2018/11/22 - 2018/11/22
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たびたびさん
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二日目の今日からはレンタカーの旅。
松山市の郊外から今治までのコースなんかそんなに時間がかからないだろうと思っていたのですが、例によって意外にあれこれ見どころが豊富。
松山市の郊外だけでも、松山総合公園、考古館から伊予かすり会館や太山寺、円明寺の四国霊場のラインナップ。加えて今治への途中にも、妙見山古墳、菊間のかわら館。結局、今治に到着するまででもかなり時間がかかってしまいました。まあ、考えてみれば、このエリアは、旧松前町や旧菊間町。やっぱり独自の文化がそれなりにあってもおかしくない地域ですからね。
今治では、糸山公園から、来島海峡、しまなみ海道の来島海峡大橋を眺めて、来島海峡の白波だった潮の早さを確認。その後の今治市街では今治城にさくっと寄るというのは別として、メインはスイーツほかB級グルメチェック。今治は経済が意外に好調という話も聞いていましたが、そう思ってみるとどこのお店もなんとなく活気がある。なかなか面白い感覚がありました。
この日は、三日目以降につながる勢いが出てきたように思います。
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今日からはレンタカーの旅。
しかし、レンタカーのお店が開くまでの間は、松山駅周辺で時間を潰します。 -
イチオシ
安岡蒲鉾は、松山駅の改札を出てすぐのところにあるお店さん。傍らでどんどん天ぷらを揚げていて、今出来立てといった熱々をいただけるのが嬉しいですね。
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ごぼう天をもらって、それを朝飯代わり。少し大きめサイズなのも嬉しいです。
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さて、ここからはレンタカー。
まずは、松山市内の愛媛縣護國神社へ。松山城の北側で、市街中心部からだと少し離れています。 -
戊辰戦争以来の愛媛県出身の戦没者を祀りますが、境内の前には小川が流れていて、境内は穏やかな雰囲気。小菊の懸崖の横には、絵馬の願掛け。至って普通の光景です。
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一草庵は、俳人、種田山頭火の終焉の場所。護国神社の並びに入口があるのですが、よく分からなくて神社の人に聞いてやっと分かりました。
山頭火が亡くなったのは昭和15年。享年59歳でした。
ところで、入口に独特の文字で記された目立つ標識があって、私はそれが一草庵の跡だと勘違い。本当の一草庵跡はそこから少し先にあったようです。 -
少し移動して。
大宝寺は、飛鳥時代の大宝元年(701年)に地元の豪族、小千伊予守玉興が創建したと伝わる古刹。江戸時代には歴代松山藩主の祈願所となりました。 -
境内の中央にある桜の木は「うば桜」。
姫の病気平癒を自分の命と引きかえに乳母がこの大宝寺の薬師に祈ったところ、姫は元気になったが,やがて乳母は死ぬ。以後,乳母の命日になるとこの桜が咲くようになったという伝説の桜です。 -
この本堂が鎌倉前期の和様建築で国宝。垂木の間隔が柱間ごとに違っているのは平安時代末期の阿弥陀堂建築の特徴なんだとか。
ただ、ごく自然な佇まいなので、国宝という迫力はあまり感じないかもしれません。 -
松山総合公園も、大宝寺と同じ松山市の西側エリア。大峰ヶ台一帯を整備した都市公園です。専用のアクセス道と広い駐車場が何か所もあって大きな規模なんですが、ちょっとつかみどころがない感じ。管理棟のような施設のある場所が中心にしても、その傍らには石垣を積んだ遊歩道が小山に続いていたり。どこが見どころなのか。ポイントがよく分かりません。
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その一番奥の方にあるのが
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イチオシ
この松山市考古館。池を望む小高い場所に建つ立派な施設です。
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館内に入って。
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展示の目玉という位置づけがこれ。松山市考古館の展示室に入るとすぐに現れる古照遺跡です。砂地のような土地に複雑に組み合わさった木の遺物。これなら弥生時代の竪穴式住居跡が当時のままの状態で埋没しているのではないかと話題になった木組み遺構だそうです。
発掘されたのは松山市南江戸町。ここからは少し離れた場所です。 -
ところで、愛媛は四国と言っても瀬戸内海に面しているので、古代でも文化が伝わってくるのは遅くない。平形銅剣の分布とか四国からは意外に重要な遺跡が発見されていることを初めて知りました。
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大型の埴輪や
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土器に
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瓦の
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出土品もそれぞれそれなりに美しい。
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弥生大型器台は、西部瀬戸内の弥生時代後期から終末期に出現した特徴ある土器。儀礼用の土器と言われています。
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イチオシ
続いては民芸伊予かすり会館。ここもまだ松山市の郊外、松前です。
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意外に立派な建物ですね。
ただ、伊予絣は、久留米絣、備後絣と並ぶ三大絣のひとつ。西陣から取り寄せた高機を創意工夫によって効率的な機に改良した菊屋新助。その機を城下の下級武士に貸与し、量産化し、販路も拡大します。もう一人の功労者は、鍵谷カナ。複雑な絣の模様を完成させ、それは久留米絣より先だったのだとか。 -
