2018/09/15 - 2018/09/22
181位(同エリア1120件中)
NATTYさん
- NATTYさんTOP
- 旅行記109冊
- クチコミ80件
- Q&A回答1件
- 252,294アクセス
- フォロワー17人
エアーからホテルまで全て自己手配、バルセロナは公共交通機関ですが前半はパパりん運転のレンタカーで。
バルセロナ発着便を選んだものの、迷いに迷った行き先。
2ヶ月くらい悩んで・・・
旅の前半は地中海沿いの街が大大大好きな私の希望でカダケスを含むコスタブラバでのんびり。
そして後半は初バルセロナ!のパパりんが行きたがったガウディ建築と街歩きで決まり。
その3は連泊の絶景ホテルライフと街歩き、ダリの家、カップドクレウスなどカダケス中心にゆったり観光。そしてお楽しみのカダケスきっての有名レストラン、Compartirでランチです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはよー。今朝も夜明け前に起きてしまったゾ。
-
ちょっと曇りがちなのかな。
こちらのホテル、朝食はな、なんと9時スタートという。
ヨーロッパのラブラブバカンス中のカップルにはちょうどいいかな。
でも50代カップルには間が開きすぎー。 -
てなわけで、「朝食前なら旧市街の車の走行も問題なかろう。」
という絶景ハンター(私)の判断で、海側からカダケスの街が見えそうなポイント目指してやってきました。 -
湾の奥に白いカダケスの旧市街。
カダケスは小さな漁師町だったけれど、1900年代白い町並みが気に入ったセレブたちがやってくるように。
その中で有名なのが画家ダリ。 -
今日は彼が亡くなる直前まで住んでいたこだわりの家に行く予定。
岩場の向こうカダケス大聖堂が。
でも山の雲が邪魔-。 -
望遠で。
結局あまり撮れ高なくホテルへ戻る。
道は全然空いてたので、天気さえ良ければ早朝車で来るのはアリかと。 -
ホテルの上の段の駐車場からロビーへ向かう階段。
キョウチクトウとカダケスの街。 -
ロビーの上の階はこんな風に広いテラス席だったんだ。
宣伝すれば、これ以上無い絶景カフェとして人がいっぱい来そうだけどなあ。 -
海から見るカダケスもキレイだけど・・・
やっぱここから見下ろすのには負ける。 -
Hotel Arrelsからのビューとアングルが最強じゃないかと!
いったい何枚撮ったことか。 -
朝日に輝く。神々しささえ感じる。
朝食まで飽きずに眺めてた。 -
とかいいつつ、8時半頃に自宅からやってきたナンダさんとティトさん夫婦に気を遣ってもらい早めに朝食スタート。
「いやいや、wifiしてるし気にしないで-」って言ったんだけど、すんまそん。 -
ティトさんはシェフで、街にレストランも所有。
昨日のランチで教えてくれたCanRafaではなく、CanTitoって店だと後で知った。
私たちがシーフードパエリア!!と言ったので、よりおすすめの店を教えてくれたみたい。
なんて素晴らしい!
お客のニーズに応える、サービスの本質です。
そのティトさん自ら調理したハーブのきいたチーズオムレツ。
野菜いっぱいで地中海らしくて、美味しいよう。 -
卵料理は色々選べます。
パパりんはハムエッグ・・・生ハムじゃー。
こちらも出来たてでほんと美味しい。
あと一泊あったら、絶対ティトさんの店にも行ったわ。 -
パンと手作りのキャロットケーキ、チョコケーキ。
これはナンダさんのお手製。
甘すぎず、家庭的でとても美味しい。
明日はパンなし、ケーキだけにしよ。 -
9時過ぎには再び車で出発。
20分ほどで行ける国立自然保護区のカップドクレウス(クレウス岬)へ。
途中から家が一軒もなくなり、ごつごつとした岩だらけの風景に。 -
やや狭い、センターラインの無い舗装道路。
時々観光バスが来るから気をつけて運転。 -
ライオンのような形に風化した岩。
カダケスのすぐ近くなのに月世界に来たみたい。 -
カップドクレウス到着。
平日で(スペインにしては)早い時間なのに結構車が来てる。 -
木が全く無い、不思議な景観。
断崖絶壁が海へ落ち込む。 -
まさにコスタブラバ(荒涼海岸)!
突端好きのパパりん、気をつけて-。 -
誰かが積んだ石のむこう、遊覧船も来てます。
-
灯台の建物内にトイレあり。
-
崖の下に人がいる!
-
あんなとこまで下りたんだ-。
シークレットビーチってとこかな。
水がすっごい透明です。 -
岬にはカフェも。
トレッキングでカダケスから3時間くらい歩いて来る人も。
晴天なら絶景続きのコースと思われ。
でも本格的な装備が必要です。 -
日が差して、海がキラキラと。
-
ユニークな景色で、絶好のドライブコース。
入り江には遊覧船が来てるので、カダケスやローゼスの街から船で来ることもできそう。 -
お次はシュールレアリスムの画家、サルバドール・ダリの家。
ポルト・リガットという小さな入り江に建つ。
この地で、溶けた時計が象徴的な彼の代表作「記憶の固執」が描かれた。 -
カダケスのはずれの小さな漁村だったが、この景色を気に入って晩年の40年間を過ごした。
そんなダリの家は予約制で、1週間前にチケット予約しようとしたら、午前中はすでに売り切れ。
慌てて12時のを押さえました。 -
人だかりが出来てるあの白い家ね!
