
2018/10/04 - 2018/10/12
66位(同エリア779件中)
ちびりんさん
この旅行記スケジュールを元に
中学生の頃、インカ帝国についての本を読んで興味を持ったマチュピチュ。
たまたま観ていたTV番組で存在を知った神秘の山レインボーマウンテン。
どうしても自分の目で見たくなってペルーへ。
南米は遠いし治安も不安、どういう方法で行こうかといろいろ調べていたらリマの旅行会社カントゥータトラベルさんでワイナピチュに登ることができてレインボーマウンテンにも行く現地7日間のツアーを見つけた。
よし、これに決めた!
ドキドキワクワクの初めての南米への一人旅が始まる。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- アエロメヒコ航空 JAL ラタム チリ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
5日目、クスコ観光に出かける前にホテル周辺をお散歩。
すると「この坂、きっついなー!」という日本語が聞こえた。
思わず「おはようございます。」と言ってお互い笑った。
私も予想通りの筋肉痛で坂道を歩くのが結構キツイ。ホテル ミドリ ホテル
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先日と同じ日本人のガイドさんの案内でクスコの観光に出発。
クスコはインカ帝国の首都でありケチュア語でヘソという意味。
街全体が世界遺産でピューマの形をしているそうだ。クスコ市街 旧市街・古い町並み
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サントドミンゴ教会。
スペイン統治時代に太陽の神殿コリカンチャの石組みの後に建てられているそうだ。サント ドミンゴ教会(コリカンチャ/ 太陽の神殿) 寺院・教会
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高台から見るクスコの街。
お天気も良くてとても気持ちがいい。
なんだかホッとする街だなあ。 -
今日訪れるクスコ郊外の4つの遺跡、サクサイワマン、ケンコー、プカプカラ、タンボマチャイの入場券。
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サクサイワマン遺跡。
広さは3,000ヘクタール以上あるそうだ。サクサイワマン 史跡・遺跡
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要塞が建てられていたとも宗教儀式のためではないかとも言われており、未だ謎のままの遺跡。
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3段に組まれた石組みには隙間がなくて緻密。
石垣がジグザグに200メートル以上にわたって続いている。 -
ケンコー遺跡。
ギザギザという意味らしい。
宗教儀式が行われていたという遺跡。ケンコー モニュメント・記念碑
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ピューマの岩といわれる祭壇。
冬至の日に影がピューマになるそうだ。 -
ガイドさんいわくミイラが休むための場所。
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あちらこちらにピューマがいる。
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プカプカラ遺跡。
赤い要塞と言われている。プカ プカラ 史跡・遺跡
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赤みがかった石灰岩でできている遺跡。
見晴らしがいい場所にあるので見張り台の役目があったらしい。 -
水道が整備され兵士たちの部屋などもあったと言われている。
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ペルーの国花、カントゥータ。
お世話になっている旅行社の名前もここからとったそうだ。 -
タンボマチャイ遺跡。
インカの聖なる谷にある遺跡の一つ。タンボマチャイ 史跡・遺跡
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石組みが4段になっている。
上2段はインカ帝国時代に作られ、下2段はそれ以前のアンデス文明時代に造られたと言われている。 -
季節に関係なく同じ量の水が流れ続けているが理由は不明。
謎に包まれた神秘的な場所らしい。 -
4つの遺跡の観光を終えてアルマス広場に戻る。
広場にある噴水、上の像は皇帝パチャクティ。
遺跡は富士山以上の標高にあったけれど、今のところ高山病の症状は全く出ていない。
薬のおかげか私がニブイせいかはわからないけれど、具合が悪くならなくてよかった。アルマス広場 (クスコ) 広場・公園
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コンパーニア・デ・ヘスス教会。
2つの鐘楼がある美しい教会。ラ コンパニーア デ へスス教会 寺院・教会
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ガイドさんの案内でレストラン、プカラでランチ。
名物料理のロモサルタードをいただく。
ガイドさんとはここでお別れ。
クスコの街と遺跡への愛情を感じる素敵な女性のガイドさんだった。
食事の後は一人でアルマス広場周辺を歩いてみることにする。レストラン カフェ バー プカラ 地元の料理
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カテドラル。
ゴシック様式とルネサンス様式が合わさった独特の作りだそうだ。
中に入って宗教画や彫刻などをじっくり鑑賞。クスコ大聖堂 寺院・教会
