2018/11/03 - 2018/11/04
28819位(同エリア32069件中)
jokaさん
二日目
計画では、帰りの電車の時刻と温泉&旨いもんにかかる時間から逆算して、緩めのコースを3~4時間歩き下山のつもりでしたが、天邪鬼な性格が頭をもたげて予定変更。苦難の道へと突き進むこととなりました。
昨日痛めた左膝のことは考えないようにしましょう。
“見るまえに跳べ”
途中あれこれありましたが、結果的には大成功!山も食事も温泉も♪
最後に余計なおまけつき…
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本日の行程は短めなので山にしてはかなり遅めの4時半起床。
昨日痛めた左膝、一晩休んでいかがなものかと期待するも安定の痛さ……
朝食セットぶら下げてテントを出るも、小屋までの5~6分が長い長い。 -
小屋前のベンチでメンチカツバーガー、コーンミート&ココアの簡単な朝食を済ませます。
双子池ヒュッテ 宿・ホテル
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いつジェイソンが出てきてもおかしくない…
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テントへの帰り道、ふと横を見ると月が湖面を照らしていました。
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5時30分過ぎにテントに戻り、テント内を片付け撤収開始。
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6時前に撤収完了。日の出時刻まであと数分です。
双子池キャンプ場 キャンプ場
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いったん計画通り亀甲池方面へ進むも、考え直して双子池ヒュッテ方面へと戻ります。
昨日痛めた左膝は相変わらずで、気を抜いた状態だと曲げただけで一瞬体の動きが止まるほど。登りはともかく下りが大変。ほんの一歩分の段差でも途端にペースダウンしてしまいます。
途中、日の出予定時刻を10分ほど過ぎてから東の空が赤く染まりました。 -
6時18分、双子池ヒュッテ。
計画ではテント場から反対方向に進み、亀甲池を経由して北横岳を目指すつもりでした。双子池ヒュッテ 宿・ホテル
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これから向かう大岳方面は1m以上の岩が積み重なるタフな急登という評判で、しかもこの時期の午前中は岩が凍結したり霜でおおわれて滑るため双子池ヒュッテのブログでも「その他安全なルートをお選びください」とやんわりとした通行禁止告知が出されるほど。
岩ゴロゴロの激登りは好きなので問題ないのですが、凍結して滑るのが怖くて亀甲池経由を予定していました。 -
ただ昨日平坦な道のりが多くて少し登り足りなかったのと、今朝の冷え込みが思ったほどではなかったため「凍結や霜も大したことないのでは」と考えたことから、大岳経由で北横岳を目指そうと方針転換したわけです。
残る懸念は左膝ですが、下りはだめでもほぼ登り一辺倒のこのルートなら何とかなりそうな気がする… -
のっけから急登ですが、苔深いとても雰囲気のあるルートです。
思った通り登りなら膝も何とか保ちそう。
下るときのことは………その時に考えます。
途中で動けなくなったら大ごとなので、念のためゆっくりと。 -
朝陽を浴びながら気分よく登る。
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この辺りから問題の岩々ゾーン。
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岩の表面は霜で真っ白…
そりゃそうだ…… -
でも景色は最高です♪
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まともに足を載せると一発でひっくり返るので、霜の少ない部分を探して足を置いたり、両手両足を使ってなるべく体重を分散したりして登ります。
それでもダメな場合は、ザックを横の岩に押し付けて得たフリクションを頼りに飛び上がるなど試行錯誤の繰り返しです。 -
ヒヤッとする場面も何度かありましたが、適度な緊張感も心地よく、あれこれ考えながら登るのがとても刺激的でした。
アドレナリンが出てたせいか、膝の痛みもほぼ忘れてたかも。
ただ暑がりのわたしはグローブも大嫌い(もちろん持参はしてますが結局一度も使用せず)なので、指先が冷たくなるのが少々厄介でした。 -
一年前だったらおそらく怖くて引き返していたと思います。
先月の表銀座縦走が、特に精神面で大きな転機になっていますね。
成長(←おおげさ!)を実感できた瞬間でした。 -
岩ゴロゾーンを無事通過。
時間が早かったこともあり、傾斜、凍結具合とも結果的にここが最大の難所だったと思います。
下りで使っていたら無事通過できる自信はありません。 -
再び森深い登山道に。
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進行方向はガスり気味…
