フランス、スペインのバスク地方を訪れる３　サンセバスチャンでバルめぐり、街歩き。

2018/11/14 - 2018/11/21

　美食の街として知られる「サンセバスチャン」です。　
　ピレネー山脈を有する豊かな大地、ビスケー湾の海の恵み、魚介中心の沿岸料理に肉や豆の内陸料理。　両方を味わう事が出来ます。　ミシュランガイドの星の数が最も多いバスクで、美食の中心地です。
　又「ビスケー湾の真珠」といわれる街。　コンチャ湾の眺めは素晴らしかったです。　
　市街地での狭い街並みの両側にバルが並んでいます。　バルめぐりも経験しました。　　治安も良かったです。

エリア サンセバスチャン(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

サンセバスチャンのホテルに２泊します。　　「ホテルマリア・クリスティーヌ」
　　　サンセバスチャンはスペイン王室が夏を過ごした所。　1800年代後半、スペイン王アルフォソ２世が亡くなった後、王妃マリアクリスティーヌが毎年夏をすごした事にちなんで名付けられたそうです。　ちなみに、王妃が滞在したのは「ミラマール宮殿」でこのホテルではありません。

　館内は優雅な雰囲気です。　　部屋も素敵。

　部屋の造りは細長い。　広いとも言えるけど？　　寝室と洗面所が離れています。
　洗面所のドアを開けたところです。　　左に洗面台があります。右にバスタブとシャワーブース、　その先にトイレです。

　右側、ドアの後ろに、バスタブがありました。　お湯の出は良かったです。

バスタブと並んでにあったのは、シャワーブース。　　海外によくあるパターンで、ガラス扉からお湯がモレ出てきます。　扉の出入り口にバスタオルを敷いて使いました。　　いつもこうしています。

そして、その先にあるのが、トイレ。

　トイレです。　　扉はありません。

　部屋から洗面所を見たところです。　　部屋の先にあるのが玄関ホール。　
　　その先明るい所、が洗面所です。　　一番先にあるのが、トイレ。　　　わかりにくいと思うけど、玄関入って右が洗面エリア、左が部屋です。
　動線がちょっとありすぎです。　　　ちょうど曲がり角にある部屋でこのつくりでったようです。　　夜中、トイレに行くのに遠かった！

ツアーでバルめぐりに出かけます。　　ガイドさんに３軒のバルに案内してもらいます。　　メニューはあらかじめ決まっていて、ツアー代金に含まれています。

一軒目「PORTALETAS」　　ピンチョスは芸術作品のようです。

お酒が飲めないので「モスト」というぶどうジュースが良いと教えてもらいました。　　メニューはおすすめです。

　２軒目「GANDARIAS」　　

このバルはレストランも併設しています。　　囲いがあって、テーブルクロスのかかった席はレストラン。　料金も違うそうです。

　店内は満員です。　　料理は外のテーブルに人数分置かれました。　フォークとかも無いので、ナプキンで持って立ち食いです。　　
　　暗くて良くわかりませんでした。　悪くはなかったと思います。　

　こんな大きなキノコははじめて食べました。　　

　３軒目。　　「Atari」　　

　サンタマリア教会の近くです。

　ここも人気店のようで、人が多かったです。　バルの感想としては、外で立って食べ物を持って食べるのは、私にとってはいまいちです。　　暗くて料理もよくみえないし。　店内で食べたかった。　　　　　バルめぐりを終了して、ホテルに戻ります。
　９時頃ですが、スペインではこれからが食事時間になるそうです。　確かに帰り道で、どんどん人がやってきました。　　ガイドさん曰く、夏はもっと混んでいて通りも歩けない程だそうです。

