2018/01/05 - 2018/01/10
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(2度目以降の、少しだけディープなロシア旅行を計画中の方にとって、この旅行記が少しでも参考になればうれしく思います。)
2018年は1月と5月の2回、モスクワ(とサンクトペテルブルク)を訪れる計画を立てた。仕事の都合で、モスクワでの滞在可能日数はそれぞれ3日間に限られたため、JALで通常どおり往復すると、閑散期であっても、もっとも安価な割引運賃Saver-S(5日~2週間滞在が必要)が適用されない。札幌―モスクワ往復の運賃は2往復で概算34万円ほどになってしまう。そこで運賃を節約するため、JALと同じワンワールド・アライアンスのエアライン、カタール航空をJALと組み合わせて、2往復の旅程を構成することにした。(詳しくは↓↓)
(第2旅程:GWのロシア・5月のモスクワ編はこちら(↓))
https://4travel.jp/travelogue/11429525
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空 JAL カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カタール航空の予約内訳(↓の旅程①と④で往復予約)
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JALの予約内訳(↓の旅程②と③で往復予約)
① 第1旅程の往路:新千歳(CTS)-羽田(HND)-ドーハ(DOH)-サンクトペテルブルク(LED)(カタール航空発券)、1泊して翌日、高速鉄道サプサン号でモスクワへ移動し、モスクワで2泊。
② 第1旅程の復路:モスクワ(SVO)-ヘルシンキ(HEL)-成田(NRT)~ 羽田(HND)-新千歳(CTS)(JAL発券)
③ 第2旅程の往路:新千歳(CTS)-成田(NRT)-モスクワ(DME)(JAL発券)、モスクワで3泊。
④ 第2旅程の復路:モスクワ(DME)-ドーハ(DOH)-羽田(HND)-新千歳(CTS)(カタール航空発券)
①と④をカタール航空で往復予約、②と③をJALで往復予約(モスクワ発)とすると、税・燃油サーチャージ等オール込みで、2旅程合計18万円ほどで予約することができた。 -
◆1日目:2018年1月5日(金) 夜の新千歳空港(チェックイン前)
<第1旅程:札幌からサンクトペテルブルク~モスクワへ出発>
2018年1月5日(金)、新年の初仕事を終えた夕方5時半、JRの快速エアポートで新千歳空港へ向かう。今回は羽田を深夜23:50に発つQR813(カタール航空)でアラビア半島のドーハに向かい、ドーハでさらに乗り継いでサンクトペテルブルクに向かう旅程を組んだ。新千歳空港のJALグローバルカウンターで20時発の羽田行きJAL526便のチェックイン(カタール航空発券のCTS-HND-DOH-LED通しのチケットだったので、預け荷物を含めて、新千歳でLEDまでのスルー・チェックインができた。)を済ませ、深夜の長旅に備えて、まず空港ターミナルビルの新千歳空港温泉で軽く湯につかることにした。 -
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新千歳空港温泉
温泉につかり、さっぱりしておくと深夜のフライトも快適に過ごすことができる。 -
新千歳20時発羽田行きJAL526便 B777-300型機
羽田行きのJAL526便は、けっこう混んでいてほぼ満席ながら定刻で出発、予定どおり羽田に到着する。連絡バスで国際線ターミナルへ移動して出国手続きを済ませ、4Fのサクララウンジへ入る。スパークリングワインとともに、サクララウンジ定番のJALカレーを少量いただく。JALカレーは、スパイスがほどよく効いていて、柔らかい牛肉が美味だ! -
出発時刻が近づいてきたので、階下の搭乗ゲートへ移動、間もなく搭乗開始となる。
ドーハ行きQR813便は、羽田出発時刻が10分早く変更となる。この季節は向かい風が強い上、ドーハでの乗り継ぎ時間が80分とタイトなので、これはラッキーな変更だ。 -
ドーハまでのQR813便の機材は最新鋭のAirbus a350-900型機、搭乗時の機内照明はカタールのナショナルカラーだ。
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QR813便は出発時刻が定刻よりも10分早まり、23:40分に羽田を出発、沖合のD滑走路(RW05)から東向きに離陸した。
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カタール航空はCAさんが多国籍の構成、皆明るくフレンドリーで気持ちがよい。最新鋭の機材はエコノミークラスでも足下が広く、身長177cmの私でも、前のシートまで少しだけ余裕がある。エンジン音も静かで快適だ。
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羽田を離陸後間もなく提供された機内食(夜食)は和食のメニューをチョイス、「メインのかんぱちの照り焼き」が美味だった。カタール航空の機内食は和食も素晴らしい!イスラムの国のエアラインだが、ビール(ハイネッケン)やワインなどもオーダーできる。
