【中央アジア】5/9作目゜*・トルクメニスタン「地獄の門ダルヴァザ」をめざして　～「地獄の門」の夜明け編～・* ゜

2018/09/14 - 2018/09/21

感動的なダルヴァザ地獄の門での夜を過ごした。
おかげで寝不足になったけど（笑）、これを見るために遙々来たのだ。
朝は、朝陽で空がほんのりピンク色に染まり、
しらじらと空けていく荒野に地獄の門を見た。
こんな圧倒的な景色って、なかなか無い。
いつまでも目に焼き付けたい光景だった...。


【補足】
トルクメニスタンは、「地球の歩き方」には情報が少ししか載っていない。
実際に行ってみて判明した事だが、
トルクメニスタンは観光客誘致や観光収入をさらさら考えていない国。
土産物屋すら無い国。
ＳＮＳ規制もあった。
いろんな事が情報開示されていないゆえに、
「歩き方」の情報も少ないのだと思われました。
今後行く方の参考になればと思います。



【旅行期間】
　2018年9月14日（金）～9月21日（金）、計8日間。
　トルクメニスタン、ウズベキスタン、2カ国へ。

【旅程】
①9/14（金）：
　ウズベキスタン航空、ＨＹ528便（成田11：05発→タシケント16：35着）。
　タシケント着後、国内線へ乗り換え。
　ＨＹ017便（タシケント17：30発→カラカルパクスタン共和国ヌクス19：15着）。
　ヌクス泊。

②9/15（土）：
　朝8時、カラカルパクスタン共和国ヌクス発、アラル海ムイナクへ（11：30頃着）。
　ムイナク観光（船の墓場・アラル海のモニュメント等）。
　ムイナクで昼食。
　14：30頃、ヌクスへ戻る（18時頃着）。ヌクス泊。

③9/16（日）：
　08：00、カラカルパクスタン共和国ヌクスを経ち、トルクメニスタンの国境へ移動。
　08：45、ウズベキスタン側国境へ到着。
　09：00、ウズベキスタン出国。
　10：30頃、トルクメニスタン入国審査終了。クフナ・ウルゲンチへ移動。
　11：40、クフナ・ウルゲンチ観光・昼食。
　約5時間ほどかけ、地獄の門ダルヴァザへ。
　19：30頃、ダルヴァザ着。
　野外テント泊。
　
④9/17（月）：
　06：30過ぎ、野外で朝食。
　07：45、地獄の門ダルヴァザを出発。
　8時頃～9時頃、泥のクレーター、水のクレーターを観光。
　ダルヴァザから約4時間ほどかけ、トルクメニスタン首都アシガバットへ到着。
　13：00、昼食。
　14：30、ホテルチェックイン。
　15：30～20：00、ニサ遺跡などの観光。
　20：00、夕食。
　アシガバット泊。

⑤9/18（火）：
　04：30、ホテルチェックアウト。
　04：50、アシガバット空港国内線へ。
　06：15、トルクメニスタン航空T5・127便にてマリィへ（06：55着）。
　07：30過ぎ、メルブ遺跡へ向け出発。
　8時頃～13時頃まで、メルブ遺跡などの観光。
　13時～14時半、昼食・買物。
　15：00、ホテルチェックイン。
　16：00、バザールへ。
　19時頃～21時前まで、夕食ディナーショーへ。
　マリィ泊。　　

⑥9/19（水）：
　08：00、ホテルチェックアウト。マリィを経ちトルクメンアバードへ。
　12：00、トルクメンアバード着・昼食。
　13：30頃、トルクメンアンバードを経ち、国境へ。
　14：00、アムダリヤ川を通過。
　14：30過ぎ、トルクメニスタン国境着・出国手続き。
　　審査に時間を要したうえ、ウズベキスタン側へ行く約1.5キロを歩けず、
　　1台しかない乗合タクシーを待つのにも時間がかかった。
　16：40、ウズベキスタン側へ到着。ブハラへ移動。
　18：30前、ブハラへ到着、観光・夕食。
　21：55、ウズベキスタン航空国内線・ブハラ空港ＨＹ038便にて、
　　タシケントへ（23：00着）。
　23：45、ウズベキスタンホテル着。

⑦9/20（木）：
　10時前、ホテルチェックアウト。
　10：00、タシケント市内観光へ（地下鉄乗車）。
　16：00、チョルスーバザールへ。
　17：30頃、夕食。
　19：30、タシケント国際空港着。
　22：05、ウズベキスタン航空ＨＹ527便にて、成田へ。

⑧9/21（金）：
　成田着。
（翌9/22、ツーリズムEXPOジャパン2018へ行き地元へ帰る）。


【参考URL】
①ウズベキスタン航空：　http://www.uzbekistan-airways.co.jp/
②トルクメニスタン航空：　http://www.turkmenistanairlines.com/
③駐日ウズベキスタン共和国大使館：　https://www.uzf.or.jp/tour/
④駐日トルクメニスタン大使館：　https://japan.tmembassy.gov.tm/ja
⑤日本外務省「たびレジ」：　https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

【旅行記URL】
①1/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11410294
②2/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11410683
③3/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11410938
④4/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11412818
⑤5/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11414593
⑥6/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11414568
⑦7/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11414892
⑧8/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11416876
⑨9/9作目：https://4travel.jp/travelogue/11417230

