'18 GW　兄妹3人旅　山陰編-1

2018/05/03 - 2018/05/05

自閉症の兄とのGW旅行。

'12年のGWに、両親が海外旅行をすることになったことがきっかけで、GWは、兄と姉と私の3人で旅行をするようになりました。
ちなみに、'12年は長野県、'13年は群馬県、'14年は和歌山県、'15年は入院で行けず、'16年はスリランカ、'17年は鹿児島県でした。

旅行場所は兄が決めて、計画は私が立て、姉はただ付いてくるっというのが我々の旅行スタンスになっています。

旅行するうえでの兄のこだわり
(＊物事における強いこだわりは自閉症の特徴の一つです。)
・計画は早く立てる。なるべく、その計画から逸脱しない。
・電車(列車)に乗る。
・乗り物は、進行方向 左の窓側。
・動物園に行く。遊園地が付いていればなお良し。
・朝食は、バイキング＞洋食＞和食
・寝具はベット。
…などなど
これさえ守れば、私たち妹の行きたい所へも付いてきてくれます。

今回の訪問先は、山陰地方です。
(本当は、兄の希望は鳥取県だったのですが、こっそり島根県も追加しました。)

エリア 境港(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の6時ちょっと過ぎの羽田空港。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

雨が降っており、天候は良くありませんでした。

ANA381便　6時50分発米子空港行き
大きな機種に変わったようで、余裕ある座席でした。

雨の中、手を振ってくださいました。

天候が悪かったので、飛行機がそこそこ揺れたせいもありますが、その前の電車の移動から、かなり体調を崩していた姉。

ダウン。

鳥取の海岸が見えてきました。

自衛隊機。

鳥取空港、到着。
姉を空港の医務室に連れて行こうかと思いましたが、大丈夫というので、タイムズレンタカーで車を借りて、出発することにしました。

車の中でも、ゲーゲーしていましたが…。
ゲの時に、兄がタイミング良く(狙って)吐く真似をして(かなりリアルに)、笑って、ゲーできなかったりで、それなりに楽しいドライブでした。

米子鬼太郎空港 (米子空港) 空港

美保神社、9時ちょっと過ぎ、到着。
良い天気になりました。

美保神社 寺・神社・教会

手水舎。

美保神社の由緒などが書かれたものがありました。

清々しい境内です。
この空気で、姉の具合も少しは良くなりました。

太鼓の音がしたと思ったら、何やら行列が。

朝御饌祭（あさみけさい）
毎朝、行われているようです。せっかくなので、見学させていただきました。

拝殿にて、宮司さんによる祝詞奏上がありましたが、そちらは撮りませんでした。
ちょうど終りに差し掛かる時に、風がサファ～と吹いて、トンビがピーヒョロロロロ～と鳴いて、何だか、とても神聖な場だと感じました。

巫女の舞が始まりました。

優雅です。

雅楽にのって。

お賽銭をして、福種銭を戴きました。

まだ、多くの方は見学されていましたが、兄も飽きてきたので、末社を回ります。

大社造の二殿の間を｢装束の間｣でつないだ特殊な形式で、美保造または比翼大社造とよばれています。

隙間から見えたお尻がかわいくて。

真後ろより。
美保造の様子が、こちらからの方が分かり易いですが、写真は分かりにくいですね。

灯篭。

大きな切株。立派な木だったでしょうね。

大鼕(おおどう)

安政5年に欅の大樹をくりぬいて作られたものだそうです。
大きな音で、よく響きました。

鳥居の奥に海が見えます。

向かって右側の｢左殿(大御前、おおごぜん)｣に三穂津姫命、向かって左側の｢右殿(二御前、にのごぜん)｣に事代主神をお祀りしています。
※神社において左右の概念は、神様を基準としています。したがって、向かって右側が｢左殿｣、左側が｢右殿｣となります。
HPより。

境内末社巡拝

兄も倣って、参拝。

御霊石


美保神社、とても心地よい神社でした。

素敵な小道がありました。
雨上がりだったので、少し青っぽく見えました。

境港へ向かいます。

青石畳通り 名所・史跡

水木しげるロード。10時半ごろ到着。
少しぐるぐるしましたが、空いていた駐車場を見つけることができました。

随分前に来たことはありましたが、まだ今ほど観光客も多くなかったので、その時に比べて、妖怪が増えていたり、商店街が賑やかになっていたり、結構な変化をしてたので、楽しめました。
本当に、ここの彫像はすごくクオリティーが高いので、素晴らしいです！

水木しげるロード 名所・史跡

だるま

ねずみ男

多くの人と握手したんでしょうね。

鬼太郎

目玉の親父

お茶碗の中には、お賽銭でいっぱい。

キジムナー

さがり

手の目

郵便局の文字も良い感じです。

妖怪神社

妖怪神社 寺・神社・教会

手水は、目玉がころころ回っています。

妖怪が潜んでいそうです。

触らせていただきました。

あそこから目玉石がポロリ。

井戸の神

商店街のお店も、それぞれ頑張っています。

座敷童子

夜行さん

お賽銭いっぱい。

金霊

河童

水木夫妻

それを眺めるねずみ男

雨降り小僧

泥田坊

工事中だったのですが、それにとても相まって、良い感じ。

木の葉天狗

格好良い！と思ったのは、だいたいが1990年代に製作されたものでした。
2000年代に作成されたものは、台座に置かれた彫像だけれども、９０年代のは台座も一体化された良く考えられたデザインで、素敵です。

油すまし

ぬらりひょん

流石の格好良さ。

子泣き爺

ぬりかべのマンホール

百々爺

目玉の親父に髷が！

足長手長　の奥に　川うその化け物

ぬりかべ

案外、ちっちゃい。

石見の牛鬼

猫娘

妖怪の人形焼

試食でいただきました。一人1個！
かわいいし、せっかくなので、お土産を買いました。

がしゃどくろ

後ろ姿が哀愁を帯びていて。

べとべとさん

豆腐小僧

かみきり　と　一反木綿

物語になっているようで、面白い。

小豆洗い

銭洗いになっていました。

鬼太郎と目玉の親父

田の神

砂かけ婆

鬼太郎の下駄

つるべおとし

鬼太郎と水木先生

一反木綿風はがきに乗った鬼太郎。

水木先生、執筆中。

のどぐろ

駅前の回転寿司にて。
姉の具合もだいぶ良くなったので、お昼をいただきました。

妖怪学校

死神

何十何年後にお会いするか分かりませんが、私もスイカ好きなので、気が合いそうです。

この時、水木茂ロードは改修工事中だったので、こちらで何体かが妖怪会議をしていました。

バク

夢だけじゃなくて、金属(兵器)食べてくれたりで、平和の象徴だったりするんですよね。

ろくろ首

悪魔君

ばけぞうり

すでになまけ者です。

天井なめ

家鳴り

おトイレの表示もかわいい。

のっぺらぼう

ゲゲゲの鬼太郎の像

本当は、ここには夜に来たかったのだけど、駅前のホテルの予約を取ろうとしたときには、すでにいっぱいで…。
これが灯ったところとか、いつかまた。

河童の泉

ここの小豆洗いは、楽しそう！

この後は、大山へ行きます。
駐車場は満杯になっていました。早い時間に来られて良かったです。