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◆2日目:1月6日(土) 現地時間の早朝4時(-6時間)
眠りから覚めると、到着地時刻でもう6日の朝4時(日本時間の午前10時)過ぎ、早くも2度目の食事(朝食)の時間だ。朝食も和食をチョイス、「サーモンフレークを和えたお粥」は胃にも優しく美味しくいただく。 -
間もなくドーハへ到着。羽田離陸後、韓国、中国、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン上空を通過して、目的地アラビア半島のドーハへ向かうルートを飛行。
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早朝のドーハ ハマド国際空港
朝食が終わり、程なくしてAirbus機は朝焼けに彩られたドーハ・ハマド国際空港に着陸した。エコノミー席の乗客は、後方のL4ドアに設置したタラップから降機する。 -
ハマド国際空港 中央部のメインロビー
巨大なテディベアが撮影スポットになっている。 -
強い向かい風の影響で、定刻より10分遅れての到着となる。乗り継ぎ便の出発まで70分と、ややタイトになったが、巨大なハマド国際空港は構造がシンプルで分かりやすく、問題なく乗り継ぐことができた。
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サンクトペテルブルク行きのQR279便は小型のAirbus a320型機、この便は乗客の大半がロシア人だった(ロシア行きだから当然か!)。
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離陸後しばらくして、再び食事(昼食)の時間となる。この便の機内食も大変美味だった。聞けば、カタール航空は機内食に力をいれているらしい。カタール航空の機内食は高品質だ!
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QR279便は離陸後、イラン、アゼルバイジャン上空を通過してロシアへ向かう。
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Airbus機は順調に飛行を続け、13時20分にサンクトペテルブルクのプルコボ空港に到着、およそ30分の早着となった。この便の乗客は定員の3割程度と空いていて、座席を広々と使うことができたのも助かった。
ペテルブルクでは、まず空港でプリペイドSIMを購入、日本から持ってきたSIMフリーのスマホにセットして通信環境を確保した。早速、ロシア版タクシー予約アプリ“Yandex Taxi“をインストールしてタクシーを予約、ネフスキー大通り沿いのプチホテル“ネフスキー・フォーラム”に向かった。
■タクシーの予約アプリ(ロシア版)についてはブログにまとめていますので、よろしければご一読ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2017/09/18/164958 -
クリスマスのイルミネーションが美しい、夕暮れのネフスキー大通り
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迎えに来たタクシーのドライバーさんは紳士的、料金も600ルーブル弱と格安だった。ロシアのタクシー事情は、予約アプリの普及で激変し、かつてのようにぼったくりに遭う心配がなくなったのはありがたい。
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ネフスキー大通りに面したプチホテル「ネフスキーフォーラムホテル」外観(Booking.com のサイトから引用)
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ホテルのエントランス
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ホテルに着いてチェックインを済ませたら、夜の予定に備えて一休み。この日の夜はマリインスキー劇場でバレエ「石の花」を鑑賞する。劇場へは地下鉄で移動する予定だが、ホテルを出て右に20mほど歩くと地下鉄3号線「マヤコフスカヤ」駅の入り口があり、ロケーションは抜群だ。
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ホテルからマリインスキー劇場へは、地下鉄で移動。
ホテルのすぐ隣に地下鉄3号線「マヤコフスカヤ」駅への入口があり、便利なロケーションだ。 -
マリインスキー劇場 伝統的なホールの客席はほぼ満員の賑わい
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マリインスキー劇場 ステージ正面
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開演前のオーケストラピット
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バレエ「石の花」を鑑賞
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素晴らしいステージでした!
