報があったのだ。
ハーバーフロント駅からMRTでチャイニーズガーデン駅まで2.1S$(≒137円)。 -
チャイニーズガーデン駅は文字通り中国庭園駅で、駅を降りるとすぐに中国庭園の入口がある。
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入場無料の公園内は広々としていて中国風の建物や塔や石像などが広がる。
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日本でもお馴染み、孔子。
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三国志の英雄、関羽。
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その一画に亀博物館がある。
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目的は亀ではなくマーライオンなのだが入ってみる、入場料5S$(≒325円)。
博物館と謳っているものの、公園の一画を仕切って庭に亀が放し飼いにされ、水槽に色々な亀が入っているだけ。 -
狭いので目指すマーライオンもすぐに分かった。
正面から見ると妙にスリムなマーライオン。 -
亀博物館とマーライオンの結びつきは不明だが一応はマーライオンの体をなしている。
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非公式マーライオンもこれで3頭目。
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池の中には小さい亀が大量にいて、餌(1S$≒65円)をあげられるようになっているため、人を見ると鯉のようにワラワラと寄ってくる。
大量の亀が一斉に寄ってくるので気味が悪いくらい。
庭に放し飼いにされている亀は一様に穏やかなのばかりでかなり牧歌的な雰囲気。 -
水槽の中にいる亀も人が寄ると餌がもらえると思うのか必死にコッチを見て愛嬌を振りまいているようなのもいる。
一方で全く動かず固まっているものなど、亀にも色々いて意外に可愛らしい。 -
ちなみに亀博物館の観光客は2,3人(日本人はゼロ)、やっぱり今回の旅はこういう星の下にあるようだ。
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この日最後の目的は旧シンガポール駅。
マレー鉄道の終着駅として10年前に初めてシンガポール入りしたときに辿り着いた駅。
MRTのタンジョンパガー駅から徒歩10分ほど。 -
現在のマレー鉄道はマレーシアとの国境を越えたすぐの所が終点になっており、シンガポールの中心部までは延びていない。
ゆえにシンガポール駅も閉鎖され、歴史的建造物として遺されているという。 -
歴史的建造物として遺されているというので中に入れるものかと思っていたが、どうやらそうでは無いらしい。
駅舎自体もかなりガタが来ていてあまり手入れもされていないように見受けられた。
遺されている、というよりも放置されているといった雰囲気。 -
シンガポール駅を後にしてチャイナタウンまで歩く。
チャイナタウンのマックスウェル・フードセンターというホーカーズ(飲食屋台街)へ行ってみる。
チキンライスが絶品と地球の歩き方に紹介されていた天天海南鶏飯。 -
夕方には売り切れるので注意、と書いてあったがまだ営業しているようで列も出来ている。
折角なので食べていこうと、少し早い夕食。 -
10分ほど並んでチキンライス3.5S$(≒228円)、安いのが素晴らしい。
飲み物を売っている屋台ではビールもあったのでタイガービール大瓶5.5S$(≒358円)と一緒に食す。
確かに美味いチキンライス、値段の安さも含めてこの旅で1番の当たり飯。 -
ホーカーズの食事はどれも3~5S$(≒195~325円)程度。
お世辞にも綺麗とは言えない場所や食器類等の衛生面を気にしなければ飯は全部ホーカーズで問題無さそうだ。
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