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 天狗伝説で有名な大雄山最乗寺を訪ねました。<br />場所は神奈川県南足柄市、小田原から伊豆箱根鉄道の大雄山線に乗り終点の大雄山駅で下車、次はバスで道了尊迄約10分、そこからは杉並木の参道を歩いて山門迄12~3分でした。<br /> 大雄山最乗寺は1394年の創建で、開山以来6百年の歴史を持つ関東の霊場、曹洞宗で全国4千の関係寺院の内、福井の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ3番目の格式を誇ります。<br /> 交通が今一の為かメジャーな古刹とは言えませんが、境内には老木が茂り、自然が溢れ、静寂の中に霊気が漂います。<br />何度でも訪ねたい社寺の一つです。<br />  天狗伝説とは<br />寺の創建に尽力した僧道了が、寺完成と同時に寺を永久に守るとして天狗に化身、山中に身を隠したと伝えられ、道了尊と崇められます。<br /> その為いつの頃からか、天狗が履く高下駄が奉納されるようになり、又下駄は左右で一対の事から、夫婦和合を司る尊者になりました。<br /><br /> 表紙は参道脇茶屋の入口を飾る天狗の面。

大雄山最乗寺を訪ねて

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2018/11/07 - 2018/11/07

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愛吉

愛吉さん

 天狗伝説で有名な大雄山最乗寺を訪ねました。
場所は神奈川県南足柄市、小田原から伊豆箱根鉄道の大雄山線に乗り終点の大雄山駅で下車、次はバスで道了尊迄約10分、そこからは杉並木の参道を歩いて山門迄12~3分でした。
 大雄山最乗寺は1394年の創建で、開山以来6百年の歴史を持つ関東の霊場、曹洞宗で全国4千の関係寺院の内、福井の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ3番目の格式を誇ります。
 交通が今一の為かメジャーな古刹とは言えませんが、境内には老木が茂り、自然が溢れ、静寂の中に霊気が漂います。
何度でも訪ねたい社寺の一つです。
  天狗伝説とは
寺の創建に尽力した僧道了が、寺完成と同時に寺を永久に守るとして天狗に化身、山中に身を隠したと伝えられ、道了尊と崇められます。
 その為いつの頃からか、天狗が履く高下駄が奉納されるようになり、又下駄は左右で一対の事から、夫婦和合を司る尊者になりました。

 表紙は参道脇茶屋の入口を飾る天狗の面。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
私鉄

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  •  小田原から伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り、終点大雄山駅で下車。

     小田原から伊豆箱根鉄道大雄山線に乗り、終点大雄山駅で下車。

  •  駅からは道了尊行のバスに乗り、仁王門前で降ります。<br />(バスはそのまま道了尊の門前迄行きます)<br /> 写真の門が最乗寺(道了尊)の仁王門。<br />仁王様が出迎えて呉れます。

     駅からは道了尊行のバスに乗り、仁王門前で降ります。
    (バスはそのまま道了尊の門前迄行きます)
     写真の門が最乗寺(道了尊)の仁王門。
    仁王様が出迎えて呉れます。

  •  仁王門から参道 天狗の小径が始まります。<br />樹齢4~5百年の杉木立が続く約2KMの参道です。

     仁王門から参道 天狗の小径が始まります。
    樹齢4~5百年の杉木立が続く約2KMの参道です。

  •  傍に案内板が建っています。

     傍に案内板が建っています。

  •  それではゆっくり登りましょう。<br />イオンが充満し、厳かな気持ちになります。

     それではゆっくり登りましょう。
    イオンが充満し、厳かな気持ちになります。

  •  大きな杉の切株、その向こうに山門が見えます。

     大きな杉の切株、その向こうに山門が見えます。

  •  山門

     山門

  •  杉並木の参道はまだまだ続き、霊気を胸いっぱいに吸い込みます。

     杉並木の参道はまだまだ続き、霊気を胸いっぱいに吸い込みます。

  • 振り返って山門。

    振り返って山門。

  •  山門を過ぎると、参道には古い石碑が目立ちます。<br />見ると明治時代に納められた永代供養費の石碑で、2千円~2百円位迄あります。<br />現在価値に直すと幾ら位になるのでしょう。

     山門を過ぎると、参道には古い石碑が目立ちます。
    見ると明治時代に納められた永代供養費の石碑で、2千円~2百円位迄あります。
    現在価値に直すと幾ら位になるのでしょう。