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振り向けば穏やかな青空。
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ここも巨岩だらけ。
でも先ほどの岩ゴロゾーンに比べれば、凍結度合いも少ないし傾斜も緩いし楽勝♪楽勝♪ -
7時ちょうど、天狗の露地。
ずいぶん時間がかかりました。やはり相当慎重になっていたようです。 -
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雲は多めだけど、遠くまで見渡せます。
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先はまだ長い。
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大きな岩の上を進んでいきます。
落とし物したら回収不可なので、写メ一枚撮るのにも緊張。 -
部分部分まだ霜が残っているので慎重に。
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7時41分、大岳分岐。
ここにザックをデポして山頂を目指します。 -
見た目は遠そうですが…
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あと少し。
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7時50分、大岳山頂(2382m)。
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たぶん赤岳、阿弥陀岳だと思うのですが…
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雨池かな?
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来し方を振り返る。
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眼下は一面の紅葉です。
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5分ほど滞在してから下山開始。
!!!
双子池ヒュッテを出てからほぼ登りっぱなしだったため、久々の下りで感じる左膝の痛みにちょっと驚きました。 -
8時ちょうど、分岐まで戻ってきました。
軽く行動食を食べて出発です。 -
ここから北横岳までは再び登り中心で膝にも優しい。
ほぼ凍結も無く気楽なもんだ♪
と思ったそばから岩で滑って転倒!
油断大敵ですね…… -
振り返ると大岳山頂もすっかりガスの中。
いいタイミングで登れたみたいです。
この双子池ヒュッテから北横岳に至るルートは、これまで歩いたことのある八ヶ岳のルートの中でも一番おもしろい道でした。
特にハイキングコースのような道が多い北八ヶ岳においては、数少ない(唯一?の)本格的な登山道だと思います。 -
8時41分、北横岳北峰(2480m)。
すっかりガスに包まれています。北横岳 自然・景勝地
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ここからはロープウェイ駅までひたすら下り。
憂鬱だ… -
歩いて3分で南峰(2472m)。
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ここからの階段がたいへんでした。
山道だとなるべく負担のかからない角度を探す余地がまだあるのですが、階段だと真っすぐ下りるしかない。
一足ごとにうめきながら進みます。 -
8時51分、北横岳ヒュッテ通過。
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開いていれば軽く食事でもと思っていましたが、まだ準備中のようでした。
北横岳ヒュッテ 宿・ホテル
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膝痛さえなければ三ッ岳経由もありだけど、今日はおとなしく下山することにします。
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緩やかなれど下りは下り…
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ガスに巻かれてはっきりしませんが縞枯れ模様かな?
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ようやく平坦になってきました。
この辺りはもう坪庭でしょうか? -
ここまでくれば一安心。
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もう少しだ。
北横岳の坪庭 自然・景勝地
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あれ?
