2018/09/23 - 2018/09/23
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とものしんさん
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雨の多かった今年の秋。ようやく晴天に恵まれた9月の連休に立山黒部アルペンルートに行ってきました。ここを訪れるのは16年ぶり、絶好の行楽日和ということもあり乗り物は混雑してました。紅葉には少し早かったけど以前と変わらぬ絶景を満喫しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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長野駅から扇沢まで直行便のバスに乗ります。発車15分前に着いたときに並んでいたのは10人ほどでしたが、出発直前に続々と乗り込み乗り切れない人も出るほど。東京からの朝イチの新幹線で来た人が多かったようです。
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なぜか週末に限って天気の悪い日が多かった今年の秋。ようやく巡ってきた絶好のチャンスを逃すわけにはいきません。連休で混雑も予想されるけど、シフト上の休みが9月は週末と重なったので仕方ないです。扇沢に近づくと一部の山には雲がかかってますが今日一日は晴天のはず…。
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標高1433mの扇沢駅に到着すると建物の外まで大行列。アルペンルートには複数の乗り物があり、ここで目的地まで通しの切符を買えるのですが、最初はみんなここで買うので当然混雑するわけです。
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山の頂上付近はすでに色づき始めているところも。日差しが強いので気温以上に暑く感じます。
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40分程並んで切符を購入。混雑のため黒部ダムまでの切符しか販売しないと言ってたので焦りましたが、それは往復してこちらに戻ってくる場合で、時間を気にしなければ立山まで通り抜けられることがわかり一安心。以前来た時(約16年前の夏)はこんなに混んでなかった気がする。
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こちらがこれから乗り込むトロリーバス。ここを走るのは今年が最後ということで記念のステッカーで装飾されてました。
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立錐の余地もないほど混雑したバスに揺られ約15分で黒部ダムに到着です。
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駅からひたすら階段を上り展望台に出ると目の前には黒部ダムの大パノラマ。
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絶好の晴天です。あ~来てよかった。
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正面には立山連峰が壁のように立ちはだかります。
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巨大なダムからの放水は迫力があります。
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ダムの堰堤を歩いて次の乗り物へ。上から見下ろすとこんな感じ。無理な人もいるでしょうけど(^^;
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先ほど上がった展望台は岩壁にへばりつくように建ってました。
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黒部湖駅から全線トンネルのケーブルカーに乗車。意外にも並ばずにすんなりと乗れました。
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黒部平で乗り継ぐロープウェイは定員が少ないこともあり案の定1時間以上の待ち時間。整理券をもらうので指定の時間まで並ばずに済みます。駅上のレストランで早めの昼食。名物のダムカレーをいただきます。
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今回の切符。長野県民限定の割引サービスがあることを知り、それが9月限定だったのでどうしても9月中に来たかったんです。ちなみに扇沢から立山まで通しで約2割オトクに。
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黒部平。黒部ダムから400m近く登りました。
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黒部平から望む後立山連峰。
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反対を向くと立山連峰。山の中ほどに大観峰の駅がポツンと見えます。紅葉はまだ色づき始めたところのようです。
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赤い実はナナカマドでしょうか?
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指定の時間になりロープウェイに乗車。混雑していたのでうまく撮れませんが窓からの眺めは抜群です。
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標高2316mの大観峰に到着。黒部湖が小さく見えます。雲が多少出てきましたが雄大な眺めです。
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よく写真で見かけるロープウェイを入れたアングルで撮って見ました。あと1週間から10日程で紅葉の見頃を迎えることでしょう。ロープウェイから降りると足早にバス乗り場へ向かう人が意外にも多く、せっかくの晴天でこれだけの眺めが楽しめるのに何だかもったいない気がします。
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ここから再びトロリーバスに乗り室堂へ。扇沢からのトロリーバスは今年限りですが、こちらは来年以降も存続し日本で唯一となります。
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トンネルはバス1台やっと通れるほどの狭さ。しかも坂やカーブが多く建設の苦労がうかがえます。
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室堂駅到着。標高2450mでアルペンルートの最高地点です。登山客も多く賑わってます。
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外に出て室堂平を散策。正面には立山(雄山)がそびえ、紅葉もだいぶ進んでます。
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山ははっきり見えますがだいぶ雲が広がり日が隠れてしまいました。
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みくりが池が見えてきました。もう少し先まで歩を進めます。
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眼下に広がるのは地獄谷。以前は遊歩道がありましたが、火山ガスが噴出するため立ち入り禁止となってます。
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みくりが池のほとりまで来ました。
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晴れていて風もなければここから水鏡に映る立山を望めるベストスポットなんですけどねえ…。
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池の脇にあるみくりが池温泉で休憩。日本で一番高いところにある天然温泉です。
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日帰り入浴もできますがそこまで時間はないので、館内の喫茶でケーキセットをいただきました。
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眼下にも雲が広がってました。奥に見えるのは富山湾、かな?
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室堂からのバスは登山客も加わりかなりの行列。時刻表にない臨時便に乗ることができたのですが、ケーブルとの接続駅である美女平には寄らず立山駅まで直行するとのこと。ケーブルカーは以前乗ったし、また並ぶのも面倒なのであきらめることにします。
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これまでの乗り物はほとんど立ちっぱなしでしたが、室堂からの高原バスは座席定員制なので安心して座れます。途中称名滝が見える場所があるのですが、霧がかかって見えず。かわりにバスが近づいても動かず恐れを知らない猿たちを何匹か見かけました。
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約2000mの標高差を1時間ほどで一気に下り立山駅到着。
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地鉄電車で富山へ向かいます。乗車する特急は元京阪電車の車両。外観もほぼそのままです。
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中間車両は2階建ての指定席。座席には余裕がありましたが、せっかくなので指定券を購入し2階席へ。
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常願寺川に沿ってゆっくりと下ってゆきます。
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富山平野に出て坦々と進みます。遠くに先ほどまでいた立山連峰がうっすら見えます。
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再び常願寺川を渡ると終点は近いです。
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終点電鉄富山到着。バラエティに富んだ地鉄電車が並びます。
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今日中に十分自宅へ帰れますが、翌日の富山地鉄乗りつぶしのため富山市内に1泊。駅から10分ほど歩いて富山マンテンホテルへ。市内電車だと富山駅から4つ目です。
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最上階に大浴場もありますが、疲れたので翌朝はいることにし、駅で買った弁当を食べシャワーを浴び早めに寝ます。翌日は市内電車も含めた富山地鉄全線完乗を達成。観光列車のアルプスエキスプレスにも乗車できました。
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