2018/10/24 - 2018/11/06
81位(同エリア193件中)
mahaさん
この旅行記のスケジュール
2018/10/28
-
マルシュで移動
この旅行記スケジュールを元に
もともとこの旅行はアルメニアヘ行ってみたくて、計画したものでした。それに付随して他の4か国に行くことになり、アルメニアにあまり日数をさくことができなくなって2泊3日になってしまいました。エレヴァンは見どころが無いと言われているうえ、ちょうど月曜日にかかってしまったので、虐殺博物館も訪れることができませんでしたが、この旅行で1番心に残った国でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日はトビリシから、アルメニアのエレヴァンまで移動します。
ステーションスクエアーの駅前からエレヴァン行のマルシュに乗っていきます。
時間としては9時、11時、13時、15時、17時ということだったので、迷わず9時出発を選び、万が一を考えて8時過ぎに着きました。
ところが着いた瞬間、今日の9時出発はキャンセルだよ、11時のはあるからそれまでどこか行ってていいよ…と。え~、スーツケースもあるしお腹も空いていないし、遠くには行けないし…という訳で、このぼろぼろのキャンピングカーの中で3時間過ごすことになりました。
11時に出発はしましたが、市内で必死に乗客やら荷物やらを集め、結局トビリシを出たのは12時近くになっていました。
飛ばします。80~120キロくらいで、びゅんびゅん追い抜いて行きます。ステパンツミンダへ行った時もそういう運転だったので、片道1車線でも追い越し運転が普通なのでしょうね。対向車と正面衝突しないかと気をもんでなんかいたら、具合悪くなりそうです。
キャンピングカーの隣に止まっているバンと同じ大きさの車でしたが、隙間風が冷たくて、ひざ掛けが欲しいほどでした。
トビリシからエレヴァン 35ラリ(1575円位) -
1時間ほどで、国境到着です。
ジョージア、アルメニア国境付近。
ジョージアを出国し、乗ってきたマルシュを待っています。
パスポートコントロールの前後にトイレありました。
この後、アルメニアのパスポートコントロールを抜けたところ、同じ建物内に両替所がありました。
余っていた15ラリと、ラリからユーロに両替してあった10ユーロをドラムに両替し、7000いくらかのドラムになりました。 -
アルメニアに入ると木々が多くなり、道路も1車線から2車線になりました。家々も廃墟のようなのが多かったジョージアに比べて、きちんと手入れされて住んでいるような感じです。
ジョージアよりアルメニアのほうが寂れているイメージでいたのですが、まったく反対。アルメニアさん、ごめんなさい。
15時30分位に休憩。
レストランや小さなスーパー、魚なども売っていて、トイレも無料で綺麗でした。 -
急にものが近代的になったというか、綺麗になったというか、ジョージアとは別世界に来た感じが強くしました。
ポテトパイという揚げパンみたいなのを買ってみましたが、かなりおいしかったです。150ドラム
今朝ステーションスクエアー駅で買ったパンは不味くて食が進まず、半分以上食べないまま持っていたのですが、ここですぐ捨てました。
ジョージアでは犬が多く、食べ残したものはあげていたのですが、アルメニアでは野良犬自体がいません。 -
凝灰石でできた薄いピンクの建物が増えてきたと思ったら、エレヴァンの町中にはいっていました。17時位にエレヴァン駅に到着。
駅はちょっと寂れていて、外を歩いている人もほとんどいません。
やっぱりエレヴァンって、寂しいところなのかしら…と思いながら、階段を数段降りてメトロのサンツィ・ダヴィド駅に向かいました。 -
メトロへの地下道がちょっと薄暗かったので、警戒しながらチケット売り場にいきました。
すると売り場の女性が笑顔で「リパブリカはホームの左側から乗って、2つ目よ」と親切に教えてくれました。
笑顔で、聞いていないことも教えてくれるなんて、ソ連圏の国で初めてです。
これで一挙にアルメニアへの警戒心が解けました。
もちろん、ぼーっとしてはいけませんが、無用な警戒はいらないと安心しました。
メトロ100ドラム=22円 -
リパブリカ駅ホーム
少し薄暗く,中心の駅だというのに人も多くないので、少々不安になりながら外に出ると広場の端にでました。 -
