
2018/10/24 - 2018/11/06
86位(同エリア151件中)
mahaさん
ジョージアのトビリシ イン、モルドバのキシナウ アウトのトルコ航空のチケットを取った後、どういう経路で回ろうか迷って、アルメニアからウクライナへ行くことにしました。そして、その周辺国のことを調べているうち、ベラルーシが今年の7月からビザなしになったことを知りました。これは行ってみなくちゃ!例え一泊しかできなくても、ベラルーシを体験してみよう…と、ミンスク一泊だけの滞在を計画しました。寒くなってきた時期にミンスクの一泊だけでしたので、ベラルーシを語ることはできませんが、暖かい季節に地方を訪れてみたいと感じさせられました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回の旅行は、トビリシ→エレヴァン間を除いてあとは飛行機での移動です。
この周辺国の航空機の時間帯は、早朝か夜のどちらかの選択で、私にとってとても都合の悪いものばかりでした。初めての国に夜に着くのは嫌ですから、どうしても早朝出発の便を選び、早起きで大変でした。
アルメニアを立って、ウクライナのキエフ、ボリスピリ空港でミンスク行に乗り換えます。
待ち時間でアップルプディングとコーヒー。
ウクライナ航空、エレヴァン発6:40 キエフ経由ミンスク着11:50
USD155.35、17824円
ウクライナ航空はLCCとほぼ同じだというので、あまり気乗りしませんでしたが、ベラルーシへビザなしで行くにはこれが安かったです。 -
ベラルーシのビザは今年の7月から、日本人もビザなしの30日間のシステムに適応になりました。といっても、モスクワから入るとビザが必要になり、他国たとえばウクライナ航空で入国すればビザは必要ありません。
空港の窓口で2ユーロの海外旅行保健書の購入が必要でしたが、窓口は通路のわきにあってすぐ購入でき、所持金額も聞かれず、拍子抜けするほどすら~っと入国できました。
寧ろアルメニアの出国で、ベラルーシのビザが無いけど…って、パスポートを総点検されて不審がられました。 -
空港2階の右端の両替所で30ドル、両替。
300番のバスに乗っていきます。4ベラルーシルーブル=211円 -
空港から1時間ほどで、ミンスク中央駅に着きました。駅前にある通称ミンスクゲート
-
駅から歩いて行かれる距離で選んだホテルミンスク
古いけど、いいホテルでした。
ホテルミンスク 1泊¥10224 -
荷物を置いたらすぐに出かけます。
ベラルーシ版KGBメインオフィス
ソ連のKGBの機構を全部受け継いで、運営されているそうです。
ベラルーシは、ヨーロッパ最後の独裁国家と呼ばれているようで、厳しい規制があるようです。 -
グムのデパートらしい。
入ってみたけど、大したものはなかった -
グムを左に折れて進んでいくと、聖母マリア教会
-
中は白とピンクのかわいいバロック様式
-
スヴィスラチ川のほとりに立つ聖霊大聖堂
寒いです。コートのフードをかぶって頭を保護しないと、つらいです。
東京にいると、髪がぐしゃっとつぶれるのが嫌で、帽子はほとんど被らないのですが、北国では帽子は必需品ですね。 -
トロリーバスも健在
-
ケンタッキーとソ連の彫像がコラボ
ここだけでなく、アメリカなどから経済制裁を受けていたにもかかわらず、ミンスクのいたるところにアメリカ系のファストフード店があり、いずれも人がいっぱい入っていました。特にマクドナルドの数は多かったです。国の形態は何であれ、好みは一緒なのね -
ズヴィスロチ川前のスターリン様式マンション
一つの建物です。
超超巨大マンションです。横幅400mあるらしいです。 -
涙の島、アフガニスタン出兵慰霊碑
1979年からソ連がアフガニスタンに侵攻した10年間に、ベラルーシから3万3000人がソ連兵として出兵し7000人以上が亡くなったそうです。
私はアフガニスタン側からの感情で映像を見ていたので、無表情で銃を構えるソ連兵はとても憎い存在でしたが、ソ連兵と一括りに言っても、様々な地方から来ていたのですよね。そのソ連兵の立場に立ってみれば、好きで行った戦争じゃないのは判るけど、ここへ来るまではソ連側に立った気持ちになるなんてできませんでした。
モニュメントには未亡人や家族、修道女の姿が現されているそうです。
こんなに多くの人が犠牲になり女性のたくさんの涙が流されているのに、当時も今もアフガニスタンの状況は変わっていないように思えます。むなしくなります。 -
地下鉄に乗ってみます。
他の旧ソ連国に比べて、浅いところを走っているようです。
駅は重厚で豪華 -
夕食は、中央駅の隣にあるガリレオというショッピングセンターの中でとります。