この日の夜はバレエ「石の花」を鑑賞した。「石の花」はウラル地方に古くから伝わる民話を題材にして、ソ連時代の作曲家プロコフィエフが作曲した作品。「ロメオとジュリエット」「シンデレラ」とともに、プロコフィエフの3大バレエの一つとして有名だ。マリインスキー劇場のオフィシャルサイトで事前に予約した席は、平土間の最前列中央、ダンサーの息遣いや表情の変化まで感じとることができた。バレエもオケの演奏もそれは素晴らしく、感動の3時間だった。
■マリインスキー劇場の公式サイトはこちら(↓)
https://www.mariinsky.ru/en/ -
バレエ公演終了後のマリインスキー劇場 正面外観
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公演終了後は、最寄りの地下鉄2号線「センナヤ広場」駅まで徒歩で移動、地下鉄でホテルに戻り、明朝の移動に備えて眠ることにした。ちなみに、ここは昨年、地下鉄爆破テロ事件があった地点に最も近い駅だ。
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◆3日目:1月7日(日) ロシア正教のクリスマス
バレエを鑑賞した翌朝は6時15分に起床、身支度を整えて、まずはホテルのカジュアルなレストランで軽めの朝食をいただく。 -
窓の外をみると、うっすらと雪が舞っている。
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こちらが朝食のメニュー。温かいできたての一皿は、シンプルなメニューながら美味だった。
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8時過ぎにはチェエクアウトを済ませ、まだ暗いネフスキー大通りに出ると、うっすら雪が降っている。大通りにはクリスマスのイルミネーションが設えられていて華麗な装いだ。ロシア正教のクリスマスは1月7日なので、年末年始のロシアの街は、美しいクリスマスのイルミネーションで彩られる。真冬のロシアは閑散期ではあるが、実は観光旅行にはお薦めの季節なのだ!
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早朝のモスクワ駅
ホテルを出て、スーツケースを転がしながら、徒歩7~8のところにあるモスクワ駅へ向かう。モスクワ駅はペテルブルクとモスクワを結ぶ列車が発着するペテルブルクにあるターミナル駅である。今日はロシア正教のクリスマス、駅舎内には巨大なクリスマスツリーが飾られていた。 -
各列車の出発時刻を知らせるインフォメーションボード
滞在2日となるこの日は、午前中に高速鉄道サプサン号でモスクワへ移動する旅程を組んでおり、9:00発のサプサン757号を予約した。 -
ホームに停車中のサプサン757号はドイツ・シーメンス社製の新型車輌だ。
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客室内にはクリスマスの飾り付けが。ビジネスクラスの座席は、新幹線のグリーン席とほぼ同サイズだ。
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客室中央部のテーブル席
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サプサン号の e-ticket
チケットは現在、ロシア鉄道会社(РЖД)のオフィシャルサイトから予約・発券できる仕組みとなっており、日本でプリントアウトしてきたe-ticketのバーコードを乗車口で係員に提示すればOKだ。
サプサン号の運賃は予約の混み具合に連動して変動する仕組みだ。この日のサプサン757号は比較的混んでいて、ビジネスクラスの運賃はおよそ7500ルーブル。普段より高めだが、この時の為替レート(1ルーブル≒2円)で日本円に換算すると、ほぼ等距離の東京-岡山間の「のぞみ」の普通席運賃より1000円ほど安いことになる。しかも食事が出るので、妥当な設定か?
■ロシア鉄道会社(РЖД)のオフィシャルサイトはこちら(↓)
https://pass.rzd.ru/main-pass/public/en -
食事のメニュー
ビジネスクラスでは食事が提供される。メインディッシュは3種類のメニューからチョイスできた。 -
食事
温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく提供され、ゆっくり美味しくいただいた。 -
食後には、温かいコーヒーも出された。
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9:00にペテルブルクを出発して4時間弱、列車は定刻にモスクワのレニングラード(10月)駅に到着した。
ところで、「サプサン(САПСАН)」とはロシア語で「はやぶさ」の意、北海道・東北新幹線と同じネーミングなのは偶然なのか?
レニングラード(10月)駅では、現在、モスクワ留学中の長女と合流し、最寄りの「コムソモーリスカヤ」駅から地下鉄1号線の電車に乗る。
■サプサン号については、ブログに紹介していますので、よろしければご一読ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2018/01/29/211403 -
レニングラード駅に隣接する地下鉄「コムソモーリスカヤ」駅 改札口
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地下鉄5号線 コムソモーリスカヤ駅中央コンコース
ここから1号線のホームへ移動して1号線の電車に乗車した。
「地底の美術館」とも形容されるモスクワの華麗な地下鉄駅は一見の価値ありだ!詳細は後述。 -
赤の広場から最寄りの1号線「アホートヌィ・リャト」駅で降車し、連絡通路を歩いて地下鉄2号線の「チアトラーリナヤ」駅から地上に出て300mほどの場所にあるモスクワの老舗ホテル、メトロポールにチェックインする。
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国立トレチャコフ美術館本館
ホテルで一休みした後、再び地下鉄に乗り、ロシア美術を集めた国立トレチャコフ美術館へ向かう。この日はとても混みあっているらしく、入口で入場規制が行われていたが、20分ほど待った後、無事に入場できた。 -
トレチャコフ美術館 入場チケット
上は大人:1人500ルーブル、下は学生:1人0ルーブル、長女は学割が適用されると思って学生証を提示したら、なんと無料となった!
