暖かい冬の一日、飯山線を「呑み鉄」で旅する。

2018/01/20 - 2018/01/20

名うての豪雪地帯を走る飯山線。１月下旬、大雪も想定していましたが、ポカポカの陽気で、暖かな列車の中と地酒、そして列車の心地よい振動で、時々居眠りしながら車窓を楽しんできました。

エリア 飯山・栄村(長野)

• 旅行の満足度: 4.0

高崎線、上越線を乗り継いで六日町駅へ向かっています。

六日町駅に到着。ここで乗り換えます。
飯山線の起点は豊野駅、終点は越後川口駅ですが、越後川口と十日町間は以前に乗っているので、今回は十日町から長野まで飯山線の旅を楽しむ予定です。

六日町駅から十日町駅までは北越急行ほくほく線を利用します。
１０時５７分発に乗ります。

１５分で十日町駅に到着。飯山線の出発まで４０分ほど時間がありますが、すでに列車は入線しています。

さすが酒処の新潟ですね。駅構内にも地酒のこも樽が置かれています。

割と立派な十日町駅

飯山線の改札まで時間があるので、駅近くのスーパーを覗くと、ワンカップもメジャーブランド以外に地酒のカップが色々と並んでいます。

駅前の通りにも良さげ酒屋さんがあって、地元のお酒を調達します。

発車１０分くらい前の車内の様子。２両編成ですが、青春１８きっぷのシーズンも終わっていたこともあってか、余裕で座れます。

某ＮＨＫの番組ではありませんが、乗り鉄、撮り鉄、いろいろあれど、我が鉄道の旅は「呑み鉄」なり。それも日本酒、地酒です。
いずれも地元のお酒です。

十日町から４駅目、１５分ほどの越後鹿渡駅。この辺りは駅前にも民家がありますが、晴天で日差しも強かったこともあってか、それほど豪雪という感じはありません。

足滝駅の手前辺りの車窓。足滝駅は新潟県内最後の駅で、次の森宮野原駅からは長野県になります。

飯山線最初の長野県内の駅森宮野原駅。
この駅からは便数は少ないですが、石打や湯沢駅方面へバスが出ています。

新潟県内は信濃川、長野県内は千曲川と名前は変わりますが、飯山線は川沿いに走っていきます。それにしても天気がいい。

早くもカップ酒の３本目。呑み鉄を満喫中。

車窓には雪景色が広がりますが、１月の下旬で名うての豪雪地帯の割にはそれほどでもないような。

長野方面に向かっては左側に川が沿っていますので、進行方向に向かって左側の席がいいかと思います。

十日町駅を出て約１時間。３本のカップ酒、窓から入る強い日差し、暖かい車内、そして気動車の心地よい振動、これらが重なって、うつらうつらです。

この川の対岸の先に有名な野沢温泉があります。

以前は野沢温泉までバスが出ていた戸狩野沢温泉駅ですが、上越新幹線が出来てからは廃止になり、今は野沢温泉へのバスは飯山駅からとなります。

飯山駅へ到着。野沢温泉への玄関口ですが、北陸新幹線の駅も出来、観光客も多い駅です。もっとも飯山線の乗客はそうでもなかったですが。

停車時間が少しあったので、改札口を出てみると、野沢温泉へ向かうバスに乗り込む観光客は海外からの人が多く、とても綺麗で立派な観光案内所もあります。

駅の売店で野沢菜のおやきを買います。

替佐駅ですれ違った「おいこっと」

およそ２時間半で長野駅に到着。しなの鉄道の列車が停まっていました。

長野駅のホームの立ち食いそばで遅い昼食を取ります。

コシがあって結構美味しいですよ。
この後は、まだ時間もあるので、姨捨駅へ向かい。スイッチバックや善光寺平の絶景を見に行こうと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• sachicoさん 2019/01/28 11:04:54

  呑み鉄いいですなぁ～。

  こんにちは！
  
  私も某ＮＨＫの番組の大ファンでございまして。
  タイトルが思わず目にとまってしまい、旅情を感じなら読ませていただきました・・・。
  
  雪国の車窓を肴に飲む、地酒。。見ていてたまらないものがあります・・・！
  
  とても楽しませていただきました。
  
  これからもまたチェックさせてください♪
  

  つきじさん からの返信 2019/02/21 23:34:46

  Re: 呑み鉄いいですなぁ～。

  コメントありがとうございました。
  返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
  某ＮＨＫの番組は缶ビールも多いようですが、やはり地酒のカップが一番だと思います。都内の駅ではごく普通のワンカップしか売っていませんが、東北辺りに行くと、地元の酒蔵のワンカップが売っていてい最高です。