地下神殿(？) 国土交通省 首都圏外郭放水路 見学会

2018/09/17 - 2018/09/17

前々から行きたいと思ってた首都圏外郭放水路ですが、夏休み中は無料シャトルも運行されてるし、子供たちで混むだろうと避けてました。
それでようやく9月の3連休最終日の最終回に予約を入れました。それなら旅行社の団体ツアー客も居ないはず。
意外だったのは、関西からの個人客が何組も居た事です。そんなに知れ渡ってるの？
ってどんな所かってザックリ言うと、首都圏外郭放水路は国道16号の地下約50ｍに建設された延長6.3ｋｍの地下放水路(要は水のトンネル)です。施設は、各河川から水を取り入れる流入施設、地下で貯水したり、流下する地下水路、そして地下水路から水を排出する排水機場等で構成されています。
更に詳しくは、こちらをどうぞ。www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/gaikaku/index.html
見学会は予約が必要です。参加費は650円。
限られた場所(調圧水槽)しか見られませんが、話のタネにはなりそうです

エリア 春日部(埼玉)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

見学会は毎日、1日7回開催されます。予約は敬老の日の祝日、月曜日の最終回の16時に入れました。
それに間に合わせる為に自宅を出たのは婆ちゃんのお昼を片付けた14時過ぎ。北千住から東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の急行で春日部まで行きます

東武野田線(アーバンパークライン)に乗り換えて

南桜井までやって来ました

龍Q館まではバスを利用します。残念ながら、この市コミュニティバス「春バス」は運行スケジュールが合わず★
15：27発のイオンモール春日部線に乗りました。平成エンタープライズが6月から走らせている路線です。
平成エンタープライズと言えば、京都・大阪方面への夜行高速バスVIPライナーを何度も利用しました。車両のタイプも豊富でしたし、何と言っても東京駅前、新宿西口の出発・到着受付所も京都駅前、なんば駅前のそれらも、完全にビルの中の専用スペースで、ゆっくり座って無料のコーヒーなどを飲みながら待てるので、大変重宝していました。特に早く着き過ぎた場合の時間調整などに、足用マッサージを使ったり、洗顔・化粧用のパウダールームでスタンバイしたり、女性に優しいバス会社でした(今は全然乗ってないので判りません)

この時間から龍Q館へ行こうなんて物好きは居ません。
ちなみにこのバスは春日部駅まで行ってます＝春日部駅からも乗車出来ますが350円かかります。南桜井駅からは200円なので、東武線の運賃が52円上がっても、南桜井駅からの方がお得です

1時間に2本しか走ってないのです。
見学会終了後は終バスで帰ります

「龍Ｑ館」のネーミングは、館のある春日部市(旧 庄和町)に伝わる「火伏の龍」伝説と、「ＡＱＵＡ(水)」にちなんだものです。平成15年のオープン時に、市民の皆さんから募集して名付けたのだそうです。
地底の不思議、水の怖さや働き、巨大施設などを体感出来ます

見学会開始前にVTRを見て学習します

芸能人のサイン色紙は沢山飾ってありましたが、やはり北村一輝、岡田将生、綾野剛でしょ、〇?△48より

展示されていました、何でしょう？
多分、トンネルを掘り進んだシールドマシンの縮小模型でしょう。模型を動かしたり、説明を聞く事も出来るそうです。また実際に使用されたカッタービットなども展示されていたのですが、写真は無し

如何にも！な司令室じゃなかった、操作室。
首都圏外郭放水路のさまざまな施設をモニターテレビで写し出し、コントロールしているのが、この操作室です。この操作室は、テレビや映画の撮影に使われるほど、多くの操作機器が設置されているのだそうです。道理で見た事有るような・・

ダウンロードしておいてくださいとの指示

大雨が降って、川の水位が上がると、
１）川から溢れた水が流入路にそって首都圏外郭放水路の立坑に流れ込む
２) それぞれの立坑に雨水がたまる
３) 地下トンネルを伝って水が流れだす
４) トンネルから流れ込んだ水は調圧水槽に溜まって圧力が弱められる
５) 排水機場のポンプの稼動をさせ(操作室)、水槽に溜まった水を排水樋管に送る
６) 排水樋管から江戸川に排水される

