スペイン　美しきコスタブラバとバルセロナ8日間　その２

2018/09/15 - 2018/09/22

エアーからホテルまで全て自己手配、バルセロナは公共交通機関ですが前半はパパりん運転のレンタカーで。
バルセロナ発着便を選んだものの、迷いに迷った行き先。
2ヶ月くらい悩んで・・・旅の前半は地中海沿いの街が大大大好きな私の希望でカダケスを含むコスタブラバでのんびり。
そして後半は初バルセロナ！のパパりんが行きたがったガウディ建築と街歩きで決まり。

その２はコスタブラバをのんびりドライブ。途中かわいい中世の街パルにも立ち寄ります。目指すは芸術の街カダケスの絶景ホテル。絶品パエリヤも。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはよー。がんばって起きたぞ。
ってか時差ぼけで朝5時に目が覚めた。
サマータイムだから6時でもこんな暗い。

日の出は7時頃かなあ。
待ってると少し明るくなってきました。

ちょこっと雲がある・・・てかあの木が邪魔だわ。

！！そういえばこのホテル屋上テラスに行けるんだっけ。
慌ててカメラ持って部屋を飛び出す私。

よし、何とか間に合った。
日の出見えるかな－。
それにしても美しい夜明け。

出てきたあ。
きれーい！！

停泊中のボートのシルエットがくっきり。

美すぃーー。
しばしうっとり。

完全に夜が明けました。
てことはそろそろ朝食タイムね。
一階のレストランへ。

皆さん結構早いね－。
てかこんなにお客さんいたのね。
きっとここに一週間とか滞在するんだろうな。

やっぱり外のテラス席が良いな。
まだそんな暑くないし。

生ハムやチーズ、スクランブルエッグにヨーグルトなど。
海を見ながら朝食。
ちょいまぶしいけど。

ここはホテルのディナー専用レストラン。

海を見下ろす、絶景レストラン。
夕べここでも良かったかな？
でも21時頃には寝る体制だったから無理やねｗ

9時にはホテルをチェックアウト。
15分ほどドライブして向かったのは絶景と噂の、

サンセバスチャン岬へ。
古い砦が現在は高級ホテル。
ここも泊まってみようかと思ったけど、あまりに周りに何もなさそうで。

北側はこんな断崖絶壁が続く。
コスタブラバとは荒涼海岸って意味らしい。
岩場が荒々しくも美しい海岸線。

手前はサボテンの実がなってる。

南側は夕べのパラフルジェールの街が見える。
突端に砦がある半島の向こう側。

快晴で海の色の美しいこと。

まさに地中海ブルー。
この絶景ポイント、花マルおすすめです。

30分ほど走り、やってきたのは内陸の小さな村、パル。

独特の黄色い石造りが可愛い、中世から続く村です。
人が少なくて絵本の中みたい。

小さな村なので1時間もあれば十分見て回れます。

パラフルジェールに滞在して、リゾート楽しみつつこういう村を観光するのもいいよね。

ゴミ一つ落ちてない、本当にキレイな村。

カフェやレストランもある。

このアーチ素敵。

ここはお土産店も垢抜けてひと味違うお店が多かった。

このカラフルなヘルメットも革張りでオシャレ。

長ーいサボテン。鉢もかわいい。

つたに覆われた家。

地元民以外は車禁止なので村の入り口手前の有料駐車場へ。
パトカーと古い町並み。

まんま絵になるよね。
人が少ないのがいい。

教会はどこでも町の中心です。

教会前の雰囲気あるお店に入ってみた。

陶器欲しいなあ。
でも日本まで無事持ち運べるか・・・

全て手作りなんだって。
お値段も高くないし、いい記念になるかも。

パパりんお気に入りの、この栓抜き付きビールの飾り板を買いました（猿じゃない方）ｗ

こちらのお店はトカゲモチーフが多い。
どのお店も個性的でセンスも良いです。

まだ序盤なのにＴシャツ、コルク製ポーチなど数点お買い上げ－。

旅行はやっぱ財布がゆるむわ。
一時間半ほどそぞろ歩いたので、車へ戻ります。

ドライブ中見えた山の上の古城をパチリ。

そうそう、車があるうちに地元スーパー寄っておこう。
日持ちしそうなものなら、スーツケースに入れておけるし。

最終的にはバルセロナで買うけど、徒歩移動で大荷物は大変だから。
ばらまき用チョコや自宅用缶詰、ワインなど購入。

再びカダケスに向けて北上します。

カダケスは画家ダリが愛した白い街。
ヘアピンカーブが続く道を2時間ほど。

再び地中海が見えてきて、

段々オリーブ畑を入っていくと。

