ベルギー＆パリ&モンサンミッシェル 母娘旅行 ③

2018/11/20 - 2018/11/27

本当は去年予定していたこの旅行。1年前からANAの特典航空券の予約を入れていたのに、直前になって娘の大学の試験が被っていることが判明。あれほど確認したのに...。今年こそはと念をおしたのに、なんと前日まで運転免許合宿をいれていた！出発前から色々あったので、無事にこうして旅行記が書けることに感謝します。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

いよいよモンサンミッシェルへ出発です。
昨日，せっかく予行練習をしたのですが，乗ろうと思っていたメトロの駅が以外に遠いこと，荷物を持って電車に乗ることのリスクなど考えたところ，バスの方が楽だということでホテルの向かいの停留所へ。
３９番のバスにのりオペラ通りに12分で着く予定です。
バスは始発で北駅発車なので，4人ほどしか乗っていなくて余裕で座って行けました。道もガラガラ。バスで正解でしたね。

まだあたりは真っ暗ですが，人がいないので危険も感じません。

集合時間の10分前にはマイバスに到着

今回，片道のみの送迎を選んだのは，もちろん初めてのモンサンミッシェルで乗り継ぎが不安だったのと，途中のトイレ休憩で立ち寄るオンフルールという港町に行きたかったからです。

でも，マイバスにつくなり，「今日はガソリン税の高騰反対の農民による反対デモで高速道路があちこちトラクターで封鎖されていて，オンフルールには寄れません。行きながら情報を入れながら出発するので，日帰りの方は予定より遅くなってしまうかもしれません。それでもよろしかったら参加ください。当日キャンセルでも返金します。」といわれてしまいました。

オンフルールはとても楽しみにしていて，私の秘密ミッションの一つでしたが，もうホテルも抑えてあるし，帰りのTVGも予約済なので行かないという選択肢はありません。
日本に帰ってきてから見たニュースのデモはこの時もう始まっていたのですね。
オンフルールはまたの機会ということで，出発しました。

バスでガイドをしてくれた高橋さんは昨日もモンサンミッシェルに行っていて，そんな道路事情をやりくりできるのはお前しかいないと会社に言われて今日も乗っているそうです。モンサンミッシェル修道院のパンフレットの日本語訳もなさった方で，モンサンミッシェルのことを知りつくしているようで，いろいろなお話をバスでしてくれたので，片道4時間半くらいがあっという間に感じました。
途中日本で言うドライブインに寄ります。

このジュースが美味しかった！

途中ずーっと牛や羊の放牧場が続いて，19世紀に建てられた(今も人が住んでいる）という家の集落を抜けると遠くの方に見えてきました。

ホテルのそばでバスを降り，私たちは今日のホテルに荷物を置いて，また出発。
ホテルのすぐ前の橋の上が撮影スポットとなっているので早速1枚。

ホテル前から対岸と島内を結ぶシャトルバスに乗っていきます。

本日のホテル。ル・レ・サンミッシェルです。
またまたミッションのひとつです(笑)

10か月前くらいに航空券を予約した時からずっとここにの空き状況を見ていましたが，全くダメで…空いてると思うと1泊7万円とか！
さすがにそれは無理なので，もう少し遠くのホテルを抑えてました。
でも，根気強く空き状況を見ていたらぽっかりと返金不可料金で，しかもお値打ちででたので，速攻予約しました。
モンサンミッシェルビューではないけれど，唯一対岸でモンサンミッシェルを見ながら朝食取れるホテルなので，ワクワクです！

ツインルーム　朝食付きで128ユーロ(約16,570円)

どんどん近づいてきます。

王の門

島に入ると雨も本格的になり，傘が必要なくらい降ってきました。
あいにく島内のメインストリートが工事中で，レストランがあまりありません。
ちょっとお高そうですが，ここで食べましょう。

