2018.10 憧れ続けたヨルダン・イスラエル　遺跡めぐり

2018/10/17 - 2018/10/17

岩フェチな私が何年も前から憧れ続けたペトラ遺跡。
ついにヨルダン＆イスラエルへ旅してきました。

たくさん歩く旅となりましたが、
遺跡を見たり、いろいろな宗教に触れて
貴重な体験のできた旅でした。

4日目はヨルダンを後にし、イスラエルへ入国。
テル・エッ・スルタン、クムラン遺跡、マサダ要塞を観光しました。

エリア 死海周辺(イスラエル側)(イスラエル)

• 旅行の満足度: 4.0

ヨルダンとイスラエルの国境にあるヨルダン川。

ヨルダン川 滝・河川・湖

向こうに見える棟はヨルダン側です。

イエスがヨハネに洗礼を受けた場所なので、
聖地巡礼で訪れる人も多く見かけました。

ナツメヤシをこうやって落としてます。

世界最古の街、テル・エッ・スルタンの遺跡。

紀元前約1万年前～前9000年前頃の街の跡です。

ワインを作ってた遺跡。

この遺跡の中でも最古といわれる祭壇の遺跡。

上まで登ると、エリコの街並みが見渡せます。

城壁の跡や、住居跡などが残されています。

最古の街の重要な遺跡だと思うのですが、
そのわりに野ざらしにされているので、
このまま風化していってしまうのでしょうか。

風化して崩れてしまっているため、なかなか想像力が必要な遺跡でした。

このロープウェイ、3台ずつ進んでます。

エリシャの泉。

旧約聖書の中で、預言者エリシャが、
飲用に適さなかったこのエリコの水源を、
塩によって清めたという伝説のある泉です。
今でも水が湧き出ているそうです。

エリシャの泉 建造物

客待ちらくだちゃん。

くじゃくが放し飼い。

死海文書が発見された
クムラン遺跡を見学します。

クムラン 史跡・遺跡

紀元前2世紀から紀元68年まで、クムラン教団と呼ばれる禁欲的な宗教団体が、
ユダヤ教の伝統や習慣を重んじた修道的生活をしていたといわれる場所です。

時間の都合で奥までいかず、手前にある住居跡を見学。

あちこちに沐浴した場所の跡がありました。

このあたりは陶器の倉庫のようです。

死海文書が発見された岩山。
黒く穴が開いてるところが
文書が発見された洞穴だそうです。

ランチは串盛り。配膳の仕方が豪快です。

隣のテーブルでオーダーされていた
パレスチナ伝統料理、マクルベ。
鍋で炊いたご飯をひっくり返して盛り付けます。
下に鳥やナス、にんじんなどが入っているので、
ひっくり返すと上に出てきて、ケーキみたいです。
一気にひっくり返すので、これが出てきたときに歓声が上がりました！

ランチの後は、マサダ要塞へ。

まずは入口の模型で全体像をつかみます。
四方八方絶壁の上に要塞が築かれています。

マサダ国立公園 国立公園

ロープウェイで頂上へ。

途中、下を見てみると、
蛇の道と呼ばれる登山道があり、歩いている人も見えました。

死海も見えます。

断崖絶壁。

マサダ要塞は、ユダヤ戦争でローマ軍に追われたユダヤ人が
最後まで立てこもった地であり、
ユダヤ人にとっての聖地といわれています。

この黒いラインの下部分が発掘されたオリジナルで、
上は修復された部分になってます。

このあたりは倉庫群だったそう。

北の宮殿の模型。
3段テラスになっています。

テラス部分を上からのぞき込む。

遠くにはローマ軍の陣地跡。

グランドキャニオンみたい。

2000年前のものとは思えないほど
鮮やかなフレスコ画も残っています。

浴場跡。
左の燃えているような部分がかまどになっていて、
ここから熱風が中に送り込まれる仕組みです。

飛んできた砲弾。

ユダヤ人が最後に集団自決しようとしたときに用いた籤。

その方法がものすごく壮絶で、
まず男たちは家に帰り、自分の家族を殺し、
再び集合して籤で１０名の男を選び、
その１０名が残りの男を殺す。
さらにその中の1名が残りの９人を殺し、
最終的に残りの1名も自決したそうです。

雨水など貯水した水をどうやって行き渡らせたかが
わかりやすい模型。

現在でもここマサダで、イスラエル軍への入隊式が行われているそうです。
イスラエルは男性3年、女性2年の兵役義務があります。

モザイク。

シナゴーグ跡。

小さな穴では、鳩を飼っており、
肉は食用に、糞は肥料にしていたようです。

モザイク。

マサダ要塞を後にし、エルサレムへ。
死海を横に見ながらバスで移動。
対岸が湖面に写ってます。

エルサレム到着。
本日の宿泊先は、こちら。

プリマ パレス ホテル ホテル