　翌日朝食後、ホテル付近を散歩しました。　　ウルメア川に沿って歩いていきます。　　立派な装飾のある「マリア・クリスティーナ橋」を渡ります。

「サンセバスチャン駅」　橋のを渡ったところにありました。　　ちょうど朝の通勤時間で人が多かったです。

　小さな駅で、列車の本数もそれほど多くなさそうです。

　ホテル対岸の遊歩道を海のほうに歩いていきます。　　走っている人が多いです。

　歴史のありそうな建物があります。

この建物は「クルサル」１９９０年に建てられました。　見本市、コンサートや劇等が行われるコンヴェンションホールです。

　ここで毎年「サンセヴァスチャン映画祭」が行われるそうです。

　ホテル横のこの建物は、劇場のようです。

　ホテル前の広場。

　ホテルには「サンセバスチャンMIO」という料理教室もあるようです。

　
　ホテルに戻り、バスで観光に行きます。

「モンテイゲルド」　　サンセバスチャンの西側にある、小高い丘です。

　半円形の「コンチャ湾」がきれいに見えました。

　「サンタクララ島」「ウルグル山」が綺麗に見渡せます。

山頂には小さな遊園地がありました。　　これはすべり台。　　スリルがありそうです。　　　１１月は営業していませんでした。

　山から下りて、市街地に行きます。　

　新市街の「ブエン・パストール大聖堂」　１８９７年に設立されました。

　ステンドグラスが美しい教会です。

教会のまわりは公園になっていました。

　大聖堂の近くにある「新市場」　　

　新しいビルの中にあります。

　新市場の肉屋さん。　　生ハムが沢山ぶら下がっています。

　スーパーもありました。　　置いている食料品の種類は多かったです。

　日本人の経営する店もありました。　　日本の食材を売っていました。

　市庁舎の建物です。　　カジノとして建てられたそうで、宮殿のようです。

　１８３０年位に建設されましたが、１９２４年の賭博禁止法施行により閉鎖。
　１９４７年に市庁舎となりました。

　市庁舎の前には遊園地がありました。

「ラ・プレチャ市場」　　サンセバスチャンの市場はこちらがメインです。

　旧市街と新市街の間「アラメダ通り」に面しています。

　午前中は、市場のまわりに青空市が出ています。

　花屋さんが多い。

　市場は地下にあります。　このエスカレーターで行きます。

　下りた所は肉屋さん。　　何軒かの店が並びます。

　行ったのが午後３時をすぎていたので、閑散としていました。

　魚屋さんのエリアとは分かれていました。　　もう店じまいの準備をしている店が多く、活気はありませんでした。

　氷の上に魚が見栄え良く並んでいます。　

ランチのできるバルを捜しました。　　昼間でも何軒かは開いていました。

訪れたのは「IZKINA」

　やはり立ち食いは落ち着かないので、座って食べられる店を捜しました。

　飲み物は「モスト」というぶどうジュースを注文しました。

　基本的に、野菜や魚中心の店だと思います。　　並んでいる品を見て、指差しで注文しました。　　　すいているので、可能でした。　　よかった。

　この蟹の甲羅に入ったの。　美味しかったです。　
　蟹の身をほぐして、ソースであえたもの。　　料金も高めでした。

　でもレストランよりはずっとお値打ちでした。

　お店のスタッフに、日本人かと聞かれました。　撮影にも応じてもらえました。

　座ってゆっくり食べられて、バルの印象がずっと良くなりました。

　「サンヴィセンテ教会」　　　旧市街には２つの教会があります。

　そのうち、西側にある教会です。　　狭いバル街を歩いていて、突然現れます。

　教会の前にあるモニュメント。　　何を意味しているのでしょうか。

「コンステシオン広場」　憲法広場。　１８１７年建設。

　１８２８年から１８３２年には市庁舎が建設されました。　　市庁舎がカジノに移ってからは、図書館になっています。

「サンタ・マリア教会」　旧市街、バル街のすぐ近くです。

　ファサードの美しい教会です。

　教会から南側を見ると、バル街の先に「カテドラル」が見えます。

「ギプスコア広場」　　新市街にある広場。　

　バス停があり、ここからオンタリビア行きのバスが出ます。

「県議会議事堂」　広場の横にある歴史ある建物。

海岸の見える遊歩道。　　ベンチに座って休憩しました。「コンチャビーチ」

　１１月なのでビーチに人はわずかですが、シーズンは満員になるそうです。

　先ほど行った「モンテ・イゲルド」が見えます。

　休憩してホテルに帰ります。　　　　

　翌朝、マリア・クリスティーナホテルの朝食会場です。
　　私達の他に日本のツアーがもう一つ入っていて、朝食会場は日本人ばかりでした。　　オープンの７時に来るのは、日本人だけみたい。　　写真は日本人が帰って人がいなくなって写しました。　　食べ物の種類も多く、とても美味しかったです。