【ガチマヤ～の沖縄旅】夏休みの自由研究はやんばるの森で自然観察②

2018/08/21 - 2018/08/29

大人の夏休み。今回もやんばるの森などで見つけた沖縄の花木を紹介します。
珍しい物もあれば良く見る物もありますが、楽しいやんばるの自然の中で、
大人も子どもも楽しい夏休みを過ごしませんか？

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

はいた～い。
今回も沖縄で見られる花や木などを紹介します。
まずはこちら。
タコノキ①

タコノキ②
これと似た木でアダンというのが有りますが、初めて目にする方は間違い探しをするように２つを見比べないと、違いが分からないかもしれません。
それくらい良く似ているのがタコノキとアダンです。

見分け方：
まず幹の下部を見ましょう。
このようにタコ足になっていればタコノキ。

タコノキ③
木の先端の方に枝と葉っぱが有り、アダンと比べるとスラリとしたイメージ。
チアリーダーがボンボンを持っているようにも見えます。

タコノキ④
タコノキは真っ直ぐ上に伸びているのに対し、アダンは横に伸びたり上に伸びたり好き勝手な方向に伸びています。
またアダンは、葉も全体的にボサボサとした感じ。
タコノキは見た目もスラッとしているので良く街路樹に使われますが、アダンは棘もありボサボサとしているため、進入禁止・防風林・雑草のようなイメージがあります。

タコノキ⑤
実(み)は、タコノキもアダンも、パッと見た感じはパイナップル。
私も初めてこの実を見た時は、「あれっ？木にパイナップル？？？」と思いましたよ。

タコノキ⑥
タコノキ・アダン・パイナップルの実を仲良く並べて比較すれば違いが分かるかもしれませんが、実だけ見て何の木か…と言われたら、分かるのはパイナップルだけかなー。

こちらは正真正銘のパイナップル。
思わず「紛らわしいったらありゃしない！」と言いたくなりますが、初めてタコノキやアダンの実を見た人はパイナップルの変わり種だと思うかもしれませんね。

バナナ①
説明する必要もないのですが、たわわに生っているばな～な。

バナナ②
こちらは東村で撮影したバナナですが、形も揃っていて立派。

バナナ③
東南アジアではバナナの花も料理に使うので、市場などへ行くと実以外にも花が積まれています。
また葉っぱも料理を包むために使われたり料理の下に敷いたりしますが、日本では実を食べることはあっても花や葉っぱは使いませんよね。
まぁ出てくるとしたら、エスニック料理店くらいでしょう。

バナナ④
ピンク色がとても綺麗だったので、思わずカメラを向けました。

リュウキュウマツ①
沖縄の松は、私たちが普段見ている松より葉っぱが長くて柔らかい感じ。

リュウキュウマツ②
こちらは海岸沿いに植えてあるものでしたから伸び放題＋伸ばし放題という感じですが、庭園のような場所に植えてあるリュウキュウマツは剪定も行き届いていますので見た目も立派です。

奥間のビーチ。

前の画像を拡大したのがこちら。
残念ながら花は咲いていなかったのですが、葉っぱが軍配の形をしているグンバイヒルガオ。

緑のパパイヤ。
沖縄も東南アジアと同じように、サラダなどで良く使われます。

モモタマナ①
パパイヤに良く似た実ですが、こちらはモモタマナの実。

モモタマナ②
ケールのような葉っぱですが、この木は高さもあり葉も立派でドッシリ感があります。

モモタマナ③
花はかなり小さくて可愛らしいサイズ。
因みにこのモモタマナの木にも、良くフルーツバット（オリイオオコウモリ）がやって来ます。
夜になるとフクギとモモタマナの木を行ったり来たり。
人間の気配を感じた黒い物体が突如木の中から現れるので、逆に人間の方が「うゎっ！」と驚いてしまいます。

青りんごのように見えるのはバンシルー(グァバ)。
実（み）は少し粘り気がありますが、旬のバンシル―は美味しいですよ。
しかしこの美味しさは、人によって評価が分かれるかもしれません。
味が凄くはっきりしている訳でもなければ小さな種も結構硬いので、その辺りが評価のポイントかな…という気がします。

シークァーサー①
たわわに生っていたので、少し頂いてきました。
勿論許可を頂いて…の話ですよ。

シークァーサー②
今の時期のシークヮーサーは色も青く酸味が強いのですが、香りがとっても爽やか。
これから徐々に甘味が加わりますが、ドリンクや料理に使うのであれば青いシークヮーサーがおススメです。