図の番号とは違います

お金を払うともらえる(終了後にケースは返却します)参加証。PHOは予約時にクレジット決済してあります。
集合時間となり、ツアーが始まります

サッカーも出来る芝生の広場って、いきなり？じゃなくて

この地下に貯水槽が在るのです

参加の条件として、高層ビル10階分の階段の上り下りが問題無く出来る方と言う項目が有ります。途中で立ち止まってもいけません。
下りて来たところです。
凄い湿気でカメラが曇りがち

で、この景観が目の前に

ポンプを動かし始める水位(上)と、止める水位(下)

第１立坑は調圧水槽に付属

調圧水槽の中は自由に歩き回れる訳では有りません。此処から先へは行かないようにってロープウェイが張られていて、動ける範囲は狭かったです。なので、人を写真に入れたくないと思うと、ロープ際まで前に出なければなりません。
そうすると、ポスターに有るような角度にはならないのです

ひんやりどころか、ムッとします。カメラのレンズを何度も拭います。臭いも無い事は無いので、快適とは言い難い状況です。想定外でした

確かに勝手に動き回らせたら収拾つかなくなりますね、てか戻って来られない？

端っこの方の柱は形が違って円柱でした

見学会では必ずしも地下まで下りて見られるとは限りません。施設(水槽)稼働時、稼働準備時は通路途中からの見学、もしくは見学不可(ポンプ室などの代替え施設)と言う事も有り得ます。その確率は低い(年に数回)ですけどね。
つまり、殆ど使われてないと言う事です

地上に戻って来ました

此処から地下へと下りました

次はこちら

何これ？

第一立坑を上から見ますが、階段で邪魔されて何だか判りません

龍Q館全景、つか庄和排水機場全景ですね

見学会はWEBサイトか電話で申し込めます、ってか予約が必要です。
施設点検日を除く毎日。１日７回行われます。参加人数は各回50名まで。参加費は大人子供とも650円です。東武トップツアーズが連携協定を締結していますが、他の旅行会社のツアーにも組み込まれています。

アンケートに答えて解散したので、バスの時間まで20分余りウロウロします

ポンプ室

泥水式シールドマシン、って何？

トンネル掘るのに使われました

何かカラフルで遊び道具っぽい、オレンジ色がライトって有り得そう

反対側からの機場(って言うと、空港かと思うのはPHOだけ？)全景

イオンモール春日部路線では国内初のプラグイン・ハイブリッドバス(PHVバス)を導入し、毎日運行しています。
で、行きと同じく南桜井駅に戻ります

って事で往復のバスもなかなかでした。
真っ直ぐ帰って婆ちゃんと夕飯です。

最後までご覧いただき有難うございました<(_ _)>

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2018/10/28 15:25:54

  そんなに知れ渡ってますよー（笑）

  こんにちは、PHOPHOCHANGさん
  
  地下神殿！！
  関西にも浸透してますよー
  だって、関西にはこんな風に地下を見学できる場所、ありませんから。
  私も機会を見つけて行ってみたいなぁって、
  以前から常々思ってますが、
  なかなか東京に行くように気軽に行けなくて、、、
  でも、来年くらい本当に行きたいです♪
  
  やっぱり、何かを感じることができる、面白い場所だわー
  
  たらよろ

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2018/10/28 17:25:26

  RE: そんなに知れ渡ってますよー（笑）

  こんにちは♪
  そうだったんですか！失礼しました。
  
  ちょっとアクセスに難有りですよね、車かツアーで行くのが楽かと思います。
  自分は自由に動けなかったのが残念で(ワガママなんです)、「せっかく手間をかけて出かけて行ったのに、こんなモンか」って思っちゃったんですが、此処だけじゃなく、周囲の何かと併せていらっしゃれば良いかもなぁと思います。
  早く実現出来ると良いですね。
  
  
  
  
  > こんにちは、PHOPHOCHANGさん
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  > 地下神殿！！
  > 関西にも浸透してますよー
  > だって、関西にはこんな風に地下を見学できる場所、ありませんから。
  > 私も機会を見つけて行ってみたいなぁって、
  > 以前から常々思ってますが、
  > なかなか東京に行くように気軽に行けなくて、、、
  > でも、来年くらい本当に行きたいです♪
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  > やっぱり、何かを感じることができる、面白い場所だわー
  >
  > たらよろ