2018/10/09 - 2018/10/09
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j-ryuさん
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☆前週、よもやのランサムウェアというPCウィルスに感染し
撮ったばかりの那須山紅葉の写真はもとより保存してあった写真全てが
人質にとられてしまい意気消沈していましたが、
いつまで引きずっていても仕方が無いので
気分を一新して今週は『安達太良山』に登ってきました。
『安達太良山』は高村光太郎の『知恵子抄』で“ほんとの空”とうたわれた日本百名山の一つで
標高1700mとあまり高い山ではありませんが、山の東側はなだらかな稜線を描く優美な山で、
西側は噴火口も荒々しく有毒火山ガスが噴出し今なお一部立ち入り禁止の活火山です。
春の新緑のはもとより四季折々の花々や紅葉、スキーと一年中楽しめる山でもあります。
特に秋の紅葉は日本有数の美しさと言われます。
一言で安達太良山と言っても実際は安達太良山の他に
鉄山、箕輪山、篭山、船明神山、矢筈森、和尚山などの山々からなる広大な山塊です。
その中で今回は鉄山(1709m)を中心にご覧いただこうと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆安達太良山周辺ルートマップ
※国土地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#15/37.623902/140.305002/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
安達太良山は有名な山なので行き方じたいは問題ないと思います。
郡山市方面からはまずは岳温泉を目指し、温泉街を通り抜け
“あだたら高原スキー場”を目指します。
他にも塩沢温泉口ルートや猪苗代町の沼尻ルートなどもあります。 -
☆安達太良連峰空撮
※写真はWikipediaの[安達太良山]の空撮写真に加筆。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E9%81%94%E5%A4%AA%E8%89%AF%E5%B1%B1
安達太良連峰は火山活動によって出来た山塊で安達太良山の他に
鉄山、箕輪山、鬼面山、篭山、船明神山、矢筈森、和尚山、前山などからなります。
最高峰は箕輪山の1728mなのでそう高い山々ではありませんが
優美さと日本有数の巨大噴火口(沼の平)の荒々さをもち合わせた
変化に富んだ美しい山々です。
また、高村光太郎の『知恵子抄』や
万葉集にも詠われた最北の山で文学的な山でもあります。 -
☆あだたら高原スキー場 (奥岳登山口/950m)
この日の天気予報は曇天だったので当初の予定としては滝巡りでもしようかと計画していたのですが、岳温泉手前辺りから急に青空が広がり安達太良山の山頂が
くっきり見えるではありませんか。
元々晴天なら安達太良山の紅葉を見たかったので願ったり適ったりです。
で、急遽進路を安達太良登山のスタート地点の『あだたら高原スキー場』に変更しました。 -
☆あだたら高原スキー場ロープウェイ(ゴンドラ) (奥岳登山口/950m)
7:30にスキー場に到着、広い無料駐車場はまだまだ余裕がありました。
若干雲はあるもの素晴らしい青空です。
でも中腹の薬師岳まで行けるゴンドラの始発は8:30。
あと1時間もあります。
軟弱者なのでなるべく楽な登山方法がいいのですが
かと言って1時間も待つのも嫌(ーー;)〆。
1時間あれば勢至平までは行けそう。
仕方ない、久しぶりに自力で登頂することに。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道) 1000m
あだたら高原スキー場ロープウェイ前(奥岳登山口)から勢至平&くろかね小屋方面の登山道を進みます。
登り始めて20分くらいで烏川橋です。
橋のたもとを右に行けば『あだたら渓谷遊歩道』の終点です。
この渓谷は前月(9/4)に訪れたので『◆初秋のあだたら高原・滝巡り』をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11400403 -
☆『◆初秋のあだたら高原・滝巡り』(9/4撮影)の魚止滝。
あだたら渓谷も紅葉し始めていたようですが
先月訪れたばかりなので今回はスルーしました。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道) 1050m
烏川橋から馬車道を5,6分歩く旧登山道が現れます。
旧登山道は勢至平までの最短ルートですが雨溝が深くえぐれていて
かなり滑り易い状態です。
私は無理せず遠回りですが馬車道を進みました。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
馬車道の登り始めから勢至平までは森林の中を進むので
いい眺めは望めません。
それでも時おり紅葉が見られ秋を実感できました。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
車1台がギリギリ通れるデコボコの馬車道を2台のオフロード車が登ってきました。
もちろんこの馬車道は一般車両は通行禁止で
くろがね小屋の関係者や岳温泉管理組合の車両だけが通行できます。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
写真で見る以上に急斜面で岩や石だらけのオフロードで
よくこんな悪路を登れるものだと感心しました。
くろがね小屋の関係者は分かりますがなぜ岳温泉管理組合の車が登ってくるのでしょう?
