2018/10/04 - 2018/10/12
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ちびりんさん
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中学生の頃、インカ帝国についての本を読んで興味を持ったマチュピチュ。
たまたま観ていたTV番組で存在を知った神秘の山レインボーマウンテン。
どうしても自分の目で見たくなってペルーへ。
南米は遠いし治安も不安、どういう方法で行こうかといろいろ調べていたらリマの旅行会社カントゥータトラベルさんでワイナピチュに登ることができ、レインボーマウンテンにも行く現地7日間のツアーを見つけた。
よし、これに決めた!
ドキドキワクワクの初めての南米への一人旅が始まる。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- アエロメヒコ航空 JAL ラタム チリ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
今回のフライトはアエロメヒコ航空。
往路はセントレア→成田→メキシコシティ→リマ、約30時間。
朝早くに出発したので成田のKALラウンジで一休み。
まだまだ先は長い。成田国際空港 空港
-
成田→メキシコシティは約12時間半のフライト。
時間が長いのでエコノミー最前列を予約したが、隣席の赤ちゃん連れのご夫婦に私の席を譲り2列目へ移動。
空いているのでよろしければ3席お使いくださいとCAさんが言ってくださった、やったー。
機内食はパスタ、可もなく不可もなくという感じ。 -
メキシコシティに到着。
空港ではスペイン語が飛び交っていて中米なんだと実感。
メキシコはトランジットだけでも入国審査を受けなくてはならない。
でも預け入れ荷物は名古屋からリマまでスルーだった。メキシコシティ国際空港 (MEX) 空港
-
空港を一通り見てまわってからアエロメヒコのラウンジへ。
結構混んでいたけれどアルコールもあるしWi-Fiも使える。
トランジットは約4時間、ちょっと休憩。 -
メキシコシティ→リマは約6時間、機内食が出た。
チキンを選択したけれどちょっと微妙な味だった。 -
ようやくリマに到着、空港には旅行会社の方が迎えに来てくれる。
空港で$30をソルに両替、ドルが使えるので多くは必要ないとのこと。
リマの空港周辺は治安が良くないので荷物は車の外から見えないようにと言われる。
30分ほどで宿泊先のマリエルホテルに到着、こじんまりしてオシャレな感じ。
明日からのツアーについてブリーフィングして長い1日が終わった。マリエル ホテル ブティック ホテル
-
2日目、午前中はフリーだったのでホテル周辺を散策。
ホテルのあるミラフローレス地区は博物館や公園がある住宅街。
お花がきれいに咲いていていい感じ、私も公園で一休み。ミラフローレス 散歩・街歩き
-
ホテルのすぐ近くにインカマーケットがあったので行ってみた。
ナスカに行く予定はないけれど、地上絵柄のストールを友人へのお土産にした。
いろいろなお店があるので見るだけでも面白い。 -
ホテルから徒歩10分ほどの地元のスーパーにも行ってみた。
コーヒー売場でいろいろと見ていたら親切な店員さんが説明してくれたのだが、スペイン語なのでよくわからないままコーヒー豆とインスタントコーヒーを購入。
帰国してから飲んでみたら美味しかった。 -
ホテルに戻ってランチ。
せっかくなのでインカコーラをいただいた。 -
午後からは英語混載ツアーでセントロ地区の観光に出かける。
英語混載ツアーってどんな感じなんだろうと思っていたのだが、私以外の参加者は全員スペイン語が分かるらしく英語ガイドは私専属となりプライベートツアーになってしまった。リマ歴史地区 旧市街・古い町並み
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サンフランシスコ教会。
地下にはカタコンベ(地下墓地)があって70,000体の遺体が眠っている。 -
大統領府。
私は見られなかったけれど正午には衛兵の交代が見られるそうだ。 -
カテドラル。
大地震の旅に修復されていろいろな建築様式が混ざっているそうだ。