さて、館内には伊予かすりの販売所もありますが、見どころは家内工業的な製造現場。
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絣と言えば手仕事のイメージですが、製糸から染色などがこれほど本格的な家内工業で営まれていたというのはちょっと驚き。
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事業家としての先進的なセンスも感じられて、松山が田舎だったいう認識は間違い。
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ただ、それもそのはず。明治の中頃から大正にかけては日本の絣生産のおおよそ半分を占め、
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明治37年には生産量日本一を記録したというのですね。
愛媛は瀬戸内に面しているし、やっぱり意外な先進地域。内子とかで蝋を商う在郷商人が出ていたことも思い出しました。 -
最後に絣の展示場。
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ただ、今の感覚でいうと
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ちょっと地味な感じは否めません。
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また少し移動して。
太山寺は、四国八十八か所霊場の第五十二番札所。 -
寺の創建には、豊後国の真野長者、炭焼き小五郎にちなむ「一夜建立の御堂」の伝承。案内板に詳しい説明がありました。
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駐車場からは少し距離があって、
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途中、最近受けた豪雨災害の跡もまだ生々しい。
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しかし、山門から本堂周辺は無事な姿。
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イチオシ
鐘楼、本堂、大師堂が
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バランスよく並んでいる眺めも
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けっこう大寺の構えです。
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続いての円明寺は、四国八十八か所霊場の第五十三番札所。本尊は阿弥陀如来。市街にあるので、アクセスは容易です。
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イチオシ
山門から境内に入ると
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左手すぐが大師堂。そこから中ほどの楼門を通った先が本堂という配置。大師堂の屋根瓦があまりにも立派で目が釘付けになってしまいました。
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なお、大師堂の横奥にはキリシタン燈籠もあて、これも見どころとなっています。
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本堂はこれですが、大師堂に比べるとやっぱりシンプルな印象です。
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円明寺のすぐそばにある萬國堂。
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お遍路さんもよく知っていて、この店に群がっていました。
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皆さんのお目当ては酒まんじゅう。
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酒粕でつくりましたという説明ですが、いわゆる麹菌で作った純粋な正統派酒まんじゅうとは違うかなあ。ふっくら感はまあまあですが、どちらかといえば田舎まんじゅうっぽいお味です。
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ファミーユもついでに寄ったパン屋さん。歩きだと少し距離がありますけどね。
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イチオシ
しかし、活気があるし、ポップの工夫もなかなか。楽しくなる雰囲気があるお店ですね。
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こんがりしょうゆパンというのがあって、これが抜群。醤油の香りがサクサクのパンに詰め込まれていて、お・い・しーい。円明寺に行ったら、ここに寄らない手はないでしょう。
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比較的近くにあったうつぼ屋へも寄ってみます。ここは、坊ちゃんだんごのお店。お店は国道沿いにあって、よく目立っています。
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坊ちゃんだんごは一個ずつパックになっていて、これなら日持ちもするし、悪くない。大きさは少し小さめですが、しっとりしただんごの状態で味わえます。
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ここからは、やっとという感じではありますが、海岸沿いの国道を進みます。
この鹿島は、北条のシンボル。市街の沖合いというかすぐ目の前にぽっかり浮かんだ小島で、松山市内はじめ地元では古くから手軽な海水浴場として知られています。
