尾瀬檜枝岐温泉・木賊温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
冬期の東北の山はなかなかいけないので3連休を使って桧枝岐に入りました。<br />気になっていた大戸沢岳から会津駒ケ岳への周回、雪がついていれば登れるんじゃないのかと思い計画しましたが、前日30~40cmの降雪があったようで、取り付いてみて最初の20分で雪が深すぎこれは無理と判断し会津駒往復へ切り替え。<br /><br />途中テント泊して2日目に頂上へアタック。天気予報では晴れでしたが山頂付近はガス。風でトレースもかき消され、2,000m付近でホワイトアウト。久しぶりに何も見えない状況でしたが同じレベルの仲間がいると冷静に判断ができますね。GPSを見ながら山頂を目指しているとガスが少し弱くなり稜線が薄っすら見えてきて一安心しました。山頂では展望もなく、道標も埋まり真っ白な世界に色を持ったのは4人だけ。これもいい経験です。<br />下山時にはご褒美のようにダイヤモンドダストに出会いました。美しい自然の現象に会えるのはこの天候だったからこそ。<br />

会津駒ケ岳 ホワイトアウトの山頂へ

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2019/01/12 - 2019/01/13

110位(同エリア225件中)

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YAMA555

YAMA555さん

冬期の東北の山はなかなかいけないので3連休を使って桧枝岐に入りました。
気になっていた大戸沢岳から会津駒ケ岳への周回、雪がついていれば登れるんじゃないのかと思い計画しましたが、前日30~40cmの降雪があったようで、取り付いてみて最初の20分で雪が深すぎこれは無理と判断し会津駒往復へ切り替え。

途中テント泊して2日目に頂上へアタック。天気予報では晴れでしたが山頂付近はガス。風でトレースもかき消され、2,000m付近でホワイトアウト。久しぶりに何も見えない状況でしたが同じレベルの仲間がいると冷静に判断ができますね。GPSを見ながら山頂を目指しているとガスが少し弱くなり稜線が薄っすら見えてきて一安心しました。山頂では展望もなく、道標も埋まり真っ白な世界に色を持ったのは4人だけ。これもいい経験です。
下山時にはご褒美のようにダイヤモンドダストに出会いました。美しい自然の現象に会えるのはこの天候だったからこそ。

旅行の満足度
3.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 前夜21:30地元草加を出発。<br />浦和IC~東北道~西那須野ICで降りる。那須の道の駅湯の香で6:00まで仮眠しました。<br /><br />早朝塩原過ぎて30分位走ったあたりから雪道。

    前夜21:30地元草加を出発。
    浦和IC~東北道~西那須野ICで降りる。那須の道の駅湯の香で6:00まで仮眠しました。

    早朝塩原過ぎて30分位走ったあたりから雪道。

  • 桧枝岐に向かう途中。おそらくあれが会津駒でしょう。<br />山頂付近は真っ白に輝いています。

    桧枝岐に向かう途中。おそらくあれが会津駒でしょう。
    山頂付近は真っ白に輝いています。

  • 仮眠した那須湯の香から桧枝岐まで約1時間30分で道の駅桧枝岐に到着。<br />那須まで来ていればそれほど遠さを感じませんね。

    仮眠した那須湯の香から桧枝岐まで約1時間30分で道の駅桧枝岐に到着。
    那須まで来ていればそれほど遠さを感じませんね。

  • 道の駅でトイレに立ち寄ります。気温は-12度結構寒い。

    道の駅でトイレに立ち寄ります。気温は-12度結構寒い。

  • 8:00駐車場に到着。

    8:00駐車場に到着。

  • 駐車場には既に何台か車がありました。

    駐車場には既に何台か車がありました。

  • まずは当初の予定通り大戸沢岳に取り付いてみる。<br />手前の民家の方が昨日は新雪30-40センチくらい降ったよと言っていたように雪が深い。<br />30分アタックして100mも高度を上げられなかったので1000m上がるのに10時間以上。これは無理だわー。

