2018/10/20 - 2018/10/20
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pacorinさん
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この旅行記のスケジュール
2018/10/20
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石岡のレトロな街並みを散策
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飛行機での移動
茨城空港 (19:20) SKY187 神戸空港 (20:30)
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電車での移動
神戸空港 →三宮
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電車での移動
三宮→京都
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この旅行記スケジュールを元に
関西からはなかなか足を延ばしにくい北関東3県。
群馬は行ったし~
栃木も行ったし~
残るは茨城!ということで、コキア紅葉の時期を狙って行ってきました♪
今までは「茨城って偕楽園とネモフィラと納豆?」なんて思っていましたが、調べてみると行きたいところが沢山あって、充実の2日間になりました。
こちらの旅行記は2日目の様子です☆
1日目の様子:茨城初探訪 その1 素鵞神社からの大洗磯前神社、ランチは那珂湊で海鮮丼♪
https://4travel.jp/travelogue/11415883
茨城初探訪 その2 コキアを求めて国営ひたち海浜公園へ
https://4travel.jp/travelogue/11416411
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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<旅行2日目>
おはようございます♪
水戸らしく、ホテルの朝食会場には納豆が3種類。普段はそんなに納豆をいただかないpacorinですが、水戸に来たからにはいただいておきましょう。 -
納豆の他にもおかずがずらり。朝からしっかりパワーチャージ☆
この日はランチを食いっぱぐれる可能性大だったので、沢山いただきました。 -
JR東日本ホテルメッツ 水戸
https://www.hotelmets.jp/mito/index.html
JR水戸駅北口から徒歩1分。アクセスが非常に良く、客室もきれいで、寝るだけなら十分満足できるホテルでした。詳しくは口コミで。 -
ホテルをチェックアウト後、少しの間、車を駐車場においたままにさせてもらって徒歩にて散策。この大きなイチョウの木は・・・
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大銀杏
昭和20年の水戸空襲でのダメージから見事復活、戦後復興の象徴となったイチョウの木です。 -
生命力の力強さを感じながら銀杏の木の隣の急坂を上ります。
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しばらく上るとシブい門構えの水戸市立三の丸小学校につきあたり・・・
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外周に沿って歩いて弘道館へ。弘道館は水戸藩第九代藩主徳川斉昭が、天保12年(1841)に開設した日本最大の藩校です。この横にあった重要文化財の正門を撮っていないという凡ミス。
弘道館
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kodokan01.html
ボランティアガイドさんに説明をお願いしました。時間がないのでお急ぎ30分をリクエスト。申込みの名前を書くときに「鉛筆の持ち方が変」と指摘されるpacorinなのであった・・・苦笑 -
早速建物の中へ・・・ここは「諸役会所」。来館者控えの間です。
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「尊攘」
安政3年(1856)に徳川斉昭の命により、水戸藩医で能書家として知られていた松延年が書いたものです。
大河ドラマ「西郷どん」を見ている友人Mはこれを見て感激していましたが、pacorinはきょとーん。猫に小判状態です(笑) -
かなり詳細に説明があるので、自分たちだけならすーっと通り過ぎるところで立ち尽くしています。なんとなく写真を撮ります。
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説明を右から左に聞き流しているのがバレバレだわ・・・すみません。
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正庁(国指定重要文化財)
学校御殿ともいい、藩主臨席のもとで文武の大試験が行われたり、その他儀式などに用いられた建物です。
この文字は斉昭公の書「游於藝」(げいにあそぶ)
元々は孔子の言葉なんですね~ -
正庁正席の間
藩主が臨席し、正席の間や二の間で行われた学問の試験、対試場で行われた武術の試験をご覧になったところです。 -
床の間には、弘道館の建学精神が示された弘道館記碑の拓本が掲げられています。
この説明は興味深くて、「神」「皇」「王」といった文字が出てくると改行し、他の文字より一段上から記すというこだわりのルールがあったということです。 -
お庭をチラ見。
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当時育てていた薬草を描いた絵が並べてありました。
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第十五代将軍徳川慶喜公使用の長持ち
明治維新の際、将軍職を辞した慶喜公が水戸に下った際、使用したとされる長持ち。 -
明治2年9月、謹慎が解けた頃、慶喜が勝海舟に書いて送った書。
気品あふれる字を書かれたのですね~絵もお上手だった慶喜さん、芸に秀でておられたようです。 -
さらっと見学するつもりがけっこう時間がかかってしまいました。ガイドさんはバッチリ30分で終了されましたが、その後も見てまわっていたので。
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外側も見ておきましょうね。
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八卦堂
建学の精神の象徴である弘道館記碑を納めた八卦堂は、藩校当時は、敷地の中央に位置していました
右手奥に見えている建物は茨城県三の丸庁舎、調練場跡です。明治元年の弘道館の戦いで焼失しましたが、砲場・弓砲場・馬場・鉄砲場などがあった軍事練習場だったそうです。 -
鹿島神社
安政4年(1857)5月9日に遷座祭が行われ、同時に弘道館の本開館式が挙行されました。 -
大きなクスノキ・・・だったかな?
