2013/10/18 - 2013/10/19
487位(同エリア892件中)
にっくさん
職場の慰安旅行です。あまり行きたくなかった慰安旅行です。でも色々とシガラミがあって、「行きません」と言えなかった慰安旅行です。
だってねえ、妻として母として(笑)、家族を残して職場の上下関係を引き摺った旅行なんて、楽しい筈ないじゃないですか。
(しかも旅行代金、にまんななせんえん!!!!!!)
悔しいので旅行記UPして、4ポイントを貯めようという算段です。
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今回、旅行代金は一人当たり2万7000円。移動手段は貸し切りのサロンバス。交通費と宿泊代と観光代と、道中の飲み代込みでこの値段。毎月のお給料から職場で積み立てた旅行代金です。
正直、この値段で妥当な旅だったのか否かは分かりません。(私、途中で帰ってきたので・・)
ということで、コストパフォーマンスの評価は放棄して、旅行内容の紹介です。 -
午前中は都内の職場できっちり仕事をし、出発は12時15分。
出発と同時に積み込んだクーラーボックスから缶ビールが配られ、直ぐに幹事の発生で乾杯。缶ビールの後はワイン、焼酎、ウィスキー・・・バス内は充満するアルコール臭。
そして出発から高速を使って2時間ほどで到着したのは群馬県は渋川市にある聖酒造。
http://www.hijiri-sake.co.jp/index.html
・・・どんだけ酒飲む気やねん。 -
渋川市にある聖酒造は天保12年創業の老舗だそうです。
こじんまりした小さな酒蔵ですが、新酒鑑評会で連続金賞受賞しているそうで、敷地内に赤城山からの湧き水が取水できる井戸があります。酒造りはその軟水の湧き水を使っているとか。(写真下段)
少しずつ試飲もさせてもらい、30分ほどの見学も終了。 -
聖酒蔵からバスは山間を進み、30分ほどで伊香保温泉に到着。
今晩の宿泊ホテル「きむら」は有名な石段街からは少し離れた場所にあります。写真の手前に消防署と、その前にバス用のロータリーがあって、市バス用のバス停もあります。
大型観光バスはUターンが不可能ということで、ロータリーで方向変換をした後、写真の道路をバックでホテルまで進入していきました。 -
今晩の宿「ホテルきむら」
何年創業かは知りませんが、結構年季の入った温泉宿です。漂う昭和の香りといいますか、「鄙びた温泉旅館」という表現がぴったり。
建物全体が古めかしい作りになっています。 -
こちらが玄関すぐのロビー。写真には写っていませんが、右手にフロントがあります。奥左手に売店。朝の7時から21時まで営業。
16時頃にチェックインしていた時は営業していませんでしたが、奥右手に喫茶コーナーがあるようです。(バーカウンターみたいなのがありました。)
やはり内装も施設も経年を感じさせます。
エレベーターが少し、電気的な異音を発していたのが気になりました。 -
こちらは階上に向かうエレベーター前のホール。
写真奥には「ナイトクラブ幸」の看板。手前にはUFOキャッチャーらしきゲーム機。やはり、悪く言えばセンスが古、良く言えば昭和レトロな館内センス。 -
こちらが私の部屋です。5階のとある一室。
実は今回の旅行、参加者で女性は私一人ということで、小さな六畳間を1人で宛てがわれました。
エアコンとテレビ、それから貴重品用の金庫。お湯の入った電気ポットと茶器一色。それから肩凝りマッサージ用のグッズ(笑)
当然、浴衣と丹前、それからバスタオルと垢擦り用のナイロンタオル・・温泉宿の定番アメニティは一揃いあります。 -
こちらがルームキー。カードじゃないあたり、時代を感じさせます。
鍵が二つついてますが、一つは部屋の玄関、もう一つは貴重品を入れる耐火金庫のものです。 -
部屋にはお菓子が二種類容易されていました。
一つは「高原花の豆」。大きな豆の甘納豆です。これはお茶請けに良いですね、子供と旦那の土産に買ってかえりました。
もう一枚はオーソドックスな、どこにでもありそうな煎餅菓子。小麦粉ベースの甘い柔らかい煎餅に、アンコと求肥みたいなのが入ってる。こちらも普通に美味でした。 -
温泉旅館に泊まるのだから、余程のことがないかぎり部屋のユニットバスは使わないと思うのだけれど、こちらのユニットバスは事情があってもあまり使いたくないというか。
掃除は行き届いてますが、やはり施設の劣化は否めないというか。サビや、ゴムパッキンの汚れ、全体的な老朽化は水回りで特に目立ちます。
何より狭いしね。 -
さて、同僚達とホテルから有名な石段街に向かいます。
ホテル「きむら」から石段街までは徒歩で約10分〜15分。ですが往路は結構急な上り坂です。
