2022/09/20 - 2022/09/22
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beachさん
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2022年夏季休暇の第3弾はデンマーク・ドイツの旅です。
初の北欧旅はデンマークに決定。今回は、ハンブルクに前泊しドイツから鉄道でコペンハーゲンに行ってきました。
---Reiseplan---
□9/20 ハンブルク
□9/21 コペンハーゲン
■9/22 コペンハーゲン
▼HOTEL
Hamburg泊「a&o Hostel Hamburg City」:EUR 63.00
Copemhagen泊「Next House Copenhagen」:DKK 685.00
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
■Donnerstag, 22, September 2022
2泊3日のドイツ・デンマークの旅、最終日です。
3日目は午前中に観光をして、午後は帰路につきます。 -
コペンハーゲンのさわやかな朝。
さて、本日の朝食はカフェで食べたいと思います。ホテルでちょっと調べて口コミ評価が高そうなパン屋さんに行くことに。 -
Københavns Havn(コペンハーゲン港)
本日(半日)のスケジュールはこちら。
<2日目>
・ベーカリー「アンデルセン」
・救世主教会(恐怖の絶景スポット)
・アマリエンボー宮殿の衛兵交代式
・ローゼンボー離宮 -
Andersen Bakery(アンデルセンベーカリー・イスランズブリュッゲ店)
何となく決めたパン屋さんに到着してビックリ!
「アンデルセン」!!なんとカナカナ!!! -
そう、アンデルセンベーカーリーは、あの日本の広島のタカキベーカーリーが手掛けるパン屋さんなのですね。(私が無知でした…)
1959年、コペンハーゲンを訪れた創業者がホテルで食べたデニッシュペストリーの美味しさに感動し日本に伝えたのが始まりだったそうです。 -
数年前に駅前から住宅街に移転したそうですが、それでも人気の様子。次から次へと地元の方と思われる人たちが入ってきます。
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美味しそうなパンがずらり!
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ちなみにデンマークでは、
・デニッシュ=「Wienerbrød(ヴィナーブロート)」
・シナモンロール=「Kanelsnegle(カニ―ルスナイル)」
・カスタード入りデニッシュ=「Spandauer(スペンダウアー)」
と個々の名称があります。 -
店内ではケーキを作っている様子も見られます。
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念願のカスタード入りデニッシュをゲット!
デニッシュとエスプレッソで約1000円の朝食でした。恐るべし。しかしながら、どこか懐かしいような安心するお味でした。 -
お腹も満たされたので、まずはコペンハーゲンの街並みが一望できる展望スポットに向かいたいと思います。
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Vor Frelsers Kirke(救世主教会)
1696年に建てられたバロック様式のプロテスタント教会です。救世主教会 寺院・教会
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印象的ならせん状の尖塔は、教会の建設から約50年後に付け足されたものです。しかも、塔の部分は樫木でできているため…後ほど恐怖体験をすることになります。
実はこの尖塔よく見ると反時計回り!
当時建築家がフリードリヒ5世の意向に反して反時計回りに建設してしまったことに気が付き、塔から身を投げたという話があるそうです。ただ、これは真っ赤な嘘!!ということも分かっています。 -
さてオープンと同時に入場し、400段の階段を上っていきましょう。
朝一でスケジュールを組んだ理由は、
・午前中がコペンハーゲンの街並みを見るのに順光なため
・塔のらせん階段は非常狭く人ひとりが通れるくらいの幅。上部は一方通行になるため、混雑する前の午前中に来ることをおすすめします -
最初に現れたのは、放置された天使たち…。ちょっと不気味。
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階段もどんどん狭くなっていきます。
コペンハーゲン市内には、展望スポットが2か所あります。ここ救世主教会とラウンドタワー。景色はこちらのほうが良いのですが、ただ健脚でないとかなりキツイかと思います。
ラウンドタワーは、スロープを歩いて上る感じなので、こちらよりは楽だと思います。 -
続いて現れたのは天使の生首!?えっ怖い。
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あーあ翼の落とし物。って…堕天使(苦笑)!?