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要石歌碑
斉昭の自詠自筆で「行末も ふみなたがへそ蜻島(あきつしま) 大和の道ぞ要なりける」とあり、その大意は「日本古来の人倫の大道は、永久に変らないものであり、日本人はこの道を踏み違いするということがあってはならない」。 -
弘道館を後にします。後の予定が決まっているから急いでホテルに戻らないと(汗)
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あ、かわいいマンホールを見っけ♪
水戸市マスコットキャラクター「みとちゃん」
【みとちゃんの好きなこと】
偕楽園でのお昼寝,お出かけ(黄門様に憧れていずれは全国行脚したいと思っている) -
みとちゃんの好きな場所にやってきました。
偕楽園
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html -
見どころがわからないので、とりあえず表門を目指してみます。
偕楽園は時間がないからスキップしようかとも思いましたが、これで一応日本三名園を訪れたことになるので、とりあえず足を踏み入れておきたかったのです。 -
孟宗竹林をものすごい速さで歩きます。
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好文亭表門
偕楽園の正門に相当する門で、松材が多く使用され松煙色(黒色)となっているため、黒門ともいわれています。
好文亭は残念ながら見る時間なし。 -
正門の割にはなんだか地味なたたずまいですね。
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十月桜が咲いていました。
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やっぱりここは梅の季節に来るのが良さそうですね。
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見晴広場から千波湖を眺める。
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そろそろ時間切れです。車を走らせ、急いで向かった先は・・・
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タカノフーズ株式会社
http://www.takanofoods.co.jp/
13時30分からの工場見学を予約していたのです。ちょっと遅刻して到着。
工場の方のご挨拶が始まっていたところにこそ~っと合流(汗) -
映像を見た後、工場見学へ。(工場内は撮影禁止)工場の敷地内にはそこはかとなく、大豆をゆでたにおいがただよっていますが、納豆のニオイはしませんよ(笑)
大豆から納豆が作られ、パッケージされるまでの工程がよくわかりました。
意外だったのは、パッケージされた時点では煮豆の状態で、まだ納豆ではないこと。辛子やだしと一緒に室へ入れられ、18時間ほど蒸されて納豆になるとのことでした。辛子って蒸しても風味が変わらないのね~
工場見学の後は製品の試食があり、お土産をいただきました♪ -
工場には「納豆博物館」が併設されていて、こちらは予約なしで自由に見学することができます。
工場限定の納豆セットやグッズが買える売店もあります。「納豆は温度が命!」ということなので、保冷をしっかりできる方にはいいかも。納豆大好きな友人Mはこちらで「納豆かきまぜ棒」を買っていましたが、後日「納豆が美味しくなった♪」と報告がありました。 -
