2018/11/07 - 2018/11/07
249位(同エリア951件中)
愛吉さん
天狗伝説で有名な大雄山最乗寺を訪ねました。
場所は神奈川県南足柄市、小田原から伊豆箱根鉄道の大雄山線に乗り終点の大雄山駅で下車、次はバスで道了尊迄約10分、そこからは杉並木の参道を歩いて山門迄12~3分でした。
大雄山最乗寺は1394年の創建で、開山以来6百年の歴史を持つ関東の霊場、曹洞宗で全国4千の関係寺院の内、福井の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ3番目の格式を誇ります。
交通が今一の為かメジャーな古刹とは言えませんが、境内には老木が茂り、自然が溢れ、静寂の中に霊気が漂います。
何度でも訪ねたい社寺の一つです。
天狗伝説とは
寺の創建に尽力した僧道了が、寺完成と同時に寺を永久に守るとして天狗に化身、山中に身を隠したと伝えられ、道了尊と崇められます。
その為いつの頃からか、天狗が履く高下駄が奉納されるようになり、又下駄は左右で一対の事から、夫婦和合を司る尊者になりました。
表紙は参道脇茶屋の入口を飾る天狗の面。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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小田原から伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り、終点大雄山駅で下車。
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駅からは道了尊行のバスに乗り、仁王門前で降ります。
(バスはそのまま道了尊の門前迄行きます)
写真の門が最乗寺(道了尊)の仁王門。
仁王様が出迎えて呉れます。 -
仁王門から参道 天狗の小径が始まります。
樹齢4~5百年の杉木立が続く約2KMの参道です。 -
傍に案内板が建っています。
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それではゆっくり登りましょう。
イオンが充満し、厳かな気持ちになります。 -
大きな杉の切株、その向こうに山門が見えます。
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山門
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杉並木の参道はまだまだ続き、霊気を胸いっぱいに吸い込みます。
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振り返って山門。
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山門を過ぎると、参道には古い石碑が目立ちます。
見ると明治時代に納められた永代供養費の石碑で、2千円~2百円位迄あります。
現在価値に直すと幾ら位になるのでしょう。 -
参道の奥に天狗用の赤い高下駄が見えて来ました。
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近寄ってみましょう。
和合下駄とあります。
夫婦和合を願って誰かが奉納したものです。 -
高下駄の正面が碧落門。
本堂正面の門になります。 -
並んで瑠璃門。
書院や総受付正面の門です。
普段使いの門なのでしょう。 -
門の前には伽藍の配置図が。
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境内に入って来ました、バックは碧落門。
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境内の木々も色着き始めました。
バックは書院です。 -
静かで落ち着いた境内です。
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本堂正面
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本堂の天蓋
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隣は開山堂。
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金剛水堂、後ろは僧堂、開山堂前からの眺め。
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金剛水
開基の僧道了が自ら掘った井戸、霊泉と崇められています。 -
鐘楼
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境内
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同上
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多宝塔
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多宝塔前の龍の水屋
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洗心の滝、上は不動堂。
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洗心の滝
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不動堂まえから多宝塔を望みます。
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お供橋
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お供橋を渡ると階段の上に結界門、大天狗、烏天狗が見張っています。
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大天狗
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烏天狗
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門を潜ると長い石段が御真殿へと続きます。
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御真殿
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御真殿の横には天狗の団扇が。
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高下駄もあります。
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天狗の団扇と鉄製の下駄。
夫婦和合を願って多くの下駄が奉納されています。 -
これは大きいですね。
重さが3800KGあるそうです。 -
横には道了尊天狗の化身像が。
火炎を背負い、右手に杖左手には縄を、蛇を従え白狐に乗っている像です。 -
奥の院への道。
奥の院は長い階段を登ったまだ先ですが、今回はここで引き返します。 -
三面大黒殿の前に降りて来ました。
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先程登った階段が見えます。
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下迄降りて来ました。
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鐘楼の横を通ります。
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道に散るモミジ。
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参道脇の茶屋で名物麦とろ定食の昼食を摂ります。
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大雄山駅に戻って来ました、駅の隣は柑橘の畑。
霊気に触れ、爽やかな気分で帰路に付きます。
終
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