岳温泉は標高1500メートルにある源泉から8キロ離れた温泉街までお湯が届けられています。その引き湯の長さは日本一。お湯が止まってしまわないように江戸時代から地元の湯守が「湯樋(ゆどい)」という送湯管を1年を通してメンテナンスしています。
特に冬季にその仕事は過酷を極め、4mもの雪を掘って源泉を整備しています。
その凄まじい作業の映像はYou Tubeをご覧下さい。
『スゴイぞ!岳の湯守り』
https://www.youtube.com/watch?v=9py3fremmj8
私も岳温泉は何度も入られせてもらっていますが
偶然TVで『岳の湯守り』を観てそのハンパない苦労には
びっくりしました。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
勢至平が近づいてくると樹高の高い森林から
樹高の低い落葉広葉樹林帯になり見通しが良くなり
紅葉樹が増えてくるので歩くのが楽しくなってきます(^^♪。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道) 1250m
勢至平を通過。
地形的に広く平坦な尾根でこれと言って観るべき物はありませんが
峰の辻方面への分岐点があります。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
標高が1200mを越えきたら高木が少なくなり見晴らしが良くなってきました。
勢至平の向こうに峻険な頂の矢筈森(やはずのもり・1673m)が見えます。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
馬車道が紅葉のトンネルになってきました。
赤はモミジやナナカマド、黄色はイタヤカエデ。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根が見えてきました。
中々良い色付きです。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
威風堂々とした山容の鉄山(1709m)も見えてきました。
山裾の紅葉が見事です。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
木々の狭間から見えているのは勢至平の北東斜面。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根に霧が湧き上がってきました。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉をズームアップ。
紅葉のMaxを100としたら95くらのの色付きでしょうか。
黄色系はイタヤカエデなど。
赤はモミジやナナカマドなど。
Max100だと赤がもっと明るくなると思います。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。
あだたら高原スキー場をスタートした時は晴れていましたが
だんだん雲が多くなり嫌な予感がしましたが。
勢至平辺りから晴れ間もでてきたので
なるべく晴れた瞬間を狙いながら撮影しました。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。
霧が湧いては消え湧いては消えを繰り返していますが
ここより高くには何故か上がってきません。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。
手前の赤い紅葉はナナカマド。
色付くのも早いですが落葉も早いです。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。
この辺りは真っ赤な紅葉なので一際目立ちます。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
勢至平まではダラダラと長い登りで景色も開けていないので
つまらない道中ですが勢至平から先は
馬車道を覆うように木々が色付いているので
心弾む行程です(^^♪。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
-
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
正面は鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉で
右側は開けた谷間です。
この谷筋に塩沢温泉口の登山道があります。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
鉄山(てつざん)は山頂部分が全部溶岩質の岩山なので
標高以上に存在感のある山です。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
なるべく晴れた瞬間を狙って撮っていますが
所々雲の陰で暗くなります。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
私を追い抜いていった岳温泉管理組合のオフロードトラックが駐車していました。