着いたー。Hotel Arrels。
ここは夫婦で経営する、オープンしてまだ2年の新しいホテル。
Booking.comでカダケスでもとにかくクチコミが良くて。

カダケスは古い街なので、ホテル自体が少ない上、人気なのでお値段高め。
そして駐車場が無いホテルがほとんど。
ここは車も問題なく停められるし。

これ以上は入れないみたいだから私が歩いてフロントへ・・・って

何ですかーーー。この絶景！！

ちょっと想像以上。

思わずチェックインの前に動画を撮ってしまった。
動画は一生の宝物です。

ＣＭか。絵画か。
素敵すぎるーーー。

フロント前から。
何度でもいう。素敵すぎるーーーー！

優しい笑顔のマダム・ナンダが英語で詳しく色々説明してくれる。
夜10時以降フロント無人になるけど、門扉の開け方（暗証番号）とか、「夜中でもなにかあったら連絡してね！」と二人の携帯番号まで。
日本人のクチコミが皆無でちょっと心配だったけど、杞憂でした。
この後ももてなしとはこういうことかと、日本人の私が感じ入ったくらい。

ロビー兼朝食レストラン。
いつでも好きなとき使えます。

2時を回ったけどお昼がまだ、といったら街のおすすめレストランをシーフードはここ、タパスはここ、って詳しく何軒か教えてくれて。
部屋ももう出来てるからどうぞって。

フロントそばの2号室。
スーツケースが重いので階段が無い部屋をあえてアサインしてくれたみたい。
もちろん海と旧市街ビュー。
ブラインド、パーテーションもあり前を通る視線が気になるときに。

バスルーム広々。
シャワーのみの部屋しか無いけど、大きなレインシャワーで快適空間。

部屋の専用テラス。

やっぱり絶景過ぎて、ため息しか出ないわ。

テラスの横に小さいけどキレイな水のプールもあるし。

これで１泊朝食付きダブルが130ユーロ！

街中まで坂を下って10分もかからないし。
2連泊いうことないっしょ。

しかし極限にお腹が空いた。
さっそく教えられた坂道を下って、街へ。

あらサボテンの実がたわわ。

柿みたいな味でタネがいっぱいあるんだよー、とパパりんに教える。
サボテンの実と絶景のコラボ。

なんつってたら、そのあと細かーいトゲが指にいっぱいささって難儀した。
うかうかと触ってはいけません。

すっごい下ってきた。これを帰りのぼるのか・・・とほほ。

下りと空腹で目が回りそう。

教えてもらった海のそばのシーフードレストラン、Can Rafa です。
もう3時半だし、さすがに空いてるでしょ－。

と思ったらまだまだ大盛況。
近隣の他のレストランはスカスカなのに。
期待度アップ－。
なんとか中に着席。

私はもっぱら炭酸水。
ここのはボトルもオシャレでしょっぱくなかった。
そして運転終わりのパパりんはスペインのシャンパン、カバで。
おつまみのオリーブも美味しい。

Menu del dia @18ユーロから。

パパりんはミックスサラダ、私は大好きなガスパチョ。

ガスパチョがどんぶりサイズ。
でもしょっぱすぎず、めちゃうまーい！
ここのパンコントマテ、カリカリでトマトとオリーブの塩梅がめちゃくちゃ美味しかったなあ。

そ・し・てお待ちかねのパエリヤーー。
ボリュームがはんぱなーい。

定番のムール貝とエビ、ちょっと赤っぽいなあと思ったらタコがふんだんに入ってる。
海鮮のだしとごはんの固さ、今まで食べたシーフードパエリヤで一番でした。

本場のパエリヤは結構油が多くてヘビーなので、前菜やデザートはさっぱりめがおすすめ。

パパりんは酸っぱさが刺激的なレモンのソルベ、わたしは見た目より甘くて美味しいメロンで〆。

パパりん「スペイン、今まで行った国の中で一番美味しい」だって！
このお店を教えてくれたナンダさんに感謝。

食後は軽く海辺を散歩。

遊覧船で海からカダケスを見るのもいいなあ。
と思ったが9月半ばはバカンスシーズン終了の時期で、スケジュールが合わず残念。

ゆるゆる坂を上って、帰ってきました。
できるだけこの眺めを楽しめる欲張らないスケジュールにしよう。

明日はここから車で10分のダリの家と、カダケスを反対側から見れるところへ行きたいな。

wifiはロビー周りのみで、部屋では使えない。
でもこの眺めを楽しみながらするＳＮＳもおつなもの。

スペイン人並みの遅いランチだったので、今日の夕食は持って行った日本食で軽く。

とっぷりと暮れたカダケス。
明日も晴れるといいな。