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有名な十二角の石、周囲にはいつもたくさんの観光客がいる。
カミソリの刃も通さないと言われるだけあって本当に隙間がない。
いろいろな遺跡を見たけれどインカ文明の建築レベルの高さは素晴らしい。12角の石 旧市街・古い町並み
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気持ち良さそうに寝ているワンコ。
アルマス広場は車が入れないのであちこちにワンコが寝ている。
リードをつける習慣はあまりないそうだ。 -
アルマス広場周辺のお店でショッピング。
左はチョコムセオのアーモンド入りのチョコ。
右はLa Cholitaのマラスの塩田の塩チョコ。
ほかにもアルパカ製品で有名なKUNAでストールを買った。チョコレート博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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やはりクスコでもスーパーには行っておかないと。
アルマス広場から徒歩10分くらいのところにあるオリオンスーパーへ。
地元の人や観光客で混雑していた。
お土産にお菓子、コーヒーなどを買った。 -
翌日のレインボーマウンテンツアーのガイドさんとホテルロビーで打ち合わせ。
出発時間、スケジュール、体調などの確認をした。
標高が5,000メートルを超えるので、念のため酸素缶を持ってきてくれるとのこと。
ガイドさんいわく、「1番大切なのはpositive thinkingだよ!」。
ようするに気合ってことね... -
6日目、朝5時出発でレインボーマウンテンへ。
途中で子供たちに出会った。
日本から持って行ったカントリーマアムをあげた。 -
楽しそうに話しているお母さん達もいた。
民族衣装が素敵。 -
ロングストレートヘアのアルパカ、こちらのほうが暖かいそうだ。
風景や人々に癒されながら登っていく。 -
駐車場に到着、残りの4キロは歩くか馬に乗るかの選択になる。
ガイドさんからどうするか聞かれたので「馬で!」と即答。
空気も薄いし筋肉痛で4キロも歩くことは今の私には無理。
頼れるものには頼ることにする。 -
しかし頂上までお馬さんに乗って行けるわけではないのだ。
お馬さんとはここでお別れ、この先は自分の足で歩かねばならない。
空気が薄いせいもあるのだろうが、筋肉痛で脚が思うように動かない。
ゆっくりでいいよとガイドさんが気遣ってくれる。 -
ガイドさんからジグザグに歩いて少しずつ登っていくようにアドバイスされる。
10メートルくらいずつ歩いては休み、時間はかかったけれどなんとか頂上に到着。
標高5,036メートル、やったー! -
目の前に広がる絶景レインボーマウンテン、Vinicunca。
土壌に含まれる金属成分の違いできれいに層ができている。
数年前までは雪で覆われていたそうだが、地球温暖化の影響で姿を現した絶景だ。 -
頂上から見える6,000メートルを超える霊峰アウサンガテ。
ガイドさんが聖なる山だと熱く語ってくれた。 -
寒さを忘れてじっと見入ってしまう。
目の前に広がる不思議な光景、自分がここにいるなんて信じられない。
この絶景は頑張ったご褒美だ。 -
下山してレストランでビュッフェランチ。
高山病予防にも効くというコカ茶。
私は結構お気に入りでよく飲んだ。 -
素朴なお料理だが美味しく頂いた。
体も温まったところでクスコへと戻る。
ガイドさんがレインボーマウンテンの素晴らしさを日本の人に伝えてほしいとのこと、家族や友人に必ず伝えると約束した。 -
プライベートツアーだったので思ったより早くホテルに戻れた。
明日の帰国に備え疲れた体をいたわろうとホテルスタッフのお勧めのスパ、アンディーナへ。
1時間マッサージをしてもらって脚が少し軽くなった。 -
ペルーでの最後の夜、アルマス広場をお散歩。
オレンジ色の光が優しい。
7日間なんてあっという間だなあ。 -
7日目、帰国の日。
空港までガイドさんが送ってくれてチェックインのお手伝いをしてくれた。
ラタム航空のおねーさんはちょっと怖かったけれど、ペルーでお世話になったガイドさんやドライバーさんたちは本当に皆優しかった。
復路はクスコ→リマ→メキシコシティ→成田→名古屋、約36時間。
チケットに書いてあるゲートで搭乗を待っていたら知らない間に変わっていたらしく、親切な観光客の男性が「リマ行に乗るのか?ゲートが変わっているよ、行こう。」と教えてくれた。
危なかったー、気が緩んでいたようだ。 -
行きは荷物がリマまでスルーだったけれど、帰りは全ての空港で一度受け取って再度預け入れをしなくてはいけない。
リマの空港で出国手続きしてラウンジへ。
広くてきれいなラウンジだった。 -
リマからメキシコシティへ。
機内食はパスタをチョイス、味が薄かった。 -
メキシコシティのトランジットは3時間半。
行きと同様に入国審査を受けた後、今度は荷物を預けてセキュリティチェック。
深夜なので1つだけ開いているラウンジで搭乗を待った。
ビールをいただいたがイマイチ冷えてなかった。 -
クスコでの事があるので搭乗ゲートを再確認するとまたまた変わっていた。
行きと違ってほぼ満席、エコノミー最前列を予約しておいてよかった。
日本人乗客は少ないようで周囲はメキシコ人が多い。
しかしさすがに15時間は長い、時計ばかり見てしまう。
機内食でミートをチョイスしたら豚丼のような感じだった。
成田も近い、旅も終わろうとしている。 -
初めて訪れた南米ペルー、絶景に出会えた旅だった。
高山病にも食あたりにも水あたりにもならず、治安などの不安もあったけれど危ない目にも会わず人々は皆優しかった。
遺跡の観光にはガイドさんがいてくれる、でも自分一人であちこち行く時間もあるという私にはバランスのいい楽しい旅になった。
またいつかゆっくりとペルーを訪れることができますように。
旅っていいな、次はどこに行こうかな。
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