季節外れの時期だったので観光客はほとんどいませんでしたが、海水浴場の設備とかは対岸からでもよく見える。昔、海水浴に来た当時のことを思い出しました。 -
道の駅 風早の郷 風和里は、愛媛のみかんどころ。
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この時期ならやっぱりみかんかなと思って、小さな袋を買いました。愛媛のみかんは皮が薄くて、剥きにくいんですが、その分、甘みも強いのが特徴。地元の農家が作ったみかんらしい瑞々しさ。おいしくいただきました。
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ここから、瓦の街、菊間のエリアに入ります。
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菊間のシンボルはかわら館ですが、その周囲に整備されているのが瓦のふるさと公園。バラ園があって、その背後の小山全体には時計台や見晴らし台が配置されて、楽しい景観。下から上るのは疲れますが、これだけの景観があれば上りたくなるのは当然です。
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そして、かわら館へ。
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玄関ロビーにいきなり飾られているのは、この大作。
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イチオシ
瓦と言ってもこんなに立体的。菊間の高い技術をこれでもか見せつけているような作品です。
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上階からが有料エリア。
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鬼瓦はお寺のイメージがありますが、
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これは郵便局ですよね。
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豪華そうに見えても、けっこうちょっとした個人住宅の屋根にあったものも多いような。
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どの家もこんな鬼瓦を付けていたら、自分ちだけは要らないとかにはならないでしょう。
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パネルの説明では、明治16年。皇居造営にあたり、当時の宮内省から御用瓦の注文を受け、大量の瓦を納入。その栄誉に浴したといった歴史も紹介されていました。
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いずれにしても、展示されている作品は膨大。
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立体的なデザインは端正でもあり、大胆でもあり。ここまで来るとかなりの芸術性もあるように思います。
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ついでに、屋根の構造もちょっとお勉強できました。
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こちらは、郷土出身者のアートギャラリー
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女流作家の作品で女性らしい繊細な雰囲気がありました。
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ここで近所のお菓子屋さんも。豊かな時代があった地域では、必ずいいお菓子屋さんがあるものなんです。
島田製菓は、細い道路沿いのレトロなお店。 -
菊間の名産、鬼瓦を象った最中をいただきました。ご主人いわく、「昔はもう少し鬼瓦の最中を扱うお店があったんですが、少なくなりました」とのこと。ここの最中は、餡子に求肥が仕込んであって、マイルドな味わい。最中の皮が必要以上にポロポロしないのもいいと思います。
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もう一軒のタバタヤ菓子舗。
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ここでも鬼瓦を象った最中をいただきました。
力強い鬼瓦の形はけっこうな迫力。餡子に少し柚子が仕込んであって、それが特徴的ですね。ただ、最中の皮が少しぽろぽろ壊れやすいのが気になりました。 -
海岸沿いの国道に戻って、さらに進みます。
星の浦海浜公園は、国道沿いに突然、標識と公園の駐車場が現れます。 -
少し湾になったような地形で、ここからはクレーンが林立する来島ドックもよく見える。砂浜の手前の方には大きな石を敷き詰めた広いスペースがあって、そこは歩くのがとっても楽しい。親水公園的な公園です。
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ところで、来島どっくは、倒産しかかった会社を再生させる、当時経営の神様ともてはやされた坪内寿夫社長の会社。しかし、その来島どっくも結局は倒産の憂き目に遭って、再生されたのが新来島どっくです。
工場の全景がよく見えるし、クレーンの動く音がかなり遠くまで響いていて、活気が感じられる。かつての時代を思い出すと、ちょっと嬉しく感じます。 -
少し進んで、国道から妙見山古墳の標識を入っていった先が藤山健康文化公園。
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駐車場に停めてから丘陵を上がっていきます。
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意外に大きな芝生の広場があったり、スケールも大きしい、よく整備された公園です。
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その中心にあるのが大西藤山歴史資料館。公園の奥にある妙見山古墳の発掘品を展示・解説する資料館です。
