2018/10/07 - 2018/10/08
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公共交通トラベラーkenさん
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10月の連休を利用して、1泊2日の小旅行に出かけました。
10月8日(日) 鹿沼秋まつり観光
・壮麗な彫刻をもつ囃子屋台に乗った各町の組が、交差
点などでお囃子を激しく演奏し合い、調子を狂わ
せず演奏することを競う「ぶっつけ」が見どころ。大
変にぎやかで興奮するお祭りです。
10月9日(月) 古河・渡良瀬遊水地サイクリング
・茨城県の西端にある古河市は古代から渡良瀬川の渡し
場として繁栄してきた歴史ある土地だそうです。
今回はレンタル自転車に乗って、お隣の栃木県野木町
にある旧下野煉化製造会社煉瓦窯、さらに栃木・
群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる面積33km?、総貯
水容量2億m?の我が国最大の遊水地である渡良瀬
遊水地まで足を延ばします。
伝統行事あり、近代化遺産あり、自然あり、歴史散策ありの盛りだくさんな2日間になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
PR
-
鹿沼秋まつり会場へは東武日光線新鹿沼駅が最寄駅で便利です。
駅のホームに立つと、すでに町の方からお囃子の音が聞こえてきます。
まつり目当ての観光客もたくさん下車して改札を出て行きます。 -
まだ昼前で時間があったのと、混雑を避ける理由から、一つ先の北鹿沼駅で下車しました。
何もない駅です。人もほとんどいません。 -
駅前にあった唯一の商店。
-
道端には用水路が流れています。
透き通ったとてもきれいな水が結構な勢いで流れています。 -
町はずれのほうですが、しっかり提灯が出ています。
10月6・7日で開催されるお祭りなので、7日は朝からお祭りモードなのでしょう。 -
ちょっと早いですが、お昼ご飯にします。
まつり会場からは少し離れた所にある「おふくろ」という蕎麦屋さん。 -
昭和の雰囲気漂う店内の様子に癒されます。
私たち以外のお客はみな近所で仕事をしている人たちばかりでした。 -
妻は親子丼。
美味しくて量も多いので大満足です。
これで600円です。 -
私はかつ丼セット700円。
ボリューム満点です。お蕎麦も美味しかったし、かつ丼もなかなかのお味でした。 -
ついでに玉ねぎの天ぷらというのがあったので頼んでみました。
とても甘くておいしい玉ねぎでした。100円でした。 -
腹ごしらえも済んだので、いよいよまつりを見物に行きます。
店の前そばではこのあたりの町が持つ屋台が出ていました。これから祭りの会場の方へ移動していくようです。
実物を見ると予想以上に派手です。 -
各町の屋台が徐々に動き始めています。
鹿沼に残る屋台は、昔日光山の彫刻師たちが冬、仕事が無く下山し、あるいは、日光の帰り道に宿場や村の依頼により造ったものであるという伝承があるそうです。
まさに動く東照宮という感じです。 -
黒川沿いにある市民情報センターに来ました。
駐車場の特設会場では日光江戸村から来た猿回しの芸が披露されていました。
この日は30度を超えるような夏日だったので猿も大変そうです。 -
鹿沼市立川上澄生美術館というところが、祭りに合わせて無料公開されていたので入ってみました。素朴な感じの版画作品が展示されていました。
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美術館の前は黒川が流れています。JR鹿沼駅はこの川の対岸にあります。
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街中に戻ります。通りに屋台が集まってきました。
明るいうちに美しい彫刻を堪能しておこうと思います。 -
各町が代々保管してきたお宝の屋台です。
どれも趣向を凝らした見応えのあるものばかりです。 -
今回の旅行に来るまで、鹿沼の囃子屋台について何も知りませんでした。
日光東照宮など豪華絢爛な日本の美が好きな方なら、絶対に好きになるお祭りだと思います。 -
鹿沼今宮神社にきました。こちらでは本日、太太神楽というものが催される予定です。
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金ぴかの獅子頭が置いてありました。
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こちらが神楽殿です。
神楽をちゃんと見たことがないので楽しみです。 -