フランシス・ピサロの棺が安置されている。 -
Museo de Arte。
陶器や織物などが展示されていてペルーの歴史がわかる博物館。 -
世界遺産として登録されているリマ歴史地区。
セントロ地区に行く時はアクセサリーやブランド物は身につけないようにして身軽にと言われ少し緊張したけれど、マヨール広場を中心にいろいろな建物が建っていて見ごたえがあった。 -
明日はクスコからマチュピチュへ行くので1泊分の荷物を別に用意する。
クスコの標高は3,400メートル、高山病の予防に日本で処方してもらったダイアモックスを服用する。
効果がありますように。 -
3日目、ラタム航空でリマからクスコへ向かう。
日本に住んでいたこともある日系のドライバーさんがリマの空港まで送ってくれる。
チェックインのお手伝いもしてくれて優しい方だった。 -
1時間半ほどでクスコの空港に到着。
日本人ガイドさんの出迎えでスーツケースをクスコのホテルに預けてから観光に出発。
心配していた高山病の症状は出なくて空気の薄さもあまり感じなかった。
薬が効いているのか、私がニブイのか...アレハンドロ ベラスコ アステテ国際空港 (CUZ) 空港
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いろいろな事情で保護された動物たちがいるコチャワシ動物園へ。
ケガをしている動物、親が殺された動物、見世物にされていた動物などがいて胸が痛む。Ccochahuasi Animal Sanctuary テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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推定年齢65歳のコンドル。
野生ではないけれど数メートルの距離でコンドルが見られるなんてすごい。
翼を広げると迫力がある。
頭の中には♪コンドルが飛んでいく♪のメロディが流れる。 -
聖なる谷。
ウルバンバ川の渓谷沿いに遺跡が点在している。
モライ遺跡、マラスの塩田などが有名。 -
ピサック村の市場へ。
ちょうどパンが焼きあがったところでガイドさんが自分用に買った分からおすそ分けしてくれた。
ほんのり甘くておいしかった。ピサック市場 市場
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食用のテンジクネズミ、クイ。
クイクイと鳴くところから名づけられたそう。
こんなに可愛いんですけどね... -
食べてみたいとは言ったけれど、さすがにテーブルに出てきたときは目が丸くなっていたと思う...
食べる前につい手を合わせてしまった、味は鶏肉に近い。
調理法はまちまちでここのはハーブを塗って丸焼きだそうだ。 -
ランチを済ませてオリャンタイタンボ駅へ。
ここからインカレイルに乗ってマチュピチュへと向かう。
お土産物屋さんもあってにぎわっている。 -
インカレイルの席は2列ずつで向かい合っている。
座席は広くないので荷物を足元に置くと窮屈な感じ。
途中から雨が降ってきてマチュピチュ駅に着いた時は土砂降り。
ホテルに着いた時は雨で体が冷えてしまった、明日の天気が心配だ。 -
オリャンタイタンボ駅で買ったコーン。
粒が大きくチーズと一緒に食べるそうだ。
結構お腹が膨れて晩御飯代わりになってしまった。 -
4日目、朝5時半からマチュピチュ遺跡に向かうバスを待つ。
雨は時々強くなったりしてやむ気配がない。
ワイナピチュ登山も不安だしマチュピチュが見えるのかも不安。
地元の女性たちが雨具を持っていない人たちにポンチョを売っていた。マチュピチュ村 散歩・街歩き
-
30分ほどバスに乗って遺跡の入り口に到着。
遺跡にはいる前にトイレに行こうと並んでいると後ろの可愛い日本人女性が「リュックが少し開いてますよ。」と教えてくれた。
彼女はマチュピチュ村からここまで1時間ちょっとかけて歩いてきたそうだ、すごいなあ。マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
-
ワイナピチュ登山のため遺跡の奥にある登山口へと向かう。
天気が悪いのでしょんぼりして一人で歩いていると「日本人か?一人か?名前は?」と話しかけてくる男性が...