チケット下段の注意書きに「ロシア連邦の高等教育機関の学生に毎月第1第2日曜日に(適用)」とある。ちょうどこの日は1月の第1日曜日だったのだ!
ロシアでは、コンサートやオペラ、バレエ、美術館など、文化的な催しでは学生は優遇されることが多い。 -
国立トレチャコフ美術館本館
クリスマスのこの日は、クロークの洋服掛けがなくなるほどの大盛況。館内は大勢の見学者で賑わっていた。ロシア人は芸術鑑賞を好む人が多いのだろう。著名な美術館やコンサートホールはいつも盛況で閑古鳥が鳴いているところを見たことがない。
■国立トレチャコフ美術館について、ブログに紹介していますので、よろしければご覧ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2016/02/22/205640 -
この日の夕食は、美術館から徒歩5分ほどのところにある「丸亀製麺」でうどんを食べることにした。ロシア語の看板 "МАРУКАМЭ" は「マルカメ」と読む。
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ちょうど夕食時だったこともあり、店内はモスクワっ子たちでほぼ満席。
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私は鶏てんぷらうどんと巻き寿し、長女はかけうどんと野菜のかき揚げをチョイス。価格はこれら全部で合計790ルーブル。けっして安くはなかったが、日本のうどんが、これほどまでロシア人に受け入れられているとは驚きだ!
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お腹が満たされたところで、最寄りの地下鉄6号線「トレチャコフスカヤ」駅へ。駅前広場のイルミネーションが美しい!
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長いエスカレーターで地下ホームに降り、連絡通路を歩いて2号線「ノヴォクズネツカヤ」駅へ移動、2号線の電車で目的地へ向かう。
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2号線の「マヤコフスカヤ」駅で降車して地上に上がると、出口は今夜の目的地チャイコフスキー・コンサートホールの建物に開いている。
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この日最後の目的は、クリスマスのジャズコンサート「ДЖАЗ на Рождестбо(ジャズ・ナ・ラジェストバ)」、ロシア正教のクリスマス(1月7日)の夜の催しだ。アメリカ生まれの音楽・ジャズは、ロシアでも人気のカテゴリーであり、モスクワやサンクトペテルブルクの街中にはたくさんのジャズクラブが営業しているほどの人気なのだ。
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メインロビーに設置された大画面モニター
ホール入口のチケット売り場で当日券を買おうとしたら、年配の女性に呼び止められた。聞けば、前売り券を買って楽しみにしていたのだが、子どもが熱を出したため、コンサートを聞くことができなくなってしまったので、自分のチケット(2枚)を買い取ってほしいとのこと(以上、留学中の長女が通訳!)。ここは「困ったときはお互いさま」とばかり、チケットの表示価格で買い取ってあげたらとても感謝された。 -
年配の女性から買い取ったチケット
ホール2階席の8列目、33番と34番で1枚1200ルーブル -
プログラムのタイトルは、"ДЖАЗ на Рождестбо(ジャズ.ナ.ラジェストバ)"、「クリスマスのジャズ 」だ!
年配の女性から買い取ったチケットの席はホールのほぼセンターのとても良い席で、結果オーライ、こちらとしても幸いだった。 -
この日のジャズコンサートには、ビッグバンドと4人の女性ヴォーカリストが出演、クリスマスのスタンダード・ナンバーを演奏した。
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普段はクラシックがメインのチャイコフスキー・コンサートホールでジャズを聴くのも悪くないものだ!
