たまには車で／紅葉の金毘羅参りと善通寺・箸蔵寺ほかお寺めぐり２泊３日(^.^)

2018/12/02 - 2018/12/04

子どもの頃からなじみ深い「金毘羅さん」…過去、幼少時に１回（多分…）と、子ども達が小学生ぐらいの時に１回お参りしてるんやけど、どちらも奥社までは未到達（笑）
で、今後ますます階段登るのがしんどくなるんやから、行けるうちに行っといた方がええよなぁ…と(^^ゞ
なら、隣の市には、お大師さんが生まれたお寺「善通寺」もあるし、この機会に八十八ヶ所のうちの幾つかにもお参りしたら、ありがたさ倍増やん～(*^｡^*)
…と言う訳で行って来た金毘羅参りとお寺めぐりの２泊３日旅…毎度の備忘録代わりですが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです(*^｡^*)

宿泊
琴平花壇（連泊）

エリア 善通寺市(香川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

地元から琴平市までは車で１時間半ほど…
なので出発は朝９時を予定してたんやけど…１時間遅れて１０時になるのはお約束（爆）
それでも気持ちの良い青空の下、順調に走って…
（←いつもありがとねん(^_-)-☆＞夫）

１１時半過ぎに到着(^.^)
実は当初の予定では、先に善通寺をはじめとしたお寺を巡る予定やってんけど、天気予報がこの日は晴れで翌日は雨…
しかも旅行直前にサイトをチェックしたら、行けないと思っていた金毘羅さんの宝物館での特別展が、期間延長していてこの日までの開催に(ﾟДﾟ)
こ～れ～は、先に金毘羅参りをしなさいと言うことかも（笑）てな訳で…
お宿に連絡を入れ、予め駐車場に車を置かせてもらって、まずは参拝することに(^.^)
写真の橋は「鞘橋」、年３回の神事の時だけ使用される橋なんだそう

説明板

アップで
国の登録有形文化財にもなってるよん(^.^)

徒歩１０分ほどで表参道到着

杖もレンタルして…
（あちこちに同様の杖あり。お土産屋さんの中には、無料で貸し出ししているところも(^.^)）

いよいよ登るよん(^.^)

鳥居の下には備前焼の狛犬が(^.^)

金刀比羅宮 寺・神社・教会

参道脇のこの建物の中には燈籠が

金刀比羅宮 寺・神社・教会

説明板(^.^)

思いがけず紅葉も綺麗(*^｡^*)

そうこうするうちに大門が

金刀比羅宮 寺・神社・教会

左右には二体の武者像が
場所的に、明治維新までの神仏習合時代には、仁王像があったんやろ～なぁ…と(*^｡^*)
で、今ちょっと調べたら、やっぱりそうで、元の仁王像は今、三豊市財田町の伊舎那院というお寺にあるんだとか
いつかそちらも拝見してみたいよん(^.^)
でもってこの武者像は、昭和４０年代に大阪の船会社から奉納されたものなんだそう

さて。
門をくぐってからが境内
中に見える大きな番傘の下では、五人百姓の皆さんが、金毘羅名物「加美代飴」を販売(^.^)

って…これからがいよいよ本番(^◇^;)

…と、ここでトイレに行ったら、裏手に見事な紅葉が(*^｡^*)

もう１枚(^o^)

…その後も、鳥居をくぐっては登り、またくぐっては登りして…

やっとのことで(^◇^;)たどり着いたのが、資生堂パーラーと金毘羅さんのコラボ？「神椿」
前回子ども達と来た時はなかったと思うんで、お洒落な（笑）お店ができていることにちょい感動(^^ゞ

神椿 グルメ・レストラン

三元豚のサンドイッチ（見た目よりボリュームあり）と…

季節のパフェは夫と半分こ(^^ゞ
お腹いっぱい＆休憩もできて、あともうひと頑張り…

…できるんかいな…(^◇^;)

ヒーハーヒーハー…(>_<)

手前に祓戸社と火雷社
（写真は祓戸社）

そして旭社に参拝
…めちゃ立派やけど本宮ではないよ～ん…(^◇^;)

金刀比羅宮 寺・神社・教会

まだ続く…(^◇^;)

