2018/10/24 - 2018/11/04
135位(同エリア385件中)
mahaさん
マレーシア航空がウクライナで撃墜されたというニュースがテレビの画面に映し出されていて、非常に衝撃を受けた覚えがありました。そう、あれはミヤンマーに行ったとき、バンコックのホテルの朝食時にテレビを見ていた時だったので、とても印象的でした。クルミヤ半島がロシアへ併合されたことも、あれよあれよという間の事だったような気がして、いったいウクライナってどんな国よ・・って思っていました。
「ディナモ」という本を読んだことも引き金になり、今回、黒海沿岸の国を回るのにあたって、行けるのであれば、行ってみたいと。
治安が悪いのかと思っていましたが、クルミヤのほうに近づかなければ、情勢は安定しているという事ですが、日程の都合で首都のキエフのみです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
同じ国の中で戦闘状態が続いている地域があるのですから、キエフも治安は良くないと思っていました。
ましてや空港に到着するのが夜ですし、中央駅で降りた旅行者は必ず狙われる…なんて、不穏な書き方をしているガイドブックもあり(歩き方ですけどね、怒)、ホテルからの送迎を頼もうか…なんて、随分悩みました。安全がお金で買えるなら、代金は惜しんじゃいけない・・・と。(はぁ~、かっこいいこと言っちゃってるけど、要はびびっていたってことです) -
空港はキエフから1時間もかかるので、バスに乗れ。けれど、バスから降りた旅行者は必ず狙われるというガイドブックの書き方。え~、どうしよう・・・と悩みましたが、空港バスがごく普通に止まっていてごく普通にみなさん乗車していたし、口コミでもバスはマストだとぱんスキュさんも書いてらしたので、乗ることにしました。中央駅からはタクシーに飛び乗ろう!…と息巻いていたのですが、降車したところから人波に乗って、駅の構内を歩いて反対側に出て、メトロの入口まで・・・・・着いてしまいました。ここまで来たならメトロに乗ろう・・と、ちょっと混雑したメトロに乗ると、座っていた男性がサッと席を立ってくれました。
えっ、私のコートのお腹周りを見て妊婦さんと間違えたんじゃないよね…と、ずっと顔をあげられず(バッグの上からコートを着ていたので、お腹周りは大きい)。
メトロ ヴォグザリーナ駅からフレシチャーチク駅
フレシチャーチク駅は中心地だから、外に出たら賑わっているわよね…と、外に出てみたら、なんと暗~い何もないところに出てしまいました。あ~、これが嫌だったのよね…と自分を呪いながら歩くと、左側にホテルがありました。よし、ここでホテルの場所を聞こう。。。と中に入って、ホテルウクライナはここからどうやっていけばいいのかと聞くと、「ホテルウクライナはここよ」
慌てていて、キリル文字が読めませんでした。オ~恥ずかしや・・・・
(写真は翌日のもの。右側の高い建物がホテルウクライナ。この道の上の出入り口から出てきたようです。結果的には、ここが一番近い出入り口でした) -
ユーロ・マイダン革命の際、この独立広場とともに写っていたホテルに泊まりたくて、ホテルウクライナを予約しました。
でもホテルはバリバリのソ連時代のホテルで最低、おすすめできません。 -
ユーロマイダン革命では、100名以上の犠牲者がでました。
こんなにも肥沃な広大な国土で、大国の犠牲になってしまうウクライナ。過去から現在、いったいどれほどの命が犠牲になれば、恒久的な平和が訪れるのでしょうか。 -
旅行に出る前にウクライナの歴史を調べてみると、ヨーロッパとロシアの間に位置していることが災いして、いつの時代も苦難の連続だったようです。
その苦難は過去のものだけではなく、つい数年前にも犠牲者が多数でたし、現在だって戦闘地域があります。 -
ユーロマイダン革命
-
キエフ2日目
フレシチャーティク通りから右に折れたド二プロホテル前から24番バスで、ペチェールスカ大修道院へ行きます。
8フリブニャ。地図で見ると距離がありそうに見えますが、道なりに曲がってすぐでした。 -
ペチェールシカの入口、三位一体教会。
手前の左手にチケット売り場があり、何種類かある入場料のうち、70フリブニャ支払い。 -
大鐘楼とウスペンスキー大聖堂
ウスペンスキー大聖堂は2000年に再建されたものですが、第2次世界大戦中1941年に爆破された時のいきさつは大変興味深いです。 -
トラぺズナ教会の中。
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トラぺズナ教会から近い洞窟に行きます。
坂道をくだって -
あの金色頭はアンナ受胎教会でしょうか。
その手前が、洞窟かな・・・ -
近い洞窟を出たところだったかな…失念
洞窟の中は2度入りました。1度目はどんなところか全くわからないので、少々恐怖を感じながらサッと出てきました。2度目は雰囲気がわかったので、ろうそくを買って、少しゆっくり回ってきました。すごく短いので、所用は何分もなかったです。中は温度が一定になっていて、湿度があるので少しもわっと生暖かい感じです。ところどころに聖衣を着てケースに入ったミイラがいらっしゃいます。信仰心がないので、お化け屋敷感覚です。すみません。 -
この旅では、教会に入ったら必ずろうそくを買うことにしていました。
2~3フリブニャ位から大きさによっていろいろあります。 -
地下道。この中にも両替所があり、ここで少し両替しました。