「誰だ、この人?私、さらわれるのか?いや、オバサンだからそれはない。」とか思っていたら「大丈夫、セキュリティスタッフだから。」とIDを見せられた。
「写真撮ってあげるよ、リャマをなでて。」と言われるが腰が引けている私... -
結局、近道をさせてもらえてワイナピチュの入り口に到着。
ありがとう、スタッフさん。
ここで名前と入山の時刻を記入する。
少し雨も小降りになってきた、さあ行くぞ! -
意気込んだのもつかの間、登り始めて5分ですぐに後悔した。
日ごろ運動もしていないオバサンが安易に登ろうとするところじゃなかった。
脚はガクガク、息はゼーゼー、何年振りだろう、こんな思いをするのは。ワイナピチュ 山・渓谷
-
休み休みでやっとの思いで頂上まで登り切った。
人から見れば大したことはないのかもしれないけれど、とても嬉しかった。
驚いたのは日本からモバイルWi-Fiを持っていったのだが、ワイナピチュの頂上でもLINEがサクサク使えたこと。
すごいなぁ。 -
ところが霧が濃くてなかなかマチュピチュが見えない。
少し見えたと思うとまた霧で隠れてしまう。
この後に遺跡ツアーがあるからあきらめて降りるしかないのかな... -
あきらめて下り始めたその時、霧がどんどん晴れてきてマチュピチュが姿を現してくれた。
嬉しい、苦しい思いをして登ったかいがあった。
単純な私は泣きそうになってしまった。 -
そばにいたご夫婦が「写真撮ってあげるよ。」と言ってくださったのでお願いした。
さあ、遺跡ツアーがあるから頑張って下山しよう。
でもきっと明日は筋肉痛だ。 -
いよいよ遺跡ツアーだ、2組の若いご夫婦と私の計5人。
1組は今朝ワイナピチュでお会いしたご夫婦。
もう1組のご夫婦は明日ワイナピチュに登るとのこと。
キツイよ~と今朝登った3人で脅かしておいた。
ガイドさんはペルー人だが丁寧な日本語を話す方でわかりやすかった。 -
見張り小屋。
監視をするための小屋だけあって見晴らしがいい。
ここからの眺めは絶景。 -
儀式の石。
旅をする人などが無事を願ってリャマなどの生け贄を捧げた石。 -
コンドルの神殿。
翼を広げたコンドルのように見えて迫力がある。
儀式の行われた神聖な場所だったそうだ。 -
太陽の神殿。
石組みで曲線が作られていて技術の高さが表れているそうだ。
窓が2つあって東の窓は冬至の朝、南の窓は夏至の朝に太陽が差し込むと言われている。 -
主神殿。
マチュピチュの中で1番重要だと言われている場所。 -
日時計、インティワタナ。
太陽暦を決める日時計とも生贄の儀式が行われた場所であるとも言われている。 -
どこから見ても素晴らしい景色。
憧れのマチュピチュの中を歩いているんだと思うと嬉しくなる。
2時間半の遺跡ツアーはあっという間だった。 -
2組のご夫婦と別れ、サンクチュアリロッジのレストランでランチ。
まあまあ種類もあってお腹がいっぱいになった。
もちろん飲み物はインカコーラ。サンクチュアリ ロッジ ベルモンド ホテル,マチュ ピチュ ホテル
-
再びバスに乗りマチュピチュ村へ戻る。
昨晩はどしゃぶりで出歩く気にもならなかったが、お土産物屋さんやレストランがあってにぎわっていた。 -
預けた荷物を取りに宿泊したホテル、アンディーナ・プリンシパルへ。
アンディーナ・ラグジュアリーから名前が変わったそうだ。
ロビーで荷物の整理をさせてもらい少し休んでから駅へ向かう。Andina Luxury ホテル
-
再びインカレイルに乗ってオリャンタイタンボ駅へ向かう。
当初はポロイ駅まで行く予定だったのだが、少し前に事故があってオリャンタイタンボからクスコまで代行バスでの移動となった。
夕刻ということもあってか列車ではサンドイッチと飲み物が出る。
前の座席のオーストラリアから来たという母娘はクスコまで42時間かかったそうだ、上には上がいるもんだなあ。 -
バスから降りるとガイドさんが待っていてホテルまで送ってくれた。
クスコでお世話になるのはミドリホテル。
たくさん歩いて疲れたけれど充実した1日だった。
今日はゆっくり休もう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ローラン・ペリエさん 2018/10/28 14:40:04
- 感動の絶景ですね
- マチュピチュに行きたいと思っていても、一人旅で個人手配にしたいし、高山病も心配で無理だろうなぁと諦めていましたが、こちらの旅行記を拝見して諦めてはいけないと思いました。
旅慣れてらっしゃいますね、とても参考になりました。
マテ茶のお味はいかがでしたか?
私は北海道に住んでいるのですが、こちらのブランドジャガイモで「インカのめざめ」という南米種を改良したお芋があるのですが、ぜひ現地でお芋を食べてみたいものです。
- ちびりんさん からの返信 2018/10/28 15:06:43
- こんにちは
- メッセージありがとうございます。
私も南米は遠くて治安が心配だし高山病も怖いし大人数のツアーは苦手だしといろいろ考えてなかなか行けずにいたんです。
でも少しでも早いうちに行ったほうがいいのではないかと思い直し現地旅行社のカントゥータトラベルさんでお世話になりました。
送迎付きで遺跡ツアーなどはガイドさんがいて解説していただけたしフリーの時間には一人であちこち行けたので私にはバランスのいいツアーだったと思います。
マテ茶、コカ茶などクセがなく飲みやすかったですしジャガイモは種類が豊富でフライドポテト、スープ、蒸したものなど美味しく頂きました。
ぜひローラン・ペリエさんも行ってらしてください、絶景が待っています!
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マリエル ホテル ブティック
3.33 -
Andina Luxury
3.22
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