血糖値アゲアゲ／蟹とスイーツの３日間

2018/12/26 - 2018/12/28

　この冬はシンガポールに行こうか、なんて言っていたのに。
　「なんか海外旅行、面倒くさ～い。温泉でゆっくりした～い」なんて気分になりまして。
　結論、カニをダシに北陸推しの、JRの策略に乗っ借りました。
　北陸新幹線でGO!!

エリア 和倉温泉(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急
• 利用旅行会社: びゅうトラベルサービス

　朝早起きしまして、上野発の北陸新幹線、６時３４分発の「はくたか５５１号」で一路金沢へ。
　関係ありませんが、上野駅のトイレのイラストは、男子／帽子に女子／リボンで可愛いと思います。

さて、朝食は恒例の駅弁。
子供は、季節限定の「冬の彩」１３５０円、私と旦那は「上野弁当」１０５０円。写真右側は「冬の彩」です。

　こちらは「上野弁当」ビールはここぞとばかりに「プレミアムモルツ」です。
　「上野弁当」と銘打ちながら、お品書きを見れば「常陸国食材使用弁当」。常磐線沿線の食材を使っているとのこと。
　美味しかったですよ。

　「はくたか」は停車駅が多く、約3時間で金沢駅到着。（９時３５分着）
　和倉温泉への特急は13時５分発ですので、金沢駅をゆっくり満喫します。

　金沢城も兼六園も数年前に訪れておりますので、今回は金沢駅の百番街のお土産ショップ「あんと」（写真下）でお土産を物色です。

　写真はお餅屋さん「すずめ」。ランチ前なのに店頭で搗き立ての豆大福に心惹かれて、即購入。左下の写真を見てください、この伸び具合。
　１個１２０円。

すゞめ 金沢百番街店 グルメ・レストラン

　金沢の鏡餅は紅白なんですよねえ。
一瞬、購入しようかと考えましたが、既に地元のスーパーマーケットでサ○ウの鏡餅を購入していたので断念。

　ランチには以前の金沢旅行で虜になった、郷土料理「治部煮」を食べるつもりでしたが、これから和食が続くだろうということで、金沢名物（らしい）「ブラックカレー」にしました。
　百番街のカフェ「百番や」で食べましたが・・・
　うーん・・・私はあまりここのカレー、好きじゃなかったデス。Sサイズ７５０円。

カフェ 百番や グルメ・レストラン

あまりにも食べ過ぎたため、腹ごなしに近江市場まで散歩しました。
金沢駅から一本道で15分程度です。歩いている途中、ポツポツと雨が降り始めてきました。

近江町市場 名所・史跡

　カニです。
　カニが売ってます。寿司屋も沢山あります。でもカレーを食べたので、何も食べません。

　さて、再び歩いて金沢駅に戻り、１３時１０分発のサンダーバード１５号に乗って、一路和倉温泉へ。

　特急電車サンダーバードで約1時間。（１４時８分着）
　和倉温泉到着。駅前には、宿からの送迎便バスが沢山停車駅していました。

和倉温泉駅 駅

　今回のお宿はここ、美湾荘。
　和倉温泉といえば某高級旅館が有名ですですが、国内旅行でそこまで出品する気になれません。

和倉温泉 ゆけむりの宿美湾荘 宿・ホテル

フロントです。
ひろびろ～　窓の向こうに七尾湾が見えます。
昭和感満載の観光ホテル。でもそこがいい。

　チェックインの手続を終え、１階のラウンジでお抹茶と郷土菓子のサービスを頂きながら、ぼんやりと七尾湾を眺めます。
　冬の能登らしくどんよりとした空模様ですが、七尾湾は穏やかです。

　そして、JRの計らいか大人の休日倶楽部の威力か、部屋が無料でグレードアップ。
白鷺邸の最上階、特別室に泊めていただく事になりました。
　部屋の扉を開けると、下足入の上には生け花が。

お部屋も二間、広々と使えます。

　窓側からの部屋の眺め。12畳と、左側に6畳間。
　座付き菓子は宿のオリジナル菓子「美湾の華」。中に薄く餡子と求肥が入っているような食感です。
当然頂きます。

　洗面所と部屋風呂。
　蛇口は２つあるし、部屋風呂は広いし、ほんと贅沢なお部屋でした。

　しかもオーシャンビュー！！
　こちらのお宿は全室オーシャンビューだそうです。

　荷物を整理したら、大浴場にレッツゴー！
　浴場は部屋棟とは離れた場所にあり、男性用は１階、女性用はエレベーターで２階へ。

女性用の浴室です。入り口の豪華なこと。
雪駄を脱いですぐの、畳が心地よいです。

　浴場内部。もちろん、カメラ持ち込み禁止ですが、使用前なのでご容赦くださいませ。
　露天風呂の向こうは、直ぐに七尾湾。

　お待ちかねの夕食！
　食前酒「オリジナル梅酒」、付出し「蛍烏賊の醤油漬け、中島菜豆富、ワサビのり」、船盛四種、茶わん蒸し、鰤大根に、牛ステーキの朴葉焼き、天麩羅盛り合わせ、ずわいがに、イカサラダ、蟹真丈、山掛蕎麦、フルーツゼリーに蕨餅

