2018/09/15 - 2018/09/22
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ロッキーの母さん
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最後の観光地デンマーク:コペンハーゲン。コペンハーゲンアイランドホテル→市庁舎・アンデルセンの銅像→→ニューハウン→アメリエンボー宮殿→人魚姫の像→自由行動:運河ツアー→カストロップ国際空港→帰国の途へ、という行程。
最後の北欧を楽しみました。全日観光時晴天でよかった、よかった。
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宿泊ホテルの「コペンハーゲンアイランドホテル」はガイドブックにもよく載っている"スタイリッシュ"なホテル。スタイリッシュを謳っているだけあって、館内はガラス張りでシンプル。階段からエレベーターに至るまで、ガラス、ガラス。
お部屋は今回の旅行中一番こじんまりしておりました。
珍しく冷蔵庫が在り、酒類やおつまみもセットされておりました(当然有料でしょうね)
昨夜はお部屋に入ってみると、主人のベッドサイドの電灯が点かない。二人して重いベッドを動かしてみると、なんとコードが繋がっていない…
この1023のお部屋も、ブラカネスと同じで、窓の先は運河に沿った木道、外から丸見えの部屋。
ガイドさんが、北欧の人は太陽を少しでも浴びようとするために、窓にカーテンはつけないのが普通で、家の中が丸見えになっても気にしない、と言っていましたが、こちらは旅行客な訳で…
今回の旅行では、"すべて満足"というホテルには泊まれなかったなぁ。
しかし、デザインもいいけれど、エントランスから階段があって、車椅子用の昇降機でトランクを運ぶ始末。ポーターはいないのかしら?
名前の通り、人工島に立つ、周囲が運河のホテル。
おしゃれなビジネスホテルといった感じですね。 -
なんとなくここ数日変わらない朝食。強いて言えば、瓜のような食感のメロンが爽やかなお味。最後までジャガイモが美味しかったです。
朝から暖かいものを食べる習慣が無いのか、スープや煮込み料理的なものには出会えませんでした。
運河に面しての朝食、最後の日も良いお天気でありますように…と願います。
今日はパンではなく、濃いヨーグルトにシリアルで気分を変えてみました。 -
8:30からバスでコペンハーゲン市内観光。
市内南西部から中心部へ入って来て、これはコペンハーゲン中央駅です。
昨夜夜に通った時は駅舎の正面に、時刻のネオン表示が瞬いておりました。 -
市庁舎です。
あまり高い建物のないコペンハーゲンで、この塔からは町が見渡せるとか。今回は建物の外観のみの見学。
なかなか重厚な建物です。 -
市庁舎横には、アンデルセンの銅像。
彼が何処を見ているかというと… -
道路を挟んで真向いにある、チボリ公園を眺めているのでした。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンは生涯独身で家を持たず暮らしたそうです。童話作家が遊園地を仰ぎ見るなんて、メルヘンチックですね。
アンデルセンの銅像前は大勢の観光客で一杯。そこを、自転車がガンガン、ハイスピードで通ってゆきます。コペンハーゲンの自転車の多いこと多いこと。 -
バスから降りようとして自転車が目の前を通り過ぎる、危ない!となること必至。
それに歩行者信号が変わるのが早過ぎ、「さあ!急いで渡りますよー」ってガイドさん。
国の政策(現在の与党の政策)によって、街中から車を締め出しているそう。でも不思議に思ったのは、自転車に乗っているのは若者が多く、子供やお年寄りを見かけなかったのは何故?
冬場になれば相当寒いだろうし、自転車が年中快適とはいえないと思うけれど… -
コンゲンスニュトー広場です。
クリスチャン5世の騎馬像がありました。
広場に面した「ホテルダングレーテル」はクリスマスが近づくと、広場側の窓すべてを使ってX'masのカレンダーをデコレーションするとか。
現在は広場は工事中なものの、2019年に完成した暁には、冬場はスケート場になるそうです。 -
広場から少し歩いて、ニューハウンにやってきました。
運河に沿って、カラフルな建物が並び立つニューハウン。
運河の北側は繁盛していて、明るく賑やかなのに対して、運河を挟んだ反対側は、地味な色合いでなんとなく沈んだ感じ。
これは、お日様が当たる建物と、当たらない建物の"差"なんだそうです。日当たりによって建物の値段そのものも全く違うそうです。
北欧に在って、太陽のどれだけ貴重なことか。
北欧の若い女性に鬱病患者が多いとのこと、治療のライトもあるんですって。
人間ってお日様を浴びないとそんなに精神まで病んでしまうのかと、説明にビックリ。
ニューハウンは、お店一つ一つに可愛らしい看板が掲げられておりました。
飲食店のみならず、”刺青屋さん”まで、ユニークでカラフルな看板が。 -
アンデルセンの童話「まぬけのハンス」からの看板でしょうか?