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コンサート終了後は、クリスマスのイルミネーションを見に、近くのプーシキン広場まで徒歩で向かった。
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プーシキン広場には毎年、大がかりなイルミネーションが設えられる。今年のテーマは「願いのトンネル」、この夜も大勢のモスクワっ子たちで賑わっていた。
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メトロポールホテル メインロビーとレセプションカウンター
さて、今回モスクワでは老舗のホテル「メトロポール」に宿泊した。
創業1905年、客室数388のメトロポールは、モスクワで最初に建てられたアールヌーヴォー様式の建築物の一つ。モスクワを訪れる各国の政府関係者や著名人などが宿泊してきた伝統と格式あるホテルだが、ルーブル安のおかげで以前よりリーズナブルに利用できるのはありがたい。 -
メトロポールホテル エレベーターホール
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ホテルメトロポール 客室(ツインルーム)
客室は少々古くて地味ながら、落ち着いたインテリアが心地よい。
■モスクワのホテルについて、いくつかをブログにまとめていますので、よろしければご覧ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2017/10/14/125844 -
◆4日目:1月8日(月) 朝
7時半に起床、身支度を整えて、エレベーターで朝食会場のレストランへ降りる。 -
グランドハープの生演奏を聴きながらの朝食ブッフェ
このホテルは、各国料理が体験できる素晴らしい朝食ブッフェが評判だ。価格は大人1人2250ルーブルとかなりお高いのだが、モスクワを訪れるなら、是非一度体験しておきたいレストランと朝食だと思う。 -
おかわり自由、美味しすぎて、つい食べ過ぎてしまう。(笑)
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レストランは天井の装飾も美しい!
■朝食ブッフェの動画(ホテルのオフィシャルサイト)はこちら(↓)
https://www.youtube.com/watch?v=PAEK3dJHF0U -
地下鉄2号線 チアトラーリナヤ駅舎
この日は、長女は授業があるので大学へ、私は久しぶりに地下鉄駅巡りに出かけることにした。
1935年に開業したモスクワの地下鉄は「地底の美術館」とも形容される。ソビエト時代、社会主義国家の威信をかけて建設された各駅舎や地下深くのコンコースには、いずれも凝ったデザインが施されており、その美しさは息をのむほどだ! -
左はサンクトペテルブルクの共通交通ICカード、右側はモスウワの共通交通ICカード「"ТРОИКА" トロイカ」
地下鉄駅巡りには、SUICA と同じようにチャージして使う共通ICカードを利用した。これらのカードは、それぞれの都市の地下鉄、トラム、バス、トロリーバスに共通運賃で利用できる。
モスクワの地下鉄の場合、1・2回券を購入すると運賃は乗車1回55ルーブルだが、トロイカカードを使用すれば37ルーブルと割安だ。(2018年5月現在)
運賃は、距離に関係なく固定制で、乗り換え可能駅で何度乗り換えても、出口を出るまでは1回とカウントされる。 -
Android 版 [Yandex metro] の画面
モスクワの地下鉄を乗りこなすためには必須のアイテムだ!
赤色が1号線、緑が2号線、濃い青色が3号線、茶色の円形は5号(環状)線
乗り換え可能駅は楕円で表示されている。5号(環状)線の12駅は全てが乗り換え可能駅となっている。
最初に、ホテルの最寄り駅、2号線の「チアトラーリナヤ」駅から3号線の「革命広場」駅に徒歩で移動して、主な駅を見て回ることにした。 -
3号線「革命広場」駅
この駅では、コンコースとホームを支えるすべての柱の台座に、社会主義を題材にしたブロンズ像が設置されている。 -
犬と国境警備隊員をモチーフにしたブロンズ像
犬の鼻の部分がピカピカに輝いている。この犬の鼻に触ると幸運が訪れると人々に信じられていて、この駅で乗降する乗客たちが、よくこの犬の鼻を触って行く。なので、鼻の部分が磨かれて輝いているのだそうだ!
