2018/09/24 - 2018/09/24
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chiaki-kさん
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プロローグ
重機関銃から戦闘機まで製造するイタリア最大のコングロマリットであるフィアット社は、1964年から1986年にかけてピアッジオ、アウトビアンキ、ランチア、フェラーリ、アルファロメオ、マセラッティなど名だたるイタリアの国内メーカーを次々と買収、あるいは傘下に収めた。そんなイタリアでは、さぞかし国中イタ車で溢れているだろうと思う人がいるかも知れないが、意外とそうでも無い。
確かにパンダや500(チンクエチェント)も沢山走っていたが、ローマの街で目に止まったのはドイツ車、フランス車、そして日本車だった。VW・ゴルフやアップ、シトロエン・C3、トヨタ・ヤリスやアイゴなどの小型車に加え、スマート、トゥイージー、アイミーブなどのマイクロカー、しかもEV車が着実に増加しつつあるのを目撃してきたので、さっそくリポートしてみたい。
写真はコロンナ宮殿を出て、ベネチア広場へ向かう途中にあった充電スタンドに停車していたEV車で、左からスマート・フォーツー・エレクトリックドライブ、ルノー・トゥイージー、そして一番右側の黄色いマイクロカーは、SHARE N'GOというカーシェアリング会社所有の謎のEV車。
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2018/09/19 ローマからヴィラ・アドリアーノ間を往復する高速道路(アウトストラーダ)A24号線で、いつものバスを抜いていった乗用車の出自国カウントをやってみたが、結果は、ほぼ予想通りドイツ車に軍配が上がった。(但し、スマート、BMWミニもドイツ車としてカウント)
1位 ドイツ車 40%
2位 イタリア車 22%
3位 フランス車 13%
4位 日本車 11%
5位 欧州フォード 5%
6位 ルーマニア車 3%
7位 韓国車 2%
8位 スエーデン車 2%
そ の 他 2%
イタリアはこれで3度目だが、2003年のときはドイツ車45%に対し、イタリア車24%、フランス車12%、日本車は9%、2012年の南イタリアではドイツ車42%、イタリア車28%、フランス車8%、日本車9%だった。今回のカウントは往復2時間程度だった為、正確性には若干欠けるが、イタリア人はドイツ車が、お好みのようだ。 -
9/19 朝のカブール通り。交通量はまだそれほどで無い。
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スマートとベンツAタイプ(2代目)にサンドイッチされたヤリスは、一体どうやって出るのだろう?
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ローマ旧市街では駐車場がほとんど無いと言っても良いので、貴重な駐車可能スペースは朝からこんな状態。
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郊外の高層アパートが立ち並ぶ街もこの有様。現地ガイドの内山さんの話では、まず、アパートを建てるときに住民の駐車場なんて考えない!(さすがはイタリア)やむを得ず、この自治体に済んでいる住人だけが駐車できるステッカーを車に貼り付け、僅かな公共スペースにぎゅうぎゅう詰めで駐車し、ステッカーの無い車には自治体から委託された取り締まり専門業者が罰金を取り立てる仕組みだそうだ。
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駐車場が無い、道が狭い、そして経済的な問題もあり、ローマ市内はマイクロカー、ミニカー、コンパクトカーで溢れていた。写真は左からピアジオ・ポーター、スマート、そして謎のEV車。
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ローマ市内で一番多く見かけたマイクロカーはこれ、お馴染みスマート。ここでスマートについてスタディ。
スマートは、2人乗りのマイクロカーを生産・販売することを発案したスイスの時計会社・スウォッチが、ダイムラー・ベンツ(当時)をパートナーとして開始された自動車事業で、1998年、オリジナルモデルである「シティクーペ」が発売されたが、走行中に横転する問題が発覚し、設計を根本的に改善するために多額の費用が掛かった。スマートは12年に渡って赤字が続き、創始者であったスウォッチは撤退、2006年夏までの損失の累計は36億ドルに達すると報告されており、ダイムラー自体も事業から撤退するのではとの憶測が絶えなかった。 -
しかし、ガソリン価格の高騰と地球環境への配慮から低燃費車志向が高まり、2007年度にスマートはようやく黒字へ転換する。2014年にルノーとの共同開発となる第3世代が登場。3代目ルノー・トゥインゴと共通化されたスマートは、2人乗りの「フォーツークーペ」「フォーツーカブリオ」と、4人乗りの「フォーフォー」がラインナップされている。第3世代のスペックは全長2,695mm、全幅1,665mm、全高1,555mm、水冷直3、排気量は0.9or1.0L、FFで2人乗り。製造はフランスにあるダイムラーのハンバッハ工場で行われる(トゥインゴとフォーフォーはスロバキアのルノー・ノボメスト工場)。 (Wikipedia参照)