サトウキビ①
ざわわ…ざわわ…ざわわ…♪

サトウキビ②
初めて沖縄を訪れた人はこのサトウキビ畑に感動して良く写真撮影をしていますが、これって結構危険な行為なのですよ。

サトウキビ③
カエルがいる所には蛇がいると言いますが、サトウキビ畑の中にもカエルがいますからそれを求めてハブがやってきます。
特に暑い日中は日陰（サトウキビ畑や草むらなど）に潜んでいるので、草が生えている道を歩く時は真ん中を歩くようにと言われたことがあります。
勿論『やんばる』での話ですよ。
どうしてもサトウキビ畑で写真を撮りたいのであれば、ハブがいない事を確かめてから撮るようにしましょう。

ブーゲンビリア①

ブーゲンビリア②

プルメリア①
サガリバナと同じくらい大好きな花。

プルメリア②
同じ色でも花びらの大きさ・形・中心の色の出具合で、違った印象を与えています。

プルメリア③
ピンボケになってしまいましたが、花びらが丸いタイプ。

プルメリア④
片側だけピンクのラインが入ったもの。
グラデーションが綺麗ですね。

プルメリア⑤
先程と同じ木ですが、色や花びらの形が違うので、本当に同じ木なのかと疑ってしまいました。
このピンクも可愛らしい。

プルメリア⑥
高い位置にあったため、横からの画像になってしまいました。
全体がピンク色の花。

プルメリア⑦
ピンクにオレンジが入ったプルメリアも可愛かったのですが、私の身長では全く届かず。

ハイビスカス①
南の島と言えば、昔はこの花をイメージしていました。

ハイビスカス②
ゴージャスに見えるハイビスカス。
沖縄では仏様にお供えする花、或いは墓地に植える花ですから、家の中に飾るものではないと言われました。
そういう意味では彼岸花と良く似ていますね。
形状は違いますが、ヒガンバナもハイビスカスも共に赤。
仏様は赤を好むのでしょうか？

ハイビスカス③
変わり種なら家の中に飾っても良いけれど…と言われましたが、１日で枯れてしまうため切り花には向いていないようです。
確かにハイビスカスを植えてある家は良く見ますが、家の中に飾っているのは見たことがないかも…。

ハイビスカス④
この花は色により花言葉が違うのですが、ピンクのハイビスカスは「華やか」。

ハイビスカス⑤
このように白・ピンク・赤が混じったハイビスカスなら、どの色で花言葉を決めるのでしょうか？
色の割合で決めるなら白？

ハイビスカス⑥
サガリバナ・ハイビスカス・ドラゴンフルーツの花…どれも見た目はとても華やかですが、人間だけでなく美しい花も短命なのですね。

これは普通のジャスミン。
綺麗に咲いていたので撮影してみましたが、結果はピンボケ…悲しすぎる。

クワズイモ①
ジュラシックパーク編で紹介しましたが、大きく成長した葉はトトロの世界。
これも感動します。

アリアケカズラ①
沖縄で良く見る花。

アリアケカズラ②
こちらはピンク色ですが、あちらこちらに有るという事はそれだけ強い植物なのでしょう。

これ以降は名前が分からないので写真のみ。

花がベルの形をしていたのでスズランの仲間かと思いましたが、花の並びが違うので同じ科ではなさそうです。
馬酔木とも違うようですが、これは図鑑で調べても分からず。
今度ネイチャーガイドさんに聞いてみようっと！

ヤンバルアワブキのような違うような…？？？

良く見る花ですが、これも分からず。

花の形は何となく見覚えがあるのですが、花の名前は分からず。

こちらも良く見かける植物ですが、名前が分からず。

これは雑草なのか、それとも何処からか種が飛んできたのでしょうか？

ネットで調べたら沖縄スズメウリと言う名前で出ていました。
それにしても知らない植物が沢山ありますねー。
今度はどんなモノに出会えるのか楽しみです。

この旅行記へのコメント （1）

• 人見知りのサンタさん 2018/09/30 19:31:31

  ありがとうございました

  いつもありがとうございます。実は私事で恐縮なのですが日本一周のアップ終了後に、体調を崩しまた。9月27日早朝に救急搬送され、検査の結果、脳腫瘍と診断されました。明日、大学病院に転院予定になっております。まだ今は麻痺が治っている状態なので病院のベットから返信している次第です。どうぞ皆様様もお身体ご自愛ください。尚、この書き込みには返信は無用でお願い致します。また4トラでお会い出来る日を楽しみにしております。
  人見知りのサンタ