子ども達はみんな元気でほっこり(*^｡^*)
…しつつも、やっぱりしんどいもんはしんどい（爆）

と、ヒーヒー言いつつ(^◇^;)、やっと本宮到着
先の狛犬さんからここまでで何と１時間４０分(^◇^;)（ランチ休憩含む）

金刀比羅宮 寺・神社・教会

景色を眺めてほっと一息

ちょっとだけ周囲も散策(*^｡^*)
もちろんお馴染みの、黄色のお守りも購入(^o^)

さてさて。
そろそろ今回の本来の目的地へ、ということで…

奥社に…

向かって…

ひたすら歩く＆登る(^◇^;)

紅葉が綺麗な白峰神社(*^｡^*)

金刀比羅宮 白峯神社 寺・神社・教会

立ち止まって観賞＆休憩（←こっちがメイン（笑））

…まだか～…(^◇^;)

菅原神社
ご祭神はもちろん道真公(^.^)

奥社まであと２００メートル…

…って、長いやん！！(>_<)

んでもついに…

到着！！＼(^O^)／
本宮から約４０分…一般的には半時間ぐらいと言われてるんで、いかにσ(^_^)達（てか、σ(^_^;）がヘタレかっつ～…(^◇^;)
まあええわ、ちゃんと来られたし(*^｡^*)
てことで、早速参拝(^.^)

金刀比羅宮 厳魂神社 (奥社) 寺・神社・教会

上からの景色(^.^)
…は、あんまし本宮からと変わらんかも…(^◇^;)

お社横の露出した岩肌に彫られた天狗さま(^.^)

こちらが奥社でしか販売していない、有名な天狗守り
…なんやけど、今回は購入せず(^^ゞ
何にせよ、今年の台風で奥社までの参道は長らく通行止めになってたんで、無事復旧されて本当に良かったよん(^.^)

しばし休憩後…
再度頑張って（笑）下りることに

再び白峰神社の紅葉(^.^)
見る向きが変わると感じも変わるよねん(^_-)-☆

本宮(^.^)

名残の大銀杏
これも下りで初めて目に入った光景(^^ゞ

今更ながら境内図(^^ゞ

さて。
帰りは結構忙しいよん(^◇^;)
まずはこちら「書院」で…

金刀比羅宮 寺・神社・教会

円山応挙の障壁画等を見学(*^｡^*)
トラがネコっぽくて可愛い～(^.^)
って…当時の人達は本物を見る機会がなかったんやもんな(^o^)
できればもっと間近で見たかったなぁ…

庭園もなかなかにｸﾞｰ(^-^)g""

往路では余裕なくて(^◇^;)撮れなかった、参道脇のこんぴら狗
江戸時代、自分では金比羅参りに行けない人が、飼い犬の首に巻いた風呂敷に初穂料や旅費を入れて、旅人に託したんだそう
でもって、複数の人々に世話をされつつ、無事代参を果たすと、再度同様の過程を経て飼い主のところに戻ったんだとか
全ては人の善意があればこそ成り立つもの…ええ話や～！！(*^｡^*)

続いては「高橋由一館」
こちらもこの日までの開館…間に合って良かった～！！

高橋由一館 美術館・博物館

館内ポスター(*^｡^*)

同じくポスターの反対面
油彩なのに水彩画のようなさらりとした質感と色使いに感心(^.^)
静物画と風景画のどちらも良くて、特に桜のピンクや夕焼けの茜色などの濁りのない美しさに感動したよん(*^｡^*)

そして最後はこちら、宝物館の…

金刀比羅宮宝物館 美術館・博物館

「こんぴらさんのおもしろ展」
こちらも期間延長してこの日まで(^_^)v
定番の百鬼夜行図とか、伝空海やけど江戸時代（爆）の仏画とか…
狩野派の画家さん（名前忘れた(^◇^;)）の三十六歌仙図とか
神仏習合時代の十一面観音さま（重文）や不動明王さま等の仏像とか、
はたまた、ちょいお下品な「放屁図」とか（笑）
ごった煮状態やったけど面白かったよん(*^｡^*)

…という訳で、午後５時の閉館ぎりぎりまで鑑賞して（ありがとうございました(*^｡^*)＞係の方）、再度下ると、大門もこのとおり夕闇に(^.^)

鼓楼では丁度鐘の音が刻を告げ…

金刀比羅宮 寺・神社・教会

灯明堂の釣燈籠にも明かりが(*^｡^*)

