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10時半前、ようやく下船でき、歩いてプリンスジョージ埠頭(Prince George Wharf)へ。この港はアメリカ禁酒法(Prohibition in the United States)時代の真っ只中の1920年代に、酒の密輸を増やすために造られた。28年のイギリス前国王のジョージ6世(George VI)の弟のケント公爵ジョージ王子(Prince George, Duke of Kent)の訪問を記念して命名された。エリザベス2世(Elizabeth II)のお孫さんのジョージ王子(Prince George of Cambridge)のことではない。66年から69年に掛けて浚渫され、大型客船が直接停泊できるようになった。それまでは港の外に停泊し、乗客はフェリーで上陸していた。09年には再度浚渫され、世界最大の船もこの港に接岸している。<br /><br />クルーズターミナルを抜けた広場には客待ちのタクシーが並び、馬車乗り場もあり、また多くの土産物屋や食べ物屋が店を広げているが、その一角にバハマ女性への記念碑(Tribute to the Bahamian Woman)がある。これは何年も続いた逆境にもめげず、絶え間ない愛と献身によってバハマを支えてくれた女性たちへの記念碑で、74年に国会議員のオスカー・N・ジョンソン(Oscar N. Johnson)の提唱により建てられたもの。<br /><br />まずはモンタギュー砦へ向かうのだが、埠頭を出たところで、日本人の若いカップルとばったり出会い少しだけお話しする。日本から来られたそうで、少し先に着いたディズニードリームで到着されたそうで、新婚旅行って感じだった。我々には遥か昔の話だな、新婚旅行は。で、ナッソーらしいピンク色を基調としたカラフルな街並みが続くベイストリート(Bay Street)に出て、モンタギュー砦に向かうバスの停留所を探すが、なかなか見つけられない。自分で探すのを諦めて人に聞こうとすると、親切にも埠頭から出て来たところにガイドさんがいた。バス停の位置を乗るバスの番号を教えてくれたので、教えてくれた東方向に少し歩くとバス停の案内はないが、バス待ちの人らしい人がたむろして、その前に教えてくれた11の番号のマイクロバス。一応モンタギュー砦に行くか聞いて乗り込む。間違いなかった。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2509323925804283&amp;type=1&amp;l=7d4af2476f<br /><br />10分ほどでモンタギュー砦近くのバス停で降ろしてもらう。1.5US$。バハマの通貨はバハマドル(BSD)だが、アメリカドルと等価で、混在して流通しており、釣りも混在してもらえる。バハマドルのコインは、パイナップルやヒトデなど形や柄がめずらしい物もあり、アメリカドルはどこででも通用するが、バハマドルはこの国でしか通用しないことを考えて、どっちをどう使うかはある意味、お楽しみ。<br /><br />さて、モンタギュー砦(Fort Montagu)だが、1742年に建てられたこの島で現在残る最古の砦。地元産の石灰岩で造られている。名前は第2代モンタギュー公爵ジョン・モンタギュー(John Montagu, 2nd Duke of Montagu)から名付けられた。建設された時には23門の大砲が備えつけられ、95樽以上が置かれた火薬庫の他、兵舎や衛兵室、貯水池もあった。この島を支配下に置いたイギリス軍がスペイン軍の攻撃から守るために造ったものだが、唯一この砦が戦いに近づいたのは1776年のアメリカ軍の上陸であった。独立戦争のために火薬を奪おうとしたアメリカ軍がこの砦を奪おうとし、イギリス植民地政府の知事は発砲を指示したのだが、兵士たちは従わず逃げ出し、結果的にアメリカ軍に占拠された。ただし、ほとんどの火薬はすでに他に移されていた。その後、アメリカ軍はその時にはまだあった最古の砦、ナッソー砦(Fort Nassau)も占領したが、この砦は今は残ってない。<br /><br />事前調査では8時から15時までは無料ガイドツアーで砦の中に入れるとなっていたのだが、この日は前の海でスターセーラーズリーグ(SSL=Star Sailors League)と云うスター級クラスの国際ヨットレースの決勝が行われており、そのため立ち入りが出来なかった。まあ、小さい砦で、さほど高くもないので入ったからと云ってすごい光景が見られる訳ではないと思うが、ちょっと残念だった。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2509333882469954&amp;type=1&amp;l=197bbd8bd3<br /><br /><br />その3へ続く

バハマ ナッソーその2 (Nassau, Commonwealth of The Bahamas)