確かに、しばらく見ていると、みんな犬の鼻をなでて立ち去っていく。(笑) -
地下鉄5号線(環状線)の車内
この日は、まだクリスマス休みの企業が多く、地下鉄の車内は空いている。 -
3号線「電気工場」駅
かつて、駅の近くに電球工場があったことが駅名の由来。天井には多数の電球が埋め込まれている。 -
5号線「コムソモーリスカヤ」駅
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5号線「平和大通」駅
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5号線「ノヴォスロボーツカヤ」駅
たくさんのステンドグラスが柱に施されていて美しい。 -
5号線「キエフスカヤ」駅
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3号線「キエフスカヤ」駅
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8号線「戦勝公園」駅
この駅は、連絡通路でつながる3号線の「戦勝公園」駅とほぼ同じデザイン。両駅はモスクワの地下鉄で最も深い地下84mの深度に敷設されていて、地上から高速のエスカレーターを乗り継いでも3分以上かかる。 -
3号線「アルバーツカヤ」駅
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新線「ミンスカヤ」駅
2018年に新しくオープンした駅なので、デザインも斬新なイメージだ! -
地下鉄の車輌
かつてはブルー系の塗装の車輌が多かったが、最近は派手な全面広告が施された車輛をよくみるようになった。
■モスクワの地下鉄の乗り方や見どころをブログにまとめていますので、よろしければご一読ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2016/03/25/200118 -
赤の広場
地下鉄駅巡りの後は、カフェで一休みしてから、クリスマス~新年モードの赤の広場へ向かう。 -
赤の広場 写真右側の建物は国立歴史博物館
この時期、赤の広場には毎年、特設のスケートリンクが設置される。 -
グム百貨店の飾りつけ
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グム百貨店 店内
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店内には、クリスマス~新年の飾りつけが施されている。
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トベルスカヤ通り沿いのイルミネーション
日が暮れ始めた夕方、イルミネーションを眺めにモスクワのメインストリート トベルスカヤ通りを歩いてみた。
北緯55度の高緯度に位置するモスクワの冬は厳しく、長い夜に加えて日中も曇天の日が続くため、冬の間の日照時間は極端に短くなる。精神衛生上の配慮もあってか、年末~クリスマスのモスクワの街は毎年、華やかなイルミネーションに彩られる。 -
モスクワ市庁舎前のクリスマスツリー
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モスクワ市庁舎向かい側の広場のイルミネーション
モスクワ市庁舎向かい側の広場には、毎年、巨大なクリスマスイルミネーションが設えられる。 -
ロシア連邦下院議会庁舎 玄関前の巨大なクリスマスツリー
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劇場広場
ボリショイ劇場本館前の広場にも、毎年、巨大なイルミネーションが設置される。 -
ロシア料理のレストラン「"Старая Башня" 古い塔」
モスクワ滞在最後の夕食は、長女お薦めの伝統的なロシア料理レストラン「古い塔」へ行くことにした。このレストランは、赤の広場のすぐ目の前、メトロポールホテルへも徒歩で3分ほどの距離にあり、まさにモスクワの中心だ。 -
店名のとおり、円形の店のインテリアは、まさしく「古い塔」を彷彿させる。
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サラダ
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ロシア料理の定番「ボルシチ」
ビーツの赤色が鮮やかだ! 手前のサワークリーム(ロシア語では"スメターナ")をとかしていただく。お味も美味だ! -
こちらもロシア料理の定番「ビーフ・ストローガノフ」
お肉はもちろん、付け合わせのマッシュポテトも美味しかった。
この店では、シェアして食べる料理は、ウエイターさんがそれぞれのお皿に手際よくよそい分けてくれる。こういう場合はお会計の時に、感謝の印としてチップを添えるのがよい。このお店では500ルーブルを添えてきた。 -
◆1月9日(火) 朝
メトロポールに2泊した後、9時半にホテルをチェックアウトして空港へ向かう。復路は、最寄りの地下鉄2号線「チアトラーリナヤ」駅から2号線の電車に乗車、シェレメチェボ空港行きのアエロエクスプレスに接続する「ベラルースカヤ」駅へ向かう。 -
通勤時間帯なので、地下鉄の車内はけっこう混んでいた。
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ベラルーシ駅舎(鉄道のターミナル駅)
10分ほどでベラルースカヤ駅へ、地上に上がって鉄道のベラルーシ駅へ移動、アエロエクスプレスでシェレメチェボ空港へ向かう。 -
ベラルーシ駅 アエロエクスプレス券売機
運賃は、シェレメチェボ空港駅まで普通席500ルーブル、ビジネスクラス1000ルーブルだ。(2018年5月現在) -
ベラルーシ駅 アエロエクスプレスホーム
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今回は、ちょっと贅沢をしてビジネスクラスに乗車
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およそ35分でシェレメチェボ空港駅に到着、渋滞の心配がないのでとても便利。
自動改札機のセンサーにチケットのバーコードを読み取らせるとゲートが開く。 -
シェレメチェボ空港Dターミナル 出発フロア
シェレメチェボ空港はロシアのフラッグキャリア、アエロフロートロシア航空のハブ空港である。第1旅程の復路は、まずフィンエア(JALのコードシェア便)でヘルシンキへ飛んで、JALの成田行き(JL414便)に接続する旅程とした。
シェレメチェボ空港 Dターミナルにもクリスマスツリーが飾られていた。 -
Dターミナル チェックインカウンター
フィンエア運行のJALとのコードシェア便(JL6862便)でヘルシンキへ。新年の空港は旅行客で混雑していた。 -
モスクワ シェレメチェボ空港 ビジネスラウンジ入口
今回は、利用するエアラインをワンワールド加盟エアラインで統一したので、乗り継ぎの各空港でワンワールドのラウンジが使えるのがありがたかった。 -
シェレメチェボ空港のビジネスラウンジはシンプルだが、しばしくつろぐには十分だ!
