中東④ｴﾙｻﾚﾑ in ｲｽﾗｴﾙ

2018/09/13 - 2018/09/20

2日めの続き
　ﾍﾞﾂﾚﾍﾑから15分、
　旧市街地ｴﾘｱのﾋﾟｱﾄﾞﾛﾛｰｻ(悲しみの道)へ。
　時間と疲労度の関係で、逆めぐりでｲｴｽの歩いた道を辿ります。

3日め　9150歩
　今日はてんこ盛りの見学が待っているので、7:30出発。
　ｵﾘｰﾌﾞ山から市内を俯瞰することから始まり、
　ｶﾞｲﾄﾞさんの説明を聞いて、主の涙教会、万国民教会、
　ｹﾞｯｾﾏﾈの園を見学。
　ﾊﾞｽに乗って坂を上り、旧市街のﾑｽﾘﾑ地区の神殿の丘、
　岩のﾄﾞｰﾑ、嘆きの壁を巡ります。
　ｴﾙｻﾚﾑのｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｺｰｽでございまする。
　そして、死海・ﾖﾙﾀﾞﾝ入国と旅は続く！

⑤死海に続く
　

エリア エルサレム(イスラエル)

ﾍﾞﾂﾚﾍﾑからﾊﾞｽで15分、城壁が見えてきました

公衆衛生上、よろしくないﾊﾟﾝ屋さんだ（笑）

ｴﾙｻﾚﾑ旧市街北東にあるｴｯｹﾎﾓ教会から
聖墳墓教会とを結ぶ曲がりくねった小道を
ｳﾞｨｱﾄﾞﾛﾛｰｻ(悲しみの道)と呼ぶ

裏道を右へ左へとｶﾞｲﾄﾞさんについて歩きます

ここはｱﾗﾌﾞ人ｲｽﾗﾑ教徒の地区の商店街で、
ｴﾙｻﾚﾑは宗教の入り混じったなんとも不可思議な地域

次の角を左に曲がると聖墳墓教会

16:35　駐車場から10分ほどで到着

(第10留)ｲｴｽ、服を脱がされる

聖墳墓教会 寺院・教会

広場は多くの巡礼者･観光客で大混雑
昔は中央に見える階段から入場したらしい

聖墳墓教会のﾌｧｻｰﾄﾞ

2階のｷﾞﾘｼｱ正教の祭壇へ
どうもここがｺﾞﾙｺﾞﾀﾞの丘とみなされている場所？？

後から知ったのですが、この祭壇のﾃｰﾌﾞﾙ下に、
十字架を立てた穴があり、触れられるとのこと
こうゆうことが団体行動のﾏｲﾅｽ面ですよね･･･

（第13留）ｲｴｽ、十字架から降ろされる

天井部分もｺﾞｰｼﾞｬｽ

1階に戻り、ｲｴｽが十字架から降ろされる様子と、
ｲｴｽ埋葬の様子の絵が掲げられている広間

そしてその前にｲｴｽが十字架から降ろされたとされた石
（何代目だろう？）
信者さんが群がります

（第14留）ｲｴｽ、墓に葬られる

お墓は長蛇の列、団体行動のため諦めざるを得ない･･･
（10～14留）はこの聖墳墓教会内にあります

また商店街を通って次に進みます

第9留の3度目に倒れた場所は？？

（第8留）聖ﾊﾗﾗﾝﾎﾞｽ・ｷﾞﾘｼｱ正教会
ｴﾙｻﾚﾑの娘たちを慰めた場所

＊黒丸の中に番号が振られています

（第7留）ｲｴｽが2度目に倒れた場所
ｲｴｽが手を着いた場所はどこだ？　

（第6留）ﾍﾞﾛﾆｶの教会
ﾍﾞﾛﾆｶの家のあった場所？で、
ﾍﾞﾛﾆｶはｲｴｽの顔をﾍﾞｰﾙで拭ったとの逸話が残る場所

（第5留）ｼﾓﾝがｲｴｽの代わり十字架を背負った場所

（第3･4留）
右、ﾏﾘｱの教会
左、ｲｴｽが最初に躓いた場所

（第2留）鞭打ちの教会

ﾌﾗﾝｼｽｺ教会
そろそろ門扉が閉まる時間です