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イチオシ
最初の展示室には遺体が安置された古墳のリアルな復元があって、かなりの迫力。
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ちょっと興味を引かれたのは弥生大型器台という特別の発掘品。その分布は愛媛独特の文化圏があったことまで想像させられるものじゃないですか。
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形には少しバリエーションがあって、
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独特の美しさ。
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儀礼用の土器といっても、結局は古墳を飾るための埴輪の一種だと思いますが、大陸や朝鮮半島の影響はあったんでしょうか。いずれにしても、面白い造形です。
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さて、妙見山古墳はこれ。古墳時代の前期前半に造られた前方後円墳で、瀬戸内海を望む丘陵に位置し、長さ56m。全国レベルで言うとそこまでの大きさはではないのですが、それでも堂々とした大きさ。ここにもそれなりの力を持った豪族が存在していたことの証です。
全体が芝生で覆われていますが、石垣の部分はけっこう生々しい。国の史跡にも指定されています。 -
もうひとつの鴨池海岸公園は、新来島ドックを過ぎたあたりに標識が出ていて、そのまま海岸に出たところ。
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砂浜からは、全体が湾状になった地形の沖合いには小島がいくつか眺められて、ちょっと雰囲気がありますね。駐車場もしっかりあって、周囲はよく整備されていて、キャンプ場もありました。
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さて、ここからがやっと今治らしくなってきます。
糸山公園は、愛媛県側から来島海峡や来島海峡大橋を望む絶好のロケーション。アクセス道をくねくねと上った先にあって、今治市街からだと少し離れますが、今治に来たならここは外せないスポットでしょう。 -
ちなみに、この来島海峡大橋は、今治市から来島海峡を跨いで大島と四国を結ぶ長大橋。来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の三つの橋で構成されていて、全長では4105m。世界初の3連吊り橋です。
糸島公園から眺めると、最初の馬島から瀬戸内海の島々を縫うように伸びる白い大橋は大自然と調和していて、改めて日本の素晴らしい技術力とセンスを実感します。
ただ、振り返ってみると本四架橋はどの橋も同じような感動があって、ここでなければいけないということはない。そこはちょっと似たり寄ったりなのは否めません。 -
少し左手に目を転じると、来島海峡の島々。この海峡は、潮の流れが早くて、古来から海の難所として知られます。
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じっくり眺めていると、想像以上に早い潮の流れであることが分かる。白く波だった様子は、案外、鳴門の渦潮の迫力にも迫るものがあると思います。
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来島海峡展望館は、糸島公園の中心施設。
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ちょっとしたお土産物コーナーの奥に「来島海峡大橋展示室」というのがあって、一角に能島村上家、来島村上家、因島村上家の村上水軍の関係の解説がありました。
ただ、伊予には河野水軍というのもあって、そちらとの関係も気になりますが、ここでは全く触れられていない。来島村上氏は河野氏に臣従していた時期もあるし、能島村上氏も河野氏と友好関係があったので、伊予の水軍ということであれば、河野氏の河野水軍も同じように説明してもらいたいところなんですがね。。 -
さて、改めて今治市街を目指します。
リリオのパンは、松山方面から今治市街に入る手前の国道沿い。パン屋さんなんですが、今は今治名物という酒まんじゅう一本でやってます。 -
その酒まんじゅうがこれ。
パン屋さんで酒まんじゅうって、どうなのかなあ。ちょっと不安な面もなくはなかったのですが、むむー。これは素晴らしい。麹菌でしっかり熟成させた皮のうまみにすっきりした餡子。その味わいはまさしく一級品ですねえ。薄く煎餅のように延ばした形も食べやすいです。こんなところにこんなものがありましたか。もっと広く知られていいお店だと思います。 -
市街に入って、すぐに現れる南光坊は、四国八十八か所霊場の第五十五番札所。ただし、今治駅にも近い本当に普通の街中にあって、険しい修験者の寺とは異なります。
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真言宗御室派の寺院で、元々は文武天皇の勅を奉じて大宝3年(703年)、大山積明神を勧請して、大山祇神社の別宮としたもの。国道に面した立派な山門の奥には広い駐車場があって、本堂はその先。
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今治市街の観光もここからなら歩いて行けるので、車の人はここに車を置けば便利。その利点もあると思います。
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私もここに駐車して街歩きをすることにしました。
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ここからしばらくは、今治のスイーツチェックですよ~
菊寿堂は、南光坊の通りを挟んだ真向かい。小さな和菓子屋さんです。 -
ショーケースに並んだ生菓子は彩りが美しくて、なかなかやりますねえ。私は上用饅頭をいただきましたが、少ししっかりした皮にこの餡子。なんか上質なチョコレートみたいなしっとりした甘さが印象的でした。
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スイス菓子のアルムは、その隣り。地元では人気のお店のようで、お客さんがけっこう入っています。