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Klokkspillet(カリヨン)
教会の塔にある1980年に再建されたカリヨンは、北欧最大のカリヨンです。4オクターブの音域をもち48個から構成される鐘は、最大のもので約2トン、最小で10キロ程度になります。 -
stokklaveret(カリヨンの演奏台)
バトン式の鍵盤を手をグーにして小指側で叩くように弾きます。足鍵盤もあります。
もともとカリヨンはオランダで15世紀ころに開発され、この教会のカリヨンもオランダの Prtit&Fritsen によって鋳造されたものです。毎日午前8時から深夜まで正時に美しい音色を響かせています。 -
最後は傾斜80度くらいの階段(もはや梯子)を上ります。リュックは前にかかえるのが鉄則!
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いよいよらせんの塔の部分に出ます!
ここからの階段は "Himmelsteigen(天のはしご)"と呼ばれています。
実はこれ、なかなかのスリル。何が怖いって木造で後付けのため、強風で揺れる!足元は長年の摩擦によりツルツル。そして柵はあるけども、目が粗いのでスマホを落としたら一巻の終わり。
揺れる、滑る、狭いが揃った絶叫絶景スポット。 -
ここが登れる最後の部分です。足が生まれたての小鹿になっております(笑)
高所で比較するなら、山より断然こちらのほうが怖いです。 -
天が近いぜ!!って全然余裕なしです(笑)
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そして、このパノラマビュー!!!
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地上90m、吹きっさらしのらせん階段からの眺めです。
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コペンハーゲンの中心部、スロッツホルメン方面。オレンジ色の屋根が映えます。
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アマリエンボー宮殿方面。
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コペンハーゲン港方面。
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アマー島方面。
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足元に慣れてきた頃には、ぞろぞろと観光客が増えてきました。入れ違うのも結構緊張します。ぜひ身軽な服装で訪れることをおすすめします。
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地上に降りたら、教会内部も必見です!
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■Vor Frelserskirke @København
Johan og Peter Petersen Botzen 1700
コペンハーゲンの救世主教会のオルガン。
1700年に製作されたコペンハーゲン最古のオルガン。1965年の再建により当時の音色を取り戻した大変貴重なオルガンのひとつ。
台座の像のレリーフは、当時の絶対君主制とエレファント勲章(デンマークの王族および国家元首に授ける勲章)の象徴とされています。 -
オルガンの正面に見えているパイプは、1698年当時のオリジナルのものです。
このオルガンは至る所にクリスチャン5世への賛辞が表現されています。
中央の胸像、オルガンの上部には金色に輝くモノグラム、そして最大のパイプには「Deo & C5 Gloria(神とクリスチャン5世への栄光へ)」と書かれています。 -
Tessins alter(祭壇)
ゲッセマネの園のシーンが再現された祭壇。ローマのサンティ・ドメニコ・エ・シスト教会のベルニーニの祭壇を模したとされています。 -
大理石の祭壇前には美しい天使たちの彫刻。
大天使ミカエル、ガブリエル、ラファエル、そしてイェルミエルなど。教会に差し込む光を浴びた神々しい姿に目を奪われます。 -
ちょうど朝のオルガンの演奏に居合わせることができ、300年の時空をこえた重厚な音色を聴くことができました。感無量!!