金刀比羅宮 寺・神社・教会

後はひたすら歩いて駐車場まで戻り、連絡して迎えに来ていただいてお宿まで(^.^)

ということで、今回のお宿は「琴平花壇」さん
部屋はモダンな感じの和洋室
奥のテーブルは掘り炬燵式（床暖房あり）だよん(^.^)

こんぴら温泉 琴平花壇 宿・ホテル

高台にあるので窓からは夜景が(*^｡^*)

でもって、何はともあれ温泉温泉(*^｡^*)
…ま、加温＆循環＆消毒ありのフルセットではあるんやけど(^◇^;)、疲れた身体をほぐすのにはいいよねん(^_-)-☆
（大浴場は撮影禁止のため写真はなし）

そしてその後は、お待ちかね～の夕食に(*^｡^*)

お品書き(*^｡^*)

何つっても讃岐はお大師さんの生まれた土地
…という訳で、食事の共は地ビールの「空海」

素材もなかなかに新鮮、σ(^_^)達には量もほどよく、どれも概ね美味しくいただいたよん(^.^)
んでは…おやすみなさい(-_-)zzz
（ってか、ビール１本で早々とダウンしたσ(^_^;…マジ弱なったわ…(^◇^;)）

翌朝は天気予報どおり雨模様(^_^;

とりあえず朝食はいつも通りしっかり完食（笑）
でもってこの日は隣の善通寺市でお寺めぐり(*^｡^*)

連泊なんで余裕かましてたら（笑）例によって１０時４５分頃と遅い出発に(^◇^;)
んでも、なんか雨も止んで行けそうな感じ(^_^)v
これもお大師さんのご加護かも！？

…ということで、スタートは四国八十八箇所第７２番札所「曼荼羅寺」さんから(^o^)

曼荼羅寺 寺・神社・教会

仁王さま（阿形）

こちらは吽形
…怖そう…やけど、何か剽軽な感じ(^o^)

境内の様子
修行大師と延命地蔵さま(^.^)

本堂と観音堂(^.^)
正式にお遍路さんしてる訳ではないんで、本堂と太師堂でロウソク＆お線香を備えて、下手っぴな（爆）般若心経＆光明真言＆お大師さんの御宝号を
土地柄、実家はもちろん真言宗なんで、後ろ２つは幼少時から聞き覚えてるんやけど、般若心経は未だに憶えられなくて豆経本使用(^◇^;)
情けなや～(^_^;
もちろん、個人でお遍路されてる方達＆お参りの方達も、途切れることなく訪れてたよん(^.^)

こちらは鐘楼と太師堂(^.^)

でもって、こちらの観音さま（多分…）の奥にあるお堂、笠松大師は…

お大師さんお手植えと伝わる県指定天然記念物の松が、残念ながら平成１４年に松食い虫によって枯死してしまった際、その幹部にお大師さんの姿を刻んだもの
全ての仏様たちには綺麗に花が供えられ、気持ちの良い境内やった(*^｡^*)

続いては７３番札所「出釈迦寺」
位置関係はこんな感じ(^.^)

駐車場の横にはため池(^.^)

参道左脇には修行大師さま

参道横には干支別の守り本尊さま(^.^)

山門(^.^)

出釈迦寺 寺・神社・教会

境内側から(^.^)

右が太師堂、左が本堂
先と同様に参拝(^.^)

求聞持大師さま

さて。
このお寺には、奥の院「捨身ヶ嶽禅定」があり、こちらの階段を登るとその遥拝所が
ちなみに「捨身ヶ嶽禅定」とは…

境内の案内板に書かれているようないわれのところ(^.^)
要約すると、お大師さんが真魚（まお）の名で呼ばれていた７歳の頃に「仏門に入って民衆を救いたい。願いがかなわぬなら、この身を諸仏の供養としてささげる」と、断崖から身を投げると、釈迦如来と天女が現れ、天女が空海を抱き止めた…という場所なんだとか
お大師さんは後にこの霊験を記念して、断崖のそばに堂を開き、自作の釈迦如来像をまつったのが出釈迦寺の始まりだそう
で、後の江戸時代？に、参拝しやすいよう、麓のここに本堂を移したという次第