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いただいたのは、このマドレーヌみたいな焼き菓子。バターの香りがしっかりして、オレンジが仕込ませてあって。妙なふっくら感ではなく、ほどよい固さもいいと思います。
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市街の奥に入って。くろふね菓舗の看板商品は、ラムリン。全国菓子博覧会で賞も取っているという自慢の商品です。
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これはカステラにラム酒を染ませたもの。銀紙で包んである包装とかちょっと素朴な感じだし、これを作るのにそれだけ特別な技術が必要なのかよく分かりませんが、お店もとっても自信あり。「全国から買いに来ます」ということでした。
すきっとした味わい。ラム酒はほんのり。あとで体が温かくなる効果くらいかなとは思います。 -
あわびや餅店は、今治市街。潔くお餅一本でやっているお店です。
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いただいたのは、バター餅。鮮やかな黄色が美しくて買ってみたんですが、それって卵の色らしいんですね。バター餅と言っても卵もたっぷり入ってますということです。
さて、お味の方は。。これがほんのりした甘さに、確かにバターとたまごの風味が混じって、違和感とかまったくなく、想像以上のおいしさ。こういうサプライズ嫌いじゃないですねえ。
翌日も柔らかくて、旅のお供としてもけっこう重宝しました。 -
松月堂は、今治市街の端っこ。ちょっと遠いなあとか思って訪ねると、
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お店の中は今川焼の出来るのを待つお客さんでいっぱい。大変な人気店ですね。
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私も少し待って焼きたての今川焼をほおばりましたが、皮のふんわり感に瑞々しい餡子。とってもいいですよ。このちょっとのうまさがなかなか出せないところ。名店と言ってもいいと思います。
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フランス屋は、なんとフランスパン専門のお店。
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昔からある電気窯を使ってますということでしたが、きつね色の美しいフランスパンが並んでいました。
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ただ、ちょっとかさばるので、私はもう一つあったドーナツの方をチョイス。これも悪くはなかったんですが、やっぱりフランスパンだったかなあ。後になって、けっこう悔やみました。
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続いてやってきたのは、今治市河野美術館。今治市名誉市民である河野信一の個人コレクションを引き継いだ美術館です。
この日は、館蔵品企画展「書」。寛永の三筆はそれなりに知っていましたが、幕末の三筆、明治の三筆もそれぞれに楽しい書。せごどんでも登場する島津斉彬と久光の書もあって、ちょっとどんくさいキャラクターの久光の書はけっこうそのイメージ通り。などなど、楽しく拝見させてもらいました。
その他、絵の方も古美術っぽいいい作品が多いような。これだけ質の高いものを見せられるのはなかなかない。瀬戸内の伝統と文化の実力をさりげなく見せられたような気がしました。 -
今治地域地場産業振興センターは、今治タオルはじめ、菊間瓦に桜井漆器など地元の名産品を紹介する施設。
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今治タオル以外は全国的な知名度はイマイチだと思いますが、内容的には侮れない。桜井漆器もいかに売るかから始まったという経緯もあって、洗練されたデザインが秀逸。田舎の漆器だと思うと全然違いますね。なかなか勉強になりました。
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こがねパンは、もう今治城に近いエリア。ちょっとしたビルのパン屋さんです。
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夕方訪ねたら、総菜パンが少し残っているだけ。あらかた売り切れていて、やっぱり人気のパン屋さん。
挟んであるコロッケとかサクサクとおいしくて、これはいけてます。 -
カナリヤは、外観は昔ながらの雑貨屋さんという感じですが、中に入るとバリバリのお菓子屋さんですね。
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まあるい形のマドレーヌとかビジュアル的にも美しい。やっぱり、お菓子屋さんはこうじゃないといけませんよね。
ただ、意外に味は普通かな。少しパサパサ感があって、そこが気になりました。 -
ここまで来たら、今治城にも寄らないわけにはいきませんよね。
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城は、藤原高虎が宇和島から移ってきて築城した実戦向きの城。険しい石垣とお濠は海の水を引き込んだという当時としては画期的な着想が基本となっています。
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ただ、やはり第一印象はその美しさ。天守閣と石垣、お濠のバランスがいいですね。
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ちなみに、藤原高虎はこの後、伊賀へ。石垣の険しさだと伊賀上野城の石垣が圧巻で、正直怖いくらいの迫力があります。やはり、こちらの城は、美しさを素直に感じるべきでしょう。
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天守閣からは瀬戸内海も間近に見えて、意外な絶景。遠くには来島海峡大橋も見えているのですが、わかりますか。