めっちゃ長い列が出来てるぅ。当日券を求める人々。
予約者は横のドアの前で待つよう指示される。 -
あのドアらしい。
予約時間の15分前には着くことをおすすめ。
10分ごと8名ずつの案内なので、他のダリ美術館よりも枠が限られてます。 -
当日券は閑散期以外ほぼ無理っぽい。
長期滞在なら2,3日後の予約をすることもできるだろうけど。
休館日も多いから、行きたい方は日本で絶対予約!! -
8名きっちり揃い、案内人が言語を確認。
今回はカタルーニャ語と英語。
一部屋一部屋案内人に従って。フラッシュ無し撮影可。
まずは玄関。
あっと驚くシロクマさんがお迎え。 -
いきなりダリワールド全開。
近くで見ると笑ってる-。
ランプの灯りがコワいけど。 -
ダリはこの家を次々に増築・改修して、自分好みに変えたんだって。
ここはお客さんの待合室。
置いてあるモチーフにも形や大きさなどこだわりが感じられます。 -
ダリが大好きだったモチーフのひとつ、白鳥も。
-
飾り窓からはポルト・リガットの入り江。
-
これはあきらかにジャポニズムを感じるなあ。
他にも世界各地から集めた小物たち。 -
大きな窓が2面についたアトリエは入り江が見える。
描きかけの絵もそのままに。 -
ダリの奥さん、ガラの写真が。
ダリより10歳年上ですでに結婚していたが、ダリが一目惚れしたという。
後にダリと結婚し、彼のミューズとなるがなかなかスキャンダラスな女性だった。 -
ガラがモデルとなった作品。
ガラはもっぱらプボル城に住み、若い芸術家たちを囲って、ほぼここには来なかったたらしい。
ダリが訪ねていくときは事前に申請!が必要だったとか。 -
これもガラさんっぽいね。
ガラが80歳で亡くなると、ダリは一切絵を描かなくなったそう。
ちょっとせつない・・・ -
リビングにはこれまたダリ好みのカタツムリの時計。
-
針はヘビというこだわり。
-
入り江を眺める大きな鳥かご。
カナリアが景色を見られるように。 -
まるでフランス王侯貴族のような寝室。
ダリはガラのためにベッド用意してたのに-。 -
古そうな壺のそばに、
-
可愛い子ヤギのぬいぐるみ。
高価で貴重な品々の間に、ところどころぬいぐるみ。
アンビバレンツなダリの精神が垣間見える。 -
1970年代まで実際に使われていたので、設備は結構近代的です。
-
モロッコを思わせる不思議な音響効果の部屋。
-
ダリって昔の人かと思うけど(美術の教科書とか)、ローリングストーンズとか70,80年代のスターとも交流があったと知る。
そして変なひげの印象が強いけど、すごいイケメンだと思うなあ。 -
最後はお庭です。
この家はあちこちに卵のモチーフが飾られていて、卵の家って呼ばれていたんだって。 -
大きなプールはどこかアルハンブラ宮殿を思わせる。
-
ここは座って撮影OKです。わーい♪
-
見学終わり。
40分くらいだったけど、とても面白かった!