エリア その他の都市(トルクメニスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ウズベキスタン航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

～前号からの続き～
　https://4travel.jp/travelogue/11412818


●4日目・2018/9/17（月）●
朝06：15、トルクメニスタン国ダルヴァザ「地獄の門」の朝。

昨晩、クフナ・ウルゲンチから約5時間ほどかけて到着した。
野外テント泊。
夜中、身体が冷えて、4回も起きてしまった（笑）。

今日は、これから首都アシガバットへ移動予定。

地獄の門 洞穴・鍾乳洞

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・早朝の風景」

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・早朝の風景」

これが最後なんだぁー･･･と思うと、
名残惜しい...。

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・早朝の風景」

昨晩、手前のでっぱりに立って、記念撮影をしました。

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・早朝の風景」

いろんな意味でココまで来る事はとても大変でした。
再訪することは難しいかもしれません。

また、もしかしたら、将来クレーターが埋められ、
この風景自体無くなってしまう可能性もあるかもしれない。
そう考えると、来た証にと思い、写真を撮ってもらいました。

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・早朝の風景」


周辺の柵は、この旅に来る約2ヶ月前、
2018年7月頃に設置されたばかりなんだとか。

パリダカのような砂漠耐久レースが行われ、
そのついでに？大統領がガスクレーターの視察をしに来たため、
急きょ、柵を設置したとか。

すぐ側に、とってつけたようなレンガの廊下のようなものがあった。
恐らくその廊下も大統領のために設置したのでしょう。

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・早朝の風景」

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・早朝の風景」

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・朝焼け」

朝06：30、朝陽がのぼろうとしています。

「地獄の門から見たテント方向の風景」

朝食の時間。
そろそろ、テントに戻りましょう。

地獄の門から歩いて200メートルほどの距離にテントがあります。
縁の近くは、熱風やガスの匂いが流れてくるため、
ある程度距離を保っています。

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・朝焼け」

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・朝焼け」

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・朝焼け」

「トルクメニスタン国ダルヴァザ地獄の門・朝焼け」


朝陽が、ほんのちょっぴり、頭を出し始めました...。

「朝焼けと野生らくだ」

「朝焼けと野生らくだ」

この野生らくだ、他にも二頭いました。
昨晩のテント泊時、
青空トイレをしようと起き、砂漠を歩いていたら、
寝る前にはいなかったはずのラクダが
懐中電灯のライトの先にシルエットとして映し出され、
とってもビックリした！！

君だったのかー。
驚かさないでよねー（笑）

ダルヴァザ「ユルト（移動式住居）と4WD」

昨日、クフナ・ウルゲンチから
この4WDに乗ってダルヴァザまでやって来た。
中央アジアは、日本社メーカーの車をみかけました。

「ダルヴァザ地獄の門」

朝陽が昇ると、ジリジリと熱い日差しがさし込んできます。
昼間ココにいると、暑すぎて耐えられないでしょう。
夕方に到着してちょうどよかったのかもしれない...。

「ダルヴァザ地獄の門」

朝07：45、
地獄の門を出発し、首都アシガバットへ移動。

ずっと見ていても飽きなかった地獄の門。
とっても名残り惜しい～！
また、いつか来るよ～！
その時まで、穴、埋めないでね～！

「ダルヴァザ　泥のクレーター」

4WDで「地獄の門」を出発後、
5分ほど走ってツアーバスへ乗り換え。
その後さらに約10分くらい走り、「泥のクレーター」へ到着。

「ダルヴァザ　泥のクレーター」

ココもガスクレーター。
ダルヴァザという地域自体、ガス採掘が盛んな場所のようです。

掘削中、地下水が湧き出てしまったため、
放棄されてしまった穴。

穴の底には泥がたまっていることから
「泥のクレーター」と呼ばれているそう。

「ダルヴァザ　泥のクレーター」

微量ではあるものの「地獄の門」同様ガスが少し燃えています。

「ダルヴァザ　泥のクレーター」

「ダルヴァザ　泥のクレーター」

「ダルヴァザ　泥のクレーター」

「ダルヴァザ　泥のクレーター」

「ダルヴァザ　水のクレーター」

「泥のクレーター」見学後、
車でさらに5分ほど行き、今度は、「水のクレーター」へやって来た。

「ダルヴァザ　水のクレーター」

ココもガスクレーター。
ココも掘削中に地下水が湧き出てきてしまったらしい。
「泥のクレーター」と違い、穴の底に地下水がたまっていることから、
「水のクレーター」と呼ばれている。

「ダルヴァザ　水のクレーター」

「ダルヴァザ　水のクレーター」

「ダルヴァザ　水のクレーター」

「ダルヴァザ　水のクレーター」

「ダルヴァザ　水のクレーター」

「ダルヴァザ　水のクレーター」

「ダルヴァザ　水のクレーター」

クレーターの底に地下水がたまっている。
そうは言ってもガスクレーター。
写真では分かりづらいけど、
ガスの気泡がブクブクと出ているのが目視確認できました。

「ダルヴァザ　水のクレーター」

ダルヴァザはこれでおしまい！
これから、約4時間ほどかけ、首都アシガバットへ移動。
往路と違い、悪路じゃありませんように（笑）！

～次号へ続く～
https://4travel.jp/travelogue/11414568