スマートの駐車方法は独特で、短い全長を生かし、道路と直角に駐めるケースが多い。ちなみに道路の向こう側にもスマートが1台直角に駐めている。 -
これもスマートだが、テールランプの形状から第1世代と思われる。このスマートは全長2,500mmとさらに短いため、直角駐車はお手の物だ。
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テールランプが一つになったスマートは最新モデルの3代目と思われる。ツートンカラーがオシャレだね。
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写真の車はスマート・フォーツー・エレクトリックドライブという名の電気自動車。ベースとなったスマートのコンセプトはそのままに、100%電気だけで走る排出ガスゼロの究極のエコカー。充電時間は、200Vで約8時間(急速充電には対応しない)で完了するため、夜に充電すると、翌朝すぐに使用可能。なお、航続距離は欧州の測定方法で140km。急速充電に対応しないということは、長距離走行は考えていないコンセプトなのだろう。
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マイクロEVついでにもう1台。ルノー・トゥイージーと呼ばれるシティコミューター。デビューを飾ったのは、2009年のフランクフルト・ショー。クルマのようであり、スクーターのようでもあり、加えてゼロ・エミッションというのがその特徴だ。タンデムに座る二人乗りで充電は家庭用の220Vコンセントを使って3~4時間で完了するそうだ。スペックは全長2,320mm、全幅1,190mm、車重450kg、15kw(20馬力)のモーターで後輪を駆動。最高速80km/h、航続距離100kmとなっている。
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この場所はスクーターの駐車場なのだが、隣のスクーターと同じナンバープレートなので多分スクーター扱いと思われる。跳ね上げ式サイドドアに基本的には窓は無く吹きさらしなのだが、このトゥイージーにはビニールのようなフィルムが貼ってある。
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このトゥイージーはオリジナル通りのオープン。エアコンは無いので冬場はキツイかも。なお、すれ違った車はトヨタIQ。そういえば、2012年にトヨタeQというEV車も試験的に100台発売したことがあったね。EV車は内燃機関自動車と違い構造は簡単なので、赤字を恐れない勇気さえあれば何処の自動車メーカー、あるいは町工場でも製造は可能だ。
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EVと言えば、忘れてならない1台が三菱アイミーブ 。では、アイミーブのスタディを。
アイ・ミーブは、三菱自動車工業が2009年に法人向けに製造を開始した電気自動車(個人向けは2010年4月から)。大きな蓄電量を持つリチウムイオン二次電池を用いた世界初の量産電気自動車である。日本でのスペックは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,600mm、重量1,080kg、後輪駆動、4人乗りで、充電時間は200Vの場合で約7時間、急速充電の場合は、0%から80%まで回復させるために30分である。走行可能な距離は、一般的な市街地で空調なしの場合は120km、エアコン使用で100kmとされている。2010年末には、プジョー・シトロエングループにOEM供給され、プジョー・イオン、シトロエン・C-ZERO の車名で欧州市場において販売が開始されている。日本国内向けからの変更点は、フロントバンパーが大型化されただけで、それ以外は、ほぼ変更されていない。(Wikipedia参照) -
トレビの泉で見かけたシトロエン・C-ZERO。なんと警察車輌。青い回転灯が装着されていないということは、緊急走行はやらないのかもね。
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CARABINIERIというのは「国家治安警察隊」のことで、平時にはイタリアの警察機関の一つとして、国家警察や財務警察などとともに警察活動を行う。有事には憲兵および戦闘部隊として機能する組織で、人員は約11万名。 で、手前の車はルノー車らしいが、その前に駐まっているのは、なんと三菱アイミーブそのもの。ちゃんと青い回転灯まで付いている。なお、アイミーブの隣にいるのはヒュンダイ。リオ。
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写真はシトロエン・C-ZERO。日本では価格と走行距離と充電場所がネックとなり、いまひとつの売れ行きなのだが、三菱自動車も日産グループになったので、今後の健闘を祈りたい。
ところで日産のEVと言えばリーフなのだが、何故か今回の旅行では残念ながら見かけなかった。では・・・ -
2016年5月にエストニアに行ったとき、タリンの旧市街で見かけたリーフTAXI。では、ついでに日産リーフのスタディを。
リーフは、日産自動車が2010年から販売している5ドアハッチバック型の電気自動車。日本、アメリカ、ヨーロッパをはじめ、世界市場に投入されており、2011年、ヨーロッパ・カーオブザイヤーに輝いている。また、2015年12月には世界累計販売台数20万台達成している。2017年にMCされた2代目のスペックは全長4,480mm、全幅1,790mm、全高1,540mm、重量1,490kg、前輪駆動5人乗りで、充電時間は急速充電で40分、航続距離は400kmという素晴らしい数字を日産は発表している。