こちらが遥拝所
もちろんありがたく参拝

横には修行大師さま
奥には…

鐘楼も

で。
当初は次の札所に行くつもりやってんけど、なんか道が続いてるし、距離も１、４キロとのこと、ならついでにその奥の院にも行ってみる？と

そして少し行くと奥の院用の駐車場が
んで、試しにここからの時間をグーグルマップで確認してみたら、何と９分…
９分？？それやったら行けるんちゃうん？？
…ということで、試しに歩いてみることに(^o^)
って…
そう、この時点では、それがどれだけ大変なことか、まだ知る由もないσ(^_^)達なのだった（謎爆）
ちなみに、一番目立つところにある燈籠は、香川出身の故大平首相の献灯(^.^)

紅葉(^.^)

参道脇にはずらりと石灯籠

そして竹林で雰囲気抜群！！＼(^O^)／
って…ちゃうねんっっ！！
写真やと全く分からんのやけど、実際はめちゃくちゃ傾斜がきついねん！！(>_<)
体感だと４５℃ぐらいあるんちゃうか（爆）というような急坂の上りで、あっという間に汗だくに(^◇^;)
…昨日あれだけ階段上り下りしたのにぃ～…｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡
ヒーハーヒーハー…(T_T)

ヒーハーヒーハー…(>_<)
唯一の（笑）救いは下の道路が、ザラザラのコンクリートで、滑りにくい仕様になっていること
なので濡れていても何とかＯＫ(^^ゞ

１０分ほど登ると水場が
説明板によると霊水で、県外からも水を汲みに訪れるんだとか

相変わらずの登り道…

救いは紅葉
素晴らしい～(*^｡^*)

参詣道の石碑

ちょい歩いてから振り返ってパチリ
…つか、傾斜のキツさに度々立ち止まって休憩を余儀なくされるんで（爆）ついでに撮ってるっつ～か…(^◇^;)

で、目の前の道にはチェーンが張られていて、ここからは車自体が通行ＮＧに
もっとも、徒歩では無理やけど、どうしても行きたい場合は、社務所でお願いすると鍵を貸していただけるみたいだよん(^.^)
…とは言え、今までの道もここからも、多分軽の四駆ぐらいでしか登れそうもないけどねん（爆）

参道脇の石碑
…が…頑張ろう…（必死(^◇^;)）
ヒーハーヒーハー…

んでも相変わらず紅葉は素晴らしい(≧▽≦)

…けど道は激ハード…(>_<)
で、多分この辺で徒歩道と車道がいったん分かれてたんで、σ(^_^)達は徒歩道を行くことに

落ち葉の色も芸術的(*^｡^*)
…と、あれやこれやと見つけては頻繁に休憩しつつ（笑）何とか登る…

参道脇には様々な花木が
後で知ったんやけど、これらは熱心な参拝者の方達が奉納したものなんだそう(^.^)

ここで再び車道（写真中央の道）と合流

道端には西行が腰掛けたという石が
…でも左右どっちなのかは不明（笑）

さて。
まだまだ歩くよん…(^◇^;)
相変わらず傾斜もキツいし…
写真撮ってないけど、コーナーごとに奉納されたお不動さまの像とかもあり

…まだまだ…(^◇^;)
って…実はかなり前から、あとどのくらいかマップで見て、遠かったら引き返そう、と提案していたσ(^_^;
んでも夫曰く「ここまで来たんやから行こう」と…

更にこの頃から辺り一面が霧の中に…

まだまだ…(^◇^;)
で、流石に夫も、あとどのくらい行ったら着くんや…とぼやきだしたところ…

突如、「あっ！！見えた！！」と
何と、もうこの辺りが限界や…と思いつつ何度目かのコーナーを曲がったら、目の前の霧に包まれた山にお社が…！！(≧▽≦)
しか～も！！

σ(^_^)達が見ている前で、みるみる間に上部だけ…

霧が晴れて…

お社がくっきりと！！
「お大師さんや～！！お大師さんが見せてくれたんや～！！｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡」（←感涙）
…いや、ホンマは只の自然現象だったとしても、あまりにタイミングが良かったし、何よりめちゃめちゃ嬉しかったんで、勝手にそう信じることにしたよん(^^ゞ
ありがとうございます！！(≧▽≦)頑張って登ります…！！(≧▽≦)

ズームで(*^｡^*)