ここら辺でｲｴｽは鞭打たれ、
十字架を背負わされたとされています

ということで、数々のｴﾋﾟｿｰﾄﾞに関するものが礼拝堂に

十字架を背負わせれるｲｴｽの絵や

十字架を背負ったｲｴｽの像が飾られていました

17:45　ﾋﾟｱﾄﾞﾛﾛｰｻ終了

（第1留）のﾋﾟﾗﾄ邸は省略の模様･･･

再訪する機会があれば、
ｲｴｽの歩いた道をゆっくりと辿りたいです

城壁は花崗岩のﾌﾞﾛｯｸを重ねたもの

もうすぐ18時･･･さすがに巡礼者はいない

ﾍﾃﾞﾛ門から出ました

旧市街への門は8つあるそうです

18:15　旧市街からﾊﾞｽで15分、本日のﾎﾃﾙに到着
（この写真は夕食後20:20頃）

シャローム エルサレム ホテル ホテル

広めのお部屋

TV･･･、NHKもBCCも映らない
ゆっくりする時間もないのでいいのですが･･･

ｱﾒﾆﾃｨ－はこの旅一番充実しています
死海のｼｬﾝﾌﾟｰやﾎﾞﾃﾞｨｿｰﾌﾟ

冷蔵庫の上にﾊﾝｶﾞｰ

給茶ｾｯﾄも隠れてありました

今日のお部屋は12階、
ｴﾙｻﾚﾑ市内がよく見えるお部屋

今晩はﾋﾞｰﾙを飲みました
＠６ﾄﾞﾙ

19:30　野菜中心の夕食

ﾛﾋﾞｰにあった国旗で記念撮影

夜景もなかなかきれい

3日め
現地ﾂｱｰ会社さんから配られた帽子、
ｶﾞｲﾄﾞさんから混雑しているので被ってと要請あり（笑）

今日も朝ごはんで元気をﾁｬｰｼﾞ

8:00　ｵﾘｰﾌﾞ山
ﾎﾃﾙからﾊﾞｽで30分

オリーブ山 山・渓谷

ｹﾃﾞﾛﾝの谷を挟んで旧市街地区が見渡せる高台

ﾀﾞﾋﾞﾃﾞの町方面

ﾀﾞﾋﾞﾃﾞの町も見学したかったな

岩のﾄﾞｰﾑが正面に見えます

右の黒っぽいﾄﾞｰﾑはｴﾙ･ｱｸｻ･ﾓｽｸ

木に隠れていますが、
これから行く主の涙の教会が見えます

おっと、こんな場所にもﾗｸﾀﾞさん
観光地ですものね

ｵﾘｰﾌﾞ山はﾕﾀﾞﾔ教徒の墓地

こちらでは死者は寝ているという概念、
このお棺の下で横たわっているらしい＝土葬

急坂を下りて主の涙の教会へ入ります

ここはﾈｸﾛﾎﾟﾘｽ

8:45　主の涙の教会

主の泣かれた教会 寺院・教会

1955年に建設された新しい教会

でも、お墓は荒れてしまっていますね

外国の観光客と混在してしまいました
この狭い道にも車は通ります

9:00　万国民教会
1925年、全世界のキリスト教徒の献金で再建
もともとは4世紀に建てられ、
「苦悶(くもん)の教会」とも呼ばれる教会

万国民の教会 寺院・教会

ﾌｧｻｰﾄﾞの上のｱｰﾁ状のﾓｻﾞｲｸは色鮮やかでとても綺麗

中に入ってみます

ﾐｻが行われていましたので、
ｲｴｽが祈ったと思われる岩、
祭壇の前にあるんですが近寄れません

こんな感じで苦悶したのかな、ｲｴｽのﾓｻﾞｲｸ（ｱｯﾌﾟ）

ｹﾞｯｾﾏﾈの園は教会に隣接

主の晩餐を終えてｲｴｽは弟子と共にこのｹﾞｯｾﾏﾈの園に行き、
最後の苦悶の祈りをささげ、
ﾕﾀﾞの裏切りによって捕らえられた地

ｹﾞｯｾﾏﾈってｵﾘｰﾌﾞの油絞り器のことなんですって
今は多く植えられていませんけど、