エレヴァンの宿泊は、ホテルリパブリカ
とても良いホテルでした。チェックインで待っている数分にココアを出してくれました。
リパブリカ ホテル エレヴァン 2泊16000円 -
ホテルのレストランで夕食にしました。宿泊者特典でワインが1杯サービスでしたが、体が受け付けずリンゴジューズを飲んでました。
いつもの私からは考えられないです。
トルマ・・ぶどうの葉の包み料理を食べましたが、一口二口は美味しかったのですが、酸味があり味が濃いので飽きました。これに関しては、アラブのもののほうが好きです。 -
21時から噴水ショーをやっているというので、行ってみます。ホテルから歩いて5分ほどで共和国広場に着きます。女性の独り歩きもまったく問題ありません。21時前だけど、すでに始まっていました。
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周りの建物もライトアップされていて、それなりに人も集まっています。
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誰でも知っているような曲が続きます。
ラデツキー行進曲からディズニーのアンダーザシー、スターウォーズのテーマ曲・・・・何でもござれの選曲に合わせて、色とりどりの噴水が飛びます。
ドバイの噴水より楽しかったな・・・・ -
10月29日
今日はエレヴァンの郊外にあるエチミアジンの大聖堂に行きます。
ホテルの近くのテリアン通りから259番のバスでキリキアバスターミナルへ行き、マルシュに乗り換えます。乗り換えとか面倒…と思っていましたが、特に難しいことはなく、スムーズに行けました。
キリキアバスターミナルまでバス100ドラム=22円
キリキアからエチミアジンまでマルシュ250ドラム=55円 -
エチミアジン
アルメニアはキリスト教を国教とした世界で最初の国とされ、エチミアジンはその中心だった場所。
マルシュは入り口を少し過ぎたところで止まるようでした。
一緒に降りた2人の女性が、入り口まで一緒に行きましょうと言ってくれました。
マルシュの運転手さんが「この人、観光客みたいだから、入り口まで連れて行ってあげて・・」と言ってくれたみたいです。
おー!アルメニア人ってなんて、親切なんだ!
でも大聖堂は修理中。 -
大聖堂は修理中で入れませんでした。
ローマ兵士がキリストの脇腹を刺した聖槍「ロンギヌスの槍」や、ノアの方舟の木片などがある宝物庫も月曜日は休館日なので、入れません。旅行中の月曜日は鬼門です。 -
お土産ショップで何か買うぞ!と中を見て回ったのですが、なかなか欲しいものと買えるものが一致せず、やっと場所を取らず軽いものを見つけました。
こんなものしか買わず、ごめんね~
今度来ることがあれば、アルメニアは旅の最後にして、いくらでも重いものでも買えるようにするからね -
キリキアバスターミナルからまた259番のバスに乗って、カスカードに来ました。今朝乗ったバス停あたりを通り越して曲がったので、慌てて降りたところがカスカードでした。
アルメニア樹立50周年を記念して、1980年に完成したそうです。 -
上りはエスカレーターで行きます。
向かって左側に入口があります。
入口入った右側に、トイレありました。 -
スバル車です。
-
天気も良いので、とても気持ちいいです。
午後になり逆光になってしまったので、右の大アララト山も左の小アララト山も映らなくなってしまいました。
午前中にエチミアジンに行ったときは、すごく綺麗に見えていたんですけどね、 -
アルメニアはとても訪ねてみたい国でした。
ヨーロッパのいくつかの国で、アルメニア人の実業家の寄付により・・とかアルメニア人の・・・などどいう但し書きを見ることが多々あり、苦難の末に祖国を離れたのであろうとは、容易に察しがつきます。以前にトルコのイスタンブールのイスティクラールの近くで、ふらっと入って、素敵な教会だと思ったのがアルメニア教会でした。今思えば、イスタンブールにアルメニア教会があることのほうが驚きなくらい、トルコからの虐殺の歴史があり(トルコは認めていませんが)、今年初めに行ったイランのイスファハンで年表とともに写真を見てから、どうしてもアルメニアを訪れたい気持ちが強くなっていました。
アルメニアってどんな国?アルメニア人ってどんな人たち?