ガスの向こうに青空が。 -
ロープウェイ駅が見えてきた。
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いつの間にかガスはすっかり晴れて、頭上には抜けるような青空が広がっていました。
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こちら側にはまだ雲が残っています。
ロープウェイ駅の左には、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳といった南アルプスの名峰がずらり。 -
心地いい木道。
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下山途中、少数ながら冷たいガスの中を登ってくる登山者の方たちとすれ違いましたが、ほんと晴れてよかったですね。
なぜだか我がことのように嬉しく思いました。 -
緑が一日目、オレンジが二日目に歩いたルートです。
全体的に穏やかな道が多いので、日帰り装備にして途中でビールを飲んだりしなければこの時期でも一日で歩けるコースだと思います。 -
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9時28分、北八ヶ岳ロープウェイ駅着。
北八ヶ岳ロープウェイ 乗り物
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ここに寄るか山麓駅のレストランにするか。
迷った挙句パスすることに。
コケモモジュース飲みたかったな… -
上りの便は観光客と登山者でいっぱい。
観光客と登山者の割合は7:3といったところでしょうか。 -
下りはガラガラ。
当初の予定通り9時40分の便で下ります。
ロープウェイ乗り場までの下り階段が辛かった… -
ロープウェイに乗るのは二年前の白馬岳登山の際利用した栂池ロープウェイ以来。
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大人げなくかぶりつきに陣取りました。
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山頂が雲に隠れていますが、正面には木曽駒ケ岳、宝剣岳、空木岳といった中央アルプスの山々が見えています。
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南アルプスは比較的くっきり。
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蓼科山も山頂だけ雲の中。
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御嶽山や乗鞍岳も見えるはずですが、こちらもあいにく雲の中。
約7分で山麓駅です。 -
食事は街に出て温泉に入ってからのつもりですが、とりあえず小腹を満たしておきましょう。
スカイレストラン こまくさ亭 グルメ・レストラン
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時間が時間とはいえ、三連休最終日だというのに広大なレストランは貸し切り状態。
お昼時には満席になるのかな? -
豚丼です。
最初カツカレーを注文するも、「揚げ物は時間がかかりますよ」とのことで変更しました。 -
アルプス風のレストランに座敷席!いかにも由緒正しき昭和の観光地の風情。
好きだな~この雰囲気♪ -
レストランを出てバス停に向かいます。
が、これが敷地の端でけっこうな距離。 -
こ~んなに遠い!
いくら車利用が主とはいえ、こんな端っこに追いやらなくてもいいだろうに。
最初自力で探すも見つけられず、レストランの従業員に聞いてやっとわかりました。 -
茅野駅までのバスは1時間~1時間半に一本の割合。しかもそれは夏ダイヤの話で、明日(11/5)からの冬ダイヤではほぼ2時間に一本になります。
いくら地方が車社会とはいえもう少し頑張ってほしいところですが、快晴の三連休に乗客まばらでは仕方ないか…
もちろん10時30分発のこのバスに合わせてこの日の計画を立てています。 -
11時24分、予定より若干遅れて茅野駅着。定刻通りなら特急に飛び乗って移動するつもりでしたが、30分ほど待ち時間ができてしまいました。
駅そばの名店『白樺』で一杯いっとくか?
いやいや、さすがに豚丼と立て続けだとこのあとのメインディッシュに響くし。
やっぱりソーセージぐらいにしとけばよかったのかな。
いや、それだと生ビールも欲しくなるな。どうせなら温泉入ってから飲みたいよね。
………
なんて不毛なことを考えている間に電車の時間…茅野駅 駅
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12時過ぎに上諏訪駅着。
身体的には茅野駅と上諏訪駅のホームや跨線橋の下り階段が今回の山旅で最もつらい部分でした……
下りながらずっと呻いていたので周りの人は気味が悪かったと思います。申し訳ありません。
よくがんばったな、左膝くん!上諏訪駅 駅
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建物が国の重要文化財指定を受けている日帰り入浴施設です。
二年前、会社の同僚Hさんと土砂降り強風の中、赤岳鉱泉テント泊で赤岳目指して撤退した帰りにお世話になりました。
西洋風の内装かつ深さも広さもちょっとしたプールほどの規模の千人風呂が名物で、セルフサービスでいろいろ飲食可能な休憩室も完備した面白い施設です。財団法人 片倉館 温泉
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今日も利用するか迷いましたが、たまには新規開拓をということでご挨拶だけ。
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片倉館から歩くこと数分、今回お世話になるのはこちらの『朱白』さんです。
双泉の宿 朱白 宿・ホテル
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穴の位置の設定が明らかに間違っていると思う……
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日帰り入浴はこちらの売店で受け付けてもらいます。
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バスタオル、フェイスタオルの貸し出し込みで1100円。
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最上階の大浴場へ。
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とても落ち着いた雰囲気です。
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ここでもまさかの貸し切り状態。
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泳ぎ放題だ♪
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写メを撮った時には曇りでしたが、このあと陽が射して絶好の露天日和に。
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諏訪湖が一望のもとに見渡せます。
あんまり気分がいいので思わず熱唱♪
“ジャイアンリサイタル in 展望露天風呂”は30分近く続きましたとさ……
けっきょく最後まで貸し切りでした。 -
さっぱりしたらメシだ、メシ!