納豆工場見学を楽しんだ後、石岡へ移動。JR石岡駅前の駐車場に車をとめて街を散策します。
石岡市観光協会
http://www.ishioka-kankou.com/index.html
お笑い芸人の渡辺直美さんは石岡市出身ということで、初代・石岡市観光大使、石岡市観光協会特使として活動されたようです。 -
暮れなずむ街をてくてく歩いてまずやってきたのは、喫茶店四季。
1930年(昭和5年)頃に建てられた貸店舗。木造2階建ての看板建築です。 -
ギリシャ建築様式の一つ、コリント様式風の柱頭飾りや、屋根に立ち上げた煙突風の突起物など、特異な造形を持つ。当初から貸店舗として建てられた数少ない貴重な建物です。
お茶するところを探してはいたけど、ここはちょっとリスクが高い(?)のでスルー(笑) -
森戸文四郎商店(左の建物)
昭和5年頃に建てられた飼料店(現在は生花店)。木造2階建ての看板建築です。 -
柱のレリーフ、縦長の窓、褐色タイルなど、全体的に、欧米で1910~30年代に流行した装飾(アールデコ調)の外観は、正面を洋風の意匠で飾る当時の看板建築の好例です。
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きそば東京庵
1932年(昭和7年)頃に建てられた蕎麦屋。木造2階建ての和風食堂建築です。戦後、座敷部分を取り払い、土間にテーブルと椅子を置いて客用の空間としました。和風様式の代表とも言える数奇屋風の洒落た意匠は、この地域では珍しいものです。 -
レトロな街並み、というか県道沿いにさりげなく古い建物が残っている感じ。
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すがや化粧品
1930年(昭和5年)頃建てられた雑貨店(現在は化粧品店)。木造2階建ての看板建築です。屋号を掲げたペディメント(正面上部の三角部分)、洋風の柱建築、コリアント・イオニア様式風の柱飾りなど、重厚な外観をもち、この地区の看板建築の中でも秀逸なものの一つです -
けれども、横から見ると、コンクリートのつるーんとした壁なんですよね。おもしろい。
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久松商店
1930年(昭和5年)頃に建てられた化粧品店・雑貨店(現在は喫茶店)。木造2階建ての看板建築です。長い板を横張りして重なり部分を加工しながら段差をなくす、ドイツ下見板張りの正面外壁は、戦前、銅板を用いていました。 1929年(昭和4年)の大火後、この地区の店舗の再建に広く採用された看板建築の代表例です。 -
十七屋履物店(左の建物)
1930年(昭和5年)に建てられた履物屋。木造2階建ての看板建築です。2階は特徴的な持風風の柱頭飾りを中心にして、縦長の連窓を左右に配しています。1929年(昭和4年)の大火後、この地区で最初に再建され、この地区の看板建築の先駆けとなりました -
福島屋砂糖店(右の建物)
1931年(昭和6年)に建てられた砂糖問屋。木造2階建ての商家建築です。土蔵造りの壁が、土壁漆喰塗りではなくコンクリートでできているのは大変珍しいものと云われています。 黒塗りの外壁が外観に重厚さを与えています。 -
この並びはインパクトありますね。
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レトロな街並みをせかせかと歩きまわるpacorin...
