2018/10/12 - 2018/10/12
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ザリガニ大王さん
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戸隠神社奥社の道。以前行った榛名山神社の参道もこれほどではなかった。ガイドブックなどでは片道2Km40分と書いてあった。
普段、2km程度なら20分程度で歩いているので、多少の山道を想定して30分と考えた。これを軸に昼食の順番待ち時間などを含め朝8時前後に長野出発、中社・奥社の参拝を11時には終えて忍者屋敷を見て昼食。鏡池と宝光社を参拝して、長野駅を16時か17時発の「ワイドビューしなの」で松本へと計画した。
しかし、蕎麦屋の昼食の段取りもつき、中社を参拝して土日は車両入場制限と言う鏡池を先に見て奥社に向かうことにした。
奥社への道は隋紳門まではそれほどでもなかったが、これをすぎてすぎなみきになってから足元が悪くなり、公式の所要時間だった。
つくづく、足腰の丈夫なうちに旅に出なければと思う。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー ANAグループ 新幹線 JR特急 徒歩
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やっと奥社にたどり着いた。ちょっと変わったポーズの狛犬が出迎えてくれる。阿。
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こちらは吽。
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奥社社殿には、茶屋からちょうど40分かかった。
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結構、標高があるじゃないですか。
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九頭龍大神に参拝。パンパン。
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虫歯の神だそうで、虫よけをしてくれるのですよね。魔除けの神のあとに虫歯の神とあるので、『虫歯除けの神』なら素直に納得するのですが。
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下山(まさにそんな感じ)途中に、さざれ岩に祭られた仏様たち。神仏混淆が伺えます。なにかほっとする優しい感じです。
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階段の幅・高さが一定でないので降りるときは苦労します。足がつる。昨日の善光寺の階段も不揃いで難儀しました。
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階段を振り返ります。
途中、「まだ、遠いですか?」と聞かれるので、近い時は「あとちょっとです!!。頑張ってください。」と答えますが、結構来てからそれではかわいそうなので(根が正直で嘘が言えません)「まだ先はありますが、大丈夫です。何時か着きます。人生と一緒で諦めてはいけません!!。」と言って励まします。この答えにポカンとしている御婦人もいました。 -
それにしても水の綺麗なところです。
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すっかり天気が良くなり、木漏れ日がさしています。
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隋紳門が見えてきました。残り半分です。
時計を見れば早くも11時30分、帰りは少し早いが蕎麦屋さんに行かないと蕎麦が無くなるかもしれない。いったん蕎麦屋さんに戻ります。 -
御店の前は待ち人が屯してました。「9時に来ました。」と言って記名表を指差し、中に入れてもらいます。
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待ってはいなかったのですが、店に入ると「ハイ、ごめんなさい。大変寒いところお待たせしてすいません。」と対応していただきます。このお店達はなんでも最初に「すいません。」と言います。気分がいいです。
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箸袋などにポリシーが書かれていました。
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最初に突き出しで漬物が出ました。これがうまい!!。そばつゆで漬けているとおもいます。
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お店押しの「蕎麦がき」と天ぷら・キノコ蕎麦を注文します。冷たいおそばの方が良かったかもしれません。
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「蕎麦がき」が来ました。バカウマ。へーと思いました。今まで食べていた蕎麦がきはなんだったんだろう。戸隠蕎麦、最高。
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嫁が忙しそうに働いている店員さんに「本当においしいわ。どうやって作るのかしら。」さっきの品書きと一緒に見たよね。すると店員さん「すいません。いま本をお持ちしますね。」とわざわざ作り方の本を持ってきてくれました。忙しいのに嫁が余計なことを言ってすいません。その本をきっちり写真に撮れと煩く指示されます。
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あたふたと写真を撮っている時に嫁の天ぷら蕎麦が来ました。本を仕舞ってふと見ると、嫁は既に天ぷらのエビにかぶりついてます。「えーっ。写真は…。」というと「食べちゃったので、器もきれいだから撮っといて。」とのこと。
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私のキノコ蕎麦のドンブリです。あまりおいしさが伝わらないように思います。
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由緒ある蕎麦湯桶です。
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御店を出るときのお勘定の時に、北海道から来て善光寺のお朝時に行ってスマホを落とした話をしました。さらに、このお店でまた落とし物をしたようだと言うと「すいません。何を落とされたんですか。見つかりましたか。」と店員さんが真顔で聞いてきます。「とってもおいしかったので、ホッペタを落としたと思います。」喜んでいただきました。
