【難行苦行-長野お参りの旅、お寺と神社も参ったが脚と腰もマイッタ】③ スマホも落としたが、道が遠くて目も落としそうになる。

2018/10/12 - 2018/10/12

　善光寺のお朝事を見に行くのに、朝早いのでタクシーで行きました。おかげで山門横に着けていただき歩かずに済みましたが、このタクシーの中にスマホを落としたことに、ホテルに帰ってから朝食をとっている時に気づきました。嫁のスマホで掛けて折返し電話があり、無事回収しました。御数珠を頂戴したご利益がありませんが、スマホを落としたのは頂戴する前だからですかね。戻ってきたことがご利益。
　さて、本日は嫁の注文で戸隠に向かいます。バスもありますが、戸隠蕎麦を食べるには時間調整が出来るレンタカーが便利。いつもの〇ッポンレンタカー長野駅東店が10月1日から場所移動。駅から少し遠くなりました。

エリア 戸隠・鬼無里(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 新幹線 JR特急 徒歩

　レンタカーを借りうけるとき、「七曲り」と「浅川ループライン」のどちらを通る方が良いか聞きましたが、あまりはっきりとした返事はなく、カーブがキツイと言う「バードライン(七曲り含む)」を避けることにします。嫁は助手席に乗っていると結構酔うことがあります。帰りには間違って「バードライン」の「七曲り」を通りましたが、屋根付きコンクリート舗装のヘヤピンカーブでした。一見の価値はあります。はぁい…。

　長野市内から朝の通勤渋滞も含めて40分ほどで到着しました。戸隠神社中社周辺には30軒ほどの宿坊があるそうです。写真の看板下に赤くある有名らしいお蕎麦屋さんの「うずら家」駐車場に向かいます。

奥に見える戸隠中社旅館組合の案内看板だけでも、20軒ほどのお宿の名前が書いてあります。
　昔は神仏混淆で「戸隠十三谷三千坊」と言われたそうであります。白髪三千丈の類でしょうか。

御蕎麦屋さんと宿坊が並んでおります。なんでも重要伝統的建造物群保存地区になっているそうであります。

　これを撮ったのが9時12分。すでにお店の前には、御一人妙齢の御婦人がお待ちになってます。開店は10時半のはず。お話を伺ってみると始発のバスで来られたとのこと。食べログでは何かと混むとの情報だったのと、朝早く来て名前を書けば蕎麦があるうちは何時でも大丈夫とのこだったのできましたが、名前を書いてなお2時間近く待っているとは、聞きしにまさる。
　腰の曲がったご主人らしい方が出てきて、しきりにお礼と待たせるお詫びをしていました。

　記名を済ませて中社を参拝させていただきます。最初「なかしゃ」と呼んでいたら、妙齢の御婦人に「あら、ちゅうしゃじゃないかしら。」とたしなめられます。
　はい、中社に駐車して参拝します。

中社の狛犬は3対ありました。ウンです。

アです。

さらっとしか読んでいなかったので、てっきりこれが三本杉と思ってましたが、おそばを頂いてから間違いに気づきます。後で写真を取り直しています。

とりあえず「三本すぎ?」。

本殿前には2対の狛犬がいました。

本殿前の狛犬。ん。

同じく。あ。

しめ縄にコインを挟むとは。なにか、「こうか」があるのでしょうか。

本殿であります。パンパン。

あっ、知恵の深い神様だったのですか。これはご利益をお願いします。

これから地図上にある奥社を目指します。さきほどお蕎麦屋さんの前でお待ちになっていた御婦人に奥社に行きますというと、「私はもう達者でないからいけないけど。」とおっしゃってました。お年寄りのおっしゃることは良く聞かなきゃダメでした。

五斎神社と言うそうで、中社との関係は良く解りませんでした。

　この消火栓。背の高いのは雪国特徴ですが、なぜ二段?と近寄ってみれば上の取り口は回転式になってました。

通り道のペンション前にあったベンチ。座ってもいいが寄りかかるなとあります。後ろを見てみると、確かに背もたれは支えが弱くそのまま後ろにコテンという感じです。

　車で鏡池まで来ました。ここにもクマ注意の看板がありました。
　途中、山道を徒歩で歩かれている方が結構います。バスで入口まで来て2kmを歩くようです。レンタカーで良かった。

風が強く、寒いです。池の水面も鏡ではなくわさびおろしです。

鏡池の周りには大小合わせてクマ注意の標識が。

戸隠神社の奥社駐車場近くにあったトイレにもクマ注意。

結構な坂を下りて行きます。

　通り道にある茶屋。昨日の善光寺仲見世の「おやき」も大変おいしかったです。今まで食べた「おやき」とは別物でした。

奥社の鳥居。車はここまで。

この道は先ほどの鏡池に通じている道の様です。

ここにもクマ注意。

なんとかの祠と書いてあるのですが、何の祠か判りません。

砂利を引きつめた真直ぐな道が続いています。まるで、これまでの私の人生を見ているようです。

道が狭くなって登り勾配になってきました。

随神門が見えてきました。ここで半分だそうです。

綺麗な門であります。

これより先は杉並木になっています。いかにも修験道に相応しそうな道です。

この手前側に、本来は仁王様がいるのではないでしょうか。どなたか判りませんが邪鬼を払っているのか。

こちらも同じような形ですが、髭の色と紋服の色が違いました。

長野県天然記念物戸隠神社奥社社叢。社叢とは鎮守の森の事であります。

　見上げるクマスギ(熊野杉から来たとの説もあります。)これを見れただけでも感激です。
これより奥には、宿坊の出先のようなものが立ち並んでいたようです。ここら辺から登り勾配がきつくなります。

どなたか住んでいるのでしょうか。

ハート形にされている苔が生えた根っこ。私、こうしたものを見っけるのは得意です。

杉並木の脇を清水が流れています。道の勾配もこれぐらい。

手を曳いて登っておられるお二人もいらっしゃいます。しんどい。ほんとに２k程度でしょうか。

えらい階段になってきました。トホホ…。

「うきことの猶この上につもれかし限りある身の力ためさん」いやー遠いなー。