…ということで…

ついに到着
所要時間、奥の院用の駐車場から約３５分（爆）
ヘタレやけど頑張ったよん…(^_^)v
…つっても、まだ上があるんやけど(^◇^;)

門手前の山際には、色々な仏様たちが(*^｡^*)

そして再度辺りが霧に…

けど下に目をやれば見事な雲海が…
き…来て良かったぁ…！！
…めちゃくちゃしんどかったけど(^◇^;)
（←しつこく言う…(^_^;）

つ～ことでラストスパート(^◇^;)
ヒーハーヒーハー（笑）

上には鐘楼

鐘には御宝号が(*^｡^*)
ありがたく突かせていただいた(^^ゞ

こちらは途中にある粟島社
ご祭神は少彦名命

メインの建物は現在修理中

今年の台風で被害を受けたのかも…
なお、毎月１５日にはこちらで護摩祈祷が行われていて、その際は車で送迎してくれるみたい
それにしても、もともとはこちらが本堂やったんやな、と思うと、昔の人は参拝大変やったやろ～なぁ…と
あ…そもそもσ(^_^;みたいにヘタレやないんで大丈夫だったんかも（笑）
ちなみにこの場には、徒歩で数多く参拝した方達の名前が書かれたボードが飾られていて、最多の方は何と３万回！！（爆）
いや３万回て…１日１回やったら８０年あまりかかるやん～！！(^◇^;)
…つ～ことでちょっと調べたら、お年は既に７０歳超えで、１日１０往復！！とかされてるみたいで…
す…凄すぎる…
どうかいつまでもお元気でいらして下さい(*^｡^*)

さてさて。
実はこの建物の右下には、トンネルのような道があって、そこを向こう側へ抜けると…

お大師さんが身を投げたという行場が(*^｡^*)
上には岩に彫られた不動明王さまの姿も
何でも、明治時代にここで祈願して病気が平癒した石工さんが、お礼に彫ったものなんだとか
…んでも、さすがにこの上までは行く気力＆体力共になかった（鎖使って登る感じやし…(^◇^;)）んで、下から参拝させてもらったよん(^.^)
お大師さん、ここまで来させていただいてありがとうございました！！(*^｡^*)

さて。
後は下りるのみ(^_^)v
…って…
登るよりよっっっぽど怖いがな！！（爆）
マジ急傾斜やし…しかもここに来て雨降ってきたし(^◇^;)
幸いσ(^_^)が傘持ってたんで、相合い傘（死語？）で夫の腕を掴み（必死（笑））お大師さんの御宝号をかけ声に（罰当たり！？）リズムを取って下りることに
(あ…幸いにも雨は大したことなくて、ほとんど濡れんかった(^.^)）

落ちていたサザンカ？の花

参道の苔
色もさることながら、ビロードみたいな質感も素敵(*^｡^*)

登りの時は余裕なくて撮れんかったけど、観光地ではお馴染みの（笑）、与謝野晶子さんにちなんだ庭園？（休憩所？）もあったよん

さて。
駐車場に戻った時はもう２時を過ぎてたんで、近場でランチできそうなところを慌てて探して、こちら「カフェテラスSakura」さんへ
服屋さんも兼ねていて店内はお洒落な雰囲気(^.^)

カフェテラス サクラ グルメ・レストラン

けど残念なことにランチタイムは２時までとのこと（そらそうやんな…）他はカフェメニューのみだったんで、もう他店を探す気力もないし（笑）とりあえずケーキセットを
んでも、甘いもの好きの夫が、もう１個ケーキを頼むというので、なら私も…で２人ともセットプラス１個で(^^ゞ
偶然にも同じものをチョイス（飲み物は別）やっぱり夫婦やわ～！！（違）
（…けど、元々スイーツ系にはほとんど惹かれず、ケーキもほんの１口で満足なσ(^_^)にはやっぱり多すぎて最後はちょい持て余してしもうた…(^_^;）
とは言え、左のチーズケーキ、右の抹茶のケーキ（正式名称は忘れた(^◇^;)）、どちらも手作りで美味しかったよん(^.^)

さてさて。
とりあえずケーキでお腹はそれなりに満たされたので(^^ゞ、お寺めぐりの続きを
今度の札所は７４番「甲山寺」

甲山寺 寺・神社・教会

丁度団体で回られている方達もいらしてて、境内は賑やかに(*^｡^*)