もしかするとこの巨木、ｲｴｽの時代の木かも

外に出て全景を見ましたが、逆光ですね

こちらはｷﾘｽﾄ教の墓地

あー、顔はめﾊﾟﾈﾙ！

糞門と呼ばれているらしい
ここから嘆き（西）の壁や神殿の丘へ入場します

ｴﾙ･ｱｸｻ･ﾓｽｸ（遠いﾓｽｸ）越しにｵﾘｰﾌﾞ山

神殿の丘へは専用の通路で

この丘はｲｽﾗﾑ教徒が管理しています
観光客でもｷﾘｽﾄ関連の品を持っていると入れないそうです

神殿の丘はﾕﾀﾞﾔ教･ｷﾘｽﾄ教にとって最も聖なる場所なんですが･･･

かつてｱﾌﾞﾗﾊﾑが神の命令に従い、
息子ｲｻｸを献げようとしたﾓﾘﾔの丘

ｴﾙ･ｱｸｻ･ﾓｽｸ（男性用）は見学不可なので、皆さん、覗き見中（笑）

ｴﾙ･ｱｸｻ･ﾓｽｸの正面
ずっと見ていると守衛さんから追っ払られます

ここでは血なまぐさい事件が何件も起きているそうで、
宗教、民族の入り交じったﾙﾂﾎﾞのような場所

清めの泉
日本の手水舎との違いは椅子があって、足を洗えること

ｲｽﾗﾑ教にとってもｴﾙｻﾚﾑは、ﾒｯｶ、ﾒﾃﾞｨﾅに次いで３番目に重要な聖地
7世紀、ｲｽﾗﾑ教徒がｴﾙｻﾚﾑを征服し、
ﾕﾀﾞﾔ教の神殿跡に岩のﾄﾞｰﾑを建設

ｲｽﾗﾑ教の開祖ﾑﾊﾝﾏﾄﾞは夢の中でﾒｯｶから天子ｶﾞﾌﾞﾘｴﾙに連れられて
ｴﾙｻﾚﾑ神殿まで旅をし、神殿の岩から昇天し、
ﾒｯｶに戻ったと伝承されているそうです
岩にはその時のﾑﾊﾝﾏﾄﾞの足跡が残っているそうですが、
ここは女性の信者しか入れません

岩のドーム 寺院・教会

1994年に煌びやかな改修工事
80kg150万ドルの24金の金箔が使用されたそうです

先ほどｵﾘｰﾌﾞ山から下りてきた道と主の涙の教会が望めます

この塔は水飲み場

最終目的、嘆き（西）の壁へ

TVでみた壁が目の前に･･･ある～！

BC1000年頃、自然の高台にソロモンによって第1神殿が建てられてから、
他に類を見ないほど歴史に翻弄され続けた場所
ここは宗派を問わず入れますので、私も行ってみます！

嘆きの壁 史跡・遺跡

この日は女子学生が詰め掛けていて4重5重の列

なかなか壁に近づけません
真摯にお祈りをしているのに割り込みできませんものね
とはいえ、集合時間があるので、
空いていそうな場所へｺｿｺｿ、ｽﾞﾙｽﾞﾙ

どうにかちょっとだけﾀｯﾁ！
「世界が平和でありますように～」
願い事の紙は挟めなかった

聖書を借りて読むこともできます

男性と女性の分けるのはわかりますが、
もうちょっと女性用を広くしてください

やはり1900年という長い長い辛酸をなめる歴史を抱いた
ﾕﾀﾞﾔ人の壁に向かって祈る姿は、
胸に迫るものが･･･

正統派のﾕﾀﾞﾔ教徒さん！
暑くても本当に黒のｺｰﾄ着用しているんだ
宗教の力って、すごくてこわい

これは出口ｹﾞｰﾄの近くにあったもの
たまに触れて帰る人がいるんですけど、なんだろう？

電動レンタル自転車発見
車は渋滞するので散策には便利、
でもどこで借りるのかな？

ﾕﾀﾞﾔ教徒さんはどこでもお祈り

駆け足でｴﾙｻﾚﾑを見学、
2･3日必要かな？と思いながらも旅は続く