祝!日産自動車の欧州部門、日産モーターヨーロッパはリーフの2018年の欧州販売実績が、4万台以上となり、欧州市場におけるベストセラーEVになったと発表した。
日産といえば、ゴーン会長逮捕など経営トップは揺れているが、日本ではノートが一番売れたり(2018年・軽自動車を除く)、リーフがヨーロッパEV車ベストセラーになったりと絶好調。なんとも皮肉な現象だが、”いいじゃんニッサン”(^^;; -
素晴らしい数字を持つEV車といえば出てくるのがテスラ。写真のテスラは2018年5月にアムステルダムの街中で見かけた車だが、何とTAXI仕様! モデルはテスラSと思われる。テスラSの航続距離は搭載したバッテリーの大きさによって変わるが400km~613km、充電時間は220Vなら4時間、440Vなら最短45分で充電可能とされている。 全長約5m、全幅は2.2m、車量は2t以上という戦車サイズで、お値段は 960~1705 万円(2014年9月現在)と、素晴らしい数字が並ぶ超高級EV車である。
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EVの最後はコイツ。SHARE N・GOというカーシェアリング会社が所有している車らしいが、車種は不明なので、スペック等はわからない。考えて見ればEVはカーシェアリングに向いている車とも言える。NETで調べてみると、東京と横浜ではスマート・フォーツー・エレクトリックドライブ、そして日産(ルノー)・トゥイージーを使用したカーシェアリングが始まったらしい。
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そういえば2012年4月にパリへ行ったとき、モンマルトルでもカーシェアリングを見た。写真の車はは2011年12月から、イル・ドゥ・フランス圏 でサービスを開始した、”レンタカーサービスオートリブ”という会社の所有車で、100%電気で動く車。駐車場不足、排気ガスによる大気汚染、交通渋滞、その問題を一気に解決できる切り札!と期待されているそうだ。
EVの現状を見ていると、自動車を発明したヨーロッパが、100年前に捨て去った電気自動車を本気で復活させようと考えていることが感じられる。もちろん、充電時間、充電場所、走行距離、価格など、まだまだ高いハードルはあるが、ITを始めとする技術の進歩と、ユーザーの意識の変革により徐々に普及して行くのでは無いかと思われる。
この後はEV以外のくるま達を取り上げてみよう -
フィアット・パンダはイタリアで一番売れている車。写真のパンダは3代目。
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先頭から、フィアット・パンダ、ランチア・イプシロン、VWゴルフ。
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コロッセオ近くの駐車スペース。左側に駐まっている車はベンツA、スマートなど。右側はパンダ、シトロエン、パンダ、日産キャシュカイなど。
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フィアット500(チンクエチェント)。但し2代目。ルパン3世の愛車はこれ。割れたテールランプは直そうね。
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ちなみにこれが初代500。トッポリーノ(ハツカネズミ)と呼ばれ、大ヒットした2人乗りの車。
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3代目フィアット500。私の記憶があっていればイタリアではパンダの次ぎに売れている車で、日本でもよく見かける。なお写真の500はキャンバストップモデル。
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カブール通りに直角駐車で駐まっていたスマート。
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手前はスマート、奥の車はシトロエンC1。なお、シトロエンC1はプジョー107、トヨタ・アイゴの兄弟車。
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スマートとパンダのコラボ? こう見るとパンダって小さいのね。
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アッピア街道で見かけたヒュンダイ・リオ。
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デコボコのアッピア旧街道を行くのはルーマニア製ダキア・ダスターという名のSUV車。
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19日の昼食会場となったレストランに駐まっていた車。左からシトロエンC3、トヨタ・ヤリス、日産ノート、フィアット・パンダ、青いワゴン車はわからない。
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ピアジオ・アペはジウジアーロデザインのミニ三輪車。南イタリアの港町では良く見かけた。競争相手はロバ?