北ドイツのオルガンの影響を受けているデンマークのオルガン。これは来た甲斐があった!!今後の自習ネタに決定。 -
Christianshavns Kanal(クリスチャンハウン運河)
今日も最高のお天気。 -
運河沿いの散歩。北欧は特にゆったりとした時間が流れている気がします。
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木々の葉が日に日に秋めいています。
実は今回の旅も天気予報を見て、この日を境に曇天になるため強行で決めました。 -
Iderhavnsbroen(インダーハウンス橋)
2016年に建設された近代的な橋。コペンハーゲン市内には、歴史的な建物と近代的な建造物が混在している印象です。 -
橋の上から見たコペンハーゲン港。
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Nyhavn(ニューハウン)
昨日も訪れたニューハウン。どの時間帯に来ても素敵な雰囲気です。ニューハウン 散歩・街歩き
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Amalienborg Slot(アマリエンボー宮殿)
さて続いて訪れたのは、アマリエンボー宮殿。本日のメインイベント「衛兵交代式」を見るためにやってまいりました。アマリエンボー宮殿 城・宮殿
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冬の王宮と呼ばれるアマリエンボー宮殿。現在は4つの建物のうち、宝物展示室とクリスチャン7世王宮殿が一般開放されています。
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広場の中央には、宮殿の造営者であるフレデリク5世の騎馬像。
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デンマーク・ロココ様式を代表する建物で、もとは貴族の館でしたが、18世紀から王宮になりました。女王滞在時には国旗が掲げられ、正午から衛兵交代式が行われます。
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11時45分あたりから、警備員によって立ち入り禁止のエリアが設定されます。
私は騎馬像に対して後方に並びましたが、衛兵は広場をぐるっと一周するので場所取りはさほど気にしなくてもしっかりと見ることができます。 -
ローゼンボー離宮から衛兵たちが到着しました。
英国の衛兵の赤い制服イメージが強いでの、青の制服が新鮮!「冬の王宮」と呼ばれる由来にもなりそうなくらいクールなイメージですね。 -
交代式が始まります。
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正直かなり地味です。派手な動きはないので、皆じっと見続けます…。
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衛兵が動けば、見ている人も動画撮影に動き出すといった感じ。
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ベアスキンと呼ばれる熊毛の帽子は、敵軍を威嚇するためにあえて大きく作られているそうです。一番手前の人の帽子の角度が気になる…。
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いざ!交代!顔近っっ!!
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ということで、若干集中力が途切れながらも衛兵交代式を堪能し、任務を終えた衛兵が戻るローゼンボー離宮に私も一緒に向かいたいと思います。
衛兵たちが、普通に街中を歩いている光景も新鮮でした。 -
Kongens Have(王の庭園)
王様の庭と呼ばれるローゼンボー城庭園にやってまいりました。ローゼンボー公園 広場・公園
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ヒュッゲ(居心地の良い空間に満足感を感じることや、小さなことに幸せを感じることなど、デンマーク人の心の持ち方を指す言葉)な光景。
日向ぼっこで心地よい眠りにつく飼い主と、戸惑いのまなざしを向けるワンコ。 -
Liden Gunver(リトル ガンバーの像)
リトルガンバーは、デンマークの作曲家ヨハン・エルンスト・ハートマンのオペラ「Fiskerne」に登場する架空の人物。コペンハーゲンの王立劇場で初演された作品です。 -
Rsenborg Slot(ローゼンボー城)
クリスチャン4世が夏の離宮として建てたオランダ・ルネサンス様式の建物。現在は、王室コレクションを展示する博物館として一般公開されています。ローゼンボー離宮 城・宮殿
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入口の2頭のライオンに守られるように建つローゼンボー城。
今回は内部見学は時間の都合でパスしましたが、いつかクリスチャン4世王と5世王の戴冠式の王冠は見てみたい。 -
素敵な庭園。ローゼンボー城周辺には国立美術館はじめ多くの博物館があるので、時間があればゆっくりと過ごしたいですね。
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Rundetaarn(ラウンドタワー)
1642年にクリスチャン4世が天体観測所として建てました。実は、ヨーロッパで最古の展望台としても知られています。
また、1716年にロシアのピョートル大帝が馬で、エカテリーナ妃は馬車で駆け上ったという史実も残されています。
先ほどの救世主教会よりは上りの勾配も緩やかで、階段もないので、足腰に自信はないけれどコペンハーゲンを上から見たい方にはおすすめです。ラウンド タワー(円塔) 建造物
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Trinitatis Kirke(三位一体教会)
三位一体教会は、もともとは1656年に大学複合施設(教会、天文台、大学図書館)として建設されました。現在は大学の教会としても機能する教区教会になっています。 -
シンプルな内装になっています。
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■Trinitatis Kirke @København
Marcussen og Søn 1956
コペンハーゲンの三位一体教会のオルガン。
デンマークを代表するオルガン製作社マルクッセン製のオルガン。20世紀にかけて国際的に名声を得たマルクッセンのオルガンは引き締まった音色で知られています。
ハンブルクの聖ミヒャエル教会の北ギャラリーのオルガン、そして日本の甲南女子大学の芦原講堂のオルガンも手掛けています。 -
Kororgel(合唱オルガン)
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Stolestader(会衆席)
当時マリアの象徴であった貝殻(スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼にも関連しています)が施された扉付きの会衆席。
扉には番号と鍵が取り付けられており、かつてこの席に座れるのは選ばれし者だけだった時代もあったそうです。 -
Amagertorv(アマートーゥ広場)
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Strøget(ストロイエ)
今回は残念ながらクリスチャンスボー城含むスロッツホルメンを観光する時間が取れなかったので次回のお楽しみに。ストロイエ 散歩・街歩き
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Irma(イヤマ)
最後に立ち寄るのは1886年創業のデンマークの老舗スーパー「Irma(イヤマ)」。 -
お土産におススメなのが、可愛らしいイヤマちゃんがデザインされたオリジナル商品。女子ウケ間違いなしですよ!
