代々木上原で憧れのモスク見学

2018/09/28 - 2018/09/28

職場のイベントでモスク見学を発見！
アヤソフィアを夢見てイスタンブール行きを計画中に事件勃発、躊躇してる間に情勢はどんどん悪くなり棚上げになっていたので飛びついた！

ホントは文化や宗教、歴史的背景etcの格調高い見学会なんですが…。とにかくガイド付きで礼拝まで観せていただけるというので自戒しながらの参加。

どこまで我慢できるかなぁ…。

団体申し込みならではの夕方から夜にかけてのモスクの様子です。

エリア 代々木(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: その他

代々木上原駅を降りたところでウロウロと迷う。Google様は時に試練を与えるよな。住宅街を抜けるその道を探すのが難しい。

線路沿いを歩いて大きい通りを右折、坂を登って行くと左手にあるっつー簡単なことに帰りに気がつきました。

中へ入ると大理石の床。ロビーはお土産がたくさん売ってます。スカーフの柄なんてチョット見かけない素敵なもの。

パンの良い匂い。ゴマのベーグルのようなのやチョコチップ入りの三角の菓子パンのようなのもあった。トルコはパンが美味いと聞いたことがあるぞ。すぐに買えば良かった。18時で閉店。

無料の飲み物もありました。本日の飲み物はチャイ。あぁ、憧れのチャイ！飲みたかった…

まだまだ理性が勝っています。
いいぞ！頑張れ！オトナなんだからな！

天井にはシャンデリア。きれいなタイル張りの暖炉もある。

いつもならガイドの説明は後ろ頭で聞くんだけど、今日は職場の集団なので勝手には動けない。帰りには真っ暗になってた。激しく後悔。

ロビーの横には図書室兼食堂。
「モスクとはシェルターです。祈り、食べ、話し、宿泊施設のあるところもあります。生活の場」とガイド氏はおっしゃってました。お寺さんや教会もそうだよね。

ラマダン明け？には盛大なパーティーがあるそうで、信者でなくても無料でイスタンブールから呼んだシェフの御馳走をいただけるそうですよ。次はいつ？

ここにロビーからの階段があります。

階段を上ってるときは、小さな礼拝堂を想像してたんだけど…。

デカっ！

その場にいた人数と、部屋が別れてたりキッチンなどの施設が奥にあったのか１階がこじんまりと感じていたので、こんなに大きなモノが乗っかってるとは！

テラスが狭いのでドームがほんのチョットしか見えません。

見たいなー、どっか無いかなー。

このモスクは伝統的なオスマン様式で、本国で有名な建築家の設計だそうです。

2000年に新築したそうで、綺麗すぎてチョット物足らない？

靴を脱いで中へ。
中はフカフカの絨毯が敷き詰められています。

私は長袖長ズボンに薄いショールを持参しましたが、ドアを入って左側に白いスカーフと黒いガウンが用意されてました。ガウンは少しですがキラキラも付いていて素敵なモノ。白いスカーフと合わせたら建物の雰囲気もプラスされて美しさ3割増かと。

ワラワラと30人くらいが入ったら、お祈りしているのは6人くらい。ジャマしないようにドア前の2階の張り出しの下に固まって座り様子を伺います。

おしゃぶりをくわえたチビちゃんが走り回っていても誰も嫌な顔をしません。むしろ微笑ましい。

ドアを入ってすぐ右側の壁にはポータブルステレオ？が…。

ここは2階の張り出しがあり、床が10cmくらい高くなっています。杖を持った年配の方を中心に女性が座っていました。女性専用席。

女性専用席の向こうのドアを開けると狭い螺旋階段があり、2階(正確には3階？)へと続いています。

螺旋階段の先には女性専用席。
男性は見学者も入れませんよ。

手すりも大理石。近づくのが怖いほど低い。

2階からの眺めもなかなか。

想像してたよりもあっさり。日本人好みのシンプル装飾？

綺麗だなぁ。

シャンデリアのデザインが独特で素敵。アラビア文字をモチーフにしてるのかな？

ご一緒した方のルーペをお借りして見たら、シャンデリアのガラスにもアラビア文字が入ってるんです。

壁の装飾も凝ってます。

2階中央の張り出し部の天井。
控えめで可愛らしい。

近くで見るとその緻密さに引き込まれそうに。

手すりが低いので、足元にはくれぐれもご注意ください。

あそこって誰かの席？

2階は3つの張り出し部に分かれていて、壁際で繋がっています。その天井部分。

思わず萌えてしまう可愛らしさ。

1階に降りて来ました。

メインの祭壇。
当然ですが必ずメッカの方向にある。

金の装飾だけど、白と合わせてあるので清楚で上品。

これは？

メッカへの道を表現してるのかな？

窓際にはコーラン。

ボケボケですいません。

この絨毯のラインに沿って並んでお祈りするそうです。老いも若きも、富める者も貧しき者も、高貴な者も庶民もみな平等に。

ただ、男性が女性に惹かれるのは本能なので、男女は別々。女性専用車両と同じとか。理性を保って神と向かい合うために男女が分かれているそうな。

礼拝堂入口のドア内側の庇。

私って、ひょっとして天井マニア？
医者が「なぜ上を向けるのかわからない」と言うほどの頸椎後弯症で、上を向いている時は引っかかる骨を(自分で無意識に)ズリ落とし(外して)いる証拠写真(レントゲン)を撮られています。

命を懸けて天井観てます！

テラスに出たら、すっかり夜。

あー、やっぱり上の外側も見たいよお！
タイル張りの暖炉も、素敵なスカーフも、美味しそうなパンやお菓子もお預けとなりました。

理性が勝った見学会…。
ラマダン時期にリベンジ決定！