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左からVWアップ、フィアット600、シトロエンC1、独伊仏コンパクトカー勢揃い。
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TELEPASS(テレパス)はイタリアのETCのこと。導入は日本より早く30年位前になる。
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テレパスゲートでトラブっている車発見。これもイタリアならではか?
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ローマの街を眺めていると2003年、2012年と比べ確実に日本車が増えていることがわかる。ちなみにヴィットリオ・エマニュエル2世紀念堂前にあるTAXIブースに並んだタクシーは日本車のオンパレードだった。では、しばし日本車パレードを、ご覧いただきたい。
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世界の街を走るプリウス・タクシー。
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日産・マイクラ(マーチ)。古い車だが綺麗に乗っているね。
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サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会前に停まっていたホンダ・シビック。
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トヨタ・アイゴはシトロエンC1、プジョー107の兄弟車。生産はチェコでやっている。日本では未発売のコンパクトカー。
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トヨタ・ヤリス(青い車)はヨーロッパで売れているトヨタ車の一台。WRCでの活躍が、即、販売成績に繋がるのがヨーロッパの嬉しいところだね。
祝! 2018年11月15日~18日にオーストラリアで開催されたWRC(FIA世界ラリー選手権)のシーズン最終戦で、ヤリスで出場していたTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamが優勝。もう一台のヤリスも総合4位でフィニッシュした結果、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamが2018年シーズンのWRC マニュファクチャラーズタイトルを獲得した。 -
コロッセオ前を通過するローマ市パトカー。何とスバル・フォレスターだ。フォレスターは世界で満遍なく売れているSUV車らしい。
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スズキ・アルト発見! 左ハンドルということはハンガリー製? アメリカでは安全性の解釈の違いなどで走れない日本の軽自動車も、ミニカーだらけのヨーロッパではOKなのね。
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イチオシ
ダイハツ・コペンは2005年から数年間、1.3Lの左ハンドル輸出モデルがあった。欧米で日本の軽自動車は珍しいので、きっと、イタリアの自動車マニアからは質問攻めにあっているだろう。
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ピアジオ・ポーターという名のミニトラックなのだが、どこかで見たようなトラックだなと思って調べてみたら、1992年から2002年までダイハツ工業と提携し、軽トラックのハイゼットをピアジオ・ポーターの名称でライセンス生産した歴史があることがわかった。写真のポーターは新しそうだったので、末裔と思われるが、エンジン排気量 1Lを超える(と思われる)軽トラックを一度運転してみたいものだ。
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エピローグ
アメリカのような広大な土地を持つ国では大きなピックアップが、石畳の狭小な道が残るヨーロッパの街では小回りが効き駐車場を見つけるのに楽な小さい車が、インドでは経済的でかつ多数の人が乗れるミニカーが、当たり前のように普及している。適材適所という言葉があるが、車も同様で、その国や地域の状況、経済事情、国民や住民の意識などにより選ばれているのが普通だ。
普通で無いのはインドより東のアジア圏で、車は今だにステイタスシンボルと見られ、隣の家より大きくて立派に見える車が支持されているケースが見受けられる。東南アジア諸国、中国、韓国などにその傾向が見られるが、日本でも未だにそう考えている人達が散見される(高い自動車税もその名残)。
30年近く続いた海外旅行先で見てきた車を取り巻く状況は大きく変わり、車は一部の金持ちだけの乗り物では無く、そこそこの収入さえあれば誰でも所有できる便利な道具となった。しかし車の急激な普及の結果、交通事故、道路渋滞、排気ガスなどの公害、駐車場所の確保、廃車の処理、限りある化石燃料の浪費、地球温暖化(車だけでは無いが)など、ありとあらゆる問題が発生してしまった。
写真は1886年に世界最初の内燃機関を動力とする自動車、ベンツ パテント モトールヴァーゲン のレプリカだが、 自動車を発明したヨーロッパでは、今、真剣にこれらの問題に対処しようとしている。前半に述べたEV車の普及もその一つだが、HVや、PHVエンジンのさらなる改良、車自体のコンパクト化、マイクロ化、そして車を所有するのでは無く、共有化する動きなどが見られる。
ヨーロッパでは2040年、あるいは、もっと早く内燃機関を搭載した車の製造や使用の禁止をうたう国が徐々に増えてきたが、いきなり全面EV化は無理だと思う。自動車会社とは全く関係の無い、ただの、くるま好きの私の考えは、まず内燃機関だけで動く自動車を禁止して、電気モーターと併用するHVやPHVは許可し、そして何年後かに安価で高性能なバッテリーが登場した頃に全面EV化すれば良いと思いますが、皆様のご意見はいかがでしょうか。
2018年10月19日 Chiaki-k 記す
PS:いつものことで恐縮ですが、旅行記とはとても言えないマニアックなブログを最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- menchiさん 2019/01/22 13:58:29
- 訪問、投票有り難うございました。
- 始めまして、chiaki-kさん。
ローマの旅行記、興味深く拝見しました。
お車お好きなのですね。
こんな視点での旅行記、始めてでした。
こんな見方をすると、旅行も、またひとつ違った楽しみや思い出が増えそうですよね。
気付かせてくれた旅行記でした。
- chiaki-kさん からの返信 2019/01/22 16:33:03
- はじめまして
- ・
menchiさん、はじめまして。マニアックな”ローマ旅行記”
に”いいね”をありがとうございました。
> こんな視点での旅行記、始めてでした。
欧米の旧市街地を撮影した皆さんが良く口にするのは”車が無
ければ・・・”というセリフなんですが、私は逆に狭い石畳の
道に駐められたクラシックな旧車などに郷愁を感じてしまう
タイプです。
とくにヨーロッパの都市に行ったときなど、自動車を発明した
ヨーロッパの皆さんは、車とのつきあいが長いせいか、上手に
使いこなしているな〜と、いつも感心するばかりですね。
子供のころから車は大好きで、海外旅行を始めてからは移動中
のバスの中からバスを追い越していく車のカウントをするよう
になりました。
自分のHPのCMになってしまいますが↓に「世界くるま事情」と
いうサイトを置いていますので興味がおありでしたらご覧いた
だけると幸いです。
http://www.sakunet.ne.jp/~chiaki-k/index.world.kuruma.jijyo.html
話は変わりますがmenchiさんがUPされたヴェネチア旅行?拝見
しました。ヴェネチアは2002年に一度訪れているのですが、
ドゥカーレ宮殿がなんとショーペロ(ヤマネコ・スト)の為
入場できませんでした。
http://chiaki-k.justhpbs.jp/03italy.htm
ヴェネチア旅行?中にドゥカーレ宮殿の内部写真がたくさん掲載
されていますが、ティントレットの「天国」圧巻ですね。
おかげさまで、いくぶん気が晴れました。
では、また。
chiaki-k
-
- しにあの旅人さん 2019/01/20 05:33:49
- おはようございます
- 楽しく拝読しました。
フランス暮らしの経験では、ぎゅうぎゅうに縦列駐車しているクルマは、前にギュー、後ろにギューと押し出して列を抜け出します。バンパーはそのためにあるとフランス人は思っています。イタリアでも同じでしょう。バンパーこすったくらいでは、事故のうちに入りません。
車の外観は気にしませんからね、彼らは。走りゃいいんです。買ってから売るまで一度も車を洗わないなんてのもザラだし、自分より年上だという車に乗っている若いのもいました。床に穴があいていました。日本式の厳密な車検がないので、あれでいいらしい。
車以外でも、これからも、こういう楽しいレポートを楽しみにしています。
- chiaki-kさん からの返信 2019/01/20 22:29:30
- こんなレポートもやっています
- ・
シニアの旅人さん、こんばんは。いつもありがとうございます。
>フランス暮らしの経験では・・・
2003年に宿泊したパリのホテル前では、前の車をバンパーで押し出し
そのまま行ってしまったマダムを目撃しています。
ローマもパリと同じく旧市街の交通事情は劣悪ですからキズの無い車
なんて、ほとんどありません。シニアの旅人さんの仰るとおり、欧米
人にとっては車なんてゲタかサンダル代わりですからキズがあろうが、
埃まみれだろうが気にしてませんね。
それと比べて日本の車は異常に綺麗すぎます。そして15年を超える
旧車も滅多に見かけません。ちょっと勘ぐった言い方をすると、
板金屋と自動車メーカーや販売会社の策略に踊らされているのかも
知れませんね。(^^;;
> 車以外でも、これからも、こういう楽しいレポートを・・・
こんなレポートもやっています。
香港製・出前一丁食べ比べ
https://4travel.jp/travelogue/10592361
パイナップルケーキ頂上決戦・また来るよ台湾:2016台北旅行記4
https://4travel.jp/travelogue/11114021
パイナップルケーキ頂上決戦 2017 & 台湾茶・ドライフルーツ
・インスタント麺他・実食レポート
https://4travel.jp/travelogue/11215620
お暇なときにご覧ください。では、また。
chiaki-k
-
- NAKANISHIさん 2018/11/25 17:20:01
- 旅行記拝見しました
- chiakiーkさん、こんばんは。
ミニクーパーやカングーが3ナンバー化していますが、ローマではマイクロEVが普及しているんですね。
サンドイッチされた車の答えは、パリで見ました。欧車が丈夫な理由が分かります。
NAKANISHI
- chiaki-kさん からの返信 2018/11/26 15:41:32
- RE: 旅行記拝見しました
- ・
NAKANISHIさん、こんにちは。イタリアくるま事情?に”いいね”を
ありがとうございます。
> ミニクーパーやカングーが3ナンバー化していますが・・・
たしかにミニ(BMW)は2013年から、ルノーカングーは2007年から
車幅が1.7mを超え、日本では3ナンバーが装着されるようになり
ましたね。
何年か前に亡くなられた自動車評論家の徳大寺有恒さんは、いつも
「日本独自の5ナンバーサイズというのが、どういう根拠で決められ
たのか解らない」と言っていましたが、私も同感です。
全長4.7m、全幅1.7mという寸法は世界的に見てCセグメントには細長
すぎ、Dセグメントには幅が足りない、おかしなサイズでした。
2010年頃からカローラクラスでも全幅が1.7mを超えるようになり、
今年発売されたカローラは全幅が1.79mとなりましたが、私はこれで
やっと世界標準に追いついたと思っています。
>マイクロEVが普及しているんですね。
「くるま事情?」中にも記述しました通り、ローマはヨーロッパ
各国の旧市街地を持つ街の中でも、とくに劣悪な環境にあります。
もし、東京がローマのような街だったら、多分ほとんどの都民は
くるまは持たないと思います。しかし、そこは個人主義のイタリア
ですから、持ちたい人はどうしても持ちたいのでしょうね。その
妥協点がマイクロ車だと、私は考えます。
EV車が増加しつつあるのは確かに、この目でみましたが、まあ、
新しい物が好きなイタリア人の好みもあるのかも知れません。
> サンドイッチされた車の答えは、パリで見ました。欧車が丈夫
な理由が分かります。
私もパリの街角で前の車を自車のバンパーで押し、そのまま平然
と行ってしまったマダムを目撃しました。
欧州車が、とくに丈夫とは思いませんが、バンパーだけはきっと
頑丈に造ってあるんでしょうね。(^^;;
では、このへんで。
chiaki-k
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