なかなかいい面構えの赤ちゃん。
家族連れも楽しめると思います。 -
おばさん、そのボート乗っていいのかなあ。
-
ポルト・リガットには今も漁師さんが。
夏のハイシーズンは賑やかだけどそれ以外は静かな入り江なんだろうな。 -
お昼回ったのでランチと行きたいところだけど、予約は2時しかあいてなかった。
なのでそれまでカダケス旧市街のそばの駐車場に車を停めて(ホテルから坂の上り下りが膝的にちょっと)。
旧市街をゆっくり散歩です。 -
真っ白な壁がいかにも地中海-。
そして風情ある石畳。 -
青い窓枠にブーゲンビリア。
-
絵になるのう。
-
町の中心の大聖堂まで緩い坂道を上って。
(この写真は海から見た大聖堂) -
中は真っ暗。座席には入れない。
でもガラス枠のところに1ユーロ入れると。
わあ!豪華な祭壇がライトアップ。 -
大聖堂前の広場からの眺め。
オレンジの屋根が美しい。 -
ここもプレジャーボートがたくさん。
レンタルもできるんだって。 -
旧市街は地図を見ず、気に入った小道に入っていく。
道は細かく縦横無尽に交差するけど、迷子もまた楽し。 -
海側と丘の上の大聖堂を目安に、何となく目的地につけるはず。
-
この辺りは窓枠が青じゃなくてオレンジなんだ。
-
もっともっと路地を探検したいな。
でも予約が近づいてるから。 -
チーズ屋さん。美味しそう。
見たらお腹が空いてきた。 -
店番にゃんこ。お利口さんね。
-
キョウチクトウと白い町並み。
-
たぶんこの小路を右に行った方がお目当てのレストラン。
昨夜ティトさんが予約入れてくれました。
ティトさん伊・仏語は出来て英語は苦手なんだけど、私のはちゃめちゃスペイン語とちゃんぽんで何とか意思疎通(笑)
「むいかーろ?(高い?)」って聞いたら「ノーノー」って。 -
それがこちら、Compartir。カダケスきっての有名レストラン。
あの伝説のレストラン、スペインキュイジーヌ「エルブジ」の流れをくむとか。
予約いっぱいのお店でもある。
日本で行きたいなあと思ってたけど、ホームページに値段が出てないのよ。
現地での体調もあるし、こちらに来て予約取れれば行こうと。
結構いっぱいのところ、ティトさんの顔で2時に入れたみたい(予約時のスペイン語のやりとりから) -
テラス席が空いたけど、室内とどちらがいいか聞かれて。
30度以上で湿度もそこそこあったので、エアコンのある中と答えたけど。
暗いしあんまエアコンきいてないし、やっぱテラスで、って。
でも嫌な顔せず「OK、OK」 -
テラス席の方が人気でいっぱいです。
メニューを見て隅っこの方に、ティトさんが言ってた Menu degustation(店のおすすめコース) があった!
@75ユーロで、前菜とメインが10皿+デザート3皿だって。
昨夜「むいたんと?(多すぎる?)」って聞いたらティトさんがジェスチャーで小さいお皿だって言ってたなあw -
お腹も空いたしせっかくなので、そのおすすめのコースにする。
多分この旅で一番いいレストランになるだろうから。
事前調べでバルセロナの有名レストランは@300ユーロ!とか、恐ろしすぎる値段だったし。
ゆずの香りの食前酒はサービス。 -
まず来たのが、スイカとガスパチョのソルベ。
二人で一皿をシェアするので、このサイズなら全然大丈夫ね!
この組み合わせ、意外にも合う。 -
鰯のマリネとフルーツ。
さっぱりで日本人好み。 -
これはマグロのタルタル。
見た目も美しいこの店の看板メニュー。
フレンチの牛肉のタルタルをアレンジしたもの。
新鮮で美味しいー。少し和のテイストも感じる。 -
手作りアンチョビのカナッペは、ほんのり甘いフロマージュブランをのせて。
塩気と甘みが口中で融合する。 -
これもチーズ?と思いきや。
ポテトのムースとエビが混ざると高級なポテサラのお味。 -
スペイン名物のマテ貝とアスパラ。
-
デザート・・・ではなく、半熟卵とポルチーニ茸のカルボナーラ風。
濃厚で美味しーい。そしてこの分量がちょうどいい。 -
お肉は子羊のフィレ。
丸いのはコーンポタージュ味のジュレ。
もう一つお肉があったけど撮り忘れ。 -
デザートは真っ白な雲みたいなメレンゲ。
中を見るとマンゴーとフランボワーズソースがたっぷり。 -
夏のティラミス、コンパルティール風。
さすがにこの辺でちょっとお腹が苦しくなってきた。 -
最後は小さなチョコとコーヒーで〆。
フレンチのフルコースと違い、さっぱりしたものが多く量もそんなに多くないので、日本人でもイケると思います。
味はもちろん最高!! -
ご主人のランチ中ずーっとお利口なワンコ。
Menu degustation というとパリで痛い目に遭ってますが(ヘビーすぎて大食いの我々でもギブ)
ここは多種多様な食材をいろんな調理法で食べられて日本人好み。
サービスも親切でサクサク進み、花マルです。おすすめ。 -
4時過ぎにはホテルに戻ってきました。
-
やっぱり絶景だわ-。
-
湿度があり汗をかいたので、カダケスビューのプールにドボン。
-
その後はホテルの敷地を散策。
広いオリーブの畑の中に建物が点在し、全10室をナンダさんティトさん夫婦とスタッフ数名で切り盛りしてます。 -
ロビーでホテルの猫と遊んだり。
-
オリーブとカダケス。
今日はちと雲が多い。 -
このイスとテーブルもホテル敷地内。
全ての部屋から絶景が楽しめる希有なホテル。 -
夜私がシャワーを浴びてるときにティトさんが来て、「ランチのレストランはどうだった?」と聞きに来てくれたとパパりん。
ええ、わざわざ!?しかもフルーツサラダまでサービス。
なんておもてなし精神!!(感涙) -
いやあほんとに素晴らしい。
ご夫婦が一生懸命ホテル経営を頑張ってる。
クチコミにやたら二人への賛辞が多くて、気になってたがこういうことか。
国を問わずおもてなし精神には感動するのね。
今夜も軽めに部屋で済ませたけど。
フルーツサラダを頂きながら、とてもいい夜でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
NATTYさんの関連旅行記
スペイン の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
99