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ヘルシンキ行きのフィンエアの機材はナローボディの長胴型 Airbus-a321。
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フィンエア Airbus-a321機内
搭乗口で迎えてくれたフィンエアのCAさんには「こんにちは~!」と日本語で挨拶された。この便はJALがコードシェアしているので、日本人がよく利用するのだろう。 -
モスクワからヘルシンキまでは、羽田-福岡とほぼ等距離。モスクワを出発しておよそ2時間、フィンエア機はヘルシンキのバンター国際空港へ到着した。到着時、ヘルシンキは晴天だったが、滑走路の除雪車部隊に出迎えられる。
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バンター空港 ビジネスラウンジ
接続するJAL414便・成田行きの出発までのトランジットではあるが、パスポートと手荷物の検査を受けてから、シェンゲン協定外の国への出発エリアへ進む。
成田行きの出発までおよそ3時間、ひとまずラウンジに入り、軽食とワインなどをいただく。 -
バンター空港のラウンジは食事も美味しく、静かで快適だ。
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成田行きJAL414便は定刻どおり17時に出発、最新鋭の B787-9型機はほぼ満席だ。
JALはエコノミークラスでも座席が広くて機内食も美味しく、機内で快適に過ごせるのがうれしい。 -
およそ9時間のフライトを経て、定刻よりも早く成田へ到着。
この後、バスで羽田へ移動して新千歳に戻れば、今回の3泊6日(機中泊2泊)のロシア弾丸ツアー(冬旅)も終わりとなる。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は第2旅程を投稿します。少しでも参考になれば幸いです。
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この旅行記へのコメント (7)
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- tamaemonさん 2020/08/16 00:02:37
- 懐かしく拝見しました!
- yk-papaさん、ロシア旅行記、気になって拝見いたしました!
もうだいぶ前ですが、母とロシア旅行に行った時のこと思い出しながら拝読致しました。
JALでモスクワ入りして、移動しながら観光、サンクトペテルブルグから夜行電車でヘルシンキへ行き、そこからJALで日本へ帰るツアーに参加したのですが、目玉はモスクワでボリショイ劇場でバレエ、サンクトペテルブルグで地元のおばさん風のダフ屋さんから購入したマリンスキー劇場のチャイコフスキーのオペラ、エフゲーニオネーギンを観れたことが感激でした!小学生の頃に聞いたピアノコンチェルト1番が印象的で、大好きな作曲家の1人です。やっぱりレベルの高さに圧倒されました。
チャイコフスキー・コンサートホールのジャズ、不思議な感じもしますが、人気なんですね。チケットを売りに来られた方も助かりましたね。
私も何十年も前ですが、ウィーン楽友協会でクリスマスコンサートがあるということで、完売とは聞いていはいたのですが、昼間にもしやとチケット売り場に行ったところに同じように売りに来られた夫人から価格も聞かずに15000円なら出せると話したら、売ってくださいました。よく見たら35000円ほどしていたので、びっくり!申し訳ないことした思いでしたが、あの頃はネットも普及していなかったので、情報も売買も現地でしか入手できなかったのが、逆に幸いしました。
モスクワの地下鉄、私が行く寸前に地下鉄でテロがあり、博物館のような地下鉄駅も楽しみにしていたのですが、乗ることができなかったのが悔やまれ、yk-papaさんの美しい写真、やっぱり実物見てみたいですね。
またいつかゆっくり行ってみたいロシア、普通の生活に早く戻れること祈ってます。
フォローもありがとうございます。
音楽も共通点がありそうですので、今後ともよろしくお願いいたします!
tamaemon
- yk-papaさん からの返信 2020/08/16 11:07:13
- Re: 懐かしく拝見しました!
- tamaemon さん、こんにちは。
こちらの旅行記にもコメントをいただき、ありがとうございます。
モスクワ-サンクトペテルブルク-ヘルシンキは空路と陸路の両方が使えて便利に移動できるので効率的な観光コースがつくれますよね~!
tamaemon さんはウイーンの学友協会でのコンサートを鑑賞されたとのこと、とても羨ましく思いました。一度でいいからニューイヤーコンサートを生で体験できると素晴らしいのですが、とても無理な話なので毎年テレビとブルーレイで我慢しています。(笑)
自分は中欧にはまだ行ったことがないので、コロナが終息したら、是非ウイーンとプラハ(音楽鑑賞の旅)にも行ってみたいと思案中です。多分、ヘルシンキ経由になるのかな~~。そのときにはまた、ご助言、よろしくお願いしますね!
yk-papa
-
- Daisyさん 2019/02/06 23:05:18
- とても参考になりました!