山羊と少年ですね。
アンデルセンはニューハウンの地をこよなく愛し、この地域に家を借りていたのだそうです
ニューハウンはその昔とても不衛生な場所だったとのこと。
現在では、車の入りにくい昔ながらの石畳の街並みなので、ゴミを分別することなく地下に吸い込んで一括焼却処理してしまうそうです。そのためたくさんの飲食店が並んでいますが、ゴミもなくきれいに整えられておりました。
吸い込む音が凄かった。 -
ニューハウンの広場には大きな"イカリ"がモニュメントとして置かれていました。船員の町なのですね。
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デンマーク王立劇場です。オペラやバレエを鑑賞、幕間の休憩に、観客が出てくるベランダの天井が豪華絢爛。
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精緻な文様とアーチが美しい。
ガイドさんの話によると、第二次世界大戦時デンマークはナチスドイツに占領されますが、この時抵抗せずわずか数時間で降伏したそうです。
そのため徹底抗戦をしたノルウェーなどと比べると、建物の破壊が無く、こうした歴史ある建造物が尚残っているのだとか。 -
アメリエンボー宮殿です。現在マルグレーテ女王他王族が実際に暮らす、ロイヤルファミリーのお城。意外にこじんまりしており、広場を4つの建物が囲むように建っております。この広場の中を、普通に車が通行しております。宮殿の屋根に国旗が掲揚されていたら、女王が今いらっしゃる印とか。訪れたときは国旗はありませんでした。
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広場の中央には、この宮殿を造営したフレデリク5世の騎馬像。
運河からも、宮殿の丸い屋根が良く見えました。
コペンハーゲン市内には、ローゼンボー宮殿、アマリエンボー宮殿、クリスチャンボー宮殿と三つも宮殿があり、この3つを見学するのも楽しいかも。 -
12時にはローゼンボー宮殿から発した衛兵がアマリエンボー宮殿で衛兵の交替式を行うらしいのですが、時間的にまだ早く、建物の入り口に立哨する衛兵さんをパチリ。
以前台湾の忠烈祠で、衛兵交替式を見たことがありますが、台湾では兵士の歩くところだけが変色している位に厳しく統率された行進だったのですが、こちらの衛兵さんはなんとなく"穏やか―"な感じ。
ゆったりと歩いておりました。
アマリエンボー宮殿の運河沿いをお散歩、整然と刈り込まれた植え込みが美しい。 -
アマリエンボー宮殿からバスで北東へ、"コペンハーゲンの五稜郭"(日本の五稜郭より200年も前に構築されていたようですが…)カステレット要塞近くの駐車場から、「人形姫の像」へやってきました。
とにかく、人、人、人。写真を撮るのが大変なくらい観光客が群がっております。ガイドさんに"スリに気を付けて"と注意を受けましたが、本当にごったがえして居りました。
干潮時だったせいか、像の近くまで岩を伝っていけました。
小便小僧・マーライオンと共に"世界三大がっかり"と言われているらしいけれど、ほとんど人間のようなスラリとした足といい、顔だちといい、決して大きくないサイズといい、バックが工業地帯的な感じといい、それでも私はとてもすてきだと思いました。
帰国して、人魚姫のお話を読み返してみました。
自ら命を助けた人間の王子様に恋をした人魚姫が、人間の姿になる代わりに、声を失うこと・歩くと激痛の走る足を魔女に与えられ、王子様に想いを伝えることすら叶わず、王子様は他の姫と結婚してしまいます。姉たちに王子様を短剣で殺すよう言われても、結局果たせず、人魚姫は泡となる。アンデルセンの名作中の名作ですね。 -
10:30過ぎ、ガンメルストランドの船着き場前で自由時間となり解散。
この場所が超ラッキーでした。
日本でガンメルストランド乗船の運河ツアーを申し込んであったのですが、バウチャーと共に送られてきた案内にある乗船受付の住所を、Google mapで調べると、なんか変?"黄色の看板が目印"というのだが、直近曲がり方を間違えているのか、目的の場所が出てこない。若干不安を抱えたままだったのですが、この目的地の真ん前で解散となったのですから、ラッキー!