本堂(^.^)

太師堂(*^｡^*)

鐘楼の右にあるのが毘沙門天の岩窟(*^｡^*)

こちらの奥には、お大師さんが彫ったと伝わる毘沙門天さまがお祀りされているそう(*^｡^*)
となりにはお地蔵様も(^.^)
全てありがたく参拝させていただいたよん(*^｡^*)

そして午後４時頃、この日参拝する予定の最後のお寺、７５番札所「善通寺」へ
言うまでもなく、お大師さん生誕の地にあるお寺(*^｡^*)

駐車場から境内へとかかる橋は…

総本山善通寺 寺・神社・教会

お大師さんが唐で渡った橋を模して作られたんだとか

正覚門

境内図(^.^)
西院は鎌倉時代にお大師さん生誕の地に建てられたお寺、対して東院はお大師さん自らが建立したお寺で、元は別々だったのが、明治時代に統合されてひとつのお寺になったんだそう
流石にめちゃ広い～(*^｡^*)
そうそう…写真はないけど、丁度σ(^_^)達が訪れた時に、聖天堂でお坊さん達がお勤めをされてたよん(^.^)

御影堂（太師堂）

仁王門(^.^)
反対側には大草鞋が

阿形(^.^)

吽形(^.^)

中門
この向こうが東院(*^｡^*)

鐘楼(^.^)
向こうにちらっと見えるのが五重塔

金堂（本堂）
ご本尊は大きな薬師如来さま(*^｡^*)
身体のことでひとつお願いをしてきたよん(^^ゞ

五重塔
明治３５年の再建

釈迦堂

夕暮れの東院境内
駐車場は午後５持までなんで、１時間足らずで参拝するなんてとてもとても…(^◇^;)
しかもσ(^_^)は、ここ東院でお大師さんにお願いしたいことがあったし(^^ゞ
幸い、西院に宝物館もあると知った夫も、明日もう１度来ないと…と言ってくれたんで、晴れて再訪することにして、この日はタイムアップ
急いで戻るよん(^^ゞ

正覚門から見た山々

善通寺市と琴平市は隣同士なんで車だと２０分足らずなのがありがたい
それでも午後５持半近くになってお宿へ(^^ゞ
夫は大浴場、σ(^_^)は部屋でしばしのんびり過ごしたその後は…

こんぴら温泉 琴平花壇 宿・ホテル

お待ちかねの夕食に(*^｡^*)

お品書き(^.^)
２日目はシンプルに一汁三菜プランを選択
メインは３種類から選択できるよん

相変わらず素材も新鮮でｸﾞｰ(^-^)g""

で、いつも食べ過ぎるんでこのシンプルプランにしたはずやのに、やっぱり何か追加しようと、一品料理で讃岐牛のタタキを注文(^^ゞ
…んでも、こちらはお値段からすると物足りなかったかなぁ…
つか、どういう結果になるかわざと賭けてみた（笑）部分もあったんやけど…やっぱりか…でちょい残念(^◇^;)
とは言え、お品書きの料理はどれも美味しかったけどねん(^_^)v
ではでは…おやすみなさい(-_-)zzz

翌朝…午前６持半過ぎに窓から

そして１時間後にもパチリ
一面霧の中だよねん(^.^)

朝ご飯(*^｡^*)
写真はないけど、前日もこの日も、サラダとふっくら出汁巻き卵がついてたよん(*^｡^*)

食事が終わって９持半過ぎに部屋の窓から再度パチリ
霧も晴れて青空が(^_^)v
スタッフの方達も笑顔で親切、特にお若いスタッフさん達がどなたも好印象で、いいお宿だったと思うよん(^.^)
お世話になりました(*^｡^*)＞「琴平花壇」のみなさま

さて。
チェックアウト後にまず徒歩で向かったのは、こちら…

「象頭山 松尾寺」さん
金毘羅さんの表参道からは１本手前の道を入り、「海の科学館」近くにあるお寺
注意すれば要所要所に標識も出てるよん(^.^)