有名なオムレツのお店です。

実はこの前に一軒入ったのですが，こっちは雨に打たれて寒くて早く温かいものを食べたいのに，メニューを置いていっただけでオーダーをとろうとせず，呼んでも今忙しいから的に放置されたので，出てきてしまいました。

とにかく今は温かいものが食べたいと思っていたら，メニューが全く分からず，グーグル翻訳も通信速度が遅いせいか，全く役に立たず，雰囲気で魚介のスープ一つとサラダひとつを注文。スープにはパンがついてくるというのは知っていたし，あまりたくさんの量を食べられそうもないので，これで十分だろうと思っていました。

サーモンのサラダ
上のはニンジン，下にサーモンが数枚

魚介のスープ

以上二人で46ユーロ！

足りな～い！
次に来た着た時にはオムレツとセットになっている肉を食べよう！
と誓いました。

トイレは2階にあります。
ここを訪れた有名人の写真が壁一面に飾ってありました。

店を出る頃には雨も上がってお日様も出てきました。

お墓もあるんですね。

どんどん階段を登ります。

登ります。

西の塔

大天使ミカエルさま

ここで結婚式もできるそうです。

これもミッション(笑)

回廊の細い手すりは触ってはいけません。とバスで教えてもらいました。
他のものは触っても，座ってもいいそうです。

緑がきれいです。

かつての食堂。
この奥のほうで，同じバスだった方たちが高橋さんとガイドツアーをしていたようです。

モンサンミッシェルではその昔小麦粉を作っていて，その時使っていた水車？だったかな？

メインストリートのグランリュは工事中
ここにお店がいっぱいあるはずなのに。

でも，そのせいか，島内は割とすいていて，ゆっくり回ることができました。
夏場は竹下通りのようになるらしいですね。

降りてきたところから上を見るとミカエル様

ゆっくり写真を撮りながら周っても15時くらいにはもう島を出ようと思ったので，島内だけを楽しみたいならパリからの日帰りツアーでも十分のようです。

ホテルにチェックイン。

なんと，あきらめていたモンサンミッシェルが少しだけど見えます！
テラスがあります。

室内は1泊だけではもったいないくらい広くてゆったりとした造りです。

バスローブもあります。

ネスプレッソの機械が壊れていたようで・・・

クローゼットの扉は大きな鏡になっています。
その奥の扉はトイレ

浴室も広いです。

アメニがティが可愛いパッケージに包まれています。

そして，トイレは別にあるのです。

荷物置き場も広々

ホテル入り口の変な日本語
実際，このホテルには私たち以外は日本人ツアーの団体さんと，中国人しかみなかったです。

ロビーは広々としています。

後ろのデスクがフロント

時差ボケなのか，この日ももう夕方には眠くなり，どこかのレストランに行く気もおきず。
かといって近くの食べ物を売っているお店がほどんどなくて・・・
やっと見つけたお土産屋さんの一角で食べられそうなものを探します。
陸の孤島なんですね。
でも，このパンとカマンベールチーズがとても美味しかった！
ジュースは入れ物が可愛いので買ってみました。

夜にならないと文字が赤くならないのですね。

朝食を食べていると朝焼けに染まるモンサンミッシェルが見えました。
さっさと食べて外に出てみることにします。

写真では伝わらないのが残念。
これを見れただけでもここにきてよかった。
朝はすっごく寒かったけれど，歩いては写真撮影。歩いては写真。の繰り返し。

部屋からの風景です。
夏は虫が多そうですね。

帰りは自力でバスと電車を乗り継いで帰ります。
昨日，バスでガイドの高橋さんに「明日のバスは走ると思いますか？」
と聞いたら，「たぶん大丈夫だと思いますが，インフォメーションで聞いてみてください。」と言われたので，10:05発のバスなので，３０分前にはインフォメーションに着くようにホテルを出ました。
モンサンミッシェルとは逆向きの無料シャトルバスの終点でおります。
せっかく早く来たのに，インフォメーションは１０時から・・・
ここからバス停まで少し離れているので，５分ではいけません。
仕方がないので，バスは走ると信じてバス停で待つことに。