- はじめまして。
6月にサンクトペテルブルクとモスクワに行くため現在情報収集中でしたのでyk-papaさんの旅行記が大変参考になりました。
マリインスキー劇場、サプサン号、メトロポールホテル、地下鉄めぐり、どれも興味のあったことですし、ご紹介されていたサイトもこれから拝見しようと思います。
分からないことが出ましたら伺ってもよろしいでしょうか?
今後も第2旅程の旅行記も含めてまた拝見させていただくと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。
Daisy
- yk-papaさん からの返信 2019/02/07 07:54:58
- コメント、ありがとうございます。
- Daisy さんへ
コメント、ありがとうございます。
モスクワとサンクトペテルブルクへのご旅行を計画中とのこと、今から楽しみですね!
私事ですが、現在、娘がモスクワに留学している関係で、概ね1年に2回の頻度でモスクワに出かけています。モスクワとペテルブルクの見どころなどをブログで紹介していますので、よろしければご一読くださいませ。「留学情報」というタイトルをつけていますが、大半は観光スポットに関する情報です。深い位置のブログの記事も縦覧できるようにポータルサイトをつくっていますので、URLをお知らせしますね。サイトの中に、参照しておきたいオフィシャルサイトのリンク集も用意していますので、ご旅行の計画づくりの参考になれば幸いです。
それでは、これからも情報交換など、よろしくお願いしますね!
yk-papa
https://www.triprussia.info/
- Daisyさん からの返信 2019/02/09 00:22:37
- RE: コメント、ありがとうございます。
- yk-papaさん
お返事ありがとうございました。
そしてポータルサイトのご紹介もありがとうございます。
まず、サプサンの詳細情報とロシア鉄道のオフィシャルサイトを拝見し、サンクトペテルブルク→モスクワのサプサンの時刻を調べてみました。
90日以上前なのでまだ購入は出来ませんでしたが発売時期になったら早速購入しようと思います!
ところでお嬢様はモスクワ音楽院にご留学中なのですね。
世界3大音楽院のひとつで学ばれていらっしゃるなんてとても素晴らしいですね!
以前ピアノを少し習っていたのでクラシック音楽が好きで、チャイコフスキーは好きな作曲家、特にピアノ協奏曲第1番は好きな曲です。
モスクワ音楽院のチャイコフスキーの銅像も見に行きたいと思っております(^^)
また、よろしくお願いいたします!
Daisy
- yk-papaさん からの返信 2019/02/09 10:51:11
- RE: RE: コメント、ありがとうございます。
- Daisyさん、こんにちは。
返信、ありがとうございます。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、ラフマニノフの2番とともに、私も大好きな曲です!
チャイコフスキーの1番は、今年の1月にモスクワ音楽院の大ホールで聴いてきました。
先ほど、今年1月の旅行記もアップしましたので、お時間がありましたら眺めてみてくださいませ。(↓)
https://4travel.jp/travelogue/11454386
ところで、6月に渡航予定と伺いましたが、ホテルなどはもうご予約されましたか?
今年は、4年に1度開催されているチャイコフスキー国際コンクールが6月17日〜29日まで、モスクワとサンクトペテルブルクで開催されます。サッカーのワールドカップほどではありませんが、この時期はいつもよりホテルが混みますので、もし渡航時期が重なるようでしたら、お早目のご予約をお薦めします。
一方、エアラインの方は、4月からJALが増便されて毎日運航となるので、アエロフロートとともに2社のデイリー運航となり、予約は取りやすくなると思われます。
何かお役に立てることがありましたら、どうぞご遠慮なくご質問くださいね。
では、素敵なご旅行となりますように!
yk-papa
- Daisyさん からの返信 2019/02/09 21:53:41
- RE: RE: コメント、ありがとうございます。
- yk-papaさん
お返事ありがとうございました。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番も美しい曲で大好きです。
ソチ五輪では浅田真央ちゃんが伝説のフリーを演じた曲でもありますね♪
色々とアドバイスありがとうございます!
今年1月の新しい旅行記もまたまた興味深くじっくり拝見させていただきましたので、続きはそちらの方でご連絡させていただきたいと思います。
よろしくお願い致します!
Daisy
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