でもってこの「松尾寺」というお寺は何気に重要(*^｡^*)
実は金毘羅さんのご祭神が今の「大物主命」になったのは明治時代からで、それ以前の神仏習合時代には、正式名称も金光院松尾寺というお寺やったし、お祀りしていたのも「金毘羅大権現」さまだったと
それが神仏分離令＆廃仏毀釈で今の状態になった時、もともといらした「金毘羅大権現」さまや、他の仏様たちを引き取ってお祀りしているのが、元松尾寺の塔頭寺院だった現「松尾寺」である…というのを最近知って(^^ゞ
なので、金毘羅参りをするなら、是非とも元お祀りされていた権現さまがいらっしゃる、こちらにも…と思ってたのよん(*^｡^*)

本堂(*^｡^*)
ロウソクとお線香をあげ、毎度下手っぴ般若心経その他で参拝(^^ゞ
金毘羅大権現さまは完全秘仏なんやけど、その他の仏様たちは、事前に連絡を入れておけば見せていただけることもあるようなんで、いつかは拝見してみたいなぁ(^.^)

本堂側から見た境内
ほぼ散りかかったイチョウの黄色が綺麗やった(*^｡^*)

さてさて、その後は再度「善通寺」へ

まずは御影堂で戒壇めぐり＆宝物館見学(*^｡^*)
五大明王さまや十一面観音さま、地蔵菩薩さま…といった仏様たち（仏像）をはじめとして、境内から出土した瓦や掛け軸に描かれた仏さまなど、じっくり拝見できて大満足やった(^_^)v

善通寺宝物館 美術館・博物館

その後東院へ
まずは昨日じっくり見られなかった、素晴らしい２本のご神木

のところへ
どちらもお大師さん生誕時には既に生えていたという、筋金入りの古木だよん(^_^)v
びっしりと幹に着いた着生ランに感動(*^｡^*)

引きで見るとこんな感じ(*^｡^*)
ちなみに手前のお社にお祀りされているのは、お大師さんのご両親(^.^)

そして金堂で再度薬師如来さまを参拝した後、先に書いたようにお大師さんにとあるお願いを(^^ゞ
でもって、その件に関してアドバイスを下さいとお願いしてから引いたお神籤には、まさにぴったりのお言葉が入ってたり(^.^)
ありがとうございます、心します(*^｡^*)

東院から西院方向を
遠くの山々が素敵だったよん(^_^)v

…という訳で。
後は帰るだけ…ではなく、実はもう１箇所行きたいお寺があるんで、来た時とは違う道を通り、まずは途中の道の駅「空の夢もみの木パーク」内の食堂で…

道の駅 空の夢もみの木パーク 道の駅

腹ごしらえ(^^ゞ
いただいた肉蕎麦、野菜も沢山でなかなかにｸﾞｰ(^-^)g""だったよん(^.^)

その後は車窓から紅葉を楽しみつつ、半時間ほど走って…

こちらの…

箸蔵山ロープウェイへ

このロープウェイで上に上がった所にある「箸蔵寺」こそは、かつての金比羅さん（＝松尾寺）と同じく、「金毘羅大権現」さまをお祀りしている故、金比羅さんの奥の院と称されてきたお寺(^_^)v
って…なんか知ったようなこと書いてるけど、地元県でありながら、その事実を知ったのはごくごく最近（爆）
ついでに言えば、ここに来てロープウェイで上がるのも、結婚前に夫と来て以来（笑）なんで３０年ぶり？ぐらい(^◇^;)
…「光陰矢のごとし」「歳月人を待たず」「タイムイズマネー」…色んな言葉が脳内をぐるぐるしつつ（笑）乗車

眼下には吉野川の流れ(*^｡^*)

そして少しすると見えてくるのが立派な仁王門(*^｡^*)
国の登録有形文化財だよん(^_^)v

登り切ったところにも立派な建物が(*^｡^*)

箸蔵寺 寺・神社・教会

まずは中門
国指定の重要文化財(*^｡^*)

方丈（広すぎて全部写らん(^◇^;)）と…

護摩殿
もちろんどちらも国指定の重要文化財(*^｡^*)
更にこの護摩殿では、毎朝毎晩護摩祈祷が
（月イチで日中も）
なお、手前に写っている石灯籠は、歌舞伎の「八代目市川団十郎」による寄進だそう

…てか、境内にはこれだけの重文建築物が(*^｡^*)