どれくらいの傾斜があるか、分かってもらうためだけに撮った一枚。
結構、お年寄りにはキツい勾配だと思います。 -
有名な石段街に到着しました。
17時過ぎくらいでしたか、ぽつぽつと灯りが灯り始める頃です。
階段の両側に温泉旅館に土産物屋、喫茶店に遊興施設・・それから何故かブティックまで。階段街自体は小さな界隈ですが、散策するには雰囲気のある街です。
階段なのでもちろん勾配があるわけですが、界隈自体が小さいので、お年寄りでも楽しめそうかな。
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階段の最上階に「伊香保神社」があり、その奥に温泉の源泉口があるらしいです。
我が家では日没以降に神社での写真撮影をタブーとしておりますので(笑)神社内の写真はありません。 -
街灯もポストもレトロ調。
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階段街には足湯もあります。「辰の湯」
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もちろん入りました。「辰の湯」無色透明、伊香保の湯です。少しぬるめ。
タオルもハンカチも持っていなかったので、自然乾燥して靴を履きました。 -
階段街から下界を見ます。
灯りが灯ると良い雰囲気。
・・・しかしながらこの街、17時30分になると軒並み閉店という、21世紀の日本には考えられない営業形態。
温泉上がった後に街を散策・・・なんてこと、できないんですね。
この温泉は「遊ぶ」というより、ゆっくりと滞在して作家さんが文筆活動するような、そんな感じの温泉街だと思いました。
子供を連れて来るようなとこじゃないな・・ -
と、同僚がまだ営業している矢場を発見。
射的もありますが、普段する機会のない大弓に興味津々で、300円を払って初体験です。 -
が、ここの親父。客に対して「そんな打ち方されたらダメだよ」と不機嫌な言葉。
同僚が私に「ちょっとやってみる?」と代わってくれましたが、弓初体験の私に対しても「そんな弾きかたしたら、弦が切れるんだよね!」と腹立たしげな言動。挙げ句の果てに「こっちの弓でやって」とボウガンをもってきました。
なんて大名商売。この店一件で私の伊香保に対する印象は最悪になりました。
社員旅行じゃなかったら、マジ切れしてる。 -
さて、宴会です。宴会の料理です。
お腹好いてましたので、たいそう美味しゅうございました。が、甘エビの入ったサラダの、ソースが甘いマンゴーソースでして。
まあ、タイ料理などマンゴーソースを多用した料理は好きですが、たいがい「マンゴーチリソース」とか、辛かったりして。いやもう、ヨーグルトにかけるような甘いマンゴーソースで野菜と甘エビの刺身を食べるのは、うん、決してマズくはないけど美味くもないというか、意外すぎてちょっとアレでした・・
塩で食べる豆腐は美味しかった。 -
宴会は周囲オッサンばかり(当たり前)、一次会のあとに皆、ナイトクラブへ二次会へ流れましたが、オバさんは大人しく部屋へ帰って健康的な時間に就寝いたしました。
最近仕事が忙しくて睡眠時間が3〜4時間しかなかったので、久し振りに7時間、熟睡いたしました。
ホテル「きむら」の朝食は、食堂でビュッフェスタイル。
同僚達男性陣は昨晩遅くまで飲んだのか、7時の朝食開始時間に誰も姿を見かけることはありませんでした。
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メニューは和洋のオーソドックスなもの。結構美味しかったです。
特にフライドポテト、よくこうしたメニューにありがちな、カチカチのチンケなポテトじゃなかったです。
この日は土曜日でしたが、子供の学校行事があるため一人で新幹線で自宅に戻りました。同僚達はロープウェーや近隣の博物館等の観光へ出掛けるそうです。 -
最寄りの「渋川駅」へ行くバスは朝の5時から1時間に2〜3本間隔で出ています。ホテル「きむら」からバス停までは徒歩1分ほどの近場。
そこから「渋川駅」までは所要時間30分ほどです。 -
これが渋川駅。
ここから在来線で高崎まで出て、新幹線で上野駅まで・・・朝8時5分のバスに乗って、上野に到着したのは10時15分でした。
案外近いですね群馬県。
始めての群馬県でしたが、上司との関係を引き摺っての社員旅行&石段街の矢場の親父の態度のせいで、印象は悪い「伊香保温泉」となってしまいました。
多分、仕事でもないかぎり二度と行かないでしょう★
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