第一候補のお店に電話すると「先ほど売り切れじまいになりました」と。
難しいとは思っていたので続いて第二候補のお店へ問い合わせ。
それほど混んでいないとの情報を得てやってきました。
『うな藤』さんです。
5分ほど待って着席。うな藤 グルメ・レストラン
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残念ながら生はないので瓶ビールで乾杯♪
旨い!!!
生もヘチマも関係ないねっ! -
肝焼きは売り切れでした。
いなごの二種盛りを。 -
飲みながら待つことしばし。注文から20分ほどでうな重(中)の出来上がり。
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じゃーーーーん♪
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ふだんわざわざ食べに行く機会もないので数年ぶりのウナギです。
こちらの店は関西風とのことですが、現在では少しだけ蒸しているとこのと。 -
皮はパリッと、肉厚の身はふわっと仕上がっていて大変美味しくいただきました。
やっぱり年に一回ぐらいはちゃんとしたうな重を食べに行こう!
ごちそうさまでした♪ -
大満足で店を出て、最後にすぐそばの諏訪湖を見てから帰るつもりで道路を走って渡ろうとしたその時、
バンッ!!!!!という衝撃を感じて、気づくと目の前にアスファルトが。
なぜだか走った勢いのまま地面に叩きつけられていました。咄嗟に右手で支えていなければ顔面強打で歯を数本折ってそのまま気絶していてもおかしくないほどの衝撃でした。
傍から見ている人がいたら落とし穴に落ちたように見えたでしょう。
そのくらい一瞬の出来事でした。 -
20秒くらい道路に這いつくばっていたでしょうか。
まだショックで頭はぼーっとしていましたが、電車の発車時刻までそれほど余裕があるわけではないのでとりあえず駅に向かって歩き出しました。
それでも駅に向かう前にいったん道路を渡り切って諏訪湖の写メ(一枚上の写メです)を撮ったのは生来の負けず嫌いのなせる業でしょうか… -
駅のベンチに座ってふと足元を見下ろすと、左足の鉄製のフックがねじ切れてる!
まさか… -
右足を見ると、靴ひもを通すオレンジの紐の一番上が大きく緩んでいます。
ダッシュの最中にここが左足のフックに引っかかって転倒したわけです。
鉄製のフックが一瞬にしてねじ切れるほどですから、いかに大きな衝撃だったかがわかります。俊足?があだとなりました。
下山後はいつもリラックスのため靴紐緩めるようにしているのですが、まさかこんな落とし穴があるなんて…
その衝撃を右手一本で支えたため、肩の痛みで一週間以上も右手が肩より上にあげられず、三週間以上たった今でもまだ痛みが残っています。まあ、病院に行かないわたしも悪いのですが……
ちなみに左膝は翌日には何ともありませんでした… -
今年最後のテント泊を飾るにふさわしく、実に盛沢山の山旅でした。
今シーズン初めて樹氷を見ることができたし、“泊まってみたいランキング”を更新する山小屋にも出会えた。霜でつるつるのルートを登って大岳に登頂できたのは自信になったし、なによりあの悪条件を楽しみながら登れたことが嬉しい。上諏訪にはまだまだ開拓すべきいい温泉と美味しいものがあることも再確認できたし。
でも今回一番胸に残ったのは、
“家に帰るまでが遠足です”
この一語に尽きるでしょうか……
いろんな意味で。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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