湘南江の島駅から見る富士山

2018/11/15 - 2018/11/15

　湘南江の島駅はホームが５Fにあり、今日のような天気なら、富士山を望むことができるのであるが、窓ガラスに鉄網が入っており、カメラで富士山の写真を残すことは困難であった（https://4travel.jp/travelogue/10614306）。
　湘南モノレールでは私の前の席には遠足で江の島に行く小学生低学年の子供たち3人が座り、車窓から富士山が見えると窓から見入っている。先生が富士山の写真が撮れたと話すと、子供たちのうちの1人は、「先生、綺麗な富士山の写真が撮れたのなら、僕のお母さんに送っておいてください。」としっかりとした口調で頼んでいる。しかし、先生に湘南江の島駅のことを話し、窓もこんなに高い高さでというと、さっきの子が、「背が低くて見えないということですか？」という。
　湘南モノレールの終点である湘南江の島駅では全く想像もできないことになっている。ホームから出ると５Fにはルーフテラスがあるではないか！それは私が何年も前から訴えていたことだ。湘南モノレールは朝夕は通勤の足として利用されるが、昼間は江の島に向かう観光客の足ともなっている。江の島は神奈川では知られた観光地である。そこの玄関口でもある湘南江の島駅はそうした観光客のために富士山が望める場所を設定すべきであることは、このルーフテラスで遠足で江の島にやって来た小学生の子供たちが富士山をバックに引率の先生方に写真を撮ってもらっている大きな歓声や、このモノレールに乗って来た外国人もここから富士山を写真に収めていることからも自明のことである。
　ようやく湘南モノレールの終着駅・江の島の玄関口である湘南江の島駅も胸を張って「富士山のビュースポット」と言えるようになった。望むべきはこのルーフテラスを早く多くの皆様方に知って頂きたいということです。このブログが最初のようだが、この一冬で、湘南江の島駅はルーフテラスがある富士山のビュースポットということが周知されるであろうか？
（表紙写真は湘南江の島駅から見る富士山）

エリア 藤沢・江ノ島(神奈川)

小学生の子供たち。窓から富士山が見えないか気にしている。

小学生の子供たち。江の島は自転車で回るのだという。こんな小さな子供たちが自転車に乗れる！？

湘南江の島駅手前から見る富士山。湘南江の島駅では窓に鉄線が入っていて富士山が見辛い。

「ルーフテラス ご利用の注意」。ルーフテラスの真新しさやこの看板の真新しさ、あるいは現在は湘南江の島駅が工事中であることからしても、極最近になってルーフテラスを公開したのであろう。
湘南モノレール株式会社のホームページには、「湘南江の島駅5Fルーフテラスの利用開始について」があり、「 11月11日（日）13時30分よりご利用いただけるようになります。」 とあった。

湘南江の島駅から見る富士山。

湘南江の島駅から見る富士山。

遠足の子供たちも富士山をバックに写真撮影。引率の先生方は遠足の写真をスマホで子供たちの母親に送るのであろう。

続いて観光客。

一人旅の女性も。

「湘南江の島駅ビル ご案内」。ルーフテラスがあるのは５Fだ。富士山のビュースポットであるルーフテラスも案内板に追加してください。
なお、日本富士山協会では、富士山の山容をあしらった「いつまでも富士山を世界遺産に」のシンボルマークにして、山梨・静岡の富士山絶景スポット50選を紹介している。しかし、「富士山のビュースポット」であることを示すシンボルマークは設定されていない。誰もが一目見たら分かる「富士山のビュースポット」のシンボルマークが必要だ。