次の船は20分程待つと来ますよと案内。バウチャーを出しただけで、乗船OK。
船にはイヤホンガイドが付いていて、乗船時に渡されるイヤホンで英語の案内を聞くことができます。所要1時間の運河クルーズ、水上バスなどでは入れない細い運河の奥まで周遊します。81DNKと日本円1400円位でお安いです。レッツゴー -
私達が乗船する船は船体中央部にカバーがあったので、覆いの無い最後尾の席へ。
昨夜購入済みのデニッシュと飲み物を食べながらのクルーズ。クルーズ中船内での飲食もOK、なんとワンちゃんの乗船もOKなんですって。
運河から見る景色は最高!天気もどんどん晴れて来て、日差しが眩しいくらいです。いろいろな尖塔が見えます、これはなんだろう? -
思わず首を引っ込めたくなる位低い橋げたを潜り抜けます。
シールが沢山貼られているのは…クルーズ船から貼ったのかしら?まさかね。 -
途中水上バスとすれ違い。はたまた、小さなボートでワインを飲みながら漕いでいるグループも。
川面からの水しぶきが気持ちいい。 -
アマリエンボー宮殿と運河を挟んで対面にある、オペラハウス。
この長ーい庇から飛び込むイベントが毎年行われるそうです。
オペラハウスの近くには三角形の巨大な建物が建築中、これはゴミ処理施設なんだそうですが、排出エネルギーを再利用して冬場スキー場になるそうです、凄い斜度。日本人だったらプールとか温泉とかと考えそうですよね。 -
船上から見上げると、運河沿いのカラフルな家並みが可愛らしい。運河べりに腰かけて、語らったり食事をしたりと、ちょっと危険。
ガイドさんの話によると、結構運河に落っこちる人も多いとか。でも自己責任。
世界幸福度ランキング3位のデンマーク、デンマーク人は何事にものんびりおおらかだそうです、その分責任感が強く頑固、だからか訴訟率がとても低いとのこと。また、日本の皇室を世界一歴史の有る国として見ており、とても親日的なんだそうです。 -
広い運河に出て北上していくと右手に軍隊の基地のようなものが。
周囲に大砲がずらりと並んでいます。
近くには、本当の巨大な軍艦が停泊しておりました。 -
船はぐるっと転回して、人魚姫の像のところへ。
人魚姫を背後から見るというロケーション。
しっかり停泊してくれました -
海側からアメリエンボー宮殿も見ることができました。
途中岸辺の大型ショッピングセンターのような建物前で、ドボーンと水音。
なんとこの寒いのに、岸辺から飛び込み泳いでいる人がいる!信じられない! -
1924年の印のある橋を潜り抜けます。
橋をくぐるたび、橋の上の人が手を振ってくれ、こちらもお返し。 -
クルーズ途中一番きれいだったのは、別名"ブラックダイヤモンド"と呼ばれる「王立図書館」。
黒色花崗岩とガラスの外壁に、運河の水面が映りこみ、キラキラとさざめいてとても美しい。背後にはクリスチャンボー宮殿の尖塔も見えます。手前の橋も斬新なデザインでした。 -
運河ツアーはニューハウンの船着場に寄ったり、ゆったりと街中を遊覧しました。
1時間のツアーと言っていたけれど、もう1時間はとっくに経ったなぁ…
集合時間に間に合うかしら…とちょっと心配になったころ、1時間7分でガンメルストランドの船着場へ戻って来れました。
本当に楽しかった。
少しだけ時間があったので、ひとブロック先の「コウノトリの噴水」(Stork Fountain)を見学。歩行者天国の目抜通りの中心部だけあって、有名ブランド店がズラーリ。ここでも数分前スリの大追跡があったそうで、同行者の方が目撃談を語っておりました。南ヨーロッパのように強奪など暴力的な被害は少ないといわれますが、私服警官の巡回などもっと警備に力を入れてほしいですね。
コペンハーゲンでの自由時間は、蚤の市に行かれた方もいたようで、日本から直行便のあるコペンハーゲンオンリーで数日観光という旅行もしてみたいなぁと思いました。 -
とうとう帰国の途に。
コペンハーゲン:カストロップ国際空港、15:45発SK983便で成田へ直行。
この空港はショッピングエリアもかなり広く、食事処のバリエーションも豊富。
回転寿司まで在りました。
店員さんが着ているTシャツに、"充実美食"のロゴが、判ったようで判らない、なんと茹で枝豆とかがレーンに流れてる!
空港内のショップは全く店員さんがセールストークをしない、国民性ですかね?うるさくなくていいですけど。最後のお買いものと、いろいろ歩き廻りました。
ところが、いざ少し早めかな?ってくらいに出国審査のゲートへ行くと、
驚くばかりの長蛇の列。ユーロ圏の方とオールパスポート?の二つに分かれており、このユーロ圏じゃない方にかなりの人がいるにも拘らず列数が増えるわけでもなく、延々と待つのみ。結局たどり着いた出国審査ブースで、「サヨナラ」といわれただけでした。
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