というか、外が見たかったんです。
空港からバスに乗ってきて駅前で降りた、道路は一方通行、では空港に向かうバスは反対車線のところから出ているの?…ノーなんです。
じゃあ空港行のバスはどこから来るの?・・・ -
エビサラダとスープとベリージュース、22ベラルーシルーブル(1160円位)
-
中央駅近くのマクドナルド
-
無性にポテトが食べたくなり、マクドナルドに入りました。
2.6ベラルーシルーブル(138円位) -
夜のミンスク駅前
-
10月31日
朝から小雨が降っています。旅に出て雨降りは憂鬱。
部屋の窓から見えるナザレージナスツィ広場 -
ホテルの朝食
海のない内陸国ですが、にしんとサーモンだけはしっかりあります。
ニシンがあると、北の国だな…と、つくづく思わせられます。
朝からガッツリ食べます。 -
聖シモン・聖エレーナ教会
ベラルーシはチェルノブイリ原発事故の影響を強く受けた国の一つで、教会の前にある鐘の下には、世界で核の被害を受けた国の土が埋められています。
日本からは、広島・長崎・福島の土が埋められて国旗が掲揚されています。 -
中では礼拝中だったので、後ろのほうに座って静かに聞いていました。
最後に献金袋だけはきちんと回ってきたので、入れましたよ。 -
レーニンはベラルーシでは保護されています。
-
寒いです。
コーカサスを回る予定で組んだ旅でしたが、西にポーランド、北西はバルト3国のリトアニアとラトビア、東はロシアと接する、そんな北方のベラルーシまで来てしまいました。 -
兎に角、道が広い、建物が大きい。いったいベラルーシ人ってどれほど大きいんだ!
身長3メートルくらいあったって、充分に生活できるよ…と思わせられるほど広いし、人がいない。 -
7月から観光で入国しやすくなったという理由だけで来たベラルーシですが、調べてみると、かなり興味深い国でした。
抑圧されているので、国民全員が幸せとは言えないでしょうが、移民難民、観光客がほとんどいないし、物乞いもホームレスもいないし、薬物使用者も見かけない。。。という国なのがわかっていたので、治安はまったく心配することありませんでした。 -
昼食は、「Kuchmeister」というベラルーシ料理のレストランで。
-
ボルシチとホームメイドのリキュールを頼みました。
ガーリックパンがついていて、美味しいです。嫌いなビーツの土臭さもなく体が温まります。食後に、ビールは?って聞かれて、ちょっとびっくりしてしまいました。きっと、国民のアルコール消費量は多いのでしょうね。そういえば、昨日の夕飯を食べに入ったところでも、若い女の子が一人でもビールを飲んでいましたっけ・・
ボルシチ13.5+リキュール4.5=18 +チップ -
目の前にクマモンのリュックが・・・
-
空港から市内へは建物の近くから乗ればよいので、そんなに乗り場を探し回ることはないのですが、今回のミンスクでは帰り…市内から空港へ向かうバスの乗り場が違うので、困りました。
ホテルで聞いて、中央駅の隣にあるガリレオというショッピングセンターの一階がターミナルになっていることがやっとわかりました。
300番バスだけでなく、バンのようなミニバスも出ていました。料金は同じ4ルーブル -
忙しかったけど、初めての国で思いがけず楽しかったベラルーシのミンスク。何も見えないものすごい霧の中、バスで約1時間、無事に空港到着です。
ロシアから援助を打ち切られた後中国に接近し、その中国からの援助によって建設された空港なんだそうです。中国人も結構見かけます。
ロシア語、英語の後に必ず中国語のアナウンスが入るのが、甲高くてとても耳障り。
公用語は一応ロシア語とベラルーシ語なんですが、学校教育を強制的にロシア語で行うように変更したため、ベラルーシ語は消滅の危機にあるんですって。
大丈夫か、ベラルーシ! -
ゲートの前にコーヒーショップがあり、ここで飲み物を買ってベラルーシルーブルを使い切りました。
大陸人と思しき男性が、何も買わずにお湯だけを要求してカップ麺に入れたら今度は湯切のお湯を捨ててくれと頼んでいたけど、コーヒーショップの女性がNO!と怒って無視していました。こうやって、どこの国ででも、いろいろ振りまいて行くんだね・・
アジア人で顔の系統は同じだけど、私は日本人だから関係ありませんよ!…って、心の中で思いっきり叫んじゃいました。
でも、きっと思われてるんだろうな「ちょっと貴女!あなたと同じ国のその男、マナーなさすぎるわよ!こんな奴らばかりで、いやんなるわ!」とかね・・・ -
ベラヴィア航空、オンタイムで出発
1時間のフライトなのに離陸の際キャンディーが配られ、その直後エンジョイミール…って、え~?!食事もでるの?