キエフはいたるところに両替所があります。 -
真ん中の緑色のところが、メトロの入口です。わかりずらいです。
-
メトロ、ウニヴェルステット駅を出ると、道の反対側にウラジーミル聖堂の黄色い建物が目に飛び込んできます。
撮影禁止だったので写真はありませんが、内部は黒っぽく落ち着いていて、個人的には好きでした。 -
黄金の門
なんて言うこともない建物です。 -
タラスブリバで昼食。
以前にモスクワで入って、とても良い印象だったので、キエフでもぜひ行こうと思っていました。 -
キエフ風カツレツは、熱々のチキンカツの中にチーズが入っていて、とても美味しかったです。因みに、キエフ風カツレツは、19世紀のフランス料理のレシピからロシア貴族がもたらしたものらしく、もともとのキエフ料理ではないんだそう。まぁ美味しければ、フランスだろうが、ロシアだろうがいいですよ。
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ソフィア大聖堂
入場料は20rphの、一番安いもの
お腹も満たされ、休憩も取って元気復活したと思ったのですが、もういい加減教会に飽きてきて、内部には入らず庭だけです。 -
ソフィア大聖堂の向かい側に、聖ミハイルの黄金ドーム修道院が見えます。
歩いて行って見学をし、フレシチャーティク通りに戻る予定でしたが、これ以上教会を見るのかとげんなりして、行き先を変えることにしました。 -
オリンピスキ・スタジアム
旅行に出る前に「ディナモ」というサッカーチームの本を読んでいたので、キエフディナモのホームスタジアムに来てみました。
ファンショップに小さな博物館が併設されています。 -
ナチス・ドイツに占領されていた当時のチーム。歴史上ウクライナが受けた辛酸がいかに壮絶だったか、ドイツから、そしてソ連からも苦しめられたことが良くわかります。
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夕暮れのフレシチャーティク通りに戻ってきました。
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夕飯は、プザタハタというファミレスのようなところでワレ二キという水餃子のようなものをサワークリームと一緒に。
意外に美味しかった。 -
マイダン広場とホテルウクライナ
見かけはいいんですけどね、ほんと最悪最低ソ連様式ホテルでした -
キエフ3日目
聖ミハイルの黄金ドーム修道院 -
綺麗なブルーの修道院です。
キエフの建物は、第二次世界大戦の戦火でことごとく消失してしまって、2000年前後に再建されたものが多いです。
再建にあたっては、金銭的にも苦労が大きかっただろうとは推測できますが、やはりモスクワや他のヨーロッパ諸国にある古い聖堂に比べると、きれいなのですがどこか質素というか・・・嫌いじゃありませんが、歴史上の苦労がしのばれて、ちょっと胸が痛む -
アンドレイ坂の上に建つ、アンドレイ教会
こじんまりとしたきれいな教会のようでしたが、内部には入れず。 -
アンドレイ教会の横のアンドレイ坂
お土産物屋さんが出るようですが、午前中だったのでまだ準備中のところがほとんどでした。 -
チェルノブイリ行のツアーがある旅行社
アンドレイ坂の途中にありました。 -
坂を下りたところにカフェがあったので、休憩します。カフェだと思って入りましたが、奥でチョコレートを売っていました。現金が心もとなかったので、カード払いにしました。
-
ホテルに預けてあった荷物を受け取って、空港に向かいます。
旅行者は100%狙われる…なんて不穏なことが書かれていたキエフ中央駅も人がたくさんいて、ごく普通の中央駅でした。普通に注意していれば大丈夫だった…とほっとしながら、空港に向かいました。 -
ところが空港に着いてみると、モルドヴァ航空17:10キエフ発、18:00キシナウ着がどこを探しても出ていません。
ひ~!!!無い!!!キャンセル表示どころか、フライト自体が無くなっている!!!顔が蒼くなるなんてもんじゃありません。紫色になっていたかも・・・
どうする、私!今日はこのまま、このボリスピリ空港で難民生活か!
トムハンクスは何か月もターミナルで暮らしたんだ(役の上ね)、一晩くらい大丈夫だよ、でも明日ワインセラー見学予約してるんだよね…などと、つまらぬことが頭の中を駆け巡ります。モルドヴァ航空のカウンターを探しても無く、このインテラヴィアという会社を教えてもらいました。
何度か電話のやり取りの末、19:40のウクライナ航空に振り替えてもらうことができました。オ~、各教会でろうそくを買って寄付の代わりをしてきたことが効いたのでしょうか。インテラヴィアの職員の方、ほんとにありがとうございました。あのとき、私にはあなたの顔が女神に見えました。いえ、女神そのものでした! -
19:40発のウクライナ航空に振り替えてもらえました。
一時は今日中にキシナウには行けないかとビビりました。
この旅一番のピンチ。
来る前は政情不安だし、治安良くなさそう…なんて思っていたけど、電車に乗ればすぐ席を譲ってくれるし、ドアもみな次の人のために開けておいてくれる。ウクライナの人、とっても親切でした。
物価も安いし、食事も美味しい。交通機関もちゃんとしているし、ウクライナお勧めですね。
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