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天守閣を出てすぐのところにあるのが、みすかだんごというお茶屋さん。
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色は全く違いますが、ぼっちゃんだんごのような「みすかだんご」が名物です。とうろく豆という豆を使っているのだそうですが、柔らかい白餡で分厚く塗り固めた団子。優しい甘さもやっぱりぼっちゃんだんごに似ています。
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藤原高虎の騎馬像もちょっとチェックして、
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これは、吹揚神社。今治城の城内にあって、創建は明治5年。
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アマテラスオオミカミを祀りますが、今治藩初代の藤堂高虎やその後の松平久松家、久松定房も祀っていて、今治藩の藩主に関係する神社。明治に入ってからこうした神社の創建がブームになった時期があって、その流れの神社だと思います。
一方で、全体としてシンプルですっきりしたデザイン。不必要な重々しさとかはなくて、気持ちの良い境内です。 -
今治城を終えて、今治市街のアーケード商店街へ。
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ムロヤ菓舗は、その商店街の端っこ。
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看板商品の一位木をいただきました。シナモンの風味の枯れた味わいの皮にすっきり甘い白餡の組み合わせ。奥深さを感じる焼き菓子ですね。女将さんが気持ちよく応対してくれて、それも少し心に残りました。
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魚貞蒲鉾店は、そのはす向かい。老舗の匂いがプンプンする蒲鉾屋さんです。
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愛媛はじゃこてんが有名ですが、今治の蒲鉾は、小田原かまぼこ風のきれいな味。ここの蒲鉾も魚のうまみがギュッと詰まった感じでとってもいい。愛媛だと少しじゃこてんのイメージが強すぎたんですが、これはいい。抜群のおいしさにはかなり驚きました。
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ついでに、もう一軒ということで、こちらは卜部蒲鉾店。
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ここの蒲鉾も今治ならではのきれい系の味。宇和島のジャコ天より、私はこっちの方がずっとおいしいと思いますが、いかがでしょうか。
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さて、晩飯は、重松飯店。ここは、今治を代表する名物、焼豚玉子飯の人気店。駐車場も広いし、
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店内のカウンター席も広々です。これならたくさんのお客さんをさばけますね。
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イチオシ
さて、焼豚玉子飯の方ですが、新鮮な卵のおいしさは見た目通りとして、一方のチャーシューとか意外にあっさり。少し酸味のあるソースが掛けてあるのも何気に変化になっているように思います。でも、全体としてはまあまあの評価かな。
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ところで、今治にはもうひとつ。今治焼き鳥という名物があって、この世渡はその人気店。
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持ち帰りもできるということで、それを利用してみました。
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イチオシ
いただいたのは、イチオシという鳥皮とピーマンの肉詰め。本当は二人前からしかしないところ、一人前ずつのオーダーを受けてもらいましたが、それでも1000円近くとはなかなかの値段ですね。
しかし、これが衝撃のうまさ。元々の鶏肉のうまみもすごいんですが、濃厚なソースとキャベツの組み合わせでそのうまみを最大限に引き出しいます。これは別次元のうまさ。四国の鳥料理だと丸亀の骨付き鳥の方が有名だと思いますが、この衝撃度はそれを上回るかも。すごいものに出会った感じです。 -
ここで、最後にもう少し。
猿飛佐助像は、今治駅前のロータリー。猿飛佐助は、真田十勇士の一人であり、今治とは関係ないのですが、立川文庫から出版された「猿飛佐助」の著者の一人、山田阿鉄が今治市出身という縁によるものだそう。そして、像の製作は、あのせんとくんの籔内佐斗司。波を蹴立てる姿はなかなか勇壮だし、話題性のある像だと思います。 -
今治地方観光情報センターは、今治駅の構内。売店と一体になったような施設で、今治市からしまなみ海道までの地図に観光スポットが示されているのが目立つくらい。しかし、鉄道できた人はレンタカーを借りなければこんな広範囲を回ることはできませんね。そういう人なら分からないではないですが、大半の人だと今治の位置関係を確認するくらいかなと思います。
ただ、今治市内の観光であればここにはパンフレットがあるし、それで十分足りるとは思います。 -
今夜の宿は、ホテルユニバース。西条市街からは少し離れるので、車の人とかの利用になるでしょう。
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風呂は共同浴場を使うスタイルでしたが、部屋にはトイレとちゃんとした洗面台があって、問題なし。韓国の中学生の団体が来ていましたが、建物が大きくて、ロビースペースがゆったりしているので、受け入れられるんだと思います。
さて、レンタカーの旅の初日はこれで終了。だんだん調子が出てきたかなという感じ。明日は、引き続き、今治から西条の辺りを行ったり来たりの予定です。
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