サンドイッチと飲み物、しかも紅茶にはレモンも入れてくれて、恐るべしベラヴィア航空!
2-2しかない座席なのに、通路側か窓際かもちゃんと聞いてくれたし、もうベラルーシに来ることはないかもしれないが、もし選択の中に入ることがあったら、迷うことなくベラヴィア航空にしよう!!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 空飛犬quillさん 2019/02/17 21:31:02
- 同感です
- こんばんわ。
ベラルーシの旅行記におじゃましています。
中国ってお金が無尽蔵にあるのでしょうね。
一党独裁なので足りなくなったらガンガン刷ればいいだけですから。
アジア・アフリカ・そしてヨーロッパ、何処にでも資金援助してますねぇ。
資金援助した国にはバンバン旅行者を行かせて、最終的には良く似た顔つきの日本人が迷惑をする訳ですね~~~。日本人と中国人は顔つき違うんだけどヨーロッパ人にはわからないでしょうね。
やっと一部の国で中国の腹黒さに気づいてくれたようですが、世界の人々には近所にいる日本の苦労をもっと分かって欲しいものです。
ではでは。
- mahaさん からの返信 2019/02/19 09:21:23
- RE: 同感です
- 空飛犬quillさま
こんにちわ!
国家としても個人としても、ほんと好き放題やってるねと思わされます。日本人も昔、パックの団体客として旗を持った添乗員さんの元、多分多くのマナー違反もしてきたのではないかとは思いますが、日本人は直接は大声は上げないですものね。
私は大陸人じゃありません…って看板を背負って歩きたい位ですが、まぁ個々がきちんとマナーを守って品よく旅行することを続けていけば、いつかは大陸や半島の人種と日本人は違うと気づいてくれるはず・・・では、ないんですよね…世界はそんなに甘くない・・・
わかっていても目先の利益ですり寄っていく国は多いし、ヨーロッパからすると大陸は遠いので直接影響はないと思っているんでしょう。モンゴルの来襲を思い出してみろ!…と叫びたい!
それでもやっぱり、世界の国を旅してみたいなら、日本人としての自覚を持って未来につなげていくしかないのでしょうか・・・
maha
- 空飛犬quillさん からの返信 2019/02/19 20:47:50
- RE: RE: 同感です
- こんばんわ。
> それでもやっぱり、世界の国を旅してみたいなら、日本人としての自覚を持って未来につなげていくしかないのでしょうか・・・
それしかないでしょ。
日本人のアイデンティティと誇りを持って行動するしかないと思います。
最近海外を旅すると現地の方は私が日本人か中国人か確かめながら声掛けして来るんです。
「日本人かな? 違うかな?」なんて感じで。
悩んだ挙句「こんにちわ」なんてね。
そんなご経験ありませんか??
逆に私は日本国内で声掛けする時、相手が一人の場合は基本英語で話すようにしてるんですよ。
英語で声掛けして「えっ?」って言ったら日本人ですから。
一度新幹線でお隣の方が、車内販売で「コーク」って注文された時の言葉を聞いて、完全にマレーシア人と思い込み英語で話しかけたら「えっ?」って言われてばつが悪かった事がありますが・・・・・
ではでは。
- mahaさん からの返信 2019/02/20 14:56:56
- RE: RE: RE: 同感です
- 空飛犬quillさま
こんにちわ!
コークの話、空飛犬quillさんらしいエピソードですねW
私は船の中のブッフェで、食べ物のお皿をいっぱい持ってきて食べ散らかしている一家を見て、これは絶対大陸人だ!と思っていたら、その方たち日本語話していました。。。って言うのが、最近のトホホでした。
正しい日本人(笑)で、旅行したいです。
maha
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