　鰤しゃぶマジうまし。ズワイカニめちゃうまし。
　刺身四種盛り・・・思い出してもヨダレが落ちます。
　能登の酒の飲み比べセットを頼みました。やっぱり刺身には日本酒だ！
　しかし、あまりの量の多さに天麩羅の盛り合わせを食べきれないという失態を犯していましました。

　晩御飯の後、卓球をして、またお風呂に入って、寝て、起きて、またまたお風呂に入って。
そして朝食です！

　お鍋の中は湯豆腐。温泉玉子はプリプリで絶妙な湯で具合。左上の網焼きは鰈の干物。すっごく甘くてご飯似合う！
　そしてそして、白米の美味しいこと・・・色々な温泉宿に泊まりましたが、私にとっては史上最高の白ご飯です。
　私は２杯、旦那は３杯、女子高生なのに子供は４杯のお代わりですよ。

　食べるだけ食べたので、温泉街の「七福神めぐり」で散策します。
　ホテルのフロントで「七福神福々めぐり」という地図をもらい、小雨が降ったり止んだりの中、街を探険に。
　最初は「総湯」前の寿老神。

和倉温泉総湯 寿老神像 名所・史跡

　信行寺内の福禄寿、青林寺内の布袋、渡月橋たもとの大黒天。
ホテルで貰った地図に、各福神さま横に設置された石で印を付けてめぐります。
　全部歩いても1時間もかかりません。

渡月橋 名所・史跡

少比古那神社内の毘沙門天様のお顔。
どの福神様も愛らしいお顔をなさっています。

少比古那神社 毘沙門天像 名所・史跡

そんな感じであちこち回り、湯元の広場（写真右）
ここでは温泉玉子が作れるようですが、温泉玉子は朝食に食べたのでスルー。

湯元の広場 公園・植物園

　弁天崎原泉公園を経て、「辻口博啓美術館」へ。
　こちらの美術館はパティシエ辻口氏の飴細工が数点見られるだけの美術館ですが、どちらかと言うと館内のカフェ「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」がメインです。
美術館は特筆すべきことは何もありません（笑）

辻口博啓美術館 美術館・博物館

　ウヘヘヘ・・・
　見てくださいよ、この陳列。ここのケーキは絶対食べようと思っていました。

ル ミュゼ ドゥ アッシュ 和倉店 グルメ・レストラン

　旦那：セラヴィ（左）５６７円
　私：和茶（中）５６７円
　子供：白山（右）４８６円。
　気がつけば、周りのお客さんは一人で２つ注文している方々が殆ど！

　旦那：ブレンドコーヒー（お代わりできます）４５９円、
　私：写真左の「わくたまオレ」４８６円、
　子供：のとミルクヨーグルト３７８円。
　写真右は和茶の断面です。抹茶と白ごまのムースに、マンゴーのジュレという、びっくりな取り合わせですけど、これが！ほんと美味しかった！！

　カフェオレといい、ケーキのクリームといい、ミルクのコクと風味がすごく美味しくて、「この後、スイーツ巡りをしようか」という展開に。
　和倉温泉では、５００円で街のスイーツを三種類食べられるという「和倉スイーツめぐり」のイベントを、通年でやっています。

　写真左は、七福神めぐりで貰った景品。能登ヒバで作られた「しおり」と、和倉温泉のキャラクター「わくたまくん」の絵葉書。
　右は５００円で購入できる「スイーツめぐり券」
　いずれもホテルフロントで入手できます。

　８店舗８種類のスイーツの中から３種類を選びます。
店によっては定休日のお店もあるので、要注意です。小雨も降り出したし、私たちは極力移動を少ないスイーツチョイスをしました。
　左：湯元の広場近くのお土産やさん「だるまや」のガトーショコラ
　左：「のと海鮮丼みとね」のソフトクリーム
　みとねさんでは、食事をしないと店舗内でソフトクリームを食べさせて貰えません。中央の写真は大寒波到来の師走の能登半島で、体を震わせながらソフトクリームを食べる親子。