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朝来たときに中社境内の杉が三本杉だと思ったのですが、早とちりで。鳥居の左右にある日本の杉を含めて三本杉だそうです。
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杉の左に見えるのがお蕎麦屋さん。
この三本杉には言い伝えがあります。神社HPによると
昔、若狭の国の漁師が妻を亡くして、子供と三人で住んでいた。漁師が一人で漁をしている時、入江の奥で水浴びする美しい女性を見つける。漁師はその女性に見とれていたが、やがて女性に奇麗なウロコがあるのに気づく。「ああ、これが人魚なのか。捕まえて他の者にも見せよう」と網で人魚を捕らた。
人魚は一生懸命、命乞いをしましたが、ついには人魚を殺してしまう。漁師は人魚の肉を家に持ってかえり、家の中にそれを隠した。
翌日、漁師は漁にでかけると、留守番の三人の子供は、お腹がすく。やがて父親が 隠した人魚の肉を見つけ子供たちは空腹に耐えかね、 肉を煮て食べた。
漁師が漁を終えて家に帰ると、昨日、隠した肉がない。子供に問うと「食べてしまった」という。びっくりする漁師。なぜなら、人魚の肉を食べた者は人魚になってしまうと、古く から言い伝えられている。やがて、子供たちの体にウロコが生えてきた。漁師はなすすべもなく、眠れない日々を過ごす。
そんなある日、一瞬、まどろんだ時に「漁師よ、剃髪して出家せよ。そして戸隠大権現に詣で、子供を救うため、忠誠 を誓うため、三本の杉を植えよ。そして、戸隠三社の御庭草を八百日踏んで、そちの無益殺生の後悔の真情を神に祈れ・・・」とのお告げがある。ハッ と目覚めてみれば、傍らにはすでに冷たくなった三人の亡骸が。
漁師は、早速、お告げのとおり剃髪をし、子供と妻の位牌を身につけ、海辺より戸隠 大権現へはるばる赴く。名前も「八百比丘」と改めて・・・。そして、現世の減罪と永代の繁栄を祈りつつ、正三角形に三本の杉を植え、三社の御庭草を 八百日踏んで、八百比丘の名を残しました。とのこと。 -
奥社前の忍者からくり屋敷に戻ります。写真は入場料を払う処。いつものように「オジサンとオバサン二枚ください。」で笑いを取ります。
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忍者からくり屋敷ではからくりの謎を解きながら進むのだが、疲労困憊の私はほとんど頭が働かない。嫁は難なく謎を解いて先に進んでいく。途中、お助け電話なるインターホーンがあったが世話にならずに済んだ。なんだかおもしろくない。13時半には見終わった感じで、「おい、予定より早めに切り上げて松本行っちゃうか。」「御土産物を見たいけど。」「長野駅にあったよ。」「じゃ行きましょう。」
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長野駅に着いたのが14時ちょっとすぎ。途中、道を間違ったのと「七曲り」で時間を食い、もしかしてとおもった14時には間に合わず、15時も「みどりの窓口」は大行列が出来ていたので諦めて、当初の16時00分発、「ワイドビューしなの20号」にしました。お土産買う時間を造らないと嫁が怒るし。
長野駅の改札前にあったのがこの「十八丁碑」。 -
これによると長野駅から善光寺まで一八丁、およそ2㎞とあります。これを見て戸隠奥社の2kmを思い出しました。
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長野駅から出発します。
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結局、「ワイドビューしなの20号」に乗ります。
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本日乗車するのはクロであります。あれを見るため奮発しました。
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この「名古屋」表示をみると、この辺の土地感覚が呑み込めない私は「へーっ。」と思ってしまいます。もっとも札幌から釧路までが約350㎞、4時間で飛行機も飛んでます。ここから名古屋までは3県跨ぐとはいえ250km、3時間。北海道が広すぎるのか、本州が狭すぎるのか。
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クロの乗客は我が夫婦を入れて5人。
私達の座席は中ほどでしたが、車掌に最後尾の席を後ろ向きにして乗ってて良いかと確認し「松本までなら。」と特等席を確保します。暫く新幹線高架と並走します。 -
犀川の鉄橋を通過中。
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メーター類がロボットの顔に見えます。
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スマホの位置情報が不調で解りませんが、この方向に千曲川が流れていると思います。
抒情のあふれる千曲川は今度ゆっくりと見に来ます。かって万葉集にも歌われた
「信濃なる千曲の川のさざれしも 君し踏みてば 玉とひろはむ」や、藤村の「千曲川いざよふ波の岸近き宿にのぼりつ濁り酒濁れる飲みて草枕しばし慰む」などは暗唱できます。 -
藤村はまた、千曲川の歌に
「昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命なにをあくせく
明日をのみ思ひわづらふ」
中略
「千曲川柳霞みて
春浅く水流れたり
たゞひとり岩をめぐりて
この岸に愁を繋ぐ」
と唄っています。酔っ払いの詩と思ってはいけません。 -
果樹園が見えます。
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トンネル通過中。
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どーも、ここいら辺が日本三大車窓らしい。
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姨捨駅付近からの風景。
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姥捨駅のスイッチバックも辛うじて確認できました。
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正面の御山の名前はなんでしょうか。姨捨山と言われる冠着山ではないですよね。
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西条駅で青いタンク貨物列車を抜いていきます。
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NHKBS「ニッポンぶらり鉄道旅」のナレーター、TARAKO風に
『まつもとえきに、とうちゃーくぅ!』。
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