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丁子屋
江戸時代末期に建てられた染物屋(現在は観光施設「まち蔵 藍」)。
木造2階建ての商家建築です。1929年(昭和4年) の大火で焼失を免れた商家建築では、現存する唯一の建物。 -
久松商店の対面にある喫茶店で、石岡を代表する看板建築を眺めながらお茶にしましょう。
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紫苑
おばあちゃんが注文をとりにきてくれるレトロな喫茶店。
チョコソースがかかったアイスがのっかった大きなホットケーキは素朴な美味しさ☆
ホットケーキをシェアしてコーヒー2杯で900円という超良心的なお値段設定は石岡ならではかしら?ほっこりしたティータイムでした♪ -
近くにある登録文化財は見ておくか・・・ということでやってきたのは、栗山呉服店。
1932年(昭和7年)頃に建てられた呉服店で、木造2階建ての商家建築です。2階正面のガラス戸に施した瀟洒な組子(釘を使わずに木を組み込む木工技術)は明治以降における日本建築の近代化の特徴をよく表しています。 -
平松理容店
1928年(昭和3年)に建てられた理容店。木造2階建ての看板建築。土間を作る和三土に大鋸屑を混ぜた床は大変珍しいものです。 洋風建築のコリント様式風にアカンサスの葉を施した天蓋や理容鏡、理容椅子など、1929年(昭和4年)の大火を免れた建築当初の姿がよく保たれています。 -
お約束の横からショット。
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あと、造り酒屋の「府中誉」が文化財として登録されていますが、少し離れていたのと、お酒が飲みたくなるので見に行かず。前日の夜にいただいた「渡舟」は「府中誉」の代表銘柄だったんですね。
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そろそろ日没ですね。これにて石岡のレトロな街歩きは終了。
そうそう、石岡の街を知ったきっかけはトラベラーゆういちろうさんの旅行記でした。ここで勝手にご紹介。
https://4travel.jp/travelogue/10339871
登録文化財以外の建物も紹介してくださっているので、街の雰囲気がよくわかりますよ。 -
日が落ちたら真っ暗なので、早めにレンタカーを返却。そういえば、ちょこちょこ走り回ってくれたワゴンR君の姿を撮っていなかったわ。狭い範囲を見て回っていたので、走行距離は138kmでした。
レンタカー屋の事務所にぐでたまコレクションが♪
納豆のぐでたまかわいい~♪ -
茨城空港まで送ってもらいました。
本日の出発便は神戸行きを残すのみなので、ここにいる人全員が神戸へ飛ぶのね・・・ -
そしてゴハンを食べられるところが1か所しかないので、激混みなのね・・・
提供に時間がかかった「けんちんそば」。甘めで思っていたより美味しかったけど、量がとんでもなく多い!滅多に残さないのにおそばを残してしまいました。
適度な量に減らしてその分お値段を少々下げていただいたらうれしい感じ。 -
飛行機に乗り込むと、スーツのおじさまがお出迎え。
「ん?どなた?」と思っていたら、スカイマークの佐山会長でした!(驚)
飛行中、就航20周年のご挨拶があり、会長自らご当地コラボキットカットを一人ずつ配って歩かれました。目を見て「ありがとうございます」とか言われたら、スカイマークのファンになってしまうやん。あんまり乗らないけど~(笑) -
そんなこんなで楽しかった茨城旅行。たいしたお土産は買わなかったけど、また季節を変えて行ってみたいと思える素敵なところでした。
おしまい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆういちろうさん 2018/12/15 10:46:12
- 茨城ご訪問ありがとうございます!
- pacorin様
日本で一番魅力が無い県へお越し下さり
誠にありがとございますm(_ _)m
それもまたお越し下さるかも知れないとの事
茨城県民を代表致しましてお礼申し上げます(笑)
さてさて、石岡の看板建築ですが
震災の後も壊されず残っていて良かったです。
あのレトロな雰囲気を楽しまれたご様子で
それも一安心しました。
水戸の弘道館は幕末~維新の頃が好きな方は
きっと楽しめるのだろうと思いますが
私もどちらかと言うとさら~っと見終わってしまいます(^^;
この辺りも梅で有名なのですが
実は弘道館よりもその隣の無料で入れる弘道館公園は
隠れた梅の名所になっていて
訪れる人も少なくてのんびり出来て好きですね。
偕楽園の好文亭は再建ではありますが
眺望も良くてなかなか素晴らしい建物だと思います。
梅も良いけどツツジや萩の季節も素敵ですよ!
あ、スカイマークの会長さんはびっくりでしたよね。
一度だけ利用した事ありますが
暖かい雰囲気が方が多くて私も気に入りました。
また是非茨城へお越し下さい!
ゆういちろう
- pacorinさん からの返信 2018/12/16 21:55:33
- Re: 茨城ご訪問ありがとうございます!
- ゆういちろうさん、こんばんは
コメントありがとうございます♪
おかげさまで茨城旅行、満喫できました☆石岡の看板建築もバッチリ楽しめましたし、限られたエリアではありましたが、茨城の魅力を感じることができたと思っています。
花の季節も良いし、これからはあんこう鍋も美味しい季節ですよね。
行った時はシーズン前で残念でしたが、食べてみたかったです。
また行く理由が色々あります~(笑)
pacorin
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