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キッチン用品も揃えたくなっちゃいますね!!
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重量は多少ありますが、オリーブはお土産におすすめです。私はニンニク&ハーブ漬けが好きです。職場の友人に購入。
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チョコやグミのパッケージも可愛らしいですね。価格もデンマークにしてはお手頃!(10Kr=約189円)
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喉が渇いたので、一番安い見たことのないパッケージのジュースを購入。普通に美味しかったです。後から調べたらハンブルクで製造されているものでした。
ちなみにデンマークはキャッシュレス先進国。公衆トイレもカード支払い可で、今回の旅で現金は不要でした。 -
今回のお土産はこちら。エコバッグはマチ付きなのでかなり使えます!
・イヤマちゃんのエコバッグ(49.95 kr)
・オリーブ(29.95 kr)
・ジンジャークッキー(49.95 kr) -
美しき北欧の夏旅はこれにて終了!北欧神話から始まり、デンマーク王室の歴史、オルガン、そして文化。初めて知ることだらけでした。やっぱり旅は楽しい!
それではまた。Hej hej : )
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mistralさん 2023/02/10 09:29:26
- デンマーク旅
- beachさん
こんにちは。
いつも旅行記を楽しませていただいてます。
今年もよろしくお願いします。
コペンハーゲンにいらっしゃったんですね。
アンデルセン、日本では良く見かけるベーカリーです(デパートなどに入っていることが多い?)
デニッシュは私も大好きです。カロリーは高そうですけど。
そのベーカリーがデンマークに出店されていて、人気だとか。
嬉しいことですね。
私たちの味覚がヨーロッパの方々とも同じレベル?
それとも反対で、ヨーロッパの方々が日本人の味覚に近づいた?
救世主教会の塔の最上部付近、螺旋階段の踏み板は写真で見ても
ツルツルしていていかにも滑りやすそう。
おまけに隙間がある、と聞いたら怖くなりました。
時々、普通だったら落としそうもない隙間から、iPadやら鍵やら落としてますから。
それでもてっぺんからの絶景は、怖さには代え難いものがありますね。
mistral
- beachさん からの返信 2023/02/10 20:16:33
- RE: デンマーク旅
- mistralさん
こんにちは。
コメントありがとうございます!
今年もよろしくお願いします(^^)
年末にかけてバタバタしており、すっかり更新が滞ってしまいましたが、相変わらず自由気ままな旅行はしております。
そうなんですよ!言われてみれば、「アンデルセン」日本で見かけますよね!口コミを見た時には全く気が付いていませんでした(苦笑)どうなんでしょう?味覚(^^)?アンデルセンのデニッシュは、層がきめ細やかでカスタードは甘さ控えめでした。きっと日本人特有の細部へのこだわりがデンマーク名物へのリスペクトでもあり、結果地元の方に受け入れられるのでしょうね(^^)嬉しいことですよね!
救世主教会、実は塔に出た時にまず震えたのは手でした。普段カメラとスマホを両方使って撮影しているのですが、スマホはストラップがないので落としたら・・・と考えたら震えが(笑)そうですね!コペンハーゲンの街並みはここからの眺めが一番美しいと思います(^^♪
もうすぐ春ですね!次回は季節外れになってしまいますが、クリスマスに突入します(^_^;)
beach
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