  •  参道の奥に天狗用の赤い高下駄が見えて来ました。

     参道の奥に天狗用の赤い高下駄が見えて来ました。

  •  近寄ってみましょう。<br />和合下駄とあります。<br />夫婦和合を願って誰かが奉納したものです。

     近寄ってみましょう。
    和合下駄とあります。
    夫婦和合を願って誰かが奉納したものです。

  •  高下駄の正面が碧落門。<br />本堂正面の門になります。

     高下駄の正面が碧落門。
    本堂正面の門になります。

  •  並んで瑠璃門。<br />書院や総受付正面の門です。<br />普段使いの門なのでしょう。<br />

     並んで瑠璃門。
    書院や総受付正面の門です。
    普段使いの門なのでしょう。

  •  門の前には伽藍の配置図が。

     門の前には伽藍の配置図が。

  •  境内に入って来ました、バックは碧落門。

    境内に入って来ました、バックは碧落門。

  •  境内の木々も色着き始めました。<br />バックは書院です。<br />

     境内の木々も色着き始めました。
    バックは書院です。

  • 静かで落ち着いた境内です。

    静かで落ち着いた境内です。

  •  本堂正面

     本堂正面

  •  本堂の天蓋

     本堂の天蓋

  •  隣は開山堂。

     隣は開山堂。

  •  金剛水堂、後ろは僧堂、開山堂前からの眺め。

     金剛水堂、後ろは僧堂、開山堂前からの眺め。

  •  金剛水<br />開基の僧道了が自ら掘った井戸、霊泉と崇められています。

     金剛水
    開基の僧道了が自ら掘った井戸、霊泉と崇められています。

  •  鐘楼

     鐘楼

  •  境内

     境内

  •  同上

     同上

  •  多宝塔

     多宝塔

  •  多宝塔前の龍の水屋

     多宝塔前の龍の水屋

  •  洗心の滝、上は不動堂。

     洗心の滝、上は不動堂。

  • 洗心の滝

    洗心の滝

  •  不動堂まえから多宝塔を望みます。

     不動堂まえから多宝塔を望みます。

  •  お供橋

     お供橋

  • お供橋を渡ると階段の上に結界門、大天狗、烏天狗が見張っています。

    お供橋を渡ると階段の上に結界門、大天狗、烏天狗が見張っています。

  • 大天狗

    大天狗

  • 烏天狗

    烏天狗

  • 門を潜ると長い石段が御真殿へと続きます。

    門を潜ると長い石段が御真殿へと続きます。

  • 御真殿

    御真殿

  • 御真殿の横には天狗の団扇が。

    御真殿の横には天狗の団扇が。

  •  高下駄もあります。

     高下駄もあります。

  •  天狗の団扇と鉄製の下駄。<br />夫婦和合を願って多くの下駄が奉納されています。<br />

     天狗の団扇と鉄製の下駄。
    夫婦和合を願って多くの下駄が奉納されています。

  •  これは大きいですね。<br />重さが3800KGあるそうです。

     これは大きいですね。
    重さが3800KGあるそうです。

  •  横には道了尊天狗の化身像が。<br />火炎を背負い、右手に杖左手には縄を、蛇を従え白狐に乗っている像です。

     横には道了尊天狗の化身像が。
    火炎を背負い、右手に杖左手には縄を、蛇を従え白狐に乗っている像です。

  •  奥の院への道。<br />奥の院は長い階段を登ったまだ先ですが、今回はここで引き返します。

     奥の院への道。
    奥の院は長い階段を登ったまだ先ですが、今回はここで引き返します。

  •  三面大黒殿の前に降りて来ました。

     三面大黒殿の前に降りて来ました。

  •  先程登った階段が見えます。

     先程登った階段が見えます。

  • 下迄降りて来ました。

    下迄降りて来ました。

  •  鐘楼の横を通ります。

     鐘楼の横を通ります。

  •  道に散るモミジ。

     道に散るモミジ。

  •  参道脇の茶屋で名物麦とろ定食の昼食を摂ります。

     参道脇の茶屋で名物麦とろ定食の昼食を摂ります。

  •  大雄山駅に戻って来ました、駅の隣は柑橘の畑。<br />霊気に触れ、爽やかな気分で帰路に付きます。<br /><br />                 終<br />

     大雄山駅に戻って来ました、駅の隣は柑橘の畑。
    霊気に触れ、爽やかな気分で帰路に付きます。

                     終

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