2018/09/29 - 2018/09/29
232位(同エリア5445件中)
+mo2さん
今月は月初と月末に名古屋に行きましたが、近くまで行く用事があったので、かねてから気になっていたヤマザキマザック美術館を訪ねました。
ヤマザキマザック美術館は、工作機械メーカーであるヤマザキマザックの創業者である山崎照幸氏が収集した美術品コレクションを展示するために2010年に開館された美術館です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
PR
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地下鉄新栄町駅に直結しておりアクセス抜群で、素晴らしい作品の大半の写真撮影が許可されていました。
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展示室は、それぞれの時代を彷彿させる優美な内装です。
入り口で作品解説の音声ガイドを無料で借りることができ、じっくりと好きな作品を鑑賞することができます。5F展示室は、ロココからエコール・ド・パリまでの作品群をおおよそ時代順に部屋ごとに展示されています。ヤマザキマザック美術館 美術館・博物館
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ジャン・アントワーヌ・ヴァトー「夏の木陰」1715年頃
ジャン・アントワーヌ・ヴァトーは37歳で早逝したが、18世紀フランスのロココ様式を代表する画家としてロココ絵画に多大な影響を与えた存在。ヴァトーの典型的な田園に集い愛を語り合う若い男女を描いた雅宴画。 -
ジャン=パティスト・パテル 「野営」製作年不詳
パテルはジャン・アントワーヌ・ヴァトーの数少ない弟子の一人で、師が創始した「雅宴画」の後継者。兵士を描いた本作品は厳密には雅宴画といえませんが、初期ロココ絵画の美と様式を典型的に示した作品。 -
ジャン=パティスト・パテル 「行軍」製作年不詳
パテルの作品は、国内では国立西洋美術館や東京富士美術館にも所蔵されています。 -
ニコラ・ランクレ「からかい」1736年
ルイ15世の王妃マリー・レグザンスカ王妃のヴェルサイユ宮殿にある居室に飾られていた作品。眠っている農夫と彼を起こそうとする羊飼いの娘が描かれた楽しい作品。 -
ジャン・バティスト・シメオン・シャルダン「兎と獲物袋」1736年
ジャン・シメオン・シャルダンは、ロココ美術全盛の18世紀フランスの画家ですが、甘美で享楽的なロココ様式とは一線を画した作風で静物画、風俗画家として活躍しています。ルーヴル美術館でも彼の野兎の静物画をみた記憶があります。 -
ジャン=バティスト・グルーズ「犬と遊ぶ子供」1767年頃
ジャン=バティスト・グルーズ は、フランスの画家。宮廷風俗を描いた同時代の他の画家と違い,市民生活に題材を求めた風俗画を多く描いており、当時は絶大な人気を誇っていましたが、その後19世紀末には忘れられた画家として低い評価を受けていたそうです。可愛い作品ですね。 -
ジャン=バティスト・グルーズ「少女の頭部像」製作年不詳
同じくクルーズの作品。長くロスチャイルド家のコレクションで、ロスチャイルド家に所蔵されていた当時は、グルーズが描いた「少年の頭部像」と一緒に壁に掛けられていたそうです。 -
素晴らしい美術館ですが、他にお客さんいなく貸切状態でした。
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ジャン=マルク・ナティエ「狩りの衣を着たマイイ伯爵夫人」1743年
この肖像画の主人公、マイイ夫人ことルイーズ=ジュリー・ド・ネールはネール姉妹の長女ですが、5姉妹のうち4人が国王ルイ15世の愛妾として名をはせています。 -
ニコラ・ド ラルジエール「ジャッソ夫人とふたりの子供」1707年
ニコラ・ド・ラルジリエールは、17世紀後期から18世紀中期までのルイ14世、15世の時代に活躍した画家で、当時において最も成功した肖像画家として知られています。作品のジャッソ夫人とは、マリー=アンヌ・マドレーヌ・クタールであり、彼女は、ルイ14世の秘書官であり、美術や文芸の熱心な愛好家として知られるガブリエル・クタールの娘。 -
フランソワ・ブーシェ「アウロラとケファロス」1745年頃
フランソワ・ブーシェは、18世紀に活躍したロココの代表作家の一人。この大きな作品は、ルイ15世の愛妾ポンパドール侯爵夫人の邸宅ベルヴュー宮に飾られていたものだそうです。 -
フランソワ・ブーシェ「恋文」1745年頃
この絵は、ルイ15世の寵姫ポンパドール侯爵夫人によって注文され描かれた1745年の5点の田園風景シリーズの1点で、ポンパドール侯爵夫人の邸宅ベルヴュー宮を飾っていたと伝わっています。 -
ジャン・オノレ・フラゴナール「キューピットのささやき」1776-77年
月桂冠を被った優美な若い女性の背後からそっと愛の言葉をささやくキューピッドが描かれたこの作品は、ロココ様式の最後を飾る作家フラゴナールによって、1776年-1777年にかけて描かれたもの。 -
ジャン・オノレ・フラゴナール「警士の解散(ルーベンス作デキウスムス連作より)」1769年
本作はルーベンスによって製作されたデキウスムスの生涯にもとづくタピスリーの連作より「警士の解散」をジャン・オノレ・フラゴナールが模写したもの。 -
エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン「エカチェリーナ・フェオドロヴナ・ドルゴロウキー皇女」1797年頃
エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ=ルブランは、18世紀で最も有名な女流画家であり、ヴェルサイユ宮廷で王妃マリー・アントワネット付きの宮廷画家として活躍したことでも有名。この作品はルブランがフランス革命を逃れ、ロシアに6年間滞在した時に依頼を受けて描いた作品。 -
エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン「リラを弾く女性」1804年頃
この作品は、エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ=ルブランがフランス革命を逃れ、イギリスに3年間滞在した時に制作された作品。 -
ユベール・ロベール「メレヴィル庭園の眺め」制作年不詳
この絵のモチーフとなっているメレヴィル庭園は、フランスで最初期の英国式庭園のひとつ。 -
ジャン=バティスト・ウードリ「果物と野菜の静物」1727年
ジャン=バティスト・ウードリは、画家としてだけでなく、銅版画家、タペストリーのデザイナーとしてもロココを代表する作家の一人です。 -
テオドール・ジェリコー「突撃する近衛猟騎兵の士官」1810-12年
テオドール・ジェリコーはロマン派絵画の先駆者でドラクロワなどにも影響を与えているが、32歳で早世しています。ルーブル美術館に所蔵されている「メデューズ号の筏」で有名。 -
ウジェーヌ・ドラクロワ「シビュラと黄金の小枝(女預言者と黄金の小枝)」1838年
フランスの19世紀ロマン主義を代表する画家であるドラクロワによる作品、1845年のサロンに出品されています。 -
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル「ルイ14世の食卓のモリエ-ル」1860年
新古典主義を代表する画家アングルの作品。本作品はルイ14世と17世紀フランスを代表する俳優で喜劇作家モリエールが王の私室で同じ食卓につく情景が描かれています。 -
ウジェーヌ・カリエール「少女像」制作年不詳
褐色の靄がかかったような独特の絵画手法で知られるウジェーヌ・カリエールの作品。 -
アンリ・ファンタン=ラトゥール「子供の顔」1870-73年
19世紀フランスで活躍したサロン画家アンリ・ファンタン=ラトゥールの作品。 -
ギュスターヴ・クールベ「波、夕暮れにうねる海」1869年
19世紀フランス絵画において、写実主義(レアリスム)運動を率いたことで知られるギュスターヴ・クールベの作品。ノルマンディの海岸の町エトルタにて描かれたもの。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「果物皿」制作年不詳
ルノワールによる静物画。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「母の愛、あるいは息子ピエールに授乳するルノワール夫人」1916年
というこのテラコッタの彫刻は、彫刻家リチャード・ギノの協力により、ルノワール自身の手で仕上げられたオリジナル彫刻作品です。1915年、ルノワールの最愛の妻アリーヌがこの世を去り、その死を嘆き悲しんだルノワールは、妻の思い出をしのぶためにこの作品を制作しています。 -
カミーユ ピサロ「ル-アンの波止場・夕日」1896年
ルーアンは、パリとノルマンディの大港ル・アーヴルの中間に位置するセーヌ河畔の旧都。 -
クロード・モネ「アムステルダムの港」1874年
モネの作品、オランダ・アムステルダムの港が描かれています。 -
アルフレッド シスレー「サン=マメのロワン運河」1885年
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シャルル・デスピオ「フォンテーヌ夫人」1993年
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エドゥアール・ヴュイヤール「アネモネ」1906年
エドゥアール・ヴュイヤールは、19世紀-20世紀のフランスの画家。 モーリス・ドニ、ピエール・ボナールらとともにナビ派の1人に数えられています。 -
エドゥアール・ヴュイヤール「書斎にて」1927-28年
この作品は、パリの社交界で知られていたラウル・ド・リッチ伯爵の妹リヨン夫人の注文を受けて描かれています。画面右の本を読んでいるのがリヨン夫人です。 -
モーリス・ドニ「エウリュディケ」1906年
モーリス・ドニは、フランスの画家でナビ派の一員。エウリュディケとはギリシア神話のトラキアの詩人オルフェイウスの妻で森のニンフ。 -
モーリス・ドニ「聖母月-あるいは春の風景の中の聖母」1907年
聖母月とは5月のこと。聖母子を囲むかたちで女性たちが讃美歌を唄っています。 -
ルイ・ポール・アンリ・セリュジェ「ブルターニュのアンヌ女公への礼賛」1922年
ポール・セリュジエもナビ派の一員。本作品はブルターニュの女侯爵アンヌを主題としています。 -
オーギュスト・ロダン「オウィディウスの『変身物語』」鋳造年不詳
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