神社の建物もなかなか立派なつくりをしています。
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裏に回ると立派な彫刻が施されています。
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神楽はまだ始まらないので、再び市民情報センターに戻るために街中を歩きます。
道路沿いの建物に歴史を感じさせるものが多く、ぶらぶら散歩をしているだけでも楽しめます。 -
情報センターの中で奈佐原文楽の上演が行われます。
入場料100円です。
江戸時代から伝わる文楽一座だそうです。 -
本日の演目は「壺坂霊験記」でした。
文楽を見るのはこれが2度目です。普段お目にかかる機会の少ない芸能なのでとても新鮮です。 -
身投げした盲目の沢市と、後を追った妻のお里を憐れんだ観音様がお救い下さるというお話です。
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現在は地元の同好者たちが演じているそうです。
人形の動きは生で見るとなかなか迫力があって、物語に引き込まれてしまいます。
ラストはお囃子と歌と人形の踊りで、さながらミュージカルのような盛り上がりでした。 -
おまつりの第3会場、屋台のまち中央公園に来ました。掬翠園という、明治末期から大正初期にかけて、鹿沼屈指の麻商であった故長谷川唯一郎氏が造営した家が公開されています。
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入口に芭蕉の像があります。
それほど広くはありませんが、立派な建物と日本庭園が楽しめます。 -
広場には屋台展示館もあります。
普段はここにも屋台が展示されているようですが、本日は当然すべてで払っていました。屋台の歴史や作り方が展示されていて、初めてこの祭りを訪れた人にはわかりやすくてうれしい施設だと思います。 -
今宮神社に戻ります。神楽が行われていました。
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詳しいことは良くわかりませんが、なんとなく神聖な感じがします。
ただ祭りのお囃子に比べてこちらはとてもゆっくりとしたテンポのものだったので、しばらくすると飽きてしまいました。 -
そろそろ夕方になってきます。まつりのメイン会場である古峯原宮通に向かいます。
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夜に向けて、屋台に提灯をセットしていました。
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日が沈んで、あたりが薄暗くなってきました。
いよいよ祭りもクライマックスに近づいてきます。 -
提灯のライトアップが完了すると、まずは「屋台一斉きりん」というものが始まりました。きりんというのは屋台を方向転換させるときに使用する道具で、手回し式のジャッキのことです。全ての屋台が一斉に方向転換を行う様子がとてもダイナミックでした。
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提灯でライトアップされた屋台が美しい。
中ではお囃子を懸命に演奏する人たちが見えます。 -
交差点に向かって四方から屋台が接近してきます。いよいよクライマックスのぶっつけです。各屋台がそれぞれのお囃子を奏でます。
この祭りのすごいところは、見物人の交通規制を特にしていない点です。四方から迫ってくる屋台を交差点のど真ん中に入って体感することだってできます。
私たちは人ごみにはじき出されて外に来てしまいましたが、それでも屋台に手が届くような至近距離で見物できました。
すさまじい迫力です。 -
ぶっつけ終了のタイミングで花火が上がりました。
屋台があまりにも派手すぎて、なんだか花火が地味に見えてしまいます。 -
まつりはまだ続くようですが、私たちはそろそろ引き上げることにしました。
最後にもう一度、美しい屋台の彫刻を楽しみながらJR鹿沼駅方面に移動しました。 -
JR鹿沼駅から15分くらい、宇都宮駅に来ました。
駅併設のホテルメッツに宿泊します。 -
リーズナブルな値段でしたが、スタッフのサービスや設備の充実など文句なしのホテルでした。
旅行1日目、想像以上の大迫力だった鹿沼秋まつりを満喫できて大興奮でした。観光に夢中になるとだいたい食事がおろそかになります。名物の餃子を食べる予定だったのですが、時間が遅かったのでコンビニおにぎりで済ましてしまいました。
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