高雄台南街歩きー毎日２万５千歩　その１

2018/12/29 - 2019/01/02

年末年始を避寒のために台南で過ごすことにしました。LCCを使っていくため、フライト時間の関係で４泊のうち着いた日と出発の前日を高雄に泊まることにしました。
今までは、墾丁で、のんびりと過ごしていたのですが、街で過ごすからには、街歩きでしょう。B級グルメも楽しみたいし。
そんなわけで、これという目的もなく高雄に飛んだのですが、歩こうという意図もなく、気が付いたら思いがけなく歩くことに。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

タイガーエアにて出発です。タイガーエアは背もたれのカバーの色で値段が変わっていて、入り口付近と、非常口付近はこの紫色です。＋１８００円～３０００円です。
入り口付近はさほど前の座席との間隔が広いようには見えませんでしたが、非常口付近はかなりゆったりしています。ただし、リクライニングはできません。
行きは５時間近くかかるので、非常口付近の席を選択しました。

タイガーエアは予約をしておかないと食事は出ません。機内販売はスナック菓子かカップ麺になります。エビアンが７０台湾ドルカップ麺が８０台湾ドルでした。
機内販売品以外の食べ物の飲食禁止ということでしたが、フライトアテンダントが巡回する回数も少なく、ペットボトルなど座席に置いていても注意される人はいませんでした。持ち込みおにぎりなど食べている人も目撃しました。

順調なフライトでしたが、２人でカップ麺一つで倹約してしまったので、小腹がすいてホテルまで我慢できず、空港のファミリーマートでおでんを買いました。
豆腐、つくね、シイタケが２つづつで、１００台湾ドルです。日本のおでんとは、少し違いますが、おでんです。シイタケがとても美味しかった！

高雄国際空港 (KHH) 空港

高雄の駅から徒歩圏で、部屋が広くて安いということで予約した西子湾ホテルにチェックイン。
高雄の駅から確かに近いのですが、正面入り口が表通りになくて、わかりづらいのと、高雄も台南も歩道が凸凹していていたるところに段があって、トランクを転がすには歩きづらいのではじめは近く感じませんでした。
部屋は確かに広かったです。バスルームもこの広さ！大きめの浴槽が売りでしたが、大きすぎてお湯をためるのをあきらめるほどでした。

シィズワン ホテル カオシウング ステイション ホテル

高雄の駅はリニューアルの真っ最中。地上にあった線路を全部地下に移したようです。MRTの新しい出口も見えていました。完成予想図は近未来都市のようでした。
そんな中、残っている旧高雄駅の駅舎がかわいい。

壮大なリニューアル中の高雄駅の南側から北側に抜けてみました。
安寧街は洋服屋さんだらけ。たぶんここは問屋街？表にハンガーで２００元と出ているブラウスを買おうとしたらなんだか中国語でたくさん言われて、３８０元でした。一度は買うのをやめたのですが、よく考えたら安いので結局買いました。
改築前なら線路を眺めながら食べられただろう駅坫食堂とても良い雰囲気のお店でしたが、残念ながら満員でした。

初めての場所で悩むよりはと、MRTで一駅の美麗島にいきました。いざとなったら六合夜市で食べられますしね。
ここの駅は、いつ見ても綺麗。改札の周辺にお店ができていました。

美麗島駅 駅

洋服屋の立ち並ぶアーケード街の南華観光購物街を少し横に入った廟口點心で夕食。
ビールが飲みたかったのにメニューになく「ビール？」と聞くとセブンイレブンとの答え。コンビニで買って持ち込んでも良いのだと勝手に解釈。何も言われなかったので、多分良いのでしょう。入り口のメニューに赤鉛筆で個数を書いて渡すと、会計先で運ばれてきます。鳥のスープとか、漬物の酸味と魚介と鳥だしのちょっと不思議で癖になる揚げ面の汁そばなど結構食べて４１５元でした。

西子湾ホテルの正面入り口は大通りの裏側。一本裏の道から駅に行くと、がたがたの歩道を歩く距離が短くて済むということを発見しました。

ホテルのチェックアウトが１２時だったので、チェックアウト前に蓮池譚の龍虎塔に行くことに。
高雄駅で悠遊カードでタッチして入り左営に行きたいというと、これに乗れといわれました。
各駅なのに綺麗な電車だなぁと思っていると、次は新左営の表示が！
おまけに検札の人も来てちょっとドキドキ。悠遊カードを出すとピピっとやってくれました。
降りてみると後ろの方に、ごく普通の車両もあったので、指定席だったのかなぁ？

左営に行くはずだったのに、着いたのは新左営。台鉄以外は、高鉄もMRTも新左営を左営って言うんだったんですね～。
各駅停車の数が少なそう。そうだとすると一つ戻るのにも時間がかかりそうだし、MRTの生態園區から歩いても結構かかりそう。
だったら新左営から蓮池を回りながら歩こうということにしました。

新左営の駅は新光三越のほうしか知らなかったので、反対側に向かって歩いていくと新鮮！！
ファーストフード屋さんが沢山あって、モスバーガーもありました。
これは今川焼？

新左営駅 駅

新左営から歩き始めてもうすぐ蓮池が見え始めるころ、池の向かい側の道がものすごく賑わってきました。主に野菜や果物を売っていて、それを買いに来るバイクの数がまた半端な数ではありません。
ミニトマトを三種類売っている店があり、一生懸命に選別していた買い物客のおじさんが、私たちに「甘い！」と試食をしろと差出てくれます。お店の人じゃないのに。
本当に甘かったので少しだけ買おうとすると、買い方も教えてくれました。

ハーロー市場でよいのでしょうか？ともかくずーっとお店が続いています。お肉を売っている区画もありそうでした。奥まで続いている区画もありました。

道を孔子廟の方に曲がっても、まだお店は続いています。ここは、別の廟にいく参道のようでテント張りになっていました。肉まんを作っているのかな？
お供えにするような鮮やかな食べ物もうっていました。

孔子廟です。ひとたび中に入ると、一転してすがすがしい雰囲気になります。

池の近くに来ると、向こう側に玄天上帝神像や五里塔などが見えます。
残念なのは池の周りの遊歩道が、整備中のところが多く、高い囲いがしてあって、池を見ながら一周することができないことです。

蓮池潭 滝・河川・湖

見どころがこんなにたくさんあるんですね。
街中には古い屋敷もあったみたいで残念なことをしました。
でも廟は、はっきり言って、見ているうちに、どれがどれやら区別がつかなくなってくるんですよ。

蓮池潭 滝・河川・湖

これもその中の廟の一つ。電光掲示板があって、今の時間や、これからの予定など、掲示されているようでした。

蓮池というだけあって、蓮の花がもう咲いていました。
この日は曇りで２３度くらいだったのですが、日が差してくると、長袖では汗ばむほどでした。

これは五里亭になるのでしょうか、有料の施設でした。なのでスルーです。
結構池の中に貼り出ているので、上に上れば景色は良いだろうとおもいます。

五里亭 建造物

さていよいよ龍虎塔に到着です。やっぱりここは人が多い！！１０時台でしたから、昼前後には、もっと混むのじゃないかしら？
どっちから入るんだっけ？ちゃんと教えてくれています。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

龍の塔の上まで登りました。虎は暑くなってきて疲れて上るのやめました。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

さて帰りはどう帰りましょう？台鉄の各駅は少なそうだし、元来た道を戻るのはちょっと大変だし。生態園區まで歩こうかと思っていたら、ちょうど目の前に新左営行きのバスが！ちょっと大きく回る感じでしたが、無事に新左営に到着し、１２時のチェックアウトにちゃんと間に合いました。