能登海鮮丼 みとね グルメ・レストラン

　さて、雨も小降りになってきました。
　スイーツめぐりの選択店舗には、先程訪れた「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」のドーナツもチョイスできます。
　で、私たちは迷わず再び「辻口博啓博物館」へ。
　

　そしてドーナツは持ち帰りにしてもらい、再びプチガトーを注文してコーヒーで暖を取ることにしました。
旦那：ミュゼ（右）５６２円
私：サンクサンス（中）５６２円
子供：メテオール（左）５４０円

　それぞれの断面です。今回はみんなでシェアしました。断面もキレイ。
　どれも甘すぎず、くどくない優しい味です。私はメテオールが好きだったな！柚子の香りと紅茶の風味がほんのり。
　もちろん、他の２つも美味しかった。

　いつの間にか雨も上がり、七尾湾にうっすらと虹が。
　お家に帰ってから食べるためのお土産も購入し、ホテルに戻ります。

　ホテルの部屋に戻ると、二日目の座付き菓子。「栃もち」
　あれだけケーキを食べたのに、もちろん食べますよ！この米粉系のもっちりとしたお菓子、たまらん、好き・・・・

　この日の午後は、読書→風呂→昼寝→リラクゼーションマッサージ

　そして夕食！
　この日は近所のセブンイレブンで地元の日本酒を購入して蟹に臨みます。
　

この日はお品書きはなかったのですが、蟹はやっぱりズワイガニ！味噌ウマ！！
刺身にはウニ！蟹鍋もあるよ！！

　そして、初日のランチに食べ損ねた「治部煮」をここで回収。
　多分鴨肉ではなく鶏肉でしたが、鶏肉でも全然OK！

そしてまた卓球、温泉、寝て起きて、また温泉。そして朝食（笑）

どんだけ食べるねんって感じですが、やっぱり、白いご飯が美味しくてですね。

　ご飯も食べたし、チェックアウトです。

　JRのキャンペーンで、カニ料理の写真をSNSにアップすれば粗品を頂けます。ボールペンか自由帳の二択でしたので、迷わずこちらに。かわいい。

ホテルの送迎便で駅まで送ってもらい、和倉温泉駅へ。
10時14分発の「サンダーバード２０号」が入線してきました。

和倉温泉駅 駅

　出発の際、駅員さんが手を振ってくれていました。
　大寒波到来と予報され、出発前からすこし不安な旅行でしたが、雨が二日目に少し降った程度。雪も夜中に少し降ったくらいのようです。交通が乱れることもありませんでした。
　サンダーバードは一路金沢へ。

　復路も再び金沢百番街でショッピング。
　帰ればすぐにお正月だし、お正月用に自宅へのお土産、色々買いました。
　こちらのお店「地酒蔵」では、カウンターでお酒を飲み比べしてお気に入りを二本購入。

金沢地酒蔵 グルメ・レストラン

お買い物に疲れたので、何故かリンツでひと休み。
旦那と子供は アイスチョコドリンクMサイズ７７７円。
私は期間限定のホット抹茶ドリンク、Sサイズ６６９円。コクがあって滑らかで美味しかった～
この旅行でどんだけ甘味を摂取したことか。

　15時1分発の「かがやき５４０号」
　帰りのお昼ご飯は遅めの駅弁にし、百番街の「大友楼」で購入。「金沢のしらべ」１３５０円、「おまつ御前」１０００円

「おまつ御膳」の中身はこんな感じ。ちらし寿司ですね。
「金沢のしらべ」は、写真撮るの失念していました。

　さて、特に意味はないですが北陸新幹線内で撮影した、グーグルマップの画面です。
　北陸新幹線の開通で、上野←→金沢間が、かなり近くなった感じがします。

　以下、買ってきたお土産です。
　日本酒７２０ml瓶を二本（４３７４円）、羽二重餅に、スティック蒲鉾。
　正月用に、かまぼこは「あんと」にある「味の十時屋」さんで沢山買って来ました。他にも「きんつば」「あんころ餅」、昭和天皇に献上したとか言う和菓子など。
　いずれもクロネコで発送してくれます。

味の十字屋 金沢百番街店 お土産屋・直売所・特産品

　ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュで購入した「ケークバリエ」とかいうパウンドケーキ。
　「トラディショナルミソ（左）」と「ミルフレーズ（右）」と2本購入したのですが、１本２１６０円もするんですよ！！！
　でも、美味かったです。めちゃくちゃ美味かったです。

　私、これでも糖質制限ダイエットしてたんですけどね。２０１９年はダイエット仕切り直しDE始まりそうです。