境内図はこんな感じ(*^｡^*)
で、前回（３０年ぐらい前(^◇^;)）来た時は、多分ここまでしか参拝してないっつ～(^_^;
何つ～勿体ないことをしたんや自分…(^◇^;)

なので当然今回は…

登るよん(^_^)v
って…
とうとう３日間を通じてヒーハー言う羽目になってんけどな（爆）
ちなみに階段の上に見えているのは鐘楼(*^｡^*)

鐘楼は見下ろすとこんな感じに(*^｡^*)
（←正面からの写真撮り忘れた(^◇^;)）

鐘楼の横には鳥居が(*^｡^*)
神仏習合時代の名残だよねん(^_-)-☆
（これは帰る時に撮った写真）
額には…

ちゃんと「金毘羅大権現」の文字(*^｡^*)

薬師堂
鐘楼と共にこちらも重文
横には…

修行大師さまが(*^｡^*)

そして…

いよいよ…

本殿が！！(*^｡^*)

も、想像以上に素晴らしい建物！！(≧▽≦)

って…σ(^_^)のヘボ腕では、その素晴らしさが伝え切れんのやけど(^◇^;)

おまけに撮影モード間違って色が青みがかりすぎてるし(^◇^;)
そうそう、後でお寺の方とお話しさせていただいたんやけど、「松尾寺」同様完全秘仏のご本尊「金毘羅大権現」さまは、見ての通り３段になった本殿の一番奥に鎮座されているんだそう(*^｡^*)
（色々と教えていただきありがとうございました(^o^)）
もちろん参拝時には、例のごとく下手っぴ般若心経＆光明真言と、正面に書かれていたご真言をお唱えしたよん(^^ゞ

本殿正面上部
めちゃ精巧な彫刻だよねん(^_-)-☆

その他の建物
こちらは観音堂(*^｡^*)

五大明王さまとお迎え童子
こちらの不動明王さまは、四国３６不動霊場のうちの一尊(*^｡^*)

そしてこちらが御影堂
そもそもこちらのお寺は、かつてお大師さんが四国巡錫中に霊気を感じて山に登ったところ、金毘羅大権現が現れて「箸を挙ぐる者、我誓ってこれを救はん」というお告げを授けたので、これを受けて自ら金毘羅大権現の像を刻んでお堂を建てたのが始まり(*^｡^*)
って…これも以前参拝した時には全く知らんかったんやけどな(^◇^;)

境内には今の時期咲く桜？（種類は？）が(*^｡^*)

青空と(^.^)

自宅から高速で１時間ちょいの場所に、こんなに素晴らしいお寺があるのを今更ながらに知ることができて、感動したし嬉しかった(^.^)
来て良かったぁ(^_^)v
…そうそう…多分しょっちゅう参拝されてるんだろうと思われる年配のご夫婦がいらした時、いままで無風だった本殿前に、突然強風が吹いて落ち葉が舞い落ちたのが印象的やった(*^｡^*)
ああ…大権現さま喜んでらっしゃるんやなぁ…と
てか、σ(^_^)達もその場に居させてもらえてありがたかったよん(^^ゞ

ということで、帰りは別の道から…

途中には天神社
小さくてもこちらも重要文化財(*^｡^*)

こちらの道も雰囲気たっぷり(^.^)

上から見た護摩殿と本坊

参道脇のボケ封じ観音さまを彩るイチョウ(*^｡^*)

…ということで
これにて今回の神社仏閣参拝めぐりは終了
あ～…いいお参りができて良かったぁ！！(≧▽≦)

行きには撮れなかった高灯篭
こちらも国の登録有形文化財(^.^)

再度吉野川の流れ(^.^)

駐車場から空を(^.^)

帰りの高速からは、日が暮れるまでの間綺麗な紅葉を楽しんだよん(*^｡^*)

夕食は行きつけのお店で(^.^)
本当に充実した２泊３日やった(*^｡^*)
神社仏閣めぐりの何がいいって、心洗われる感がハンパないところやと(^^ゞ
社殿や仏殿、仏様たちを眺めてると落ち着くし、穏やかな心持ちになれる気がする(*^｡^*)
（←いつまで持つかが問題なんやけどな～…(^◇^;)）
今後もあちこち参拝旅行してみたいよん(^^ゞ

ではでは…毎度長々と読んでいただいて、どうもありがとうでした(^_^)/~~