歴史を見ていくと、偉大なのに悲しい変遷の国です。
アルメニア虐殺博物館に行きたかったのですが、月曜日の休館日にあたってしまいとても残念です。 -
実は3年ほど前、ジョージアとアルメニアだけの旅をしようとカタール航空のチケットを取ったことがあります。ただこの時も、ものすごく体調が悪くなり、結局キャンセルをして旅行自体を中止にしたという経緯があります。
その時はナゴルノカラバフに行くつもりだったのですが、今回は時間の都合で割愛したので、せめてナゴルノカラバフ料理だけでも食べてみようとラバシュを食べに行ってみました。 -
ラバシュで香草類を巻いたもの。薄く焼いたパンに香草のペーストを塗って巻いた感じです。例えるのが難しい味ですが、温かくて何ともいえず美味しいです。
ワインも美味しく飲みやすかったのですが、一つがずしりと重たいので2個は食べられませんでした。
14時位のちょっと中途半端な時間に行ったのですが、私の後にもぱらぱらとお客さん入っていました。
メニューはこれだけなので、皆同じものを食べています。テリアン通り 散歩・街歩き
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アー美味しかった、満足満足…と、ぶらぶら共和国広場まで戻ってきて、さてこれからどこに行こうかなとベンチに座りました。
地図を広げてみていたら、隣に年配の女性が3人座ってきました。
午後のお散歩なのね…と思いながら、地図を見ていたら何やら耳にスーッと入り込んでくる言葉を話しています。なんだか心地よいなめらかなアラビア語みたい。
アルメニア語ってアラビア語にそっくりなんだね~。えっ?アラビア語だよね?・・と顔を隣に向けて、アルメニアの方ですか?と聞いてみたら、いいえ私はシリア人なんです。。との答えでした。
3年ほど前、シリアのアレッポから逃れてきたそうです。
私にとっては、戦争は過去の傷跡に触れるだけのものなのに、この人は過去ではなく、戦争そのものの中にいたんだ・・・と、胸がいっぱいになってしまいました。60歳だと言っていましたが、この方の50代は戦争の中で過ごしていたんですね。英語は話せると言っていたし品の良いかたでしたので、シリアでもある程度の教養の方だったのかと・・・。 -
確かにシリアとは陸続きですものね。トルコやイランを経由すれば陸路で入れますよね。でも、どうやってここまでたどり着いたの…なんて聞ける訳もなく、家族と一緒に住んでいるということだけが、唯一の救いでした。
アレッポに平和が戻ってまた元の暮らしに戻れるか、彼女の年齢とシリアの現状を考えると難しいと思います。
せめて、ここアルメニアで平和に穏やかに暮らせますよう、願うばかりでした。 -
多くの建物は、アルメニアで採掘される凝灰岩で建てられているので、ピンク色にみえます
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エレヴァンはエデンの園が存在した街ともされ、世界で最も古い町の一つでもあるのに、私の中では知らない国の一つでした。アルメニア高原は、メソポタミアの一部だったなんて、考えてもみなかった。メソポタミアってイラクでしょ…って、ひとくくりに考えていました。九州より少し小さい国土で首都エレヴァンは何も見るものが無いと言われている通り、ほんとに何もなかった(笑)
でも、国民みんなが堅実に一生懸命生きているような、そんな印象を受けました。
願わくば、もっとアルメニアの知名度が上がり、みんながもっと幸せになりますように!
そしてどこかの国で、「アルメニア人の…云々…」ということを読んだら、心の中で必ず思うでしょう「アルメニア、とってもいい国、いい人たちでした」って。
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