    まずは当初の予定通り大戸沢岳に取り付いてみる。
    手前の民家の方が昨日は新雪30-40センチくらい降ったよと言っていたように雪が深い。
    30分アタックして100mも高度を上げられなかったので1000m上がるのに10時間以上。これは無理だわー。

  • 潔く撤退。やっぱ雪が締まっている時でないとだめだな。<br />会津駒に向かいましょう。

    潔く撤退。やっぱ雪が締まっている時でないとだめだな。
    会津駒に向かいましょう。

  • 一旦駐車場に戻り、気を取り直して会津駒ピストンへ。<br />先行者のトレースあります。

    一旦駐車場に戻り、気を取り直して会津駒ピストンへ。
    先行者のトレースあります。

  • 前日の新雪で建物もこんな状況でした。

    前日の新雪で建物もこんな状況でした。

  • 登り始めます。

    登り始めます。

  • 既に雪は多く、夏道ではなく沢から入る冬期のトレースでした。

    既に雪は多く、夏道ではなく沢から入る冬期のトレースでした。

  • テント泊+ワカンという装備のため、スキー、スノーシューのトレースを辿ってもラッセル。

    テント泊+ワカンという装備のため、スキー、スノーシューのトレースを辿ってもラッセル。

  • 重装備のYAMAは仲間の後を辿ってもさらに膝分くらい潜る。<br />ま、待ってくれーという感じで懸命にラッセルするが厳しい。

    重装備のYAMAは仲間の後を辿ってもさらに膝分くらい潜る。
    ま、待ってくれーという感じで懸命にラッセルするが厳しい。

  • 黙々と登るがあまりに潜るので、途中で仲間に少し装備を持ってもらった。

    黙々と登るがあまりに潜るので、途中で仲間に少し装備を持ってもらった。

  • 最初は天気が良かったのですが、だんだんと雲がかかってきてしまいました。<br />左手には燧岳の双耳峰が見えました。

    最初は天気が良かったのですが、だんだんと雲がかかってきてしまいました。
    左手には燧岳の双耳峰が見えました。

  • 15時タイムアップ。標高1800m付近の幕営適地でテントを張ることに。皆の足を引っ張ってしまったYAMA。装備の軽量化は課題ですなー。

    15時タイムアップ。標高1800m付近の幕営適地でテントを張ることに。皆の足を引っ張ってしまったYAMA。装備の軽量化は課題ですなー。

  • 展望がよい。

    展望がよい。

  • 早朝5時起床、6時頃かな。今日もいい天気だな。

    早朝5時起床、6時頃かな。今日もいい天気だな。

  • ご来光見えました。が、だんだんと怪しい雲が増えてきているよ。

    ご来光見えました。が、だんだんと怪しい雲が増えてきているよ。

  • 夜は暖かかったのですが、3時ごろから風が強くなり気温もグッと下がった。<br />テント出たくないですが、アタック準備します。

    夜は暖かかったのですが、3時ごろから風が強くなり気温もグッと下がった。
    テント出たくないですが、アタック準備します。

  • テントをデポして登り始めます。<br />陽光があたって景色が活き活きしてきます。

    テントをデポして登り始めます。
    陽光があたって景色が活き活きしてきます。

  • 今日は荷物も軽いし、1日置いた新雪も締まってきたのでそれほど潜らず快調に進めます。

    今日は荷物も軽いし、1日置いた新雪も締まってきたのでそれほど潜らず快調に進めます。

  • でも高いところはガスがかかっている感じだな。

    でも高いところはガスがかかっている感じだな。

  • 2000m付近になると風も強くなり視界が悪くなってくる。<br />前日のトレースもかき消える。幸いラッセルはそれほどしなくて良い感じ。

    2000m付近になると風も強くなり視界が悪くなってくる。
    前日のトレースもかき消える。幸いラッセルはそれほどしなくて良い感じ。

  • ついに視界が閉じてきた。

    ついに視界が閉じてきた。

  • 完全にホワイトアウト。<br />とりあえず落ち着いてGPSを確認し山頂方向へ進む。<br />こういう時1人だと三半規管とか狂いそう。仲間がいると心強いですね。