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2018/12/08 - 2018/12/08

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旅行記グループ バハマ ナッソー

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ちふゆ

ちふゆさん

10時半前、ようやく下船でき、歩いてプリンスジョージ埠頭(Prince George Wharf)へ。この港はアメリカ禁酒法(Prohibition in the United States)時代の真っ只中の1920年代に、酒の密輸を増やすために造られた。28年のイギリス前国王のジョージ6世(George VI)の弟のケント公爵ジョージ王子(Prince George, Duke of Kent)の訪問を記念して命名された。エリザベス2世(Elizabeth II)のお孫さんのジョージ王子(Prince George of Cambridge)のことではない。66年から69年に掛けて浚渫され、大型客船が直接停泊できるようになった。それまでは港の外に停泊し、乗客はフェリーで上陸していた。09年には再度浚渫され、世界最大の船もこの港に接岸している。

クルーズターミナルを抜けた広場には客待ちのタクシーが並び、馬車乗り場もあり、また多くの土産物屋や食べ物屋が店を広げているが、その一角にバハマ女性への記念碑(Tribute to the Bahamian Woman)がある。これは何年も続いた逆境にもめげず、絶え間ない愛と献身によってバハマを支えてくれた女性たちへの記念碑で、74年に国会議員のオスカー・N・ジョンソン(Oscar N. Johnson)の提唱により建てられたもの。

まずはモンタギュー砦へ向かうのだが、埠頭を出たところで、日本人の若いカップルとばったり出会い少しだけお話しする。日本から来られたそうで、少し先に着いたディズニードリームで到着されたそうで、新婚旅行って感じだった。我々には遥か昔の話だな、新婚旅行は。で、ナッソーらしいピンク色を基調としたカラフルな街並みが続くベイストリート(Bay Street)に出て、モンタギュー砦に向かうバスの停留所を探すが、なかなか見つけられない。自分で探すのを諦めて人に聞こうとすると、親切にも埠頭から出て来たところにガイドさんがいた。バス停の位置を乗るバスの番号を教えてくれたので、教えてくれた東方向に少し歩くとバス停の案内はないが、バス待ちの人らしい人がたむろして、その前に教えてくれた11の番号のマイクロバス。一応モンタギュー砦に行くか聞いて乗り込む。間違いなかった。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2509323925804283&type=1&l=7d4af2476f

10分ほどでモンタギュー砦近くのバス停で降ろしてもらう。1.5US$。バハマの通貨はバハマドル(BSD)だが、アメリカドルと等価で、混在して流通しており、釣りも混在してもらえる。バハマドルのコインは、パイナップルやヒトデなど形や柄がめずらしい物もあり、アメリカドルはどこででも通用するが、バハマドルはこの国でしか通用しないことを考えて、どっちをどう使うかはある意味、お楽しみ。

さて、モンタギュー砦(Fort Montagu)だが、1742年に建てられたこの島で現在残る最古の砦。地元産の石灰岩で造られている。名前は第2代モンタギュー公爵ジョン・モンタギュー(John Montagu, 2nd Duke of Montagu)から名付けられた。建設された時には23門の大砲が備えつけられ、95樽以上が置かれた火薬庫の他、兵舎や衛兵室、貯水池もあった。この島を支配下に置いたイギリス軍がスペイン軍の攻撃から守るために造ったものだが、唯一この砦が戦いに近づいたのは1776年のアメリカ軍の上陸であった。独立戦争のために火薬を奪おうとしたアメリカ軍がこの砦を奪おうとし、イギリス植民地政府の知事は発砲を指示したのだが、兵士たちは従わず逃げ出し、結果的にアメリカ軍に占拠された。ただし、ほとんどの火薬はすでに他に移されていた。その後、アメリカ軍はその時にはまだあった最古の砦、ナッソー砦(Fort Nassau)も占領したが、この砦は今は残ってない。

事前調査では8時から15時までは無料ガイドツアーで砦の中に入れるとなっていたのだが、この日は前の海でスターセーラーズリーグ(SSL=Star Sailors League)と云うスター級クラスの国際ヨットレースの決勝が行われており、そのため立ち入りが出来なかった。まあ、小さい砦で、さほど高くもないので入ったからと云ってすごい光景が見られる訳ではないと思うが、ちょっと残念だった。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2509333882469954&type=1&l=197bbd8bd3


その3へ続く

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