広～い公園のようなところをぬけて

けっこう歩いて

たぶんここがバス停。
私たちのほかに欧米人のご夫婦がいて，その方たちにここがレンヌ行きのバス停かと聞かれましたが，たぶん…と答えるしかなく(^^;

と思っていると，定刻通りにバスが来たので，ほっとしました。
バスの運転手から直接バスチケットを買います。
レンヌまではひとり１５ユーロ。

バスで早速昨日のパンとチーズをむさぼりつく娘。
ほんとにこのセットは美味しかった！

バスは一般道のみ走っていたので，デモも関係なかったようです。
大体定刻通りにつきました。

バスを降りたらみんなの進むほうに進んで

レンヌ駅

この旅の一番のドキドキポイント。
モンサンミッシェル～レンヌ～モンパルナス～パリ北駅～ブリュッセル南駅～ブリュッセル中央駅
の乗り継ぎがうまくいきますように。

11:35発のモンパルナス行きのTGVは何番線か確認。

電車のトイレが飛行機のトイレのようだったので，思わず写真を撮ってしまいました。
きれいでした。

発売と同時くらいに予約したので，セカンドクラスで一人２０ユーロでした。

13：04，モンパルナスに到着。

ここからパリで初めてタクシーに乗ります。
パリ北駅14：25発のタリスに乗るので，余裕をもって30分前にはついていたいと思い，電車でもタクシーでも同じくらいの時間がかかるみたいなので，方向音痴の私たちは道に迷って時間をロスするのが怖かったので，ここはタクシーを選択。
前もって，紙にフランス語で「パリ北駅に行ってください」と大きな文字で書いたメモを運転手さんに見せました。
おととい泊まっていたホテルの近くにきてそろそろだと思っていたら，渋滞で全然進みません。運転手さんが「ここで降りたほうがいいよ」と言ってくれたので，少し手前でおりました。良心的な人で良かったです。いくらか忘れてしまったけど，おつりはチップにしてもらいました。

少し時間があるので，構内のカフェで遅いランチを買います。

TRAIN NO.9451は９番線から発車のようです。

ぎりぎりになってもホームに入れてくれないので，手前が大混雑してました。
セキュリティーゲートのようなものがホームの真ん中にあり，通りたい人は通るみたいな感じで，意味あるのかな？
時間かかると嫌なので，私たちはその脇から抜けてきました。
乗る前に係りの人にチケットを見せます。

ここもセカンドクラスで一人２９ユーロ

先ほどのカフェで買ったランチ。

そしてまだまだ食べるパンとチーズ。

やっとブリュッセル南駅に到着。
乗り換えて，中央駅に帰ります。

今度のお部屋は駅の真ん前です。
部屋からの写真。

まだこれを食べていなかった。
ホテルの中のGODIVAでチョコレートかけイチゴを買って部屋で食べましょう。

少しお散歩。

モーツァルトというお店かな？

レオンでも夕飯食べたいけど。

小便少女。
レオンとデリリウム・ビアカフェの近くにあるので，酔っ払いが多く，あまり長居するところではないですね。
写真を撮ってさっさと退散。

ホテルからグランプラス方面に行くときに通る通路の上のスマーフ

そして今日ももう眠くなってしまったので，今日も部屋ごはん。
ベルギーに来たからにはビールを飲まなければ！
と思いましたが，二人とも普段ビールは飲まない上に，寒いのでそんな気分でもなく・・・
飲みやすそうなフルーツビールを買ってみました。
そして，このジュースが又ありました。
フルーツと野菜が入っていて，スムージーのようで，ビタミンCを補給できそうです。

ヒルトンホテルではベッドリネンを３日に１回しか替えないのですね。
タオルも同じものを使うならフックにかけておいてと書いてありますが，こんなに小さな字は夫なら読めませんね。
私はぎりぎり大丈夫だけど(笑)

帰るまでに外で夕飯を食べる日が来るのかしら？