    完全にホワイトアウト。
    とりあえず落ち着いてGPSを確認し山頂方向へ進む。
    こういう時1人だと三半規管とか狂いそう。仲間がいると心強いですね。

  • 少しガスが弱くなって稜線が薄っすら見えてきた。

    少しガスが弱くなって稜線が薄っすら見えてきた。

  • 道標はないもGPSで山頂らしきところを決めて到着とする。<br />真っ白で何も見えないですが・・・冬期会津駒登ったどー!

    道標はないもGPSで山頂らしきところを決めて到着とする。
    真っ白で何も見えないですが・・・冬期会津駒登ったどー!

    会津駒ヶ岳 自然・景勝地

  • 下山開始。自分達以外は本当に白い世界。

    下山開始。自分達以外は本当に白い世界。

  • 下山時、ヒップソリを使おうと思ったがウントもスントも言わなかったです。<br />なだらか過ぎるのと雪が軟すぎて。

    下山時、ヒップソリを使おうと思ったがウントもスントも言わなかったです。
    なだらか過ぎるのと雪が軟すぎて。

  • 薄っすらと視界が戻ってきました。

    薄っすらと視界が戻ってきました。

  • 一瞬奥の稜線が見えた。

    一瞬奥の稜線が見えた。

  • 現像的な景色。

    現像的な景色。

  • 視界が戻ったので駒ノ小屋が見つかった。風よけに小屋の裏に行こう。

    視界が戻ったので駒ノ小屋が見つかった。風よけに小屋の裏に行こう。

  • 小屋裏で少し休憩します。<br />正面は雪がドッサリでした。

    小屋裏で少し休憩します。
    正面は雪がドッサリでした。

  • 標高を下げてくると少しずつガスが切れ始め、時々太陽がぼやっと姿を現します。

    標高を下げてくると少しずつガスが切れ始め、時々太陽がぼやっと姿を現します。

  • 陽光が暖かい。

    陽光が暖かい。

  • 青空も見えてきた。

    青空も見えてきた。

  • 写真ではわからないですが、太陽が出たことでダイヤモンドダストが見れました。<br />きらきらと光る氷の結晶。なんて美しい。自然の奇跡です。

    写真ではわからないですが、太陽が出たことでダイヤモンドダストが見れました。
    きらきらと光る氷の結晶。なんて美しい。自然の奇跡です。

  • 振り返ると山頂方向はまだガスの中。

    振り返ると山頂方向はまだガスの中。

  • あっという間に幕営地に降りてきました。

    あっという間に幕営地に降りてきました。

  • 全部収納して下山開始。

    全部収納して下山開始。

  • 帰りは本当に楽チンですね~♪

    帰りは本当に楽チンですね~♪

  • 青空の中、幕営地から1時間20分で降りてきました。

    青空の中、幕営地から1時間20分で降りてきました。

  • 本当にお疲れさまでした。この道標、イイ感じです。

    本当にお疲れさまでした。この道標、イイ感じです。

  • 駒の湯で体に芯まで暖か。500円也。<br />貸切でした。

    駒の湯で体に芯まで暖か。500円也。
    貸切でした。

  • 帰り途中、お腹が空いたので道の駅 番屋にて昼飯。

    帰り途中、お腹が空いたので道の駅 番屋にて昼飯。

    道の駅 番屋 道の駅

  • 天ざる蕎麦+番屋揚げ(蕎麦がき)いただきました。<br />蕎麦が美味しい水で締めてありコシがあり旨かったですよ。

    天ざる蕎麦+番屋揚げ(蕎麦がき)いただきました。
    蕎麦が美味しい水で締めてありコシがあり旨かったですよ。

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