源泉が近いのでしょう。
『くろがね小屋』へはこの道の下の道を下っていきます。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
この辺りの紅葉はおそらくMAXだと思います。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
陽が射すと紅葉や黄葉が一段と鮮やかさを増します。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉と『くろがね小屋』
『くろがね小屋』の背後の絶壁は矢筈森と鉄山の間の尾根筋『馬の背』 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋背後の馬の背。
矢筈森から鉄山への尾根筋は『馬の背』で
矢筈森から安達太良山への尾根筋は『牛の背』です。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋と背後の馬の背。
岳温泉はいまでこそ『あだたら高原スキー場』よりかなり下界にありますが
江戸時代以前はこの周辺にあったそうです。
岳温泉のHPの『岳温泉の歴史と伝説』によれば
※http://www.dakeonsen.or.jp/history.stm
1.湯日(元岳)温泉時代<~文政7年(1824)>
鉄山直下の湧泉地に営まれていた小規模な湯小屋が丹羽二本松藩時代に温泉街として整備され、番所や藩公の御殿も配置された。江戸中期には湯女(ゆな)も許可され一時は100人にも達し、歓楽適温泉場として遠くは水戸などからも来湯客で賑わったという。
文政7年8月15日、連日の雨と台風が直撃した影響で、夜五ツ過ぎ(午後8時過ぎ)に鉄山の一角が崩壊、土石流が一瞬にして温泉街を飲み込んだ。この状況は『岳山崩一見』や『奥州二本松岳山変事筆記』によると医師や人足600名以上が出向き復旧に当たったが「死骸は土中に埋まり、屍湯気にただれうるみ候を引上げ数日間置候処、面影常に替り見分けがたく、ほくろ、あざ等をしるべにようやく見分けられ候」とある。
長い歴史を誇った”湯日(元岳)温泉”は山津波によって一瞬にして崩壊、埋没したのである。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋と背後の馬の背。
2.十文字岳温泉時代<文政8年(1825)~慶応4年(1868)>
藩は元岳温泉から6キロ程下の平原地(現在の不動平)に新温泉地を建設に着手した。引湯設計は藩随一の算学者渡辺東岳が行った。鉄山の湯本からの引湯は、当初は土管を樋として土中に埋めたが湯冷めがするため、松の木管に変更するなど大がかりだった。そうして費用5千両をかけ驚異的な早さで翌年7月に完成したのである。
高台に藩公御殿や温泉神社が鎮座し、下方には4区画の町並み、中心地に14件の旅館と3つの共同浴場、茶屋・商店・工人が軒を連ねていた。旅館は総て2階造りであり、当時としては想像を絶するほどの温泉街であったことがわかる。また嘉永5年(1852)刊『吾妻のみやげ』所収『諸国温泉効能鑑』の全国温泉番付によれば「陸奥の岳温泉」の名で東北地方第1位にあたる東前頭2枚目に位置づけされ、全国に知られた温泉でもあった。
しかしその繁栄も長くは続かず慶応4年(明治元年)の戊辰戦争において敵西軍の拠点になることを恐れた二本松藩士によって焼き払われてしまった。
岳温泉のHPの『岳温泉の歴史と伝説』より
※http://www.dakeonsen.or.jp/history.stm -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋と背後の馬の背。
3.深堀温泉時代<明治3年(1870)~明治36年(1903)>
現在の岳温泉に隣接した西南部一体は江戸時代に深堀村と称し、湯日温泉を支える物資補給基地として栄えた地区であった。十文字温泉に移ってからは寂れていたが、前記温泉焼失の3年後に再建の地がここ深堀に決定したのである。焼け跡への再建は地元が強硬に反対したためである(農民が酒や女郎遊びにはまり借金や家庭騒動が絶えなかったらしい)。
明治3年8月新しく湯樋管を開設し復興した。しかし明治維新の動乱期でもあり、9件の小さい旅館と2つの共同浴場などの素朴な温泉場であった。それでも近在近郷の湯治客に親しまれていたという。
明治36年10月20日午後1時30分。旅館からの失火により温泉街は全滅した。そしてその地には再建されることはなく、現在は往時を偲ぶ石垣のみが残されている。
岳温泉のHPの『岳温泉の歴史と伝説』より
※http://www.dakeonsen.or.jp/history.stm -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋と山裾の紅葉
4.岳温泉時代<明治39年(1906)~>
温泉再建に熱意を傾ける岳下村・永田村・原瀬村の有志17名が当時のお金で7600円をもって岳温泉株式合資会社を設立。当時の椚平1番地国有林を払い下げてもらい、中央に道路を敷設し両側に旅館や商店を並べ2つの共同浴場を配置した。今の岳温泉の原型が完成したのである。
しかし岳温泉は7件の旅館が担保に入り、高利貸しから借金をして急場を凌ぐという最悪の経営状態が続いていた。そしてついに大正12年(1923)経営不振となり倒産してしまった。その後、秋田県出身で台湾土地建物株式会社社長であった木村泰治が土地6町歩と温泉の権利一切を6万円の巨費で買い取り、岳温泉の再建が始まる。温泉街の整備、湯元から長さ一間の松木の湯樋管を4千本以上繋ぎ合わせての引湯、国立公園指定、県営くろがね小屋の新設など、観光施設の開発充実に尽力した。その結果昭和30年(1955)に全国で7カ所の国民保養温泉の一つに指定され、繁栄の基礎を築いたのである。
その後は各旅館や商店が一体となり宣伝にも力を入れ、近代的な温泉として着実な発展を見せてきた。そして昭和57年、全国に先駆けた『ニコニコ共和国』独立宣言以来、その名は広く普及し、有名温泉地として現在に至っている。
岳温泉のHPの『岳温泉の歴史と伝説』より
※http://www.dakeonsen.or.jp/history.stm -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)と山裾の紅葉。 -
☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆鉄山(1709m)と山裾の紅葉。
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☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋と山裾の紅葉 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 勢至平&くろがね小屋方面登山道(馬車道)
鉄山(1709m)から南東に続く尾根の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋と背後の馬の背。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋と背後の馬の背。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉
中央の枝が白い木は白樺か岳樺(ダケカンバ)かは
近づいて見ないと素人には見分けが付きません。
◎シラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方
シラカバは温帯から亜寒帯地方に多く見られるカバノキ科の落葉樹で、樹皮が白いことからシラカバと呼ばれています。
ダケカンバはシラカバよりも標高が高い場所に分布し、おおよその目安は標高1500mくらいが境界のようです。
それでなくても遠目では見分け辛いダケカンバとシラカバなので、
安達太良山麓など混在する場所では尚更難しいです。
芽吹きの時に白樺の方が早く芽吹くので見分け易いかも。
またダケカンバの樹皮は赤茶色がかっていて、紙のようにペラリと剥け
葉にやや光沢があります。
シラカバはダケカンバのような樹皮の剥け方はせず
樹皮色はペンキを塗ったようなにベッタリした白です。 -
☆ 左(白樺) 右(岳樺)
会津下郷町の白樺並木と那須姥ヶ平の岳樺 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉
鉄山やくろがね小屋山裾の紅葉はイタヤカエデなど
黄色系の黄葉が多いですが
やはり赤系の紅葉は一段と鮮やかです。
でも赤ばかりも単調になってしまうので
何事も程々がよろしいようで。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
くろがね小屋山裾の紅葉 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。
白い部分は以前噴煙を上げていた所です。
高熱が続くと岩石や土が焼けて白身を帯びてきます。
現在は安達太良山の東側(あだたら高原スキー場)では
噴煙はまったく見られません。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。
曇の切れ間から差し込んだ光の帯。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。
当初の予定を急遽変更して大正解でした。
登山口で見たスカッ晴れとはいきませんでしたが
見事なこの紅葉はおそらくこの時がピークで
1週間後だったら落葉しかけていたでしょう。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。 -
☆安達太良山 くろがね小屋から峰の辻への登山道
鉄山(1709m)山裾の紅葉。
これで◆ ”ほんとの空” の紅葉 “安達太良山” (鉄山編)はお仕舞いです。
いつも最後までご覧くださりありがとうございます。
そして『いいね』もありがとうございます。
次回は◆ ”ほんとの空” の